カーテンの相場は?オーダーカーテンの選び方や安くおさえる方法!

カーテンの相場について詳しくまとめました。カーテンは、新築をした際に意外と費用がかかるものの一つです。オーダーカーテンを取り付ける際の相場や安くおさえる方法を紹介します。新築のカーテン選びのポイントも解説しているので、チェックして下さい。

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目次

  1. 1カーテンの相場はどのくらい?
  2. 2カーテンの相場一覧
  3. 3オーダーカーテンの相場が高い理由
  4. 4新築カーテンの選び方
  5. 5オーダーカーテンを安くおさえる方法
  6. 6カーテンの相場まとめ

カーテンの相場はどのくらい?

ひらめくカーテン

引越しや念願のマイホームを手に入れる時、カーテンもこだわりたいものの一つです。これ一つで部屋の印象がガラッと変わるので、カーテン選びは非常に大切です。しかし、なかなか思うようなものを見つけられなかったり、値段が高かったりと難航しがち。

また、一軒の家で複数の必要なため、一つ一つに時間がかけられないという悩みも多く聞きます。そこで、相場や選ぶ際のコツなどについてまとめました。ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。

カーテンの相場一覧

カーテンには4つの種類があります。それぞれの種類の特徴と相場について詳しく紹介します。一窓あたりの価格をまとめました。

カーテンの相場:SS仕様の場合

レースのカーテン

SS仕様というのは、高級品を使ったオーダーカーテンのことです。料金も他のものと比べて高く、一窓あたり10〜20万円が相場となっています。品質が高いのが特徴で、生地の質感やひだや折り返しの数、縫い目が目立たない縫製にするなど自身のこだわりを強く反映させることができます。強いこだわりがある人にはおすすめです。

カーテンの相場:フルオーダーの場合

オーダーカーテンの中で、最もよく利用されているのがフルオーダーというものです。このタイプの値段の相場は、4〜6万円です。SS仕様と同様に、ひだや折り返しの数を指定することができ、自分好みのものを作ることができます。また、縫い目が目立たない縫製にすることができるので、より質が赤くなります。

SS仕様との違いは、使う生地の質です。SS仕様のものの方がより上質な生地を使います。値段はSS仕様よりも数万円安いですが、フルオーダーでも十分満足のいくものを作ることができます。値段と質のバランスが良いので、オーダー品を選ぶ人の中ではこのタイプを採用する人が多いです。

カーテンの相場:イージーオーダーの場合

イージーオーダーでは、既製品と同じ縫製を用いて作ります。相場は1〜2万円となっています。自身で生地を選び、窓の大きさに合わせて作ることができます。低価格なので、人気のタイプです。ただし、既製品と同じ仕上がりになるため、自身のこだわりは反映させられません。

そのため、出来るだけ自身の理想に近いデザインを探す必要があります。同じオーダー品でも、SS仕様とイージーオーダーでは値段や特徴が全く違います。用途やこだわり、予算に合わせて上手に選択しましょう。

カーテンの相場:自分でカーテンを取り付ける場合

最も費用を安く抑えられるのは、自分で取り付けることです。オーダーではなく既製品を購入して自身で取り付けると、格安で取り付けられます。相場としては、10窓あたり10万円程度でといわれています。他の種類と比較しても格安です。一人暮らしの人で引っ越しの可能性がある人は、この種類を選ぶ人が多いです。

レールなども自分で取り付けると工賃なしでできるため、節約に繋がります。ただし、デザイン、価格ともに気に入ったものを見つけるのは時間がかかる可能性が高いです。また、サイズがぴったりのものを探すのも難しいと言われています。自身で取り付ける時は、サイズをしっかりと把握しておくことが非常に大切です。

オーダーカーテンの相場が高い理由

オーダーカーテンはなぜ高いのでしょうか?その理由をまとめてみました。注文を考えている人はぜひ参考にしてください。

カーテン生地の品質

オーダーカーテンの相場が高い理由は、生地の品質が高いためです。既製品のものは量産するため、質はそこそこで安く大量に仕入れていることがほとんど。一方で、オーダータイプは一つ一つ注文を受けてから仕立てるため、品質が高いです。

オーダーカーテンの生地は艶や縫製、色味など既製品とは全く違います。素材にこだわりたいという人は、オーダー品の注文をおすすめします。ただし、素材の中には非常に高価なものもあるので、予算とうまく折り合いをつけることが大切です。

