筋トレと眠気を徹底解説!翌日眠い原因は?眠い時の筋トレはどうする?

筋トレと眠気の関係を徹底解説していきます!筋トレをした翌日体がだるいとか眠いと感じることはありませんか?筋トレ後の眠気の原因や眠気対策、眠い時に筋トレをしても良いかについてもレクチャーしますので、気になる人はチェックして実践しましょう。

筋トレと眠気を徹底解説!翌日眠い原因は?眠い時の筋トレはどうする?のイメージ

目次

  1. 1筋トレと眠気の関係について知りたい!
  2. 2筋トレで眠くなる原因は?
  3. 3筋トレの翌日も眠いのはなぜ?
  4. 4筋トレ前にできる眠気対策
  5. 5筋トレ後にできる眠気対策
  6. 6眠い時の筋トレはどうする?
  7. 7筋トレと眠気の関係まとめ

筋トレと眠気の関係について知りたい!

筋トレをしたいと思っても眠気に襲われることがあります。眠い時は筋トレは避けた方が良いのでしょうか?また、筋トレをした翌日にもなぜか体がだるいと感じたり強い眠気が襲ってくることも珍しくありません。そこには何か理由があるのでしょうか?これらの疑問に答えるべく、筋トレと睡眠の関係について徹底解説していきましょう。

筋トレで眠気が起きる原因やトレーニング前や後の眠気対策について詳しくレクチャーします。これから筋トレを始めようと考えている人や眠気が邪魔して筋トレがはかどらないという人はぜひ参考にしましょう。

筋トレで眠くなる原因は?

筋トレをした時に眠くなる原因はどのような所にあるのでしょうか?せっかく筋トレを頑張っても、その度に眠気に襲われるとトレーニングへのモチベーションが下がってしまうかもしれません。

筋トレをした後に眠いと感じる理由を理解すれば、疑問が解消して気分よくトレーニングを頑張ることもできるのではないでしょうか。自分の体の中で起きている現象を正しく把握して今後の筋トレに活かしていきましょう。

筋トレで眠くなる原因①血糖値の低下

人は筋トレに限らず運動をする際に相応のエネルギーを消費します。そのエネルギーはブドウ糖由来のグリコーゲンです。ブドウ糖は脳を活性化させるためにも不可欠の物質ですが、トレーニングをすることで糖分は消費され血糖値が低下していきます。

人は低血糖になると脳内の糖分も不足するようになり、体を休まそうとして眠くなるというメカニズムを持ちます。そのため筋トレをするとその後で眠いと感じる現象が起きることがあるのです。

筋トレで眠くなる原因②成長ホルモンの分泌が促される

人は筋トレなどで過度な運動をすると成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは睡眠時に多く分泌されることで有名ですが、過度に体を動かしたときにも分泌されるのです。そして成長ホルモンが分泌されると睡眠を誘発する仕組みにもなっています。したがって、トレーニングで体に過度の負荷がかかった後は眠いと感じることがあるのです。

筋トレで眠くなる原因③疲労

筋トレをすると体力を消耗するので当然体は疲労します。人の体は疲労が蓄積してくるとだるいですし、眠いと感じるようにできているのです。そしてこの眠いと感じる間は疲労が取れていない証拠でもありますから何らかの処置を施す必要があるといえるでしょう。

筋トレで眠くなる原因④自律神経の変換

筋トレをすると自律神経のうちの交感神経が活発に働きます。交感神経は人が活動的になる昼間に強く働き、この働きにより頭も目も冴えて前向きに動くことが可能になります。ところが交感神経が急激に働くと、もう一つの自律神経である副交感神経がそれを補うようにして優位に働き出します。

副交感神経は人が休息を取る夕方から夜中にかけて強く働き、この働きで眠くなり昼間の疲れやだるい感覚を取り除くというメカニズムがあります。そのため、トレーニングをすることで副交感神経が急激に働くと眠いと感じることがあるのです。

筋トレで眠くなる原因⑤急激な体温低下

筋トレをした後は、急激に体温が低下することがあります。そもそも人の体は筋肉によって発熱するようにできています。筋肉の約70%は下半身に集中していますから、特に太ももやふくらはぎ、臀部の筋トレをすると体温上昇が顕著です。トレーニングにより筋肉が一時的にパンプアップして炎症を起こせば、その直後は少なからず熱を持った状態になります。

体に一定以上の負荷がかかれば汗も出るでしょう。そしてその後は上昇した体温が自然と下がっていきます。この時に眠いと感じるのです。体温低下とともに脳の温度も低下しまが、この時に眠気を催します。入浴した後にしばらくすると眠いと感じたり、こたつに入ると眠いと感じるようになるのもこれと同じメカニズムによります。

筋トレの翌日も眠いのはなぜ?

