生チョコの賞味期限!市販と手作りでは?賞味期限切れは食べられる?

生チョコの賞味期限について徹底解説します!ロイズなど市販の生チョコと手作りの賞味期限の違いや賞味期限切れの生チョコは食べられるのかについて調査しました。風味を落とさないための保存方法も詳しく紹介します。

生チョコの賞味期限!市販と手作りでは?賞味期限切れは食べられる?のイメージ

目次

  1. 1生チョコの賞味期限が切れても食べられる?
  2. 2生チョコの賞味期限
  3. 3生チョコのメーカー別賞味期限比較
  4. 4生チョコは賞味期限が切れて腐るとどうなる?
  5. 5生チョコの賞味期限を保つための保存方法
  6. 6生チョコの賞味期限まとめ

生チョコの賞味期限が切れても食べられる?

生チョコにも他のお菓子と同じように賞味期限があります。しかし、「生」という文字が付いている割には腐りにくいというイメージが強いからか、あまり期限を気にしない人もいるようです。そのため、購入してしばらくたってから食べようとすると賞味期限切れというケースも珍しくありません。

このような場合、果たして食べてしまっても丈夫なのでしょうか?そこで本記事では市販や手作りの生チョコの賞味期限について詳しく解説していきます。また賞味期限切れの生チョコは食べられるのか、腐るとどうなるかについても掘り下げ、安全な保存方法も紹介します。

生チョコが好きな人はもちろん、バレンタインデーなどで生チョコを大切な人にプレゼントしたい人もしっかりと目を通してチェックしておきましょう。

生チョコの賞味期限

生チョコの賞味期限について具体的に解説していきましょう。生チョコと普通のチョコレートでは賞味期限が大きく異なります。賞味期限切れでもいつくらいまでなら大丈夫かについても触れていきますので、特に生チョコを良く食べるという人はよく覚えておきましょう。

生チョコと普通のチョコの賞味期限の違い

賞味期限は、食材や食品が美味しく食べられる期限を意味します。普通のチョコレートの場合、短いものでも6カ月、長いものなら1年くらいになります。ただしこれらは未開封という条件付きです。一方生チョコの場合は、普通のチョコレートと比べると賞味期限は極端に短くなります。短いものは3日~1週間、長くても1ヶ月くらいになります。

ちなみに手作りの場合は3日以内と考えるのが良いでしょう。フルーツなど他の材料を加えている場合は1日という場合もあります。生チョコには、普通のチョコレートにはない生クリームや水が多く含まれているので、その分期限が短くなるのです。そのため美味しく楽しむためには少しでも早い方が良いことを認識しておきましょう。

市販の生チョコの賞味期限

市販の生チョコの賞味期限はメーカーや商品によってずいぶんと違いがあります。板チョコなどと比べると圧倒的に短いのが特徴ですが、短いもので1週間、長くとも1ヶ月~1ヶ月半くらいまでが主流のようです。もちろんこれらは未開封の場合ですから、開封後は少しでも早くに食べ切る方が良いでしょう。

後述しますが、ロイズなど市販の商品でも意外と期限が長いものがあるので、その時々の都合や用途に合わせて使い分けるのも良いかもしれません。

手作りの生チョコの賞味期限

手作りの生チョコの場合は日持ちするための原料は入っていないので、賞味期限は1~3日くらいになります。生チョコにフルーツなど特別な材料が入っている場合はさらに短くなると考えましょう。

もしバレンタインデーなどで手作りの生チョコをプレゼントする場合は、日持ちしないことを伝えて早めに食べてもらうようにすると良いでしょう。特に男性の場合はいつまでに食べれば良いかをあまり気にしない人も多いので念押しが必要かもしれません。せっかく思いを込めて手作りしても風味が落ちたり見た目が悪くなるのは残念なことです。

市販の生チョコなら2週間くらいもつものもありますが、バレンタインまであと1週間もありますし、手作りのものはさすがにもちません。日が経つと風味も損なわれるので、なるべく3日以内に食べてもらうのがベストです。

生チョコは賞味期限切れはいつまで大丈夫?

