2018年06月25日公開
2024年07月17日更新
バターコーヒーの効果と口コミを調査!ダイエットの効果的なやり方とは?
アメリカでブームになっているバターコーヒーを知っていますか?このバターコーヒー、なんとダイエットに効果があるそうです。バターコーヒーという名前だけを見ると一見ダイエットとは無縁のように感じますが、作り方や飲み方で驚くほどのダイエット効果があるそうです。その効果から、アメリカでは「完全無欠コーヒー」という名前がついているほどなんだとか。今回は気になるバターコーヒーについて徹底調査しました!
目次
バターコーヒーとは?
バターコーヒーというドリンクを知っていますか?名前を聞いただけでは、高カロリーな新しいコーヒーメニューのように思えますが、実際はその真逆で、アメリカで流行しているダイエット向けのドリンクなのです。アメリカではこのバターコーヒーはバレットプルーフコーヒーとも言われています。その意味は、防弾や、完全無欠という意味で、「ダイエットに最適のドリンク」として注目を集めています。
バターコーヒーダイエットとは?
そもそもバターコーヒーダイエットとは、一体どこから始まったのでしょうか?その答えは、一冊の本の中にありました。その著書の名前は、「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」で、バターコーヒーはこの著書の中に登場します。この著書はアメリカの起業家デイヴ・アスプリー氏が考案し、バターコーヒーを使ったダイエット法を実践したところ、150kgあった体重がみるみる落ち、結果的に50kg以上減量しました。
さらに、バターコーヒーダイエットをすることにより、大幅な減量だけでなく、IQも20以上もアップしたそうです。この一連の結果を書籍にまとめ発信したところ、アメリカのセレブを中心に口コミで広がり、バターコーヒーダイエットはアメリカの一大ブームになりました。それでは、そんな「完全無欠」のバターコーヒーダイエットは、一体どのように行うのでしょうか?また、効果的な期間はどのくらいなのか紐解いていきましょう。
バターコーヒーの驚きの効果とは?
バターコーヒーダイエットを実行した人の口コミでは、「バターコーヒーを朝食代わりに飲んだだけで1カ月で数kg体重が落ちた!」や、「バターコーヒーを飲むことで腹もちがよくなり、間食を辞めることが出来た!」という肯定派の声が目立ちました。しかし一方で、こんな口コミもあります。「バターコーヒーを飲んだが痩せなかった…」「むしろ体重が増えた。効果なし!」といった、ネガティブな口コミも見られました。
果たしてバターコーヒーはダイエットに効果があるのでしょうか?「バターコーヒーはダイエットに効果がある!」という肯定派の口コミと、「バターコーヒーはダイエット効果なし!逆に太る!」という否定派の口コミの内容を検証した結果、このような違いが発見できました。効果なしの原因は、バターコーヒーダイエットのやり方に原因がありました。
バターコーヒーダイエットは効果なし?
ただバターコーヒーを飲むだけでは太ってしまいます。このバターコーヒーダイエットには、厳密に守るべきルールがありました。そのルールが守れていない人がバターコーヒーを飲んでも、「効果なし」となってします。実際、ネガティブな口コミをした人も、多くが正しい方法でバターコーヒーダイエットを行っていませんでした。
「効果なし」と言っていた人は、いずれも食事時間を守らなかったり、正しいバターコーヒーを作っていなかったのです。それでは、バターコーヒーダイエットはどのようにすれば効果が得られるのでしょうか?実際にバターコーヒーダイエットを行って「効果なし」と感じた人は、ぜひ参考にしてみてください。
「バターコーヒーでダイエットに成功した!」という人の口コミを投稿している人は、多くの人が厳密にルールを守ってバターコーヒーダイエットの実行していました。それでは、バターコーヒーはどのようにして飲めばダイエット効果が現れるのでしょうか?具体的なバターコーヒーダイエットのやり方を見ていきましょう!実際に試してみて「効果なし」と感じた人は、もう一度やり方をおさらいしてみましょう。
バターコーヒーのコツは食事時間にあった!
バターコーヒーダイエットの基本的なルールは2つです。1つ目は「夕食から次の食事までの時間は16時間空けること」と、2つ目は「朝食の置き換えとしてバターコーヒーを2杯飲むこと」です。例えば前日の夕食を午後8時に食べたとしたなら、次に食事ができるのは昼の12時になります。しかし、バターコーヒーは食事に入らないので、その間の朝食の時間に2杯飲むことができるのです。
夕食から次の食事までの間にバターコーヒーを飲むことによって、空腹を落ち着かせる効果があります。また、バターとMCTオイルの効果で満腹感が得られ、「空腹で力が出ない」ということが無くなります。むしろ、効率的にエネルギーに変換されるため、通常の朝食を食べたときよりも午前中の仕事がはかどるといった口コミも多く見られます。この効果こそが、バターコーヒーが「完全無欠コーヒー」と言われる理由です。
コーヒーにただバターを溶かしても効果なし!
