ハンバーグが赤いまま食べたらどうなる?中が赤い時はレンジを使う?

赤いハンバーグの危険性と、レンジを使った対処法などについてまとめました。ハンバーグが赤い原因は硝酸塩か生焼けのどちらですが、これらは肉汁で大丈夫かどうかを見極めることができます。食中毒で病院に運ばれない為に正しい知識を身に付けましょう!

ハンバーグが赤いまま食べたらどうなる?中が赤い時はレンジを使う?のイメージ

目次

  1. 1ハンバーグが赤い時を徹底解説
  2. 2ハンバーグが赤いのは危険?
  3. 3ハンバーグが赤い時はどうしたらいい?
  4. 4ハンバーグが赤く生焼けになるのを防ぐコツ
  5. 5ハンバーグをしっかり焼いても赤い時がある!?
  6. 6ハンバーグが赤い時は気をつけよう

ハンバーグが赤い時を徹底解説

ハンバーグの画像

ハンバーグといえば定番の家庭料理です。そのハンバーグを手作りした際、中が赤いという経験がある人は多いかもしれません。ハンバーグが赤いのは生焼けが原因の場合もありますが、十分に加熱していても赤いことがあります。

生焼けで赤い時にそのまま食べるのは危険です。食中毒を引き起こしてしまい、病院での治療が必要になることもあります。なので十分に火が通っているかどうか見極めることが必要です。本記事では安心して手作りのハンバーグが食べられるように、ハンバーグが赤い原因と対処法を解説します。

ハンバーグが赤いのは危険?

ハンバーグが赤いのは生焼けの場合があります。生焼けで赤いハンバーグを食べると食中毒を起こす危険性があり、病院に行かなければならない場合もあります。家庭でハンバーグを作るときには、生焼けで赤くなっていないかどうかを確認することが大切です。

ハンバーグが生焼けかどうかの見分け方

ハンバーグを作った時に「生焼けじゃないか?」と心配する人は多いのではないでしょうか?。ハンバーグは表面がよく焼けていも中は赤いことがあり、見た目からは状態が判断しにくい食べ物です。

ハンバーグが生焼けかどうかを見分けるポイントは肉汁の色にあります。ハンバーグの中央に竹串を刺してみて、赤い肉汁が出てきたら生焼けの証拠です。こうなると中心まで火が通っていないので追加で加熱する必要があります。逆に竹串を刺して透明な肉汁が出くればよく焼けているので、この場合は食べても問題ありません。

ハンバーグが赤い時は食中毒を起こすことも

ハンバーグが赤い時は生焼けの可能性があります。ハンバーグの材料である挽肉は、一枚肉よりも空気に触れる面積が多くなっています。そのため、食中毒を起こす菌が増殖しやすい食材といえます。

十分に加熱されていないハンバーグを食べると、食中毒を起こす危険性があります。重症化して病院に運ばれることもあるので注意が必要です。

最近ではハンバーグをレアな赤い状態で提供する飲食店もありますが、しっかりと中心まで加熱することが推奨されています。家庭で作るときには中心までよく火を通すことが原則です。

生焼けを食べたら病院に行ったほうがいい?

生焼けで赤いハンバーグを食べても、すぐに病院に行かなくて大丈夫です。というのも、ハンバーグが生焼けだったとしても、加熱により食中毒菌はかなり減少しているからです。しかし、挽肉の保存状態や体調によっては食中毒を起してしまうこともあります。

食中毒が発症した場合には、食後2~3時間以降に嘔吐や下痢の症状があらわれます。嘔吐や下痢の症状が現れたら、自己判断で服薬などをせずに早急に病院に行くことが必要です。

ハンバーグが赤い時はどうしたらいい?

ハンバーグが生焼けで赤い時は、そのまま食べると食中毒の危険性があります。しかし、レンジやオーブンで加熱したりリメイクレシピで工夫すれば、赤いハンバーグも美味しく食べられるようになります。

レンジで加熱する

作ったハンバーグが生焼けで赤い時には、レンジで追加加熱すれば大丈夫です。フライパンで焼きなおすよりも簡単で形が崩れる心配もありません。1個につき1分~1分30秒程度加熱して、まだ赤いようなら30秒ずつ追加でレンジ加熱します。最終的に透明な肉汁が出ていればOKです。

レンジで加熱しすぎるとハンバーグが硬くなってしまうので、加熱時間には注意が必要です。なので最初は様子を見ながら、少しずつ加熱していくと失敗せずに済むでしょう。

煮込みハンバーグにリメイクする

  1. にんにく1かけをみじん切りにして、オリーブオイルで炒める
  2. しめじを入れて軽く炒める
  3. トマト缶を入れて煮立たせ、塩コショウで味を調える
  4. ハンバーグを入れて弱火で10分程煮こむ。

生焼けで赤いハンバーグでも、煮込みハンバーグにリメイクすれば美味しく食べられます。トマト缶を使った煮込みハンバーグは、手軽な上にしっかりとした味付けで満足度の高いメニューです。

