業務スーパーの小麦粉は十分使えてコスパ抜群！中力粉・薄力粉も解説！

業務スーパーでは、小麦粉が非常にお得なサイズと値段で販売されています。お好み焼きなどの粉ものやクリームソース、お菓子など、様々な料理に使うことのできる小麦粉を、常に常備しているという人も多いのではないでしょうか？業務スーパーで販売されている小麦粉について、種類や内容量、値段などを調査しました。

小麦粉は一般的なスーパーで販売されていて、いつでも購入することができる商品です。その中でも業務スーパーの小麦粉は高品質かつロープライスと、コスパに優れた商品となっています。

スーパーなどでよく見かける薄力粉の場合、内容量が750gで値段は安くても128円ほどですが、業務スーパーなら1kg99円(税抜)ほどで購入することが可能です。業務スーパーオリジナルの他に、ニップンや神戸物産などのメーカー商品が取り扱われており、どれも高品質です。業務スーパーの小麦粉は安くて品質も良いため、常備しておきたい小麦粉です。

業務スーパーの小麦粉が安い理由は、小麦粉をコンテナで直接仕入れているからです。一度に大量に仕入れることで、輸送等にかかるコストを抑えることができます。さらに、業務スーパーは薄利多売で利益を出しているため、商品一つで得られる利益は少ないとしても、それを大量に売ることで全体の利益を出しているのです。

お店で販売されているものとはいえ、あまりに安すぎると品質が良くないのではないか？と考える人もいるでしょう。「安かろう悪かろう」という言葉もあるように、値段が安い場合はそれ相応の品質であることはよくあります。

食品であれば安全性も気になるため、小麦粉もむやみに安いものは買わない、国産のものにこだわる、と決めている人もいるでしょう。

業務スーパーでは確かに多くの商品が他のスーパーよりも安く買うことができますが、だからと言って品質が劣るということはありません。業務スーパーでは、食の安全を確保するための活動にしっかりと取り組んでいます。

業務スーパーでは、製造の現場である工場のチェック体制をしっかりとしいています。原材料の管理や衛生管理、品質管理など、それぞれの工程で基準が商品開発事前審査を元に設置されており、その基準をクリアしているのかを開発段階で工場監査を行うそうです。

もちろん、開発の際だけでなく、発売してからも工場の視察を定期的に行うことで、リスクや問題点がないかを徹底してチェックしています。

品質の管理も徹底しておこなわれています。特に、海外から輸入された商品は、厚生労働省や農林水産省の指導する厳しい検査を受けなければならず、これらをクリアした商品だけが国内で流通できます。

その検査では、食品衛生法に規定されている製造基準に適合しているのか、添加物の使用基準は適切か、有毒有害物質が含まれていないかをチェックします。食品のよって動物検疫や植物防疫などの検査も行われています。

業務スーパーでは独自の基準で品質検査をしており、そのためのスタッフもいます。入港後の品質検査に加え、機械を使っての微生物・理化学検査、実際に人の味覚や嗅覚によってチェックする官能検査を設けています。業務スーパーではより安全な商品を届けるため日々尽力しているのです。

業務スーパーでは、商品の品質の向上に向けて実際に買っている消費者からの声を参考に、品質改善に努めています。消費者から寄せられた意見を元に、商品開発を断続的に実践し、ニーズに応えられるよう、課題が見つかれば工場だけでなく原産地にも連絡しているそうです。

こうした消費者の声に向き合い、積極的に取り入れる取り組みによって、業務スーパーの商品は品質の改善、向上がなされているのです。

業務スーパーで販売されている小麦粉でまずおすすめなのが、薄力粉です。薄力粉は天ぷらや唐揚げなどの揚げ物をはじめとする料理にはもちろん、お菓子作りには欠かせません。

そもそも小麦粉は3種類に分類されており、その分類は粒子の荒さとグルテンの含有量によって分けられます。このグルテンが小麦粉の粘りをだすタンパク質の一種です。薄力粉、中力粉、強力粉の順に含有量が増え、粒子も荒くなっていきます。薄力粉は小麦粉の中でもっともグルテンの含有量が少なく、粒子の細かい小麦粉のことです。

