めんつゆの賞味期限は?開封後だと?保存方法や使いきりレシピも紹介

めんつゆの賞味期限について調べました。めんつゆは腐るとどのような状態になるのについても紹介。賞味期限と消費期限の違いについても説明します。めんつゆの日持ちが長くなる方法や冷蔵保存の注意点も伝授します。

めんつゆの賞味期限は?開封後だと?保存方法や使いきりレシピも紹介のイメージ

目次

  1. 1めんつゆの賞味期限を解説
  2. 2めんつゆの賞味期限【開封前】
  3. 3めんつゆの賞味期限【開封後】
  4. 4めんつゆが腐るときの見分け方
  5. 5めんつゆの賞味期限を長持ちさせる保存方法
  6. 6賞味期限間近のめんつゆの使い切りレシピ
  7. 7めんつゆの賞味期限まとめ

めんつゆの賞味期限を解説

うどんのめんつゆ

めんつゆは麺につけるだけでなく、料理にも使える万能調味料です。購入したけれど、使うのを忘れていたという声をよく聞きます。めんつゆの賞味期限はどれくらいなのでしょうか?開封後はどれくらいで使い切った方がいいのかについても解説します。

めんつゆの賞味期限【開封前】

めんつゆを買っていたけど使うのを忘れてしまったという人も多いのではないでしょうか?賞味期限は開封前でどれくらいなのかを調べました。

ラベルに表記されている賞味期限

めんつゆのラベルに表記されている賞味期限は、未開封の場合のものです。一度開封したらその賞味期限内までではなく、速やかに使用することが勧められています。

一般的なめんつゆの賞味期限は、大体12ヶ月となっています。賞味期限が案外長いと感じる人が多いかもしれませんが、開封すると空気に触れて腐りやすくなるので、早めに使用すことが重要です。

表示にある賞味期限自体は封を切る前の賞味期限を指しています。これが表す事は、封を切った状態で保存していて何か問題があった場合メーカー側としてはその賞味期限以内であっても必ずしも責任を負わなくて良いということです。したがって、封を切ってある時点で賞味期限はもともと確たる基準では無いことになります。

賞味期限と消費期限の違い

賞味期限と消費期限にはどのような違いがあるのかについて紹介します。食品のラベルに表示される食品の期限には賞味期限と消費期限の二種類があります。賞味期限は未開封の状態で保存をしていた場合、記載されている日付までは品質が変わらずに食べられる期限です。

お菓子や調味料などの痛みにくい食品には賞味期限が設けられています。賞味期限と記載されているものに対しては、未開封であれば賞味期限が過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。しかし、いくら食べられるといっても一度開封したものは腐敗しやすくなっているので、賞味期限にかかわらず早めに消費するようにしましょう。

一方、消費期限は未開封の状態の場合、記載されている日付までは安全に食べられるという期限です。消費期限は惣菜やケーキなどの痛みやすい食品に対して設定されています。

消費期限を過ぎてしまった場合は、安全が保証されておらず食べると体調を崩してしまうこともあるので、避けましょう。賞味期限と違い消費期限切れは食中毒を起こす危険性があるので、注意してください。

メーカーごとのめんつゆの賞味期限

そうめんとめんつゆ



                              めんつゆの賞味期限

メーカー名 賞味期限 メーカーHP
ヤマキ 12ヶ月 ヤマキ商品ページ
キッコーマン 12ヶ月 キッコーマン商品ページ
創味食品 12ヶ月 創味食品商品ページ
ミツカン 12ヶ月 ミツカン商品ページ
にんべん 12ヶ月 にんべん商品ページ


めんつゆは様々なメーカーから多様な種類のものが発売されています。代表的なめんつゆの賞味期限について表にまとめました。全て消費期限ではなく、賞味期限として記載されていました。今回調べたどの製品も賞味期限は12ヶ月となっていました。長いように感じますが、一度開封すると早めに使い切る必要があるので、注意をしましょう。

