2019年11月23日公開
2024年10月03日更新
白米ダイエットのやり方と効果!大好きなお米を食べても痩せる!?
白米ダイエットのやり方と効果について徹底解説します。ダイエットの敵と思われている白米ですが、実は食べることでダイエット効果が期待できるのです。白米ダイエットの効果や実際に成功した人の口コミ、そして白米ダイエットのレシピを紹介します。
目次
白米ダイエットの効果を徹底解説
白米ダイエットはバブル時代からあるダイエット方法の一つです。白米とダイエットは結びつかないように感じますが、白米ダイエットはしっかりとした根拠があるダイエット方法なのです。白米を食べることがダイエットになるならば、白米好きにはこの上ない朗報なのではないでしょうか?
ここでは、白米ダイエットの効果についてと、白米ダイエットのやり方についてを詳しく解説します。また、白米ダイエットを行った人の口コミや、専門家の考えなど、参考になる意見を集めました。後半では、今日の食事から取り入れられる、白米ダイエットのちょい足しレシピを紹介します。
白米ダイエットの効果
白米には脂肪燃焼効果、腸内環境の改善、脂肪と糖の代謝をサポートなどのダイエット効果があります。そして、白米は満腹感を得ることができるので、ダイエット時の食事に適していることも上げられます。
以上のことから、白米を食べる方が食べない人よりも痩せやすい身体を得ることができるのです。白米ダイエットの効果を一つ一つ説明していきます。
ダイエット効果①脂肪燃焼効果
ダイエットをしたいと思う人の大半の悩みは、身体に付いた脂肪ではないでしょうか?つまり、ダイエットの成功は、すでに付いてしまった脂肪を燃焼し失くすことです。白米はしつこい脂肪を燃焼させる効果があります。
糖質制限ダイエットでは糖質が太る原因であり、糖質を食べないことを推奨しています。よって、白米も糖質だから食べない方が痩せるといった考えが広まっていますので、白米で痩せるとは信じ難いのではないでしょうか?しかし、糖質は悪の考えは安直な考え方なのです。
実は、糖質を含む炭水化物にも色々な種類があり、白米に含まれる炭水化物は主にデンプン質になります。実は、このデンプンが脂肪燃焼効果を持っているのです。
その理由は、デンプンには食事誘発性熱生産を高める効果があり、内臓の活動を活発にして体脂肪を燃やす力があるのです。つまり、食べることが脂肪燃焼を起こし、ダイエット効果が望めるという訳です。
ダイエット効果②腸内環境の改善
腸内環境をきれいにするのに不可欠な栄養素が食物繊維です。不溶性食物繊維は、腸内に溜まった不純物を便の形にまとめ上げて外に押し出す効果があります。また、水溶性食物繊維は、善玉菌の餌となり悪玉菌を減らして腸内を綺麗にする効果があります。
驚くことに、白米のデンプンは食物繊維と同じ働きをしてくれるのです。白米のデンプンが冷えるとレジスタントスターチになります。この栄養素は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方の性質があり、ダブルの腸内改善効果を期待することができます。つまり、白米は、腸内環境を整える最強食べ物なのです。
便秘が解消されればダイエットの効率が高くなり痩せやすい体になります。そして、腸内フローラがきれいになることで大腸での栄養素吸収がスムーズになり、必要な栄養素をしっかりと吸収できるようになるのです。
白米には、食物繊維もたっぷり。野菜由来のものよりも、穀物由来の食物繊維のほうが、整腸作用が高く免疫力をアップしてくれます。
ダイエット効果③脂肪と糖の代謝をサポート
白米に含まれるビタミンB1が糖質を分解してくれるので、糖質が体脂肪に変わるのを防いでくれます。また、ビタミンB2には脂肪分解酵素の働きを上げる効果があり、身体に蓄積した脂肪を分解してエネルギーとして使うことができます。
これらの働きにより、食べたものを効率的にエネルギーとして変換できるので、ダイエットの成功率が格段に上がるという訳です。
ダイエット効果④満腹感が得られる
白米ダイエットが有効的である理由として、満腹感が高いことも大きな要因です。ダイエット中は間食をできるだけしたくないものです。満腹感が長く続けば、間食を減らすことができます。