業務スーパーの薄力粉は、ニップンのハート小麦粉なら、168円(税抜)、神戸物産の薄力小麦粉なら115円(税抜)と、大体1kg入りで100円代前半です。さらに、業務スーパーの薄力小麦粉はなんと99円(税抜)です。

1kg入っていて100円を切るのは非常に安くて助かります。セール時にはさらに安くなることもあるので、業務スーパーのセールに合わせて買うとさらにお得に購入できます。

業務スーパーの薄力粉の賞味期限は、約10ヶ月程度です。ただしこれは未開封の場合の期限なので、一度開封したら早めに使い切るように心がけましょう。薄力粉など、小麦粉は基本的に腐ることはないから賞味期限はあまり気にしない、という人もいるかもしれませんが、小麦粉の保存で一番注意したいのが、ダニの繁殖です。

特に、初夏から夏にかけての暑い時期には害虫が繁殖しやすく、わずかな隙間からでも小麦粉の中に侵入するとあっという間に繁殖してしまいます。小麦粉を保存する際にはしっかりと封をして、冷蔵保存しましょう。

原材料

• 小麦

業務スーパーの薄力粉の原材料は小麦のみで、これは他のメーカーも同じです。日本で販売されている多くの小麦粉に使われている小麦の原産地はカナダやアメリカ、オーストラリアですので、業務スーパーの薄力粉に使われている小麦の原産地も同じです。

他社の商品と比べると圧倒的に安い業務スーパーの薄力粉ですが、その品質は特別劣るということはないようです。業務スーパーの薄力粉を普段使いしたり、ちょっとしたお菓子を作りたいときなどに使っても、他社製品と大きな差があるということもなく、問題なく使えます。

次におすすめの中力粉について紹介します。薄力粉であれば、揚げ物などの料理やお菓子に、強力粉ならパン作りによく使う、という人は多いかもしれませんが、中力粉はあまり使ったことがないという人もいるのではないでしょうか？中力粉は、主にうどんなどの麺類を作る際に使われる小麦粉で、薄力粉と強力粉の中間的な性質を持っています。

うどん以外でも使うとすれば、餃子の皮を作る際にも使えます。さらに、通常は強力粉で作るパンを中力粉で作ることで、強力粉で作るよりもふわっとしたパンを作ることもできます。

中力粉は薄力粉と同じくらいの1kg118円(税抜)で販売されています。ただし、セールの対象になりやすいので、タイミングによってはこの値段よりも安く購入することができます。薄力粉と同様、他社製品に比べればかなり安商品です。

賞味期限は薄力粉と同じくらいの約10ヶ月です。こちらもダニによる虫害の可能性があるので、しっかりと封をして密閉状態にしてから冷蔵庫で保管しましょう。ダニは小麦粉類を好むため、一度侵入してしまうと、常温保存の場合はすぐに繁殖してしまいます。

この状態になっている小麦粉を気づかずに使ってしまうと、アレルギー反応が起こり、場合にはよっては命の危険もあるアナフィラキシーショックが起こる可能性もあるので、保存状態には十分に注意しましょう。

原材料

• 小麦

業務スーパーの中力粉はたんぱく質や脂質が薄力粉よりも若干数値が大きくなっています。たんぱく質であるグルテンが薄力粉よりも多く含まれているということがこの数値からもわかります。

業務スーパーの中力粉の味は、他のメーカーのものと特に遜色ないようです。中力粉はよく使われるのは麺類を作るときですが、強力粉の代用でパンを作る人もいるようです。

中力粉でパンを作る場合は水の量などが変わるため、分量に注意しなければなりません。ただ中力粉を使ったパンも実際にあるので、あえて中力粉でパン作りにチャレンジするのもアリでしょう。強力粉とはまた違った味わいのパンを作ることができます。