特に市販の生チョコの賞味期限というのは、あくまで美味しく食べることができる目安です。しかもある程度余裕を持って設けられているので、もし賞味期限切れとなってもすぐに食べられなくなるというものではありません。

どのような方法で保存しているかによって異なりますが、賞味期限切れから1ヶ月経過した生チョコでも普通に食べることができた人もいるようです。ただし市販の商品の賞味期限は未開封であることが前提ですから、開封してしまっている場合はそれを待たずに食べる方がベターですしょう。

生チョコのメーカー別賞味期限比較

市販の生チョコのメーカー別の賞味期限について具体的に見ていきましょう。市販の生チョコといえば、ロイズやコージーコーナーなど有名メーカーが個性豊かな商品を数多く販売しています。同じ市販でも生チョコだけの商品と生チョコを使った商品では賞味期限が異なることが多いので注意が必要です。

シャトレーゼ

シャトレーゼには純粋な生チョコに加えて生チョコを使用したスイーツも複数種類販売されています。生チョコに関しては、賞味期限は15日になります。しかし、生チョコ大福なら3~4日、生チョコバトンなどのケーキ類は当日か翌日までが賞味期限になっています。

コージーコーナー

コージーコナーには「銀座のレンガ」シリーズの生チョコレートが販売されています。どれも賞味期限は15日となっています。

ロイズ

ロイズといえば北海道を代表するチョコレートメーカーです。そのロイズにも「オーレ」という大人気の生チョコがあります。生チョコは、水分量が10%以上、生クリームが10%以上含まれていなければならないという規定があります。

ロイズの「オーレ」は、水分量が17%と通常よりかなり多めの水が使われているにもかかわらず、賞味期限は1ヶ月と大変長めになっています。ロイズは多数あるチョコレートメーカーの中でも高い認知度を誇ります。

そしてロイズの人気は味だけでなく、賞味期限などそれ以外の面でもユーザー目線に立った商品開発している点が人気の秘密といえるかもしれません。

その他メーカー

ロイズやコージーコナーなど名の通った全国区のメーカー以外でも数多くの生チョコが取り扱われています。参考までにその他メーカーの賞味期限も一覧にして紹介しましょう。
 

メーカー名 賞味期限
マーロウ 7日
メゾンジョーダン 14日
中村藤吉本店 14日
シルスマリア(竹鶴ピュアモルト) 3週間
モンロワール 25日
伊藤久左衛門 30日
ヴィタメール 45日
モロゾフ 50~70日(商品による)
ルタオ 240日
 
ロイズの賞味期限も1ヶ月と長いですが、それ以上に長い商品も販売されているので、目的別にチョイスして購入するのも良いかもしれません。

生チョコは賞味期限が切れて腐るとどうなる?

生チョコは賞味期限切れになるとどうなるのでしょうか?賞味期限切れ直後は良く分からなくても、ある程度時間が経過すると見た目や味にも変化が出てきます。その特徴を知っておくことは衛生管理において大変有効といえるでしょう。

たとえ市販の生チョコでもこれくらい大丈夫と決めつけてしまうことは、大きな事故につながりかねません。この機会によく覚えておきましょう。

風味が悪くなる

賞味期限切れの生チョコは風味が悪くなります。生チョコの魅力は、チョコの香りと生クリームによる柔らかい食感です。普通のチョコレートであれば長期間食べなくてもカビが生えることは非常にまれです。しかし生クリームはその様なわけにいきません。水分が多く生クリームも使用しているので新鮮さが売りともいえるお菓子です。

その風味が悪くなると生チョコの魅力は半減してしまうので、やはり賞味期限切れとなるまでに食べてしまうのがおすすめといえます。特に手作りの場合は細心の注意を払う必要があるでしょう。

カビが生える

生チョコは賞味期限切れしてすぐなら大丈夫ですが、ある程度の期間放置しておくとカビが生えます。普通のチョコレートの場合は、水分の含有量が3%以下なのでまずカビが生える心配はありません。しかし、生チョコは水分が10%以上、多いものだと20%を超えるケースもあります。そのためどうしてもカビが発生しやすくなるのです。

ただし、賞味期限切れでもないのに白い粉のような物質は生チョコの表面に付着することがあります。何も知らないとカビと勘違いしそうになるのですが、これはカビではなくココアバターが表面に浮き出る「ファットブルーム」という現象です。チョコレートに含まれるココアバター(カカオバター)は28℃で溶け始めます。

しかし、再度固まった時や急激な温度変化があった時に表面に白くなって浮き出てくる性質があるのです。ココアバターが表面に浮き出ても食べる分には問題ないので安心なのですが、見た目が良くありません。やはりココアバターが浮き出てこないように温度管理に気を付けて、新しいうちに食べるに越したことはないでしょう。

