2020年02月11日公開
2024年10月10日更新
かんぴょうの人気レシピ16選!定番の巻き寿司やアレンジレシピも
かんぴょうの人気レシピをまとめました。かんぴょう巻などに使えるかんぴょうの味付けから煮物やサラダなどアレンジレシピをPICKUP!かんぴょうは意外と簡単に調理できて、様々な料理に用いることが可能な万能食材であることを紹介していきます。
目次
かんぴょうの定番料理やアレンジレシピを紹介!
かんぴょうレシピ
— ちろころ (@kkykc96825510) September 11, 2019
待ってます‼️(笑)
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かんぴょうを使った料理を幾つ知っていますか?あまり目立たない存在であるため、寿司以外に思いつかないという方も少なくないでしょう。実際家庭で寿司を作った後、余らせてしまい使い道に悩んでいる方が多くみられます。
本記事では余らせがちなかんぴょうにフォーカスを当て、様々な人気レシピをPICKUP!かんぴょう巻など定番の寿司料理から煮物料理、さらにはかんぴょうをアレンジしたサラダの人気レシピを紹介します。寿司などに使える上手な味付けの仕方も紹介するので、かんぴょうを余らせている方や新しい魅力を引き出したい方は必見です。
かんぴょうの人気レシピ【巻きもの/ちらし寿司】
まずは定番の巻きものやちらし寿司といった人気の寿司レシピを紹介します。味付け済みのモノを買って簡単に済ますのではなく、一度味付けから作ってみませんか?
かんぴょう巻き
【材料】
- 干瓢 適量
- 水 適量
- 塩 適量
- A 出汁 適量
- A みりん 適量
- A 醤油 適量
- A 砂糖 適量
- 酢飯 適量
- 海苔 1枚
【作り方】
- 干瓢を流水で洗って、表面の汚れを落とします。
- 塩を振って塩もみをします。
- もう一度よく洗ってから水を切り、干瓢が浸るくらいの水を加えます。
- 水から茹でて干瓢を戻し、戻し終わったらざるに上げて流水で冷まします。
- ネットに包んで水気を絞ります。
- 鍋に【A】の調味料を煮立たせておき、干瓢を加えます。
- ムラが出ないように時々ひっくり返してください。
- 干瓢から水分が出るので、味見をしながら調整しましょう。
- 煮汁がほとんどなくなるまで煮詰め、冷蔵庫に一晩おいたら完成です。
- まきすの上に海苔を置き、酢飯をひろげます。
- 酢飯の真ん中に干瓢を置き、手前から巻いたらかんぴょう巻の完成です。
かんぴょうの味付けである炊く工程からかんぴょう巻を作ってみてはいかがでしょうか?かんぴょう巻は地味な存在ながら、意外とファンが多い人気の寿司でもあります。味付け自体は簡単ですが、手間や時間がかなりかかってしまいます。ですがその分完成した時のクオリティと満足感は他では得られないモノがあるでしょう。
シンプルな太巻き
かんぴょう巻も人気ですが、具沢山の太巻きもまた人気が高い寿司の一つです。単体の巻きものが苦手でも太巻きなら食べられる方も少なくありません。このレシピはシンプルな4つの具材のみですが、だからこそ感じられる魅力があります。
他の具材との絶妙なバランスが飽きの来ない味わいを繰り出し、家庭の定番巻き寿司となるでしょう。そのままはもちろんですが、少し具材を足して恵方巻きとして頂くのもおすすめです。
甘辛くるみ寿司
かんぴょう巻にくるみを入れた少し変わった巻きものです。「甘辛い味付けのくるみとかんぴょう巻」とだけ聞くと味の想像があまりつきませんが、味の相性がいいのはもちろん食感も楽しめる寿司となっています。かんぴょう巻に少し飽きたという時にいかがでしょうか?
