みかんで太るのか解説!食べ過ぎに注意すればダイエット中も効果的?

みかんは太ると思われがちですが、食べ方や食べ過ぎに注意すれば美肌効果も表れダイエットにも効果的です。本記事では他の果物とカロリーや糖質を比較し、どうすれば太ることなくみかんを美味しく食べられるかダイエットに最適な栄養素も合わせて検証します。

みかんで太るのか解説!食べ過ぎに注意すればダイエット中も効果的?のイメージ

目次

  1. 1みかんは太るのか?
  2. 2みかんが太ると言われる理由
  3. 3みかんのダイエット中の食べ方
  4. 4みかんのダイエット効果が期待できる栄養素
  5. 5みかんが太るかどうかは食べ方次第

みかんは太るのか?

みかんは日本の代表的果物で、1年を通して美味しく食べる事が出来ます。大きさもこぶしくらいで時期によっては甘みが強く、平気で2、3個食べてしまうこともあるでしょう。しかし、甘みが多い分太るのでダイエット中に食べるときには気を付けなければいけません。

まずはみかんはどのくらいのカロリーなのか他の果物と比べて検証します。また果物は糖質が多いので糖質の比較も合わせて紹介します。果物をダイエット中に食べるときは太る危険性もあるのでぜひ参考にしてください。

みかんのカロリー

HOW MANY CALORIES?と書いている



 

果物名 カロリー 果物名 カロリー
バナナ 86Kcal ぶどう 59Kcal
りんご 61Kcal いちご 34Kcal
さくらんぼ 60Kcal メロン 42Kcal
もも 40Kcal キウイフルーツ 53Kcal

みかん1個のカロリーはどのくらいなのでしょうか?普通の大きさのみかん1個の重さは約130gです。そのうち食べることのできる部分(可食部)は約100gあります。そのカロリーは約46Kcalです。他の果物もカロリーを表にするので、比較するとみかんのカロリーはほど太ると言われるほど高くないことがわかります。

表を見てもわかる通り、水分が多い果物は比較的カロリーが少なく、果肉が豊富につまっている果物はカロリーが高いです。また100gあたりの可食部の比較なので、みかんは食べ過ぎると一気にカロリーが高くなり太るので注意しなくてはいけません。

みかんの糖質

砂糖をスプーンですくっている



 

果物名 糖質 果物名 糖質
バナナ 22.5g ぶどう 15.7g
りんご 16.2g いちご 8.5g
さくらんぼ 17.1g メロン 10.4g
もも 102g キウイフルーツ 13.5g

次に太る原因の糖質を比較してみます。みかんの糖質は可食部100gあたり約12gあります。他の果物もだいたいカロリーと比例しています。大人が一日に糖質を摂取する量の目安は約320gと言われ、ご飯1杯の糖質が平均55gです。そう考えるとみかん3個食べると茶碗半分の糖質を摂ることになり、糖質制限中には太るのであまり向かない果物です。

みかんで太る?に関する口コミ

水が入っているペットボトルとメジャー

やはりダイエット中や糖質制限中にみかんを食べると太るのではないかと不安になるでしょう。SNSなどの口コミを見ても、みかんはダイエット中にたべると太ると言っている人もいました。ただ、みかんは味の癖もなく果物の中では食べやすいので、食べ過ぎなければ体に良い果物だし太ることはないという書き込みも多数ありました。

みかんが太ると言われる理由

次にみかんがなぜここまで太ると言われるか原因を検証します。カロリーや糖質を見てもバナナやりんごの方が高いのに、みかんばかりが太ると言われています。しかし、太ると言われる原因が実は沢山ありました。これを読んでみかんとどう付き合あっていくか考えてください。

体が冷えて代謝が悪くなる

寒がる女性

みかんは水分が多く含まれています。さらに冷蔵庫などに入れて冷たくして食べる人も中にはいるでしょう。体が冷えを感じると代謝が悪くなり太る原因となります。なぜなら、代謝が低いと摂取した栄養素をエネルギーに変える効率が悪くなるからです。そうするとどんどん栄養素が蓄積され脂肪が増えて太る原因となるのです。

糖質の摂りすぎで中性脂肪が増える

一日みかん1個など食べる量を制限すれば問題ないのですが、一度に3、4個食べてしまったり、テレビや読書をしながら食べると糖質がどんどん増えて太ることになります。一見、中性脂肪と糖質は関係なさそうにも見えますが、中性脂肪が高い主な原因はアルコールと糖質です。