まず、白米は血糖値を緩やかにする効果があるので、インシュリンの分泌を防ぎ血糖値の急激な上昇を抑制してくれます。低血糖は急激な血糖値の上昇の後に起こるので、白米は甘いものが食べたくなる感情を生みにくくしてくれるのです。
また、白米のアミノ酸スコアは80で、小麦のアミノ酸スコア50と比べてみて分かるように高いスコアとなります。これにより、満腹中枢を刺激してくれるため、白米を食べると満腹感が得られるのです。
ダイエット効果⑤白米は体を冷やしにくい
白米の糖質は体に負担をかけずに素早くエネルギーへと変換されます。エネルギーで体が働けば熱量が上がり、ぽかぽかしてきます。つまり、白米を食べることにより、冷えにくい体になるのです。
逆に、白米を食べない生活を送るとエネルギーの効率が悪化し、脂肪が燃えにくくなるだけではなく、体温が低下することにより太りやすく不調をきたす体になる恐れがあります。
昔からお米を主食にしてきた日本人にとって、ご飯は非常に消化しやすく、身体を冷やしにくい食べもの。これは効率良くエネルギーを作り、体温や正常な代謝を保ったり、脂肪をもえやすくしたりすることにつながります。
白米ダイエットのやり方
白米ダイエットのポイントは、常温か5℃ほどの冷やご飯を食べることです。白米のレジスタントスターチは冷えてる時に作られる栄養素で、温めてしまうと糖質に戻ってしまいます。ダイエット効果を最大限に得たいのであれば、冷やご飯で食べるようにしましょう。
朝晩と食事で単に白米を食べるだけでは、ダイエット効果は低くなってしまいます。白米ダイエットを成功させるためのやり方について解説していきます。
食べる順番
出典: https://tenki.jp
白米ダイエットで効果を上げる方法の一つは、ご飯の食べる順番を守ることです。初めに食物繊維が豊富な野菜を多く使った汁物を食べるようにしましょう。
温かい汁もので胃を温めておくと消化吸収が良くなります。また、野菜を食べると食物繊維とビタミンを摂取することができるので、糖質の吸収を抑えることができます。
汁物の次にタンパク質を含むおかずと、白米を食べます。おかず1口を良く噛んで食べたのち、白米を2口食べるのが理想です。最低でも1口ごとに30回は噛むことをおすすめします。満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防げ、唾液から分解酵素のアミラーゼを多く分泌するので、脂肪が付きにくくなるのです。
白米とおかずの割合
白米が6割、おかずが4割が白米ダイエットの食べる割合です。白米ダイエットでの白米の量は、少なくとも一食で150g以上を食べるように求められています。代謝を高めて痩せやすい身体にするためには、一食当たりの白米の量は240gが必要です。つまり、一日で2合を食べるのが白米ダイエットの条件といわれています。
食べる時間帯
白米ダイエットは、朝食、昼食、夕食の主食に白米を食べるダイエット方法です。白米から摂る糖質でエネルギーを生み出し、脂肪を燃焼させるのが目的ですので、就寝の3時間前までには夕飯を食べ終えるようにしましょう。
食べたご飯が消費され始めるのは食事をしてから30分後で、3時間後には消化されます。この消化機能が働くのは夜の10時くらいまでです。それを超えると大抵の人の身体はスリープモードに入り、食べた糖質や脂質を適切に分解できず、脂肪となり太って行きます。
白米ダイエットは、食べる順番、食べる割合と量、そして食べる時間帯を正しく行うことが成功の鍵となります。
白米ダイエットの口コミ
お米ダイエットのコツは冷やす!食べながら痩せるたった一つの方法 | 産後の簡単ママダイエット|モデルママの即効ダイエット成功法 https://t.co/LKHMFQjuZp
— 現役モデルママ (@diettomomi) January 7, 2019
#白米ダイエット#お米ダイエット#糖質ダイエット#炭水化物#食べて痩せる#モデル食事#モデルダイエット
あまりもうきつい食べない減量はやりたくないですねw
— いろはす@横アリperfume12/11参戦済 (@irohasu6925) August 28, 2016
僕は動いてる時間が多いのでゼロカーボや、きつめの糖質制限をやったらフラフラになりますしそういう何かを制限しすぎる減量は心に影響を与えるので怖いです笑
ボディビルダーでも白米ダイエットで成功してる人もいますし!