かんぴょうと椎茸のふくさずし
甘辛い味付けの椎茸とかんぴょうのふくさずしです。味付け済みの具材入りご飯と卵の相性が良く、子供から大人まで満足できる味わいとなっています。見た目も可愛らしいので、誕生会やパーティーなどのメインにいかがでしょうか?また卵を海苔代わりに巻いて、かんぴょう巻のようにアレンジするのもおすすめです。
基本のちらし寿司
ちらし寿司は人気の高い料理ですが、そのご飯にかんぴょうが入っていることを知らない方も多いようです。ですがそれなしだと味や食感ともに今一つ決まらないということも少なくありません。具材を混ぜ込むことで、酢飯と具材に一体感がでてより美味しく仕上がります。
ちらし寿司の基本レシピは覚えておいて損はありませんので、これを機に具材や盛り付け方などを覚えましょう。
彩り鮮やか季節のちらし寿司
ちらし寿司は鮮やかな食材や旬の野菜などを入れてアレンジすると、より華やかで豪華な料理となります。具材が増える分作業は増えますが、その分旨味がぎゅっと詰まってより美味しく味わえます。面倒であれば簡単に市販の刺身などを乗せるだけでもいいでしょう。
かんぴょうの人気レシピ【煮物料理】
次に煮物の人気レシピを見ていきましょう。凝った料理に見えるものが多いですが、意外にもレシピは簡単なものばかりです。
信田巻
【材料】
- ゴボウ 細切り1本
- 人参 細切り1本
- インゲン 1本
- 刻みアナゴ 適量
- 干瓢 4本
- 油あげ 1枚
- 豆腐・しんじょう身 適量(同量)
【作り方】
- ゴボウ・人参・インゲンは予めカットし、火を通しておきます。
- 油揚げを熱湯にくぐらせて、油抜きをします。
- 油抜きをした油揚げを包丁やハサミで開き、適当な大きさにカットします。
- 開いた内側を下側に向け、表部分に打ち粉をします。
- 豆腐としんじょう身をヘラでよく混ぜ合わせ、油揚げに塗っていきます。
- ゴボウ・人参・インゲンにも打ち粉をし、油揚げの上に置きます。アナゴも一緒に置いたら手前から巻いていきましょう。
- 干瓢を均等に巻いたら完成です。
信田煮とは油揚げを使用した煮物のことを指します。一見かんぴょうはただ縛るだけのようにも思えますが、いい食感を繰りなすアクセント食材となっています。一見作るのが難しそうな料理ですが、簡単な作業ばかりですのでどなたでも手軽に作ることができます。
干し椎茸とかんぴょうの煮物
ちらし寿司や常備菜におすすめしたい人気の煮物レシピです。おかずとして頂いても大変美味しく、太巻きやちらし寿司などにアレンジして利用することができます。また冷凍保存も可能ですので、作り置き惣菜としてもおすすめの料理です。
鮭の昆布巻き
【材料】
- 干瓢 40g
- 水 適量
- 塩 適量
- 乾燥昆布(10cm×20cm) 6枚
- 水 適量
- 鮭 2切れ
- 酒 大さじ1
- 酢 大さじ1
- A 砂糖 大さじ3
- A 酒 大さじ2
- A 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ1
【作り方】
- 干瓢を水に5分程つけ、戻しておきます。
- 戻した干瓢の水を捨てて塩を加えて塩もみをし、水ですすぎます。
- 昆布を水に15分程度入れて戻し、戻し汁は取とっておきます。
- 鮭に酒をかけて5分程度置き、ペーパーで水気を拭き取ります。
- 骨を切り落とします。鮭の大きさに合わせて、縦に2~3等分します。
- 昆布をペーパーで拭き、ぬめりを取ります。
- 昆布の上に鮭を置いて巻き、干瓢できつめに3箇所縛ります。余った端は切り落としましょう。
- フライパンに【7】を加え、昆布の戻し汁をかぶるくらいと酢を加えます。
- 落し蓋をして強火で沸騰させます。沸騰したら中火にし、30分程度煮ます。
- 灰汁が出たら取り除き、【A】の調味料を加えてから15分煮詰めます。
- 最後にみりんを加えてに絡め、適当な大きさに切ったら完成です。
定番のお節料理である昆布巻きも人気が高い煮物料理です。昆布巻きのかんぴょうは縛る役割だけでなく、しっかりした味をつけることで全体を美味しく仕上げる役割も果たしています。一口サイズにカットすると可愛らしい結び目が目立ち、味以外の魅力も感じられます。
かんぴょうと豆の煮物
食物繊維が豊富なかんぴょうと豆の煮物です。たんぱく質が豊富なひよこ豆と、鉄分やカルシウムを豊富に含むレッドキドニーと共に煮込むだけで簡単に作れます。どれも食物繊維が豊富なので、便秘解消や肌荒れの解消に役立ちます。
かんぴょうオニオンの鶏煮込み
【材料】
- 干瓢 20g
- 鶏モモ肉 1枚(230~240g)
- 玉ねぎ 1個(170g)
- 柚子ジャム 30g
- チキンスープ 1カップ
- 塩 適量
- バター 10g
