生姜がカビた!食べても大丈夫?カビを防止する保存方法は?
生姜に白いカビが生えたときは削って食べても大丈夫なのか?生姜の表面がぬるぬるしてきた場合は食べれるのか?ということについて調査しました。また、生姜のカビを防止する保存する方法や賞味期限・生姜の効果効能についても紹介します。
生姜にカビが生えたときは食べても良い?
生姜は様々な料理に使えて入れると味が締まりますので、ないと物足りないという方も多いことでしょう。しかし、一度にたくさんの量を使うものではありませんので、長く保存しているうちに表面にわたのようなふわふわした白いカビが生えたりピンク色に変色したりすることがあります。
そのようなときは食べても大丈夫なのか気になっている方も多いのではないでしょうか?表面に白いカビが生えたときは食べれるのか、カビを防止する保存方法はあるのか、などについて調査しました。また、様々な効果効能についても詳しく紹介します。
生姜にカビが生えても食べて大丈夫?
生姜は冷奴や素麵の薬味や中華料理などに少しずつしか使わないため、長期保存することになりカビが生えてしまうことが多い食材です。白いカビが生えたときは食べれるのか?表面がぬるぬるしているときは食べても大丈夫なのか?カビの部分を削ったら食べれるのか?など生姜のカビについて詳しく紹介します。
そもそもなぜカビが生えるのか?
無いと思ってついつい
— えんぴぃ (@enpi0000) February 3, 2020
買っちゃうやつ🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣
やばーww
ニンニクチューブ
生姜チューブ
あるある pic.twitter.com/CXejxv34t8
チューブ入りのおろし生姜はカビも生えませんし保存も簡単で便利です。しかしやはりおろしたての香りにはかないません。そもそもなぜカビが生えるのでしょうか?野菜は水分が多く元々土の中や空気中の菌が付着しているため、保存している環境によって菌が活動しやすくなります。
カビの菌が活動しやすい環境は5℃~45℃と言われていますので、冷蔵保存でも菌が活動しやすい環境です。カビが生える環境は他に水分と酸素が必要です。生姜に含まれている水分と、酸素は冷蔵庫内にもありますので、常温保存でも冷蔵保存でもカビが生えやすい環境ということになります。
白いカビの場合
カビで多いのは表面に生えたふわふわしたわたのような白いカビです。白いカビはあまり毒性は強くないと言われています。毒性が強くないカビなら食べても大丈夫なのではないかと考える方もいることでしょう。
しかし、白いカビが全体に広がっている場合や削って中身がジュクジュクしたり茶色に変色している場合は腐っていますので、食べずに処分しましょう。また、黒や青のカビが生えている場合は毒性が高いので絶対に食べないようにしてください。
また、中身がピンク色に変色している場合は食べれるのか気になるところですが、これはカビではありません。生姜にはポリフェノールの一種であるアントシアニンという色素が含まれています。ピンク色はアントシアニンが反応して変色したものです。
カビと違って害はありませんので、茶色に変色していたりぬるぬるしたりしていなければ食べても大丈夫です。
生姜にすぐついてしまう白いフサフサはなんですか?
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ベストアンサーに選ばれた回答
kyo********さん
2010/3/123:29:21
カビ、です。多分。
生姜は冷凍できるので丸ごとラップして使う5分前に室温に戻しておきます。
シャーベットぐらいの固さになるので使う分だけ薄切りにして使用するといいですよ。
生姜の表面がぬるぬるしている場合は食べれる?
なんだ売ってるんじゃん岩下の新生姜🤣
— Taichang (@sweetwater1010) February 2, 2020
スライスしか売ってないと思ってた😓
ついでにピリ辛らっきょうもおつまみで買わせていただきました✌️✨
美味すぎる☺️✨ 液も欲しい笑
今週で出張終わり。次の週末には東京帰ります✌️ pic.twitter.com/1YxcTvBAad
冷蔵庫に保存していると表面がぬるぬるしてくることがあります。このようになった場合は食べれるのか不安になった人もいるのではないでしょうか?切ってみると中身が茶色に変色していたりジュクジュクしていたりすることがあります。こうなっていると腐っていますので処分しましょう。
中身が変色していない場合は食べても大丈夫なのでしょうか?中身が変色していなくても、表面がぬるぬるしている場合は菌が発生していてカビが生える手前の状態です。食べるのはおすすめできませんので、あきらめて処分した方が無難です。
購入時のビニール袋やパックに入れたまま冷蔵庫に保存するとぬるぬるやカビが生えやすいので、袋から出し水分を拭き取ってから保存しましょう。
カビの部分を削った場合は食べれる?
表面に白いカビが生えたとき、カビの生えた部分を削れば食べれるのでしょうか?白いカビはあまり毒性は強くないと言われていますので、少しならその部分を削って使えるという方もいるようです。
しかし、表面に少しカビが生えているだけと思っていても菌は中まで広がっていますので、処分した方が無難です。「自分はお腹が丈夫だから食べても大丈夫」という方も、疲れているときや体力が落ちているときはお腹を壊すことがありますので注意してください。
生姜のカビを防止する保存方法
カビを防止するには正しい方法で保存する必要があります。カビを防止する冷蔵・冷凍・乾燥での正しい保存方法を紹介します。
冷蔵保存
風邪予防に、毎朝生姜湯飲み始めました。
— 月☆ (@Dear1014) February 3, 2020
生姜の保存、困りませんか?