白米ダイエットをしている人の口コミを紹介します。口コミは白米ダイエットを行うにあったて、参考になると思います。
ダイエットの他にも良い効果が出たといった口コミでは、「お米を食べ出してから下半身のむくみが減った。」や「冬になると冷え性で大変だったが、白米中心の生活をしてひと月で身体が熱くなり、疲れにくくなった。」、また「白米生活で肌のツヤが良くなった。」などの効果を実感しているようです。
白米ダイエットは初めて直ぐに効果が出るとは限らないようです。人によっては体重が増える時期があるようで、「白米ダイエットを始めて2キロくらい太りましたが、続けていたら順調に痩せるようになりました。」といった口コミもありました。正しい方法を継続して身体を変えることが必要のようです。
また、大好きなお菓子をストレス食いしてしまう人の口コミでは、「始めた頃はたまにお菓子のドカ食いがありましたが、5か月目からドカ食いしなくなり、精神的に安定するようになりました。」といった口コミがあり、食欲中枢の正常化までに時間が掛かることもあるようです。
白米ダイエットの考え方
白米ダイエットが有効なダイエット方法として広まった理由には、伊達氏と鈴木氏による白米ダイエットの理論の本が出たことによります。そして、チャレンジした成功者から、口コミで広まって行きました。伊達式と鈴木式で考えられている白米ダイエットについて解説します。
伊達式の場合
水分を抜くのではなく体脂肪を減らす
糖質制限をして炭水化物を取らないようになると、短期間に体重を落とすことができます。それ故に、糖質制限ダイエットに火か付いたといえます。しかし、この体重減少は、体内にあった水分が抜けて体重が減ったにすぎず、本当の意味で痩せたとはいえません。
ダイエットの成功は、体重を減らすことでではなく、体脂肪を減らすことです。体脂肪を減らすのに必要なものは筋肉を動かすエネルギーです。効率よくエネルギーを生み出すために白米を食べることが痩せる秘訣です。
糖質を摂らないようにする(炭水化物を減らす)と、先ず体内で糖にくっついていた水分ふぁ排泄されるため、短期間で体重を落とすことができるのも確か。でもこれは一時的なこと「水分が抜ける=体重が落ちる」という現象に過ぎません。
白米だけではなく食生活全体を見直す
好きなものだけを食べていては、栄養素が偏ってしまいます。白米ダイエットをする上で必要なことは、食生活全体を見直すことです。太る原因はごはんの食べ過ぎではなく、食生活全体のバランスが悪くて起こるのです。
足りない栄養素を補いバランスをとる
伊達式の栄養素の考え方は、食べたいものを適量食べた上で足りない栄養素を補い、摂り過ぎたものをトコロテン式に外へと押し出す方法です。この栄養素のバランスのとり方が食べ合わせの根本的な考え方としています。
低カロリー食品が痩せない要因になる
低カロリー食品はエネルギーをあまり作り出すことができない食品です。低カロリー食品ばかりの食事をしていると、身体は万年エネルギー不足を起こしている状態になります。
これにより、身体は脂肪を燃焼させるのを辞めて、体脂肪を溜め込むようになり痩せない身体になるのです。そして、その状態で糖質を摂取すると身体は身を守るために脂肪として蓄積していくようになり、食べないのに太る身体になるのです。
鈴木式の場合
白米でブトウ糖を補給する
鈴木氏の栄養素に対する考え方は、車でいうと糖質はガソリン、タンパク質はエンジンや外枠であり、ガソリンが足りないからといってボディを壊してまでガソリンに変換するのでは、健康な身体は維持できないとなっています。
その点で、血液に入ってすぐにブドウ糖に変換される白米は、エネルギー源として理に叶った食べ物なのです。
