ごま油は太る?カロリーやダイエット効果は?摂取量の目安なども紹介

ごま油が太るといわれる噂の真相を徹底解説します!ごま油のカロリーや糖質、栄養効果などから本当に太る可能性があるのかどうかを調査しました。ダイエット中のごま油の摂り方やえごま油との違いもあわせて紹介します。

ごま油は太る?カロリーやダイエット効果は?摂取量の目安なども紹介のイメージ

目次

  1. 1ごま油は太るのかどうか徹底検証!
  2. 2ごま油のカロリーと糖質を他の油と比較
  3. 3ごま油に含まれる成分とダイエット・健康効果
  4. 4ごま油のダイエット中の摂取量の目安と摂り方
  5. 5えごま油はダイエット効果がある?
  6. 6ごま油が太るかはどう摂取するかで決まる!

ごま油は太るのかどうか徹底検証!

香ばしい香りで料理にアクセントをつけるのに便利なごま油。炒め物や風味づけなどさまざまな使い方を楽しんでいる家庭も多いでしょう。そんなごま油が太るかもしれないという噂を聞いたことはあるでしょうか?本記事ではごま油の太る可能性の有無について解説します。

カロリーやダイエット効果、摂取量の目安も紹介しているので「ごま油ダイエットの真相は?」「他の油との違いは何?」などの疑問を持つ方は必見です。ぜひごま油好きの方もチェックしてみてください。

ごま油のカロリーと糖質を他の油と比較

太るという噂がありながらダイエットに良いといわれるごま油。では一体何が原因で太るといわれているのでしょうか?まずはカロリーや糖質量から太る可能性の有無を探ってみましょう。他の油との比較も行っているので、普段使い慣れている油とあわせて確認してみてください。

ごま油のカロリーと糖質

ごま油のカロリーは100gあたり921kcalとかなり高カロリー。小さじ1杯では37kcal、大さじ1杯では111kcalとなり、使い方次第ではカロリーオーバーで太る可能性があると考えられます。ただし糖質は0gと全く入っていないため、摂取量を上手くコントロールすれば糖質制限には向いているようです。

ごま油と他の油との比較

ごま油に限らず、油はなんでもそうです。

実はごま油に限らず、オリーブオイルやえごま油、大豆油、なたね油なども100gあたりのカロリーは921kcalです。カロリー同様どの油にも糖質は含まれていないため、必ずしもごま油だけが太るとは言えないようです。ごま油も他の油も摂り過ぎると太るのは間違いないでしょう。

ごま油に含まれる成分とダイエット・健康効果

続いてごま油に含有する成分と期待できる効果について紹介します。ごま油ダイエットというダイエット法が存在している以上、ごま油には何らかの痩せる働きが期待できるはずです。ここからはごま油に含まれる成分から太る可能性の有無を確認してみましょう。

オレイン酸とリノール酸

ごま油にはオレイン酸とリノール酸という脂肪酸が含まれています。オレイン酸はオリーブオイルの主成分としても知られる脂肪酸で、血中の善玉コレステロール値をそのままに悪玉コレステロール値だけを下げる働きがあるといわれています。

一方リノール酸は体内で合成できない必須脂肪酸の一種で、適量の範囲内なら総コレステロール値や悪玉コレステロール値を下げて心臓病の予防に効果があるといわれています。

なおオレイン酸は単独で摂取するよりも、リノール酸と一緒に摂取した方が効果が高まります。これらの観点から2つの脂肪酸を含有するごま油はダイエットに良いといわれているようです。

ビタミンE

ビタミンEは抗酸化作用のある脂溶性ビタミンの一種で、若返りのビタミンという呼び名でも知られる栄養素です。ビタミンEの持つ抗酸化作用の働きで活性酸素が取り除かれると、代謝が向上して痩せやすい体作りが可能になります。

またビタミンEには血行を良くしたり末梢血管を拡張させたりする働きもあります。血の巡りが良くなると筋肉痛や頭痛を和らげる効果も期待できるようです。

γ-トコフェロール

むくみに効果的な成分は、カリウムやカフェインが有名ですが、ごま油に含まれる「γ-トコフェロール」という成分にもむくみを解消してくれる働きがあります。

ごま油にはγ-トコフェロールという成分も含まれています。あまり聞きなじみのない栄養素ですが、γ-トコフェロールはビタミンEの1つとされる化合物の一種です。

この成分には利尿作用があり、体内の余分な塩分と老廃物を排出することでデトックス効果が期待できます。また水分を調整する働きがむくみの解消にも役立つといわれています。むくみ太りで悩んでいる方は、γ-トコフェロールを含むごま油の摂取が効果的と言えるようです。