バターコーヒーダイエット効果を得るためには時間を空けて飲むことが重要だということが分かりました。しかし、時間を空けてもコーヒーにただバターを溶かしたものを飲んでも効果なしばかりか、かえって体重が増えてしまう恐れがあります。バターコーヒーでダイエット効果を得るためには、きっちりと時間を空けて飲むことと、きちんとした材料でバターコーヒーを作ることが重要です。
ダイエットに効果あり!バターコーヒーの作り方
バターコーヒーは、コーヒーに普通のバターを入れただけでは残念ながら「効果なし」です。正しいバターコーヒーの作り方は以下の通りです。材料は、ブラックコーヒー200~250ml(マグカップ1杯相当)、グラスフェッドバター10g、MCTオイル大さじ1です。マグカップに入れたコーヒーにバターとオイルを入れて溶かせば完成です。
バターコーヒーに使うバターは特殊なバターだった!
バターコーヒーに使われるバターは、普通のバターではなく、「グラスフェッドバター」という特殊なバターです。このグラスフェッドバターとは、草(グラス)を与えられた(フェッド)バターという意味で、その名前の通り牧草のみを与えられた牛のミルクで作られたバターです。このグラスフェッドバターは、高級バターで、価格も高めなのですが、アメリカのセレブを中心に口コミで広がり、その効果も注目されています。
一般的な乳牛は牧草ではなく、牛舎で穀物などの飼料を食べて育ちます。そうした穀物を食べて育った牛のバターは、グレイン(穀物を)フェッド(与えられた)バターと呼ばれます。グラスフェッドバターの原料となるミルクは、放牧された牛のミルクを使用しています。放牧牛のミルクは、ストレスがないため、普通のミルクよりも栄養価が高く、味も良いため、健康効果も期待できます。
バターコーヒーに使用するグラスフェッドバターは、「酪酸」と呼ばれる脂肪酸が入っており、この酪酸が脂肪の分解を促進させる効果が期待できるという説があります。まだ研究中とのことですが、この酪酸は上質なバターに含まれているそうです。そのため、この上質なグラスフェッドバターを使用しているバターコーヒーは非常にダイエット向きの飲み物だと言えます。
バターコーヒーに不可欠なMCTオイルとは?
MCTオイルの効果と効能
まずはMCTオイルのMCTの意味を説明します。MCTとは、中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)のことで、このMCTオイルは体に摂り入れてもすぐに燃焼されエネルギーとなるため、体脂肪になりにくく、万部区間を持続させてくれる効果があります。また、脳機能を活性化させる効果のあるケトン体を生成するため、脳の働きを促し、アルツハイマー予防などの効果が期待できるスーパーオイルです。
ココナッツオイルにも同等の効果がある!
また、過去に大きなブームになったココナッツオイルにもMCTオイルと同等の効果があることが分かっています。ココナッツオイルはグラスフェッドバター同様に不飽和脂肪酸なので、便秘の改善などにも効果があります。また、独特のココナッツの香りがあるので、バターコーヒーにアクセントをつけたいときにはココナッツオイルを使用してバターコーヒーを作ってみてもいいでしょう。
バターコーヒーに向いているダイエット効果の高いバターとは?
バターコーヒーの作り方でも紹介しましたが、バターコーヒーに適しているのは、グラスフェッドバターというバターが最適とされています。しかし、日本ではそのようなバターは一般的なスーパーなどでは見かけません。また、輸入スーパーなどでグラスフェッドバターあったとしても、100g数千円と、とても高値で日常的に使うには躊躇してしまします。そこで、日本にいても手に入るバターコーヒー向けのバターを調査しました。
日本で手に入るバターコーヒー向けのバター
グラスフェッドバターは、日本では生産量は少ないのですが、牧場などでは生産している場所もあり、通販も可能です。また、日本の一般的なスーパーなどにもグラスフェッドバターに近いものがあります。よつ葉乳業が販売しているよつ葉バターは、使用している乳牛にもこだわり、使用されるミルクを作る乳牛の飼料も牧草の割合が多く、グラスフェッドバターと同じような効能が期待でき、価格もリーズナブルです。
バターコーヒーダイエット期間はどのくらい?