糖質制限は内臓に負担をかける
糖質制限は糖質の代わりに脂肪が燃える糖新生の仕組みを利用して、脂肪を燃焼させて痩せていくダイエット方法です。しかし、この現象では肝臓と腎臓を必要以上に使うことになります。鈴木式ではこの方法は内臓に負担をかけるので、負担なく直ぐにエネルギーになる白米を推奨しているのです。
なぜわざわざ遠回りをし、他の臓器に負担をかけてエネルギーを作らねばならないのか?エネルギー生成は糖質摂取でまかない、肝臓や腎臓にはそれらにしかできない仕事をしてもらった方が、健康な身体作りができる。
まずは白米からタンパク質と脂質を摂取
白米には、1回の食事240gに必要なタンパク質と脂質が含まれていると鈴木氏は紹介しています。タンパク質は牛乳200ccと同量の12gで、脂質は豆腐1丁の10gと同量が白米に入っているのです。これにより、白米中心の食事を朝昼晩と食べれば、脂質とタンパク質不足の心配はいらないことにまります。
白米ダイエットにおすすめのちょい足しレシピ
白米にちょい足しするとダイエット効果がアップするレシピを紹介します。ちょい足しレシピを上手く活用して、白米ダイエットを成功させましょう。
レシピ①白米にしらたきを混ぜる
白米を炊く時に刻んだしらたきを加えるとカサ増しにもなり、カロリーを押させることができます。また、しらたきは、97%が水分でグルコマンナンという食物繊維とナトリウムを含んでいます。便秘やむくみ解消に効果的です。
入れ方は、みじん切りにしたしらたきのあく抜きをして、白米と一緒に炊きます。しらたきの水分がありますので、炊く水の量は少し少なめにしましょう。
レシピ②白米に大根を混ぜる
大根を白米に混ぜるレシピもおすすめです。大根の汁とでんぷんが合わさると消化吸収が良くなり、胃への負担を軽減することができます。味も甘みが増しますので、白米がより一層美味しく感じるレシピです。
大根の皮をむいて、みじん切りにしたら白米を炊くところに入れます。水の量はいつもと同じで大丈夫です。
レシピ③白米に雑穀米を混ぜる
白米に雑穀米を混ぜることで、白米では摂れない栄養素をプラスすることができます。色々な種類が入った雑穀米や、押し麦、玄米などその日の気分に合わせてちょい足ししてみましょう。
レシピ④白米にえのきを混ぜる
えのきには、低カロリーで食物繊維が豊富なため、ダイエット食品としておすすめの食材です。ビタミンB2、ビタミンB1が入っていますので、糖質、脂質の分解効果がアップします。
免疫力を上げるβグルカンやカルシウム吸収を高めるビタミンDなど、嬉しい栄養素が入っています。みじん切りにして白米に混ぜて炊きましょう。きのこにあるアミノ酸が旨味をアップさせます。
レシピ⑤白米にカリフラワーを混ぜる
カリフラワーは、ビタミンCや葉酸など抗酸化作用が高い栄養素が豊富です。カリフラワーの凄いところは、ビタミンが熱しても壊れないところにあります。ですから、白米と一緒に炊いてもしっかりとビタミンが摂取できるのです。
口コミでは白米の代わりとして、カリフラワーをご飯のように食べる方法も出ています。しかし、白米ダイエットでは、白米の栄養素がポイントとなっていますので、是非カリフラワーと白米両方のいいところ取りをしてみてください。
白米ダイエットで無理なく痩せよう!
白米ダイエットの効果ややり方、白米ダイエットを行った人の口コミを紹介しました。口コミを見ると、糖質制限をしていた人が白米ダイエットを始めた場合、身体が整うのに時間が掛かるようです。白米ダイエットを行うならば、糖質制限を辞めて食生活全体を見直してから始めましょう。
大好きな白米を食べれるダイエット方法ですので、ストレスなく続けていけるのが魅力の白米ダイエットをぜひ試してみてください。