バターにダイエット効果がある?良質な脂質で痩せるのか解説!

バターを摂取することが、なぜダイエットに効果的なのか、バターの脂質や栄養について詳しく説明しています。朝ごはんに置き換えるだけでダイエット効果が期待されるバターコーヒーの飲み方や口コミ、バターを使ったおすすめレシピも紹介します。

バターにダイエット効果がある?良質な脂質で痩せるのか解説!のイメージ

目次

  1. 1バターダイエットで痩せるのか徹底解説
  2. 2バターダイエットの効果
  3. 3バターコーヒーダイエットも効果的?
  4. 4バターダイエットの口コミ
  5. 5バターダイエットおすすめのレシピ
  6. 6バターダイエットのまとめ

バターダイエットで痩せるのか徹底解説

バター皿にのったバター

バターは脂肪の塊でカロリーが高く、ダイエット中はバターの摂取を避けている方も多いでしょう。ところが最近では、バターはダイエットをサポートしてくれる強い味方になると、メディアや口コミで広がり、バターの認識が変わりつつあります。

バターは良質な脂質で、オリーブオイルや魚の油などと同じような役割があり、ダイエット効果を上げてくれる栄養豊富な食べ物です。ダイエット中の方こそ積極的に摂取すると良いでしょう。

バターダイエットの効果

人間の生体にとってエネルギー源となる栄養素は、糖質(炭水化物)・脂質・たんぱく質であり、それらをまとめて三大栄養素といいます。バターは三大栄養素の中の脂質にあたり、その成分は乳脂肪分が80%以上です。バターの脂質は食用油脂の中でも最も消化が良く、体に優しい脂肪分です。

また、糖質がほとんど含まれていないので、糖質制限ダイエット中の人にも非常におすすめの食材といえます。太ってしまう原因の一つに糖質の摂り過ぎがあげられます。糖質を摂取すると、血糖値が上昇し、インスリンが分泌されます。各細胞にブドウ糖が運ばれますが、余ったブドウ糖は脂肪に変換されて、体内に蓄積されていくのです。

ダイエットを成功させるには、血糖値を上げないことが重要です。糖質制限をすることで、体内ではエネルギー不足を補うため、蓄積されている中性脂肪や体脂肪を分解して「ケトン体」というエネルギー源を作り出すようになります。

バターで痩せる理由

糖質をとる時は、たんぱく質も脂質も食物繊維も一緒に摂ったほうが血糖値が上がりにくい

トーストだけよりも、バターをたっぷり塗ったほうが痩せる

「パンを食べるなら、食パンよりもバターたっぷりのクロワッサンを食べると良い」と述べている医者もいます。食パンは炭水化物量が多く、血糖値が上がりやすいとのことです。一方、クロワッサンはバターの量が多く、バターの脂質が胃や腸をコーティングして、糖質の吸収を抑えてくれる、との見解です。

バターのダイエット効果

お笑い芸人ブラックマヨネーズの小杉さんは、高脂質ダイエットを実践しています。糖質制限をして高脂質意識した食事を摂り、食後のおやつにはバターを食べているそうです。去年の秋にダイエットを開始して約1年で30kg痩せたと報告が出ています。

効果①腸内環境を整える

バターに含まれる乳酸菌は、ピロリ菌を減らす効果があります。体の中の余分な老廃物を排出する働きもあり、便秘改善効果が期待されます。これにより腸内環境が整いダイエットになる、といわれています。

効果②脂肪燃焼

バターの栄養素の約80%は良質な乳脂肪分です。バターは、他の油脂に比べ中鎖脂肪酸が多く含まれています。中鎖脂肪酸は体に脂肪がつきにくくなる効果があります。また、コレステロールや中性脂肪を排出する効果もあります。特に空腹時にバターを摂取することが、ダイエットに良いとされています。

効果③むくみ解消

無塩バターには体内の余計な塩分を排出するカリウムを多く含まれており、ダイエットの天敵となるむくみを解消してくれる働きがあります。

効果④アンチエイジング効果

バターには牛乳の約13倍のビタミンAが含有されています。ビタミンAは、老化の原因となる活性酸素を抑制する働きがあります。皮膚や粘膜の健康を維持する働きもあり、シミ、しわ、ニキビなどの肌トラブルの予防効果も期待されています。

バターコーヒーダイエットも効果的?

バターコーヒーはテレビ番組やメディアで紹介され、口コミで広がっているダイエットに適した飲み物のことです。もともと、アメリカのシリコンバレーの起業家デイブ・アスプリー氏が考案しました。彼自身もバターコーヒーダイエットに取り組み、150kgあった体重がみるみる落ち、見事50kgの減量に成功しました。

コーヒーに含まれるカフェインには、交感神経を刺激して活性化させる働きがあります。活性化することで基礎代謝を上げ、痩せやすい体にしてくれる作用があります。また、コーヒーに含まれるポリフェノールの一種であるクロロゲン酸は、糖質の吸収を緩やかにする働きがあります。

