はちみつの食べ過ぎにならない摂取量とは?食べ過ぎがもたらす影響を解説

はちみつが食べ過ぎにならない1日の摂取量について調べました。はちみつを食べ過ぎると、どのような影響があるのかも詳しく解説します。甘くて美味しいはちみつを、安心して食べられる情報が満載です。ぜひ参考にしてください!

はちみつの食べ過ぎにならない摂取量とは?食べ過ぎがもたらす影響を解説のイメージ

目次

  1. 1はちみつを食べ過ぎると起きる影響を徹底解説
  2. 2はちみつの食べ過ぎにならない摂取量は?
  3. 3はちみつの食べすぎがもたらす影響
  4. 4はちみつの注意点
  5. 5はちみつは食べ過ぎに注意して食べよう!

はちみつを食べ過ぎると起きる影響を徹底解説

パンに塗ったハチミツ

甘くて美味しいはちみつは、料理に使ったりやパンに塗ったりもできる優れものです。喉にも良いと言われ、牛乳に溶かして飲んだり、そのまま食べることもあります。はちみつは自然食品のため、体に良いイメージがあるかもしれません。しかし砂糖と同じで、はちみつは糖質です。

1日の摂取量を超えて食べ過ぎると、様々な影響が出るため注意が必要です。はちみつを食べ過ぎると、どんな影響が出るのか詳しく解説しますので、はちみつを食べる際に役立ててください。

はちみつの食べ過ぎにならない摂取量は?

はちみつを食べるときに分量を計量して食べることは、あまりないのではないでしょうか?ビンなどに入っていることが多いはちみつは、どれだけ食べているか分かりずらく、食べ過ぎている可能性もあります。1日に摂取する上で食べ過ぎとならない、はちみつの量を解説しますので、いつも食べている量と比較してみてください。

1日の適切な摂取量は?

手でバツ印をつくる男性

食材にもともと含まれている糖質とは別に、糖質は1日の摂取カロリーの10%におさえることが理想です。はちみつの場合、1回に使う量は大さじ1杯くらいが目安です。米国心臓協会では、一日あたり大さじ1.5杯分、1週間で10.5杯分のはちみつの摂取量をすすめています。

ただし、他に糖質を取っていない場合の目安量となっているため、これより少ない量を意識し、食べ過ぎには注意しましょう。

はちみつのカロリーと糖質量

はちみつは自然食品で体に良いものではありますが、砂糖と同じく糖質でありカロリーもあります。はちみつのカロリーは、大さじ1杯で約64kcal、糖質は17g程度です。小さじ4杯分の砂糖に相当すると考えてください。ご飯は茶碗1杯(150g)で糖質量55.2gです。

はちみつを大さじ3杯食べると、ご飯1杯分くらいの糖質摂取量になると覚えておくと分かりやすいです。自然食品のイメージで食べ過ぎてしまうと太る原因になりますので、気を付けましょう。

年齢別や性別での適正な摂取量は違う?

三世代家族の写真

1日に摂取しても良いとされる糖質の量は、大体250~350gと言われています。成人女性で260gくらい、成人男性で350gくらい、小学生程度の子供で250gくらいです。性別や年齢によって1日のカロリー摂取量が違いますので、当然、糖質の適正な摂取量も変わります。

また、仕事内容や1日の運動量は人によって違いますので、適正の摂取量は変わってきます。子供は果汁の入ったジュースを飲むことが多いかもしれません。甘いものが好きな女性はデザートを食べることが多いこともあります。自分に合った適正量を年齢や運動量と合わせ調べてみることで、はちみつを食べ過ぎないようにしましょう。

はちみつの食べすぎがもたらす影響

はちみつは殺菌効果や便秘に良いなど、体に良い食べ物ですが、食べ過ぎには注意が必要です。はちみつを食べ過ぎると、どんな影響が出るのかをまとめましたので、食べる際には気を付けてみてください。

腹痛や下痢

はちみつには便秘を解消する効果があると言われています。はちみつに含まれているグルコン酸という成分が腸内環境を整える働きをし、腸を活性化させる作用があるためです。また、はちみつには保湿作用もあり、便を柔らかくしてくれる効果もあります。食べ過ぎると便が柔らかくなり過ぎてしまい、腹痛や下痢の原因となってしまうことがあります。

便秘解消にはヨーグルトに混ぜて食べると効果的ですが、分量を意識して食べ過ぎないようにしましょう。

ニキビが悪化

はちみつは美容効果にも良いと言われています。抗菌力と殺菌効果があり、ニキビの原因となるアクネ菌を退治してくれる作用や、皮脂の分泌をコントロールする働きもあります。乾燥肌の大人ニキビにも皮脂分泌の多い思春期ニキビにも効果があり、万能です。はちみつを直接肌に塗る人気のはちみつパックもおすすめですが、注意点が1つあります。