筋トレに励んでその夜には入浴したり睡眠もとっているのに翌日になると眠い時があるのはなぜなのでしょうか?筋トレをして成りたい自分に近づいたり、念願のダイエットを成就させたいと思っていても、そこに眠い感覚やだるさが付きまとうとすると気が重くなってしまうかもしれません。

しかし、トレーニングの次の日に眠い時やだるさが残るの場合にはれっきとした理由があります。その一つ一つについて具体的に解説していきましょう。

筋トレの疲れが取れていない

筋トレで脚に疲れのある人

筋トレをした翌日に眠いと感じたりだるい時は、トレーニングの疲れが取れていない可能性があります。これは筋トレを始めたばかりの人に特に強く起こりがちな現象です。それまで筋トレどころかスポーツとはまったく無縁だった人が一念発起して突然ハードなトレーニングを始めれば、体は悲鳴をあげてしまいます。

また筋トレに慣れている人でも、前日の筋トレがいつもよりハードでれば翌日に眠いと感じてもまったく不思議ではありません。筋肉を酷使すると一時的に筋繊維が壊れた状態となり筋肉痛を起こすこともあります。これを修復するために必要なエネルギーを蓄積すべく、脳や体そのものが強く休息を欲している場合に眠いと感じるのです。

また筋トレに限らず、慣れない登山に挑戦したり、遠足などで長い距離を歩いた翌日にも似たような現象が起こることがあります。

エネルギーが足りていない

筋トレの翌日になっても眠い時は、エネルギーが足りていないケースも考えられます。特にブドウ糖を始めとする糖分が不足していると体に負荷のかかる筋トレに耐えられないことがあります。常時筋トレと十分な栄養補給をしていて、体力もパワーもたっぷりとある人の場合は、翌日になっても元気がみなぎっているかもしれません。

しかし、筋トレ初心者やストレスが溜っているなどの理由でエネルギー不足の場合は、翌日も眠いと感じたり体がだるいことがあります。

睡眠不足

筋トレの翌日に眠い時は、睡眠不足かもしれません。例えば、夜遅めの時間にジムや自宅で筋トレをするような場合は、帰宅してもすぐに眠ることは少ないかもしれません。そこから食事をしたり、スマホで動画を観たりすることもあるでしょう。

特に寝る前のスマホは、そこから発せられるブルーライトの作用により脳が一種の興奮状態に陥って睡眠物質を減らしてしまうことがあります。すると体も精神も異常に活性化されて交感神経がまさった状態のまま何とか眠ろうとすることがあるのです。

しかしこの場合、体は疲れていて眠りたいのになかなか眠れないとか眠りが浅くなることがしばしばあります。そして翌日になってもスッキリせず眠いと感じるようになるのです。睡眠や食事といった基本的な生活習慣は簡単には変えにくいという性質があります。

頭では分かっていてもつい夜更かしをしてしまったり、間食がやめられないというのは良くある話です。ところが、この何気なく行っている日常の行為が眠いと感じたりだるいと感じる体を作ってしまっていることがあることを理解しましょう。

一旦根付いてしまうとなかなか自分では気付きにくい癖かもしれませんが、一度自分の行動を客観視してみると良いかもしれません。就寝前の行動や就寝時間、起床時間などを表にして記載してみると自分の行動パターンや癖が浮き彫りになってきます。そこから何を変えていけば良いのかも具体的に見えてくるでしょう。

筋トレ前にできる眠気対策

筋トレの翌日に体がだるいと感じたり、眠いと感じないようにするためにはどのような対策が有効なのでしょうか?筋トレの前と後にできる効果的な眠気対策があるのですが、まずトレーニング前の対策から紹介しましょう。

筋トレのメニューを軽くする

筋トレの翌日に眠いと感じる場合は、そのメニュー内容が今の自分に合っていないことが考えられます。つまり、自分がしたい筋トレと体力がマッチしていないということです。この場合は無理をせず、トレーニングメニューを軽くしてみましょう。

例えば、あるトレーニングを一日に3セット行っていたとしたら、思い切って1セットからスタートしてみると良いかもしれません。慣れるまでは少し物足りないと感じてもそれなりの効果はあるものです。

自分が理想とする人がしているトレーニングを無理に真似たり、人と比べて負けたくないからと躍起になると決して良い結果にはつながりません。もっとも大切なことは自分の現状を冷静に把握し、一時的に頑張り過ぎるのではなく少しのトレーニングでも長期間継続することです。

トレーニングメニューをハードにし過ぎないということには、眠いと感じなくなるだけでなく筋トレが長続きするというメリットもあります。長く続けていれば、体は確実に引き締まってきますし体型も変化してきます。良い効果が出ればますます筋トレへのモチベーションもアップするでしょう。