めんつゆの賞味期限【開封後】

めんつゆは開封後どれくらいで使い切らなければならないのでしょうか?開封後の賞味期限について詳しく説明します。

開封後のめんつゆの賞味期限

市販のめんつゆには、開封後はお早めにという記載があります。具体的にはどれくらいの期間持つのでしょうか?実は、開封後の使用期限は非常に短いです。開封後は消費期限と同じように慎重になる必要があります。ストレートタイプが最も早く、冷蔵庫保存で3日以内に使い切る必要があるものが多いです。

2倍濃縮タイプは冷蔵庫保存で2〜3週間以内、3倍濃縮タイプは3週間〜1ヶ月ほどで使い切るべきだといわれています。同じめんつゆでも、つゆの濃さによって日持ちする日数が違うので、注意してください。ストレートタイプは元々水分量が多く、濃縮タイプはストレートタイプに比べて塩分濃度が高めです。

塩分濃度が高い方が保存性が高く、日持ちしやすいということです。ストレートタイプの商品を買う場合は、その日に使いきれる量を購入するのが安心です。

めんつゆのタイプによっても開封後の保存期間は変わります。希釈して使用するタイプのめんつゆは塩分が高いので、そのまま使えるタイプのめんつゆよりも、やや保存期間が長めだそう。ただ、あくまでも目安なので、表示をしっかり確認してくださいね。

めんつゆが日持ちしない理由

お猪口に入っためんつゆ

開封後、なぜ日持ちがしないのでしょうか?めんつゆの原料は、醤油、みりん、砂糖、出汁などです。めんつゆに入っている出汁が、めんつゆが日持ちしない原因の一つです。出汁にはかつお節などの食品が入っているので、酸化しやすくカビの原因になり腐りやすくなります。

また、めんつゆはアミノ酸が豊富に入っており、塩分や糖分、アルコールの分量が少ないです。塩分やアルコールには細菌の繁殖を防ぐ効果があります。しかし、めんつゆは加熱などせずそのまま使うことを想定されているので、アルコールなどの添加が少なく開封後の賞味期限が短くなっているのです

自家製めんつゆの賞味期限

自家製めんつゆはあまり日持ちがしないイメージがありますが、濃縮タイプを作れば3週間程度美味しく食べることができます。ストレートタイプを作る場合は、市販のものと同様に3日以内には食べきるようにしてください。

めんつゆを自分で作るときは、容器を消毒するなど細菌が繁殖しない環境づくりをすることが重要です。自家製めんつゆは身体にもよく、自分好みの味に出来る点が魅力です。めんつゆは万能調味料なので、日々の料理に活躍します。

自家製めんつゆのレシピ

【材料 400ml】

  • しょうゆ:200ml
  • みりん:150ml
  • 酒:100ml
  • 昆布:8cm
  • 削り節:20g

【手順】
  1. 鍋に材料を全て入れ、中火にかけます。
  2. 沸騰したら、弱火にして5分間煮ます。
  3. めんつゆが冷めたらキッチンペーパー敷いたザルで濾し、完成です。

シンプルな材料の自家製めんつゆのレシピです。調理時間も短いので、気軽に作ることができます。時間があるときに作っておくと、様々な料理に使うことができて便利です。濃いめのつゆなので、冷蔵庫で3週間ほど保存できます。容器をアルコールやに煮沸消毒することが日持ちのために重要な一手間です。簡単なので、ぜひ作ってみてください。

めんつゆが腐るときの見分け方

めんつゆが腐った時は、どのような状態になるのでしょうか?味や臭いなどの腐った時の特徴を詳しく説明します。

腐るときに最も分かりやすいのが、味です。少し舐めてみて酸っぱかったら腐っているので、食べないでください。めんつゆが酸っぱくなってしまう原因は、腐って発酵が進んでしまっているからです。蓋を開けたときにプシューとガスが抜けたような音がしたら、発酵をしている証拠なので、廃棄するようにしてください。