設計コスト

黄色いカーテン

オーダーカーテンが高い理由の一つとして設計コストがかかることが挙げられます。オーダーメイドするにあたり、世界で一つのその家庭専用のものを作ることになります。そのため、オーダーする際は業者に窓の採寸をしてもらい、専門のコーディネーターが部屋の雰囲気に合わせて様々な提案を行うことも多いです

さらに、完成後も取り付け作業が必要になります。このように、オーダー品にはそれぞれの家庭にぴったりのものを作るための準備にもコストが必要なのです。

費用を抑えるために自身で採寸をするという人も多いですが、窓の採寸は専用のメジャーが必要なほど専門知識が必要。専門業者に頼むなどのコストをかけることで、素人採寸での失敗を防ぐことができます。

職人への技術料

オーダーカーテンは職人への技術料もかかるので、価格が高くなります。オーダー品は既製品のように機械で量産するのではなく、職人が一つ一つ注文品を手作業で仕上げます。職人は長年その業務に当たってきたプロなので、出来上がりの品質も非常に高いです。

このように、オーダー品は仕上がりが保証される分、技術料も高くなってしまいます。ただ、費用は高いですが、手間とこだわりが詰まったものは非常に満足度の高い仕上がりになるので、おすすめです。

新築カーテンの選び方

新築マンションを購入したり、戸建てを新築した際のカーテン選びは非常に時間がかかります。一方で、カーテン選びは部屋の雰囲気を大きく変えてしまうので、非常に大切な作業です。新築での選び方のコツを詳しく説明します。

優先順位を決めるのがポイント

白いカーテン

新築を建てる時に、カーテンにこだわりたいという人も多いです。しかし、全てのものを高機能のものやオーダー品にすると費用が非常に高くなってしまいます。

そこで、どこの部分にこだわりたいかを事前に考えておくことが大切です。予算内に抑えるためにも、どの部屋のカーテンにこだわりたいかについて優先順位を決めておくのが選ぶ際のポイントの一つです。

床や壁の色に合わせる

新築のカーテンの選び方のポイントとして、床や壁の色に合わせるというものがあります。床や壁紙の色をチェックしてそれに合わせるようにすると、部屋全体にまとまりが出た統一感のある部屋になります。壁紙はホワイト系の場合がほとんどですが、部屋を広く見せたいときは同じくホワイト系のものがおすすめです。

床はフローリングや畳、ラグなど色々なパータンがあります。床の色が薄い場合は、カーテンに色味取り入れると良いアクセントになります。一方で、フローリングの色が濃い場合は、カーテンは薄い色の方が合います。

このように、床の色によって合うものが変わってきます。カーテン選びをないがしろにすると、ちぐはぐで落ち着かない部屋になる可能性があるので、注意してください。

部屋のインテリアに合わせる

部屋のインテリアに合わせるというのも一つの方法です。まず、それぞれの部屋でポイントとなるインテリアについて考えましょう。中心となるインテリアを定めることで、その部屋のテイストや色味を決定しやすくなります。

例えば、ソファーが赤などの目立つ色味ならば、壁と同系色の薄い色のものを選ぶことで主役のソファーを引き立ててくれます。反対に、部屋のポイントとなるインテリアがない時は、鮮やかなものを取り付け部屋のさし色にすることもおすすめです。

また、中心となるインテリアと同系色のものにすると、部屋全体の一体感が生まれます。誰にでも合わせやすいのでおすすめの方法です。シンプルな配色の部屋ならば、思い切って彩りのあるものを加えるのも良いでしょう。
 

うちは、前のマンションのときが70万円。
今回は40坪の戸建てだけどやはり100万弱はいっているかなぁ。

カーテンは面積が広いのでインテリアを決める大切な要素。
私は比較的大切に考えています。
見た目以外だと耐火性能、レースなんかだとミラー加工されていればプライバシーが保ちやすいなど、
価格なりの違いはあるかと思います。

用途別にカーテンを選ぶ

リビングにあるカーテン

カーテンを選ぶ時は、部屋の用途ごとに決めるのもおすすめです。3LDKあれば、それぞれの部屋をどのように使うのかを考えてみましょう。それに合わせらものを選ぶようにすると、決定しやすいです。新築の場合は、間取りを見ながら先に部屋の用途を決定すると、カーテンの色味や機能を決めやすくなります。

リビング

リビングは家族が集まる空間です。リビングのカーテンを馴染みやすいアースカラーなどの色合いにすると、疲れにくく落ち着ける空間を作ることが出来ます。

リビングにはカーキやベージュなどの自然な色合いがおすすめです。淡い色味もリビングに広がりを持たせられるので、部屋を広々と見せてくれます。また、明るい雰囲気になるので、家族の団欒の場としてはぴったりです。