最後に紹介する強力粉は、主にパン作りで使用されることの多い小麦粉です。薄力粉、小麦粉よりもグルテンの含有量が多く含まれています。小麦粉の中でも少し値段が高くなりますが、家庭でパン作りを行う人にはおすすめの商品です。

業務スーパーの強力粉は1kgで販売されており、値段は138円(税抜)です。他のスーパーであれば1kgで267円のものもあり、300円弱ほどはかかるため、ほぼ半額程度で購入することができます。強力粉をよく使うという人にとっては業務スーパーで買った方が圧倒的にコスパが良くなります。

賞味期限は6ヶ月ほどと、薄力粉、中力粉などの小麦粉よりも短いです。これは小麦粉の中でもグルテンを多く含むことに起因しています。グルテンは変質しやすく、劣化が早いようです。

そして、強力粉も他の小麦粉と同様、虫害へ注意しなければいけません。開封したあとは必ず隙間のないように密封し、冷蔵庫で保存しましょう。

原材料

• 小麦

強力粉も中力粉と同様、グルテンが増えた分だけたんぱく質の数値が若干ですが大きくなっています。その分、炭水化物の数値は低くなっていることもわかります。

業務スーパーの強力粉も、他社のものと比べて遜色がないようです。しかし、中には他と比べると若干風味が足りないという意見もあるため、薄力粉や中力粉よりも品質の違いを感じやすいのかもしれません。

業務スーパーには小麦粉以外の粉ものも販売されています。粉ものはいくつかの種類を常備していると、家での料理のレパトーリーを増やすこともできるので非常に便利です。

スーパーによっては高い値段のついているものでも、業務スーパーであれば多くの粉ものを安く購入することができます。業務スーパーで販売されている小麦粉以外の粉ものについて調査しました。

まずおすすめなのがホットケーキミックスです。手軽にホットケーキを作ることができるため、特に子どものいる家庭では常備している人もいるのではないでしょうか？業務スーパーで販売されているホットケーキミックスは、ニップンこと日本製粉が製造元の商品です。粉類で非常に有名なメーカーなので安心です。

1kgで308円(税抜)と、小麦粉同様かなり安く購入できます。業務スーパーのホットケーキミックスは安くて味が美味しいという口コミが多く、味も問題ないようです。ホットケーキ以外のお菓子作りにも使うことができるので、一度買ってみても損しないでしょう。

業務スーパーにはたこ焼き粉やお好み焼き粉も販売されています。こちらも他の粉ものと同じように1kg単位で販売されています。なかなか一度には使い切れないかもしれませんが、小麦粉同様、密封して冷蔵庫で保存できます。

他のスーパーでも販売されていますが、多くは500gでお得用となっており価格も300円を超えるものがほとんどです。しかし、業務スーパーではたこ焼き粉とお好み焼き粉、どちらも1kgで298円(税抜)と破格の安さで販売されています。

これだけ安くても味は美味しいようです。業務スーパーのたこ焼き粉で美味しくたこ焼きを作ることができたという口コミもあります。安すぎるからという理由で買っていない場合は、ぜひ一度買ってみることをおすすめします。

業務スーパーではチヂミ粉も販売されていますが、これは韓国から直輸入している商品です。内容量は他の粉ものと同様1kg370円(税抜)で販売されております。

一度に大量のチヂミを作ったり、頻繁にチヂミを作るという人の場合は業務スーパーのものを買った方がコスパが良いでしょう。賞味期限も約8ヶ月と長いですが、しっかりと密封して冷蔵庫で保管し、早めに使い切るように心がけましょう。

業務スーパーには小麦粉や他の粉ものを1kg単位で非常に安く販売されています。安いから安全性が心配、という理由で買っていない人もいるかもしれませんが、日本製粉や神戸物産など、信頼できるメーカーが製造元になっているので、安心できます。

さらに業務スーパー独自の検査や安全基準を設けており、食の安全のために様々な取り組みが行われています。品質や安全性にも問題がなく、大量に安く購入できる業務スーパーの小麦粉を買って、様々な料理にぜひ使ってみましょう。