とろみが欲しい時には、炒めた小麦粉を加えるとハンバーグによく絡むようになります。市販のデミグラスソースやビーフシチューのルーを使っても、簡単で豪華な煮込みハンバーグに仕上がります。

ハンバーグが赤く生焼けになるのを防ぐコツ

ハンバーグが生焼けで赤いのを防ぐには、成形の仕方や焼き方にコツがあります。焼きムラなく中心までしっかりと火を通すことが大切です。焼いた後に肉汁が透明になっているのを確認できれば、生焼けの心配はないので大丈夫です。

ハンバーグの成形の仕方

ハンバーグが生焼けで赤いのを防ぐには、成形の時に厚くしすぎないことがポイントです。ハンバーグが厚いと、中心が加熱される前に表面が焦げてしまうことがあるからです。厚みを2cm程度に抑えると中心まで火が通りやすく、生焼けで赤いのを防げます。

また、ハンバーグのタネの真ん中を凹ませるように成形すると、生焼けで赤くなりにくいです。ハンバーグの真ん中は特に火が通りにくいので、凹ませて薄くすることで火が通りやすくなります。中心を凹ませることで、ハンバーグが膨らんで破裂するのも防げます。均一に加熱されて焼きムラが出にくいので、味も良く仕上がります。

火加減に気をつける

ハンバーグが生焼けで赤いのを防ぐには、弱火から中火で焼くことが大切です。火が強すぎると中心で火が通る前に表面だけが焦げてしまいます。また、弱火でゆっくり焼いたほうが肉汁が逃げ出さないので、美味しく仕上がる効果も期待できます。

焼き目をつけてから蓋をして蒸し焼きにしても、中心までしっかり火を通すことができるでしょう。また、少量のお酒で蒸し焼きにすることで風味よく仕上げることもできます。

肉汁が透明になるまで焼く

ハンバーグが赤く生焼けになるのを防ぐためには、肉汁が透明になるまで焼くことが大切です。ハンバーグの中央に竹串を刺してみて、透明な肉汁が溢れてくればしっかり焼けています。この状態なら大丈夫と判断して口にして良いでしょう。ただし、赤い肉汁が出て来た場合、それはまだ生焼けの状態なので注意が必要です。

肉汁が赤い時にはレンジを使うなどして追加加熱が必要です。肉汁の色をチェックしておくと、生焼けで赤いハンバーグを食卓に出してしまう心配はありません。

仕上げにオーブンを使う

ハンバーグの仕上げにオーブンを使うと、中心までよく火を通すことができます。フライパンで両面に焼き目をつけてから、余熱したオーブンで焼き上げます。ハンバーグの大きさにもよりますが、180度で8~10分程度焼けば大丈夫です。

オーブンに対応しているフライパンを使えば、焼いた後そのままオーブンに入れれば良いので簡単です。また、野菜を一緒に焼けば、同時に付け合せも完成します。オーブンで焼いた後には、赤い肉汁が出ないことを確認すると確実です。

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ハンバーグをしっかり焼いても赤い時がある!?

ハンバーグをしっかり焼いているのに中が赤い場合があります。これは野菜に含まれる成分によって自然変色が起こったものです。ハンバーグが赤い場合でも、肉汁が透明になるまで十分に焼いていれば食べて大丈夫です。

赤い肉汁が出なかったら食べても大丈夫

ハンバーグが赤い時には、肉汁の色を確認してから食べることが大切です。生焼けで赤い場合には出てくる肉汁も赤いです。こうして赤い肉汁が出ている時には追加の加熱が必要です。

ハンバーグからでる肉汁が透明であれば、たとえ赤くても火が通っている証拠なので食べても大丈夫です。ハンバーグの色ではなく肉汁の色で食べられるかどうかを判断することが必要です。

赤い色の原因は硝酸塩

十分に加熱しても挽肉が赤い原因は硝酸塩という物質です。硝酸塩は野菜に含まれている物質で、硝酸塩は肉に含まれるミオグロビンと結びつくと亜硝酸塩という物質に変化して赤やピンクに発色します。

この反応はハムやソーセージをピンク色に発色させるためにも利用されています。食中毒を引き起こすボツリヌス菌の増殖を抑えるためにも使われており、食べても安全な物質です。

ハンバーグだと玉ねぎに含まれる硝酸塩が原因で赤く発色することがあります。特に、玉ねぎと挽肉を混ぜてから時間が経つと、この反応が起こりやすくなります。ハンバーグが赤いのが気になる場合はタネを作ったらすぐに焼けば大丈夫です。

ハンバーグが赤い時は気をつけよう

レストランのハンバーグ

手作りハンバーグの中が赤い場合は、生焼けの場合と硝酸塩による変色の両方が考えられます。硝酸塩による変色であれば赤いハンバーグも食べて大丈夫です。しかし、生焼けの場合には食中毒を起こし、病院での治療が必要になることがあります。

ハンバーグを作るときには中心までよく火が通るように調理して、赤い肉汁が出ないことを確認してから頂きましょう。

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