はちみつパックには非加熱のものを使用しましょう。加熱用のものはビタミン群がなくっているためです。ニキビにも効果的なはちみつですが、食べ過ぎで下痢になり肌に影響が出ることもあります。ニキビが悪化する影響はありませんが、食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

虫歯や糖尿病

はちみつは自然食品ですが、糖質であることを忘れてはいけません。食べ過ぎると虫歯や糖尿病につながってしまう場合がありますので、注意が必要です。虫歯の原因となるショ糖ははちみつにはほとんど含まれていません。しかし、非加熱や無加工のはちみつに限ってであり、加工されたはちみつにはショ糖がふくまれていることがあります。

すべてのはちみつが虫歯になりにくいわけではありません。はちみつを選ぶ際は加工されたものなのかをよく確認してください。糖尿病には、はちみつは血糖値が上がりにくく予防に効果的とされています。注意する点は、はちみつは砂糖よりも甘みを強く感じるため、食べ過ぎに気を付ける必要があります。

虫歯にも糖尿病にも、はちみつは特別に悪影響はありません。しかし、食べ過ぎるとどちらにも影響が出ることがありますので、食べ過ぎには十分に注意しましょう。

アレルギー

様々な効果のあるはちみつですが、花粉症にも効果があるそうです。はちみつには、花粉症の原因であるヒスタミンをおさえる効果があります。毎日少しずつ、生はちみつを食べることによって花粉への免疫や抵抗力をつけることができます。また、症状が出た時に直接、鼻腔の奥にはちみつを塗ったり、目尻に塗るのも効果的です。

花粉症の薬は眠気が来たり、副作用の可能性もあります。花粉症に悩んでいる人ははちみつを使ってみてはいかがでしょうか?

はちみつの注意点

健康食品としても効果のあるはちみつですが、食べ過ぎ以外にも危険が伴う場合もあります。命の危険につながることもありますので、しっかりと覚えておきましょう。

1歳未満の子供に食べさせない

はちみつにはボツリヌス菌という細菌が入っていることがあります。免疫力のない1歳未満の子供が摂取した場合にボツリヌス症になる危険性があり、絶対に食べさせてはいけません。ボツリヌス症は便秘になったり、体の筋肉が弱まったり、母乳を飲む力が弱くなるなどの症状が現れます。症状が酷い場合は、呼吸困難や呼吸停止に陥ることもあります。

もしもボツリヌス症の疑いがある場合には、すぐに病院を受診してください。大人には影響力の低いボツリヌス菌ですが、1歳未満の子供には食べさせないよう注意してください。

アレルギーの人は生はちみつを食べない

花粉症にも効果があるはちみつですが、はちみつの中の花粉が原因の花粉症の場合は注意が必要です。また、生はちみつには蜜蜂の分泌物が含まれているため、アレルギー反応のある人は食べることができません。蜜蜂の分泌物には、ミツロウやローヤルゼリーや蜂の子などがあります。

化粧品に含まれていることも多いので注意してください。アレルギーの症状には、喉の痛みや気持ち悪いといった症状で吐き気がすることがあります。かゆみや蕁麻疹が出ることもあり、症状が出た場合にはすぐに病院へ行きましょう。自分のアレルギーを知り、生はちみつに原因が含まれている場合には絶対に食べないようにしてください。

アナフィラキシーショックで命の危険も

アレルギー反応による喉の痛みや蕁麻疹が体調不良と重なると、さらに悪化する場合があります。アナフィラキシーショックという言葉を聞いたことがあるでしょうか?アナフィラキシーショックは、アレルギー源を摂取した瞬間にすぐに症状が出るのが特徴です。意識を失ったりや呼吸困難になったりなど、最悪の場合には命を落とす危険があります。

すぐに病院を受診することも大切ですが、自分のアレルギーについてよく知っておくことが重要です。ショックという名前がつくほど瞬間的に症状が出るアナフィラキシーショックを起こさないために、十分に注意しましょう。

はちみつは食べ過ぎに注意して食べよう!

予防や美容にも効くはちみつは、万能なパワーフードであることが分かりました。虫歯や糖尿病などに直接は影響はありませんでしたが、どの場合にも食べ過ぎると影響が出る可能性があります。はちみつは糖分ですので、食べ過ぎると太る原因にもなります。1日の摂取量をきちんと守り摂取することが大切です。

はちみつには、スーパーで売られているものから専門店で扱われる高級品まで様々な種類があります。旅行先のお土産やプレゼントにも、はちみつは最適です。食卓に1つあるだけで食事を華やかにしてくれます。はちみつの食べ過ぎに気を付けながら、色々な種類のはちみつを味わいましょう!

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