生チョコが腐っているかの判断方法

生チョコが腐っているかどうかの判断方法は、見た目と臭いの確認というかたちが最適といえます。まず目で見てカビが生えていないか、本来とは異なった色や形で違和感を感じないかがポイントになります。

ちなみに先ほど紹介したファットブルームの場合は、指でカカオバターを触るとすぐに体温で溶け出すのでカビとの違いが分かります。そして次に臭いを嗅いでみます。少しでも異臭がすれば迷わず破棄してください。臭いを嗅いでも良く分からなければ少しだけ味見をして最終的な判断をしましょう。

特に手作りの生チョコをプレゼントした時にファットブルームが起きると余計な誤解を相手に与える恐れもあります。せっかく手作りしたのにカビが生えたと思われたらその後の人間関係にも大きく影響するかもしれません。そのため、手作りをプレゼントする場合は日数だけでなく常温保存は避けてもらうように伝えることもおすすめします。

生チョコの賞味期限を保つための保存方法

生チョコは賞味期限内に食べ切ってしまうに越したことはありません。しかし、季節によっては保管の仕方や保存法に注意を払っておく必要もあります。そこで最後に生チョコの賞味期限をより良い状態で保つための具体的な方法を紹介しましょう。

常温保存

生チョコの常温保存は基本的におすすめできません。季節にもよりますが常温保存の場合どうしても溶けやすくなりますし、28℃を下回るとファットブルーム現象が起きます。高級生チョコの場合は、23℃からでもこの現象が起きることすらあるのです。

そうなると春から秋にかけてはもちろん、冬でも暖房の効いた部屋での保存は危険です。気温が低い冷暗所であれば一時的なら問題ないというレベルと考えましょう。

持ち歩き時間が長かった訳でも、常温保存していた訳でも無いのに購入した市販品にカビが生えていた事があります。きちんとした衛生管理下で製造されている筈の市販品でも、このような事故があるのです。

冷蔵保存

生チョコは冷蔵庫で保存することが最も望ましいです。もしその日のうちに食べないのであれば、密閉できる容器に入れて冷蔵保存しましょう。冷蔵しておけばカビなどの菌が発生するリスクは格段に抑えられますし、ファットブルームが起きる心配もありません。

ただし冷蔵保存は3日を目安にしてください。手作りの場合は1~2日以内に食べる方が風味が落ちなくて済むでしょう。

冷凍保存

生チョコをしばらく食べない場合は、冷凍保存しましょう。ただしいきなり冷凍庫に入れると風味が落ちるので避けてください。まず冷凍保存可能な袋に生チョコを入れて、中の空気もしっかり抜きます。それを一時的に冷蔵保存してしっかりと冷やすのです。こうすることで生チョコの急激な温度変化を防ぎ風味が落ちないようにすることができます。

しっかり冷えたらその後に冷凍庫に移しましょう。これで1ヶ月くらいは問題ないでしょうが、できるだけ早くに食べる方がより安心といえるでしょう。

生チョコの解凍方法

生チョコを冷凍保存した場合は、解凍方法にも気を配る必要があります。冷凍庫から取り出してそのまま解凍すると急激な温度変化により生チョコが劣化して風味が落ちてしまいます。解凍は冷凍した時の手順の逆を踏んでいくのが望ましいのです。

つまりいきなり冷凍庫から外には出さず、一旦冷蔵庫内に移します。そして段階的に温度を上げることが大切なのです。これで自然解凍できますから食べたい時に冷蔵庫から出すようにしましょう。

生チョコの賞味期限まとめ

生チョコは普通のチョコレートよりかなりデリケートなので賞味期限には敏感になる必要があることが分かりました。ロイズのような有名な市販の生チョコでも、少しくらい期限が過ぎても大丈夫だろうと過信しない方が良いでしょう。どうしてもすぐに食べられない場合は、冷蔵保存か冷凍保存をして生チョコが劣化しないようにすることが大切です。

また手作りで大切な人にプレゼントする場合は、できるだけ早くに食べてもらうように伝えることが不可欠です。生チョコには普通のチョコレートにはない独特の食感と美味しさがあります。その魅力を余すところなく堪能するためにも保存方法を心得ておくことはとても大切なことといえるでしょう。

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