眠気を我慢しながら無理に筋トレを続けても、苦しいトラウマを生み早晩筋トレを辞めてしまう結果を招きかねないのでくれぐれも気を付けましょう。

カフェインをとる

コーヒー系のドリンクに多く含まれているカフェインを事前に摂取しておくと、筋トレ後に眠いと感じずに済むことがあります。カフェインには眠くなくなるだけでなく、集中力を高めて疲れにくくする効果もあるので一石二鳥といえるでしょう。

筋トレはある意味自分との孤独な闘いです。眠いとかだるい状態や中途半端にしか集中力できない状態では、自身としっかり向き合ったり、自己改革をしていくことは難しいでしょう。トレーニングをしながらコンディションを整えるのも大切ですが、トレーニングに向けて状態を整えていくことも同じくらい大切なのです。

糖分をとる

血糖値が低下すると眠いと感じることがあるので、糖分をとることもおすすめです。チョコレートやキャンディ、砂糖の入ったコーヒーやカフェオレなどが手軽に摂取できて良いかもしれません。

筋トレ後にできる眠気対策

筋トレの翌日にだるいと感じたり眠いと感じずに済むための、トレーニング後にできる対策について紹介していきましょう。

体を冷やさない

急激な体温変化は眠気を催す原因となります。そのため筋トレ直後に冷たいシャワーを浴びるとか、暑いからといって冷たい外気に触れすぎないようにしましょう。温かいシャワーで汗を流したり、タオルで拭き上げるくらいが良いでしょう。

仮眠する

仮眠する女性

筋トレの後に用事が入っていることもあるでしょう。しかし、もし時間があるようなら15~20分程度で良いので仮眠をとるのもおすすめです。仮眠は眠気を軽減しますし、疲労回復にも一役買うので筋トレを長く続けていくうえでも有効といえます。

質の高い食事と睡眠を心がける

栄養バランスのとれた質の高い食事は、そのまま効率よくエネルギーと化して体をしっかりと支えてくれます。頻繁な間食や暴飲暴食はくれぐれも控えましょう。また、質の高い睡眠も非常に重要です。ダラダラと長く眠っても、途中で何度も起きたり眠りが浅ければ疲労回復につながりません。

もちろん仕事や勉強などでも高いパフォーマンスを発揮することも難しくなるでしょう。深く充実した睡眠には、筋トレ後の無駄な眠気もしっかり取り去る効果があります。

けれど、睡眠・休息・食事は、生活の基本で、人生の質とかかわる大切な時間。ここから時間を取ってまでトレーニングに当てるというのは、絶対にNG! これらを全部、入れた上で、余った時間でトレーニングをする時間を作るという発想の転換が必要です。

眠い時の筋トレはどうする?

眠いと感じている時に筋トレはしても良いのでしょうか?体が動かないほど眠いわけでなければ、つい頑張ってトレーニングをしてしまう人もいるかもしれません。そこで、眠い時の筋トレについての考え方を解説していきましょう。

体が回復中なので軽めにする

筋トレの次の日に限らず、眠い時というのは日常的にあるものです。そのような時は、理由は異なるものの少なからず疲労した体が回復している最中なので、トレーニングは軽めにすることをおすすめします。眠い時に無理をしてトレーニングしても疲労をさらにため込むことになります。

するとその疲労が後になっていっそう眠いと感じる悪循環の引き金になりかねなません。特に具体的な目標があったり、早くにダイエットの成果を出したい時は気持ちも焦るでしょう。しかし、そこを食事や睡眠でセルフコントロールするのもトレーニングの一つと理解しましょう。

筋肉は休んでいるときにこそ発達します。休むこともトレーニングの一環であると前向きに考えるのです。

無理せず休むことも大切

眠い時は思い切ってしっかりと体を休ませることが肝要です。眠い時にあまりにストイックに頑張りすぎるとその後の反動に苦しむことにもなりかねません。真面目な性格の人ほど休むことに抵抗を覚えるものですが、動と静のバランスのとれたトレーニングこそ、真の意味で自分のためになることを良く理解しましょう。

筋トレはカラダを疲労させる行動ですから、疲労が蓄積しているときにトレーニングをしてもあまり効果はありません。よって、徹夜明けのようなときは休んだほうがいいと思います。私は以前、週3~5日トレーニングをしていましたが、2日に減らした今のほうが体調もいいですし、体も締まって筋肉量は増えました。

筋トレと眠気の関係まとめ

一般的に筋トレをする場合には、トレーニング内容やどれくらい筋肉が付いたかなどに気を取られすぎる傾向があります。しかし、その翌日に体がだるいと感じたり強い眠気に襲われることについては、そんなものと考えて対策を講じずにいる人も少なくないようです。

ところが、トレーニングの翌日に体がだるいとか眠いと感じる原因やメカニズムを具体的に理解すると、有効な対策を打つことが可能になります。記事の中で紹介した対策はどれも決して難しいものではありません。その気になれば誰でもすぐに実践できるものばかりなので、筋トレをより長く効果的に続けるためにもぜひ試してみましょう。

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