ラップで冷蔵庫に入れていてもいつのまにかカビていたり。
冷凍しちゃうと、すりおろすの大変だし。
うちではかぶるくらいの焼酎につけて冷蔵庫です。
焼酎は25度くらいのものでもOK。
これで1ヶ月以上持ちますよ(^^)/ pic.twitter.com/wKILOoANw5
冷蔵保存でカビを防止するには、生姜を使いやすい大きさに切り水を入れた瓶や密閉容器などに入れます。こうすると、カビの菌が活動するのに必要な空気がない状態になりますので、カビを防止することができます。水は2~3日ごとに変えれば大丈夫です。
水をこまめに換えると1ヶ月ほど持つそうです。水の代わりに焼酎につけるとより長持ちするようです。簡単にできる方法でカビを防止できますので、試してみてはいかがでしょうか?
生姜を安く、たくさん手に入れた場合おすすめなのが、生姜を焼酎に浸けて、冷蔵庫で保存する方法です。焼酎はアルコール度数35以上のホワイトリカ―を用意して、密閉できるガラス瓶や琺瑯容器で保存してください。
焼酎から取り出した生姜は、焼酎くささがあるものの、みずみずしさと風味を保ったままです。アルコール分が気になる場合は、加熱して使用してみてください。
必要な時、必要な量の生姜を取り出したら、元に戻してあげましょう。半年ほど保存が可能です。冷蔵庫の中で放置でき、手間をかけずに長期間の保存ができます焼酎がある人は、試してみてください。
冷凍保存
生姜は冷凍保存すると長持ちします。冷凍庫内はカビの菌が活動できない低温になるので、カビの発生を防止することができます。生姜は用途によって切り方を変えて保存しましょう。
針生姜の場合は、皮をむき薄くスライスして細い千切りにして水にさらします。ざるに上げて水気を切りキッチンペーパーなどでさらに水気を切ります。ジップ付きの袋に平らに入れて冷凍保存します。その際に製氷機に使いやすい量に小分けにして冷凍し、ジップ付きの袋や密閉容器に入れて保存すると使いやすくおすすめです。
みじん切りは中華料理などに便利です。みじん切りにしてジップ付きの袋に入れ、完全に凍る前に一度揉んである程度バラバラにします。そうすると固まらずに少量ずつ取り出しやすくなります。
すりおろしは皮の表面をきれいに洗い、皮付きのままぶつ切りにしてミキサーかフードプロセッサーにかけます。汁ごと小さめの製氷機に小分けにして冷凍してジップ付きの袋などに入れて冷凍保存します。キューブ状にしておくと、冷奴などに凍ったまま載せてすぐに食べれるので便利です。
乾燥保存
乾燥させると冷凍よりも長持ちします。乾燥させるのは空気が乾燥している時期がおすすめですので、梅雨時を避けて湿度の低い天気のいい日に作業しましょう。
生姜はきれいに洗って皮付きのままスライサーで薄切りします。ざるに重ならないように並べて風通しの良い日向に干します。虫が気になる方は100均などにある野菜干し用のネットがおすすめです。乾燥が足りないとカビを防止できませんので、チリチリとなって完全に乾燥するまで干しましょう。夜は露で湿ってしまいますので室内に取り込みます。
完全に乾燥したら乾燥剤を入れてジップ付きの袋や瓶などに入れて、保存します。常温で大丈夫ですが、室温が高い時期は冷蔵庫や野菜室に入れましょう。乾燥したものをミキサーやフードプロセッサーにかけて、生姜パウダーにすると手軽に使えるのでおすすめです。
生姜の賞味期限
生姜の賞味期限は、新聞紙に包んで常温保存した場合は10日~2週間ほどです。夏場はもう少し短くなります。水に漬けて冷蔵保存した場合は約1ヶ月、焼酎に漬けて冷蔵保存した場合は約半年持つということです。
冷凍保存した場合の賞味期限は約1~2ヶ月です。乾燥保存したものは約半年~1年持つそうです。家庭で乾燥させた場合は完全に乾燥できていない場合もありますので、市販のものよりは短めと考えておいた方がよいかもしれません。
それぞれの賞味期限は、正しく保存した場合になりますので、室温や冷蔵庫の開閉状況・水を換え忘れたなど状況によって短くなります。家庭で保存する場合は大量に購入して保存するのではなく、使い切れる量を保存するようにしましょう。
生姜には嬉しい効果効能もたくさん
生姜は古くから漢方薬にも使われており、様々な嬉しい効果効能があります。効能には便秘解消や美容効果・殺菌作用・体を温める効果などがあります。それぞれの効果効能について詳しく紹介します。
便秘解消
効能別ココアレシピ 生姜ココア:冷え改善、代謝UP 豆乳ココア:便秘解消、代謝UP シナモンココア:胃の不調時 黒糖ミルクココア:ダイエット中に 朝飲むと体全体が温まり代謝UP 血液がサラサラになり太りにくい体になりますよ pic.twitter.com/QoeOebC0TX
