生姜のカロリー・糖質・栄養をチェック！カロリーを抑える方法は？

生姜には美容と健康の栄養素が豊富に含まれており、生姜（ショウキョウ）、乾姜（カンキョウ）と言った漢方薬としても古くから親しまれている野菜です。毎日食べるのにおすすめの野菜ですが、実は生姜は野菜の中でも糖質が高めです。

ダイエット中の人にとっての食事では特にカロリー・糖質が気になるところです。生姜はダイエット中に食べても大丈夫なのでしょうか？ここでは生姜のカロリー、糖質、栄養についてまとめてあります。

生姜のカロリーは100gで30kcalで、ブロッコリーやパプリカ、プチトマトと同じくらいのカロリーになります。高カロリーなニンニクを含めた上で、野菜の平均カロリーは36kcalですから、生姜のカロリーは平均より少し高めです。

しかし、実際に生姜を料理で使用する時の量は、親指大のひとかけ分24g程度で、カロリーは7kcalです。料理で多く使用することのない生姜のカロリーは、気にするほどではないと言えるでしょう。

生姜の糖質は100gで4.5gです。これは野菜の平均糖質量3.6gを上回る含有量となるため、生姜の糖質は他の野菜に比べて少し高めと言えます。とは言え、食品の平均カロリーは212kcalですので、生姜はダイエットに要注意なカロリーを含む野菜とはならないでしょう。

しかし、高すぎるとは言い難い生姜のカロリーや糖質も多く摂り過ぎてしまえばダイエットに影響が出てしまいます。生姜には、他の野菜の平均より高いカロリーと糖質が含まれていることを覚えておきましょう。

生姜には嬉しい栄養素がたくさん含まれています。まず、ミネラル成分マンガンは糖質、脂質、タンパク質の代謝を促す効果がります。生姜の苦み成分であるジンゲロールは鎮痛効果、老化を防ぐ効果、免疫アップが期待できます。

ジンゲロールに熱を加えたり乾燥させると、成分に変化が生じてジンゲロンとショウガオールになります。両方とも体を温める作用があるので、冷え性にぴったりです。また、ジンゲロンは新陳代謝を促進して脂肪を燃焼する力があります。ショウガオールには細胞の劣化原因である活性酸素を除去する作用がります。

生姜は快適に生活する上で欠かせない、健康、美容に役立つ野菜です。カロリーと糖質を上手く調節して、生姜の栄養を摂取しましょう。

ダイエット中は少しでもカロリーを減らしたいところではないでしょうか？生姜のカロリーを抑える方法を紹介します！

生姜をおろした時、食物繊維であるおろし部分とおろし汁に分けることができます。それぞれのカロリーはおろし部分が23kcal、おろし汁が17kcalです。つまり、おろし部分の方がカロリーを多く含んでいるのです。
 

カロリーを多く含むおろし部分を使わなければ、生姜のカロリーを下げることが可能になります。生姜をすりおろしたらガーゼなどに包み絞って、使うのはおろし汁だけにしてみましょう。そうすれば、料理でよく使われる量の親指大24gで生姜のカロリーは4kcalまで下げることが可能になります。

生姜のカロリーと糖質は野菜の中で平均よりも高めという結果でした。しかし、しょうが汁のみ使うなど調節をすればカロリーと糖質は抑えることが可能です。生姜の栄養は継続的に摂取したいものばかりですので、有効的に生姜を利用するようにしましょう。