- 胡椒 少々
【作り方】
- 干瓢は2~3時間ほど水につけて戻し、4~5cm長さに切ります。玉ねぎは半分に切って繊維に沿って8mm厚さの薄切りにします。鶏肉は長さを半分に切り、塩を振ります。
- 厚手の鍋にバターを入れ、中火で温めます。玉ねぎを入れ、焼き色がしっかりつくまで10分間ほど炒め、干瓢を加えます。脂が足りなければバター少々を加え、さらに5分間ほど炒め、端に寄せます。
- 鶏肉の皮側を下にして加え、途中上下を返し、両面にしっかりと焼き目をつけます。柚子ジャムを加えてひと混ぜし、チキンスープを少し加えます。全体になじませたら、残りのチキンスープを加えて5分間ほど煮て、鶏肉を器に盛ります。
- 鍋の煮汁がトロリとするくらいまで中火で煮詰め、塩・胡椒で味を調えます。
- 鶏肉に煮詰めた(4)をかけたら完成です。
かんぴょうは和食のイメージが強くありますが、使い方や味付けの仕方によってはフレンチ料理にもなります。鶏肉の旨味や玉ねぎの甘味を吸い、新しい魅力が引き出されている一品です。キュッとした歯ごたえがいいアクセントとなり、最後まで楽しく味わえます。
かんぴょうの人気レシピ【サラダ】
最後にサラダにアレンジした人気レシピを紹介していきます。かんぴょうは和食のイメージが強いと思いますが、独特な食感はサラダにぴったりです。簡単に味付けできるレシピばかりですので、まずはサラダから作ってみるのもいいかもしれません。
かんぴょうツナサラダ
余ったかんぴょうの消費にぴったりな簡単ツナサラダです。玉ねぎの食感や味と相性が良く、ツナマヨがよく絡んで一度に多くのかんぴょうを頂けます。食物繊維やカルシウム、カリウムが豊富に取れるため、お子さんがいる食卓におすすめです。
かんぴょうトマトパスタ
【材料】
- 干瓢 20g
- 玉ねぎ 1/4個
- マッシュルーム 3個
- ソーセージ 2本
- ピーマン 1個
- ニンニク 1/2片
- オリーブ油 大さじ1
- ホールトマト 150g
- 粉チーズ 大さじ1/2
- 塩・コショウ 適量
【作り方】
- 干瓢は細長くさき、食べやすい大きさに切ってから塩もみをします。塩を加えた熱湯で4~5分茹で、水気を切ります。
- 玉ねぎは薄切り、マッシュルームは厚めのスライスにします。ソーセージは1cm幅の斜め切りにじ、ピーマンは食べやすい大きさに切ります。
- フライパンにオリーブ油とニンニクを入れて弱火にかけ、香りが出てきたら玉ねぎを加えてしんなりするまで炒めます。マッシュルーム・ソーセージを加えてさらに炒めます。
- 干瓢・ホールトマトを加えて絡め、ピーマンを加えてさっと炒め、塩・胡椒で味を調えます。
- 器に盛り、粉チーズをかけたら完成です。
パスタの代わりにかんぴょうを使用することで、かなりヘルシーに仕上げることができます。かんぴょうにトマトソースがよく絡み、大満足できる味となっています。パスタとして食べる以外にも、サラダとして献立に組み入れてもいいのではないでしょうか?また他のソースでアレンジしても美味しく仕上がります。
かんぴょうと切り干し大根のサラダ
乾物を組み合わせたサラダは食感が楽しめる栄養満点のサラダとなります。オリーブオイルで味付けをすることで和風な具材も洋風に早変わり。きちんと下ごしらえをすることで、かんぴょう独特の臭みが取れてぐんと美味しく仕上がります。
かんぴょうときゅうりの中華風サラダ
鶏肉入りでボリューム満点のヘルシーな中華風サラダです。ザーサイがいいアクセントとなり、味を引き締めてくれます。鶏肉を入れることでボリュームも歯ごたえもよくなり、おかずサラダとして頂けます。このレシピでは鶏むね肉が使用されていますが、簡単にサラダチキンを使用してもいいでしょう。
かんぴょうとカニカマのごま酢和え
かんぴょうの歯ごたえと、さっぱりとしたごま酢が絶妙なごま酢和えサラダの簡単レシピです。カニカマの旨味とごま酢が良く合い、シャキシャキとした水菜がアクセントとなっています。お好みの野菜や薬味を入れるとアレンジが広がります。副菜やおつまみにあると嬉しい人気のサラダです。
かんぴょうを様々なレシピで楽しもう!
デトックスにも効果的!実はいろんな料理に使える「かんぴょう」の効能とレシピhttps://t.co/L2c4THEFmA pic.twitter.com/z7KHyxC4MV
— キナリノ公式 (@kinarino) August 19, 2015
かんぴょうはかんぴょう巻や煮物だけでなく、独特の食感を活かしてサラダにもアレンジできることを紹介しました。かんぴょう巻も味付けの段階から行う機会はあまりないと思うので、これを機にぜひチャレンジしてみてください。様々なアレンジレシピでかんぴょうの魅力を存分に引き出し、美味しく味わいましょう!