色と臭い

目には見えない空気中に存在する酵母や乳酸菌などの微生物がめんつゆ内で増え腐ると、酸っぱい香りがするようになります。色も変わることがあるので、注意が必要です。また、腐るとアルコール臭や、鼻に残るツンとした薬品のような臭いを感じることもあります。においを嗅いでみて、普段と違うと感じたら使用をやめましょう。

口コミ

発泡・濁り・沈殿物

腐ると発酵することで炭酸ガスが発生し、炭酸水のように中身が発砲することがあります。さらに、きちんと蓋を閉めていたとしても、自然に開いてしまうということが起こる場合もあります。また、腐るとめんつゆ内の微生物が増えることによって、カビが発生し全体が濁ったり、浮遊物や沈殿物が発生することもあります。

はじめのうちは、キャップの裏側にカビが生えたり、白いものが浮いていたりします。よりカビの生育が進んで腐ると、容器の底にどろっとしたゼリーのような塊ができることもあるので、その場合はすぐに捨てるようにしてください。腐るときはこれらのサインがあるので、絶対に使用しないようにしましょう。
 

見た目の変化としてはめんつゆの透明度が落ちて濁ってしまったり、浮遊物が浮いている、表面に膜が張っている、沈殿物があるなど様々なサインがあります。通常の状態と明らかに異なる見た目の変化がある場合も使用することは避けるようにしましょう。

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賞味期限切れのめんつゆはいつまで大丈夫?

めんつゆがまだ未開封の場合は賞味期限や消費期限が過ぎても食べられることがほとんどです。しかし、賞味期限後はたとえ未開封でも風味、味が劣化します。色や味、臭いなどを確認して問題がないかを確認してから使用するようにしてください。開封後の場合は、めんつゆのタイプによって日持ちする日数が変わってきます。

先述した日数を参考にして、使用できるかどうか判断しましょう。その際は、臭いや見た目にいつもと違うところはないか注意深く観察し、少しでもおかしいと思うところがあったら使用しないでください。もし、賞味期限切れのめんつゆを口にして体調が悪くなった場合は、すぐにかかりつけ医に相談するようにしてください。

賞味期限を過ぎますと風味の劣化により、本来の味やおいしさがなくなっていることがありますので、ご使用になることはおすすめできません。

めんつゆの賞味期限を長持ちさせる保存方法

めんつゆは開封後、あまり日持ちしないことがわかりました。めんつゆを長持ちさせるにはどのような工夫をすれば良いのでしょうか?長持ちさせる保存方法について紹介します。

冷蔵保存

めんつゆを日持ちさせる方法としては、開封したらすぐに冷蔵庫に入れることが挙げられます。また、使うときに冷蔵庫から出したままにしないことも重要です。特に、そうめんなどでめんつゆの出番が多い夏場は室温が高くなり腐る原因になるので、注意が必要です。

また、冷蔵庫に保存した後も、冷蔵庫の扉を開けっ放しにしないようにしましょう。冷蔵庫内の温度変化が頻繁に起きると、めんつゆの劣化につながります。なるべく一定の温度で保管するようにしてください。

冷凍保存

そうめんとめんつゆ

より日持ちさせたいなら、冷凍保存をする方法もあります。低い温度で保存することで雑菌が繁殖しにくくなり、日持ちするようになります。冷凍保存をするときは、容器ごと冷凍するのではなく製氷皿を使うのがおすすめです。使いたい量だけを簡単に回答することができ、非常に便利です。

解凍は、自然解凍をするか料理に使う場合は凍ったまま鍋に入れることもできます。しかし、めんつゆを販売しているメーカーは製氷皿での冷凍をおすすめしていません。理由は、別容器に移すことで雑菌などが増殖しやすくなることや、冷凍することで味が変わったり品質の劣化をするからです。