バターコーヒーに入れるバターは良質な脂質であり、不飽和脂肪酸が多く含まれています。この不飽和脂肪酸は血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、肥満を防ぐ効果があります。また、バターはカロリーが高いが腹持ちが良く、6時間は空腹感を感じにくい、という口コミもあります。

使用するバターの種類

バターコーヒーに使用するバターは、良質な脂質を摂取するためグラスフェットバターが良いです。グラスフェットバターとは、牧草だけを食べて育てられた牛の乳から作られたバターです。

牛は草食動物なので、牧草を餌にしたほうが健康状態も良く、その乳から作られるバターの味はクリーミーでヘルシーです。ただ、やや草の臭いがすると感じる人もいるようです。

バターコーヒーダイエットのやり方

口コミでの人気も高く知っている人も多いでしょうが、バターコーヒーは朝食の代わりに一杯飲むようにします。その理由は、空腹時に飲むと脂肪燃焼効果が高いからです。バターコーヒーの一杯分のカロリーは200kcal程度です。昼食までのちょうどいいエネルギーになるので、朝ごはんの置き換えダイエットに適している、といわれています。

作り方は、大きめのマグカップにブラックコーヒーを入れ、そこにグラスフェッドバターを10gとMCTオイルを大さじ1杯入れます。スプーンでバターが溶けるまで混ぜてから、ブレンダーやクリーマーで撹拌し、ふわっとなったら出来上がりです。MCTオイルはなくてもいいですが、少量入れると脂肪燃焼効果がさらにアップするので、おすすめです。

バターコーヒーダイエットの注意点

バターコーヒーを朝に飲むときは単体で飲んでください。朝ごはんと一緒に飲んでしまうと、糖質に加えて脂質も取り過ぎてしまうのでNGです。砂糖を入れて飲むことも避けてください。必ずブラックコーヒーで飲んでください。

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バターダイエットの口コミ

「バターコーヒーは尋常じゃない満足感と集中力向上効果がある」「今朝もバターコーヒーを飲んだけど空腹感がない」「お昼も夜もお肉を山ほど食べたけど体重が減った」など、様々な口コミや効果が得られてます。

今では、SNSやメディアで芸能人がバターダイエットを実践していると発言することも多いです。その効果が発揮されていることで、挑戦する人も増加しています。

バターコーヒーはコンビニでも購入でき、バターコーヒー専門店もあるので、気軽に初めてみる人も増えました。ダイエット効果が出なかった人は「体重が2kg増え体脂肪率が5%上がった」「普通のバターで代用していたが効果が出ない」と断念する人もいます。

バターダイエットの効果が出るかどうかは、シリコンバレー式ダイエットのルールに則って実践したかで、明暗が分かれるようです。

Thumbバターコーヒーの効果と口コミを調査!ダイエットの効果的なやり方とは? | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

バターダイエットおすすめのレシピ

ピーマンのバターポン酢炒め

【材料】

  • ピーマン 8~10個
  • ポン酢 大さじ1.5~2
  • 砂糖 小さじ1
  • バター 10g
  • 削り節 適量
【作り方】
  1. フライパンを熱しバターを入れます。
  2. 乱切りしたピーマンをしんなりするまで炒めます。
  3. ポン酢と砂糖で味付けし、削り節をまぶします。

ピーマンは栄養たっぷりの緑黄色野菜で、ビタミンC、ビタミンE、β-カロテン、ピラジンなどを含んでいます。 通常ビタミンCは熱に弱いですが、ピーマンのビタミンCは果肉が厚く繊維に守られているため、加熱しても、あまり壊れません。

ビタミンC、ビタミンEは美肌効果、抗酸化作用の働きがあります。ピラジンという成分は血液をサラサラにして、血栓予防に有効です。

味噌バターを使った白菜と豚肉の炒めもの

【材料】

  • 白菜 4分の1
  • 豚ひき肉 100g
  • 味噌 大さじ1
  • おろし生姜・オイスターソース・鶏ガラスープの素 各小さじ1
  • バター10g
【作り方】
  1. 白菜をザク切りにし、シリコンスチーマーに入れてレンジで6分温めます。
  2. 豚ひき肉に全ての調味料を入れ混ぜ、ラップをしてレンジで3分温めます。
  3. 2に水切りをした白菜を入れてよく和えて出来上がり。

白菜は約95%が水分ですが、ビタミンCやカリウム、ミネラル類がバランス良く含まれていて、食物繊維も豊富でダイエットに効果的です。豚肉にはカルニチンという成分が含まれていて、別名「脂肪燃焼の仕掛け人」と言われています。白菜と豚肉のうま味とバターのコクで、ダイエット中でも罪悪感なく食べられる逸品です。

バターダイエットのまとめ

パンとバター

バター100gあたりのカロリーは732kcalと高いですが、バターコーヒーに入れる10gで計算すると約73kcalです。オリーブオイルで10g約82kcalですが、バターは低糖質なうえ、良質な脂質が摂れる優秀な食材です。

バターコーヒーも飲み過ぎは良くないですが、毎朝の食事にすることを習慣にすると減量につながります。料理に油を使う時も、植物油脂ではなく、バターを積極的に使うように意識してみてください。

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