— 魅せボディになる!ダイエットレシピ (@misebody_recipe) January 29, 2020
すりおろすときにわかりますが、筋のような繊維が多くあります。これは食物繊維で、生姜には良質な食物繊維がたっぷり含まれています。食物繊維は便秘解消に効果があります。ただ、食物繊維は少量ではあまり意味がありません。
生姜にはジンギパインという消化酵素が含まれています。ジンギパインはたんぱく質の分解を促します。生姜には腸を緩める効果もあります。たんぱく質が上手く分解できないと膨張感やガスが溜まることがあります。消化酵素がたんぱく質の分解を促し、腸を緩めることで消化を助け便秘を解消する効果が期待できます。
こういった様々な成分の作用が合わさって便秘解消に効果を発揮しています。便秘解消には継続して摂取することが大切ですが、胃腸の弱い方は大量に摂ると刺激が強いので、適量を定期的に摂るようにしましょう。
肉を焼くときにすりおろしを入れたり、食物繊維の多い野菜などと組み合わせてスープにしたり、食後に生姜湯を飲んだりすることが便秘解消に効果的です。
美容効果
生姜には美容効果があります。生姜に含まれるビタミンB1は糖質の分解を助け、皮膚や粘膜の健康維持や疲労回復効果があります。
ビタミンB2は脂質の分解を促進し、髪や肌の健康を保ちます。ビタミンB2が不足すると口角炎や口内炎など皮膚や粘膜に炎症が起こりやすくなります。ビタミンB2は使われなかった分は排出されますので、髪や肌の美しさを保つためにも定期的な摂取が必要です。
また、ジンゲロンやショウガオールなどの抗酸化作用のある成分が含まれていますので、アンチエイジング効果も期待できます。ショウガオールは血行を促しますので顔色を健康的に見せてくれます。
また、発汗作用や利尿作用がありますので、余分な水分や老廃物が排出されます。それによりむくみが解消され美肌効果が期待できます。
ショウガオールは加熱したり乾燥させた生姜に多く含まれる成分ですので、生姜パウダーを入れたチャイや生姜湯・温かいスープに生姜パウダーを入れて飲むことは手軽にできるおすすめの美容法です。
殺菌作用
🥣生姜の効能について🍴💓
— Yume / -15kg達成 (@harurun__38) January 28, 2020
・鎮痛作用
・血行促進→冷えや肩こりに効果的!
・血液サラサラ
・抗炎症作用
・殺菌、健胃、整腸作用
飲み物やお料理にすった生姜や生姜スライスを加えるのが手軽でオススメですᐠ ♥︎ ᐟ pic.twitter.com/ko6jW9VeNs
生姜には強い殺菌作用があります。元々漢方薬として使われていた生姜にはジンゲロンという強い殺菌作用がある成分が含まれており、食中毒などの予防にも効果があります。魚の刺身馬刺しやカツオのタタキ・寿司など生ものや生に近い食品と一緒に食べるのは、こういった理由からです。
殺菌作用があるジンゲロールという成分は生の生姜に多く含まれるため、食中毒などの予防には生のすりおろしや針生姜などで摂るようにしましょう。
体を温める効果
生姜には、ジンゲロールやショウガオールという成分が含まれており、冷え性の改善に効果が期待できます。ジンゲロールには発汗作用があり、発汗を促進し体を温める効果があります。ジンゲロールを効果的に摂取するためには乾燥させたものや加熱したものがおすすめです。
また、ショウガオールには血行をよくして体を温める効果があります。体が温まると冷え性や生理痛の緩和も期待できます。女性には大変嬉しい効果ですので、このような症状に悩まされている方は積極的に料理や飲み物に取り入れていきましょう。
体を温めることは風邪などの病気の予防にも効果がありますので、健康のためにも男性もぜひ取り入れてみてください。
生姜のカビまとめ
生姜の表面に白いカビが生えたりぬるぬるしてたりするときは食べれるのか、カビを防止する正しい保存方法、効果効能について紹介しました。生姜は冷え性や生理痛の緩和・便秘解消・アンチエイジングなど女性に嬉しい美容効果だけでなく、免疫力をアップし風邪などの病気の予防という健康効果もある優れた食材です。
男性もぜひ積極的に摂る習慣を身に付けましょう。正しい方法で保存すれば簡単にカビを防止して長期間食べれるようになりますので、ぜひ試してみてください。
そしてもし表面に白いカビが生えたりぬるぬるになってしまったりしたら、取り除いて食べれば大丈夫と思いがちですが、腹痛を起こす可能性もあり食べるのはおすすめできませんのであきらめて処分してください。生姜を正しく保存して健康・美容効果を実感しましょう。