寝室や子供部屋

寝室は、日中の疲れを癒す大切な場所です。ゆっくりと身体が休まることが重要なので、カーテンは暗めの落ち着いた色を選ぶようにしましょう。また、外の騒音や光を遮るような機能のものを選ぶとより快適に休むことが出来ます。

また、子供部屋は子供が小さい場合は子供らしい明るい色味のものがおすすめです。大きくなると、勉強に集中できるように落ち着いた色を選ぶと良いでしょう。子どもの好みのものにすると愛着を持ってくれるので、おすすめです。

和室

和室は、リビングと同様にアースカラーなどの落ち着いた色味を選ぶのをおすすめします。畳や木目の色に合わせて色味を選ぶと、落ち着く空間を作ることが出来ます。和室の雰囲気を大事にした日本らしい色合いのカーテンもぴったりです。
 

カーテンの機能で選ぶ

機能ごとにカーテンを選ぶのもおすすめです。部屋の向きや自身の生活スタイルと合わせて考慮し、必要な機能を見極めましょう。例えば、朝日が強く途中で起きてしまうようなら、遮光カーテンがおすすめです。また、外の人に在宅というのを知られたくない場合にも内側からの光漏れを防ぐタイプの遮光タイプが使えます。

さらに、キッチンなどの火災や油汚れが心配な箇所では、防汚防炎タイプがおすすめです。他にも、窓のそばで長時間作業をする人にはUVカット機能のあるものが最適。肌を紫外線から守ることが出来ます。レースカーテンで取り入れると光を取り入れながら、UVカットもできておすすめです

統一感のあるカーテンを選ぶ

家全体で統一感あるのあるものを選ぶのもおすすめです。全体的に同系色でまとめると、落ち着いた空間が出来上がります。また、色や柄は使う人の好みに合わせて、レースカーテンのみを統一するという方法もおすすめです。簡単に家全体の統一感を出すことが可能で、カーテン選びの時間も短縮出来ます。

オーダーカーテンを安くおさえる方法

高くなりがちなオーダーカーテンの費用を抑える方法を紹介します。安く抑えるためのコツを伝授します。

海外製のカーテンを取り付ける

光が差し込むベージュのカーテンがついた窓

オーダーカーテンを安くおさえる方法としては、海外製のカーテンを取り付けるというものが挙げられます。カーテンメーカーが発売しているものを、海外経由で取り寄せると比較的安い価格で購入することが出来ます。ただし、この方法を取る場合は必ず実物を見に行くようにしましょう。

実際に、現物を見ないで購入して写真と実物が違っていたというトラブルが度々起きています。購入する際は十分注意するようにしてください。全く同じものであれば、海外経由の方が費用は安く抑えられますが、その分トラブルも多いです。実物が見られないようなら、この方法はあまりおすすめしません。

業者に予算を伝える

業者に予算をあらかじめ伝えておくのも安くおさえるために大切です。家を新築した際、オーダーカーテンの理想やイメージを業者に先に伝え価格を確認するという人が多いです。しかし、そうすると予想金額よりも高くなってしまう可能性が高いです。

まずは、イメージよりも先に予算を伝えることをおすすめします。予算を事前に伝えておくことで、業者もその範囲内で提案を行ってくれます。この方法だと、金額が予算より大幅に高くなってしまうという心配は少ないです。まず最初に予算を伝えておくと業者とのやりとりがスムーズになるので、おすすめです。

複数業者の値段を比較する

カーテンの費用を安くおさえるためには、複数業者の値段を比較することもおすすめです。生地や縫製が同じでも業者によって値段は変わります。そのため、自身の希望のデザインがあれば、即決するのではなく複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。比較することで、最も安く抑えられる業者を選ぶことが出来、費用の節約になります。

カーテンの相場まとめ

紐で縛られたレースカーテンと花柄のカーテン

カーテンの相場についてまとめました。品質が良く人気のオーダーカーテンにも様々な種類があり、それによって相場が全く違うことがわかりました。新築のカーテンの取り付けは全てオーダーのものにすると非常に費用がかかります。

複数の業者を比較したり、業者にあらかじめ予算を伝えるなど工夫することで金額を安く抑えることができるので、ぜひ試してみてください。新築の際、カーテンを選ぶのも購入するのも非常に時間も費用もかかり大変です。ぜひこの記事をカーテン選びの参考にしてください。

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