販売メーカーとしては液体の状態で、味と品質を保証しているのです。冷凍もできないことはありませんが、品質が劣化する可能性があることを覚えておきましょう。

未開封の場合

未開封の場合は、高温多湿や直射日光の当たる場所を避けて、涼しいところで保存しましょう。高温多湿の場所で保存をしてしまうと、腐ることはないですが味が変わったり劣化したりしてしまいます。また、プラスチックボトルの場合は、ボトル自体が劣化してしまうことがあるので、保管場所には注意してください。
 

賞味期限間近のめんつゆの使い切りレシピ

賞味期限、消費期限間近のめんつゆを使い切れるレシピを紹介します。主菜から副菜まで簡単で美味しいレシピを集めました。ぜひ参考にしてみてください。

めんつゆレシピ①味玉

【材料】

  • 卵 4個
  • めんつゆ(3倍濃厚タイプ) 200cc

【手順】
  1. 鍋に卵と卵がかぶるくらいの量の水を入れ沸騰させます。
  2. 沸騰してから7分30秒火にかけ、止めます。
  3. 卵の殻を剥き、めんつゆを入れた袋に漬け入れます。
  4. 冷蔵庫で1時間置いたら、完成です。

めんつゆを大量消費したい時にぴったりの味玉のレシピです。中が半熟で、本格的なラーメン屋の味玉が自宅で味わえます。今回は濃縮タイプなので短時間で出来ましたが、ストレートタイプのもので代用も可能です。その際は、漬ける時間を長くするなど様子を見ながら作ってみてください。ラーメンの付け合わせや副菜にぴったりの簡単レシピです。

めんつゆレシピ②ナスのめんつゆガーリックバター

【材料】

  • 茄子 3つ
  • 片栗粉 大さじ2
  • サラダ油 大さじ2
  • にんにく薄切り 2片
  • めんつゆストレートタイプ 大さじ3
  • バター 大さじ1
  • 小口ネギ 3本

【手順】
  1. 茄子をピーラーでしま目に剥いてから、輪切りにします。
  2. フライパンにサラダ油とニンニクを入れ、弱火で1分ほど炒めます。
  3. 茄子に片栗粉をまぶしててから、フライバンに入れ中火で両面を焼きます。
  4. 焼き目がついたら、めんつゆとバターを入れ、茄子にタレが絡んだら皿に盛ります。
  5. 仕上げにネギをかけたら、完成です。

茄子とめんつゆで作る絶品レシピです。おつまみにも、副菜にもなります。にんにくとバターの風味が食欲をそそり、非常に美味しいと評判です。味付けはめんつゆだけなので、手軽に作れます。めんつゆの賞味期限が間近な時は、ぜひ挑戦してみてください。

めんつゆレシピ③揚げない唐揚げ

【材料】

  • 鶏もも肉 300g
  • めんつゆ濃縮タイプ 大さじ3
  • 片栗粉 大さじ2

【手順】
  1. 鶏もも肉を一口大に切り、袋に入れます。
  2. めんつゆを加え、約1分間揉み込みます。
  3. 袋に片栗粉を入れ、よく混ぜます。
  4. 250度のオーブンで、15分焼いたら完成です。

めんつゆのみで味付けをした揚げない唐揚げのレシピです。通常の唐揚げは調味料を用意するのが面倒ですが、簡単にできます。濃縮タイプのめんつゆを使うことで、短時間で味付けができるのも魅力的です。油を使わないことで、ヘルシーにさっぱりと食べられます。味付けの際に、にんにくや生姜などの薬味を入れるのもおすすめです。

めんつゆの賞味期限まとめ

ガラスの器に入っためんつゆ

めんつゆの賞味期限について紹介しました。めんつゆは非常に便利な調味料ですが、あまり長持ちしないということがわかりました。少人数で使う時は小さめのサイズを選ぶなど、使い切れるサイズを選ぶことも重要です。

また、ストレートタイプよりも濃縮タイプのものの方がより長く保存できるので、1度に使いきれない時は濃縮タイプを購入するのをおすすめします。今回紹介した使い切りレシピや日持ちさせる保存方法などを参考にして、腐る前に上手に使い切るようにしてください。

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