セサミン

ごま油にはセサミンという成分が含まれており、抗酸化作用があって、アンチエイジング効果があるとされています。

ごまの栄養素として有名なセサミンには血中のコレステロール値を下げ、心筋梗塞や動脈硬化を予防する働きがあります。また抗酸化作用が肝臓の働きをサポートするため、脂肪が体内に蓄積するのを防ぐダイエット効果も期待できます。肝臓の働きが良くなればアルコール解毒の作用も高まるので二日酔い防止にも効果があるようです。

同じ抗酸化作用を持つビタミンEは、セサミンと一緒に摂取するとその量が2倍になることが研究でわかっています。このことからもダイエットで健康になりたい人にごま油が推奨されていると考えられます。

ごま油のダイエット中の摂取量の目安と摂り方

さまざまなダイエットや健康効果のあるごま油ですが、ダイエット中はどのように摂取すれば効果が期待できるのでしょうか?1日の摂取量をはじめ、おすすめの摂り方や注意点なども含めて紹介します。ぜひ毎日の食事にごま油を取り入れ、健康的な生活を手に入れましょう。

1日の目安摂取量

ダイエット中にごま油を摂る場合、1日5~10gが摂取量の目安となります。通常でも大さじ1杯以内に留めるのが過剰摂取を防ぐポイント。くれぐれもごま油自体が高カロリーであることを忘れないようにしましょう。

他の油をごま油に置き換えるのがおすすめ

ダイエット中にごま油を摂りたくなった時は、他の油をごま油に置き換える方法がおすすめです。例えばオリーブオイルをメインで使用している場合、炒め物やドレッシング作りをごま油で代用します。

洋風の味付けとも相性が良いため、いろいろと試してお気に入りの食べ方を見つけるのも面白いかもしれません。料理にコクや風味が加わるため調味料が少なく済むとおいう利点もあります。

食前に大さじ1杯のごま油を飲む

料理に油を使わないという方は、食前にごま油を飲むというダイエット法を試してみるのもよいでしょう。食事の前に大さじ1杯のごま油を飲むだけなので、継続しやすく手間がかからないのが魅力です。直接飲むのに抵抗がある方は料理にかけても構いません。1日3回に分けて小さじ1杯ずつ摂取するとバランスが良くなります。

ダイエット中のごま油の注意点

ダイエット中はごま油の摂り過ぎに注意してください。マヨネーズやマーガリンなど目に見えないところにも油は含まれています。摂取カロリーが消費カロリーを上回れば太るため、カロリーオーバーにならないようにすることも大切です。

ごま油は熱に強く、酸化もしにくいといわれています。ただし徐々に酸化は進んでいくため、保管中はしっかりとフタを閉めて早めに使い切るようにしましょう。

えごま油はダイエット効果がある?

最後にメディアでも痩せると話題になっているえごま油について紹介します。ごま油との違いやダイエット効果にも触れているので、ぜひチェックしてみてください。

ごま油とえごま油の違い

ごま油はごま科の植物、えごま油はしそ科の植物を原料にした油です。名前こそ似ていますが2つは全く異なる原料から作られており、含まれる栄養成分も異なります。えごま油はα-リノレン酸の含有量が多く、抗酸化作用や抗アレルギー作用のあるロスマリン酸が含まれているのが特徴です。

えごま油は体に良い油として有名ですが、熱に弱く100℃以上に熱すると過酸化脂質が発生するというデメリットもあります。過酸化脂質は活性酸素によって酸化された脂質の総称で、老化やがん、動脈硬化を引き起こす有毒な物質です。

従って揚げ物や炒め物に使うのではなく、料理の仕上げやドレッシングなど低温調理に利用するようにしましょう。えごま油は光にも弱く、直射日光のあたる場所に置いておくと酸化が進んでしまいます。保存は冷蔵庫で行い、開封したものは1~2か月以内に使い切ることをおすすめします。

えごま油のダイエット効果

えごま油に含まれるα-リノレン酸は、体内に入るとDHAやEPAに変化してさまざまな健康効果をもたらします。代謝を良くして脂肪を燃焼させる働きもあり、高血圧や不整脈を予防する作用も期待できるようです。また、抗肥満効果のあるルテオリンという成分もダイエットに効果的です。

ごま油が太るかはどう摂取するかで決まる!

本記事ではごま油の太る可能性の有無や栄養効果などについて紹介しました。ごま油にはオレイン酸やセサミンなどダイエット効果のある成分が多く含まれています。1日に5~10gを摂取すればこれらの働きで痩せることも可能でしょう。

しかしカロリー自体は高いため、摂り過ぎによるカロリーオーバーには注意が必要です。摂取量をしっかりと守り、ダイエットや健康生活にぜひ役立ててみてください。

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