効果が感じられる期間は3週間から1カ月!
バターコーヒーダイエットには明確な期間設定はありません。生活の根本をこのサイクルにすることを提唱しているため、具体的な期間というものは定義がありません。バターコーヒーのダイエット効果が現れ始めるのは、ダイエットを開始して3週間から1カ月くらいしてからだと言います。バターコーヒーダイエットの成功者は、この期間に徐々に体重が減り、理想の体重になるまで継続してバターコーヒーダイエットを行っています。
バターコーヒーダイエットは短期間に集中して同じメニューしか食べない単品ダイエットなどではないので、短期間で効果を望むのは難しいかもしれません。しかし、生活や食生活を太らないものに整える習慣づけもできるので、長期間実践すれば、リバウンドしにくい確実なダイエット効果が期待できます。そんなバターコーヒーダイエットには、さらにうれしい健康効果が秘められていました!
まだまだあるバターコーヒーの効果!
バターコーヒーには、美肌効果、便秘解消効果があります。また、MCTオイルを使用しているため、脳の働きが活発になり、アルツハイマーの予防にも繋がります。さらに、バターコーヒーには抗酸化作用があるので、アンチエイジングにも効果があります。
健康効果抜群!簡単にバターコーヒーが作れるココナッツギー
さらに簡単にバターコーヒーを作る方法があります。それは、通販などで販売されている「ココナッツギー」をコーヒーに入れるだけです。ココナッツはココナツオイルのことで、MCTオイルと同等の効果があります。また、ギーとはバターから生成されたバターオイルのことでバターと同様かそれ以上の栄養価があります。このココナッツギーさえあれば、いつでもバターコーヒーが作れるので、手軽に試したい人におすすめです。
バターコーヒーはコンビニでも購入可能!
バターコーヒーは、コンビニでも購入することが出来ます。ファミリーマートとサークルK、サンクスでは、バターコーヒーを商品として販売しています。糖質制限ダイエットブームの波に乗って、2017年の年末に登場し、現在ではファミリーマートのレギュラー商品になっています。原材料も本格的で、ニュージーランド産のグラスフェッドバターを使用し、砂糖・香料も不使用で、糖質も抑えられています。
現在、ファミリーマート、サークルK、サンクスには、無糖タイプのバターコーヒーと、スイートタイプのバターコーヒーが販売されています。チルドコーナーのコーヒードリンクが並ぶコーナーにあるので、手に取りやすく、短期間のバターコーヒーダイエットを試したい人にはピッタリの商品です。またファミリーマートには、ボディメイクのRIZAPのコラボの低糖質商品も多数あるので、そうした商品を併せて摂るのも効果的です。
コンビニ商品でも効果は同じ?
しかし、コンビニではアイスで販売されているので、「ホットなら気にならないが、アイスだとバターの癖が強くて飲みにくい」という口コミも挙がっています。とはいえ、手作りするとなかなか面倒くさいバターコーヒーなので、コンビニで手軽に完成されたバターコーヒーが買えるので時間がない人や、気軽にバターコーヒーが試せるのはうれしいポイントです。
バターコーヒーのダイエット効果はコンビニ商品でも、もちろん変わりはありません。ファミマのバターコーヒーは商品研究を重ね、きちんとした配合で作られているバターコーヒーなので、効果は自作のバターコーヒーと同じです。風味や味は、出来立ての手作りバターコーヒーよりは劣ってしまいますが、手軽さを考えれば問題はありません。
ダイエット期間中にコンビニ商品を取り入れられると、気持ちも楽になり、ストレスも軽減されるでしょう。また、どうしても飲みにくい場合は、容器に移し替えて温めて飲むことをおすすめします。ただし、コンビニは便利な反面、ダイエット中には誘惑が非常に多い場所です。バターコーヒーと一緒にパンやおにぎり、お菓子などを購入するのは控えましょう!
バターコーヒーは正しい飲み方をすればダイエット効果あり!
バターコーヒーダイエットは、口コミなどで、「効果あり」「効果なし」が二極化していますが、正しいやり方を一定期間実践すれば、確実に効果のあるダイエット方法です。ぜひ材料を手に入れ、「完全無欠コーヒー」を作って、最強の食事方法を実践してみてください。さまざまなダイエット方法をして効果なしと感じた人は、ぜひ一度このバターコーヒーダイエットを実践してみてください。驚きの効果が期待できるかもしれません。