中性脂肪はぶどう糖が不足したときに補うエネルギー源ですが、そのエネルギー源が増えてしまうと皮下脂肪として体内に蓄積され太ることになるのです。たかがみかんとは思わず、食べる量をきちんと考えて摂取することが大切です。

腹持ちが悪いので間食の食べ過ぎに繋がる

体重計にのっている写真

さきほど体が冷える説明でも書きましたが、みかんの約87%は水分で出来ています。そうなるとみかんを食べてもほとんどが体から排出され腹持ちが悪くなります。それによって何個も食べ過ぎてしまい、最終的には太る原因となるのです。果物を食べて間食をまかなうなら同じ果物でもりんごを食べた方が腹持ちは良いでしょう。

みかんのダイエット中の食べ方

みかんは食べ方によって太るかもしれませんが、栄養は豊富に含まれています。そこで、ダイエット中でも太ることはなく安心してみかんを食べる方法を紹介します。この方法を覚えておけば、カロリーや糖質を気にせずダイエットや糖質制限をする事が出来ます。

1日何個まで大丈夫?

みかんは約80gしかない小さいサイズから約180gある特大サイズまで様々です。その中でも約100gのみかんが主流だと言われています。みかんのカロリーは可食部が100gで約46Kcalなので2個食べると約92Kcal、一日の間食を約200Kcalで抑えると考えると2~3個が一日に食べても太ることはないでしょう。

ちなみにみかん一個に含まれているビタミンCは約32mgです。一日に摂取しなければいけないビタミンCが約100mgなので、3個食べると一日に摂取しなければいけないビタミンCが摂れることになります。太ることを考えるより、ビタミンを豊富に摂って体の調子を整えることも大切かもしれません。

夜寝る前のみかんは控える

どんな食べ物でも夜寝る前に摂ると太るし体に悪いことはだれもが知っているでしょう。しかしみかんは体に悪いことと太る原因になることと両方兼ね備えています。なぜならみかんは水分が多いので体が冷えて眠りが浅くなります。

そして柑橘系は消化が悪く胃に負担がかかり、栄養がきちんとエネルギーに変わることなく中性脂肪に変化してしまいうので、太る原因となるのです。ただ、柑橘系の香りはリラックス効果もあるので、気持ちが沈んでいるときなどは、太ることを気にせず食べる量だけ気にしてください。

筋を取らずに食べる

みかんを剥いたときについてくる白い筋(アルベド)にはビタミンPが豊富に含まれています。ビタミンPは毛細血管の強化や血流が改善される効果が見られます。また中性脂肪で太るかもと悩んでいる人は、ビタミンPを摂ることによって中性脂肪を分解してくれます。

あわせてアンチエイジングに効果的な活性酵素が含まれていたり、毛細血管が正常だと酸素や栄養がきちんと流れてくれるので老化防止にも役立ちます。

焼きみかんもおすすめ

白い筋に沢山栄養素が含まれているとわかっても苦みがあるので食べるには抵抗があります。そういうときは焼みかんにすると食べやすくなります。作り方は簡単で魚焼きグリルで焼いたり、アルミホイルに包んでオーブントースターに焼き目がつく程度まで温めます。

焼みかんにすると甘さが増し、白い筋をつけたままでも抵抗なく食べられます。また温かいので、寝る前に食べても体を冷たくすることなく寝る事が出来ます。

みかんのダイエット効果が期待できる栄養素

最後にみかんの詳しい栄養素を紹介します。みかんはダイエット中でも食べる量や時間をきちんと考えれば太ることなく有効だということがわかりました。そこで、どのような効果が期待できるのかを知って楽しくダイエットを行いましょう。

シネフィリン

日本でみかんと言えば一般的に温州ミカンを指します。それにしか含まれていない成分でシネフィリンと呼ばれる成分があり、これは気管支の筋を緩める作用が含まれていて特にのどの風邪を予防してくれます。またホルモンの働きを活性させ太る原因の脂肪を分解したり消化を助けてくれるので、脂肪燃焼効果食欲抑制効果も期待されます。

βークリプトキサンチン

βークリプトキサンチンは天然色素のひとつで、温州みかんにはオレンジの約100倍も多く含まれています。主な効能は骨粗鬆症の予防です。その他にも免疫力がアップしり美肌効果もありますが、糖尿病の予防にも効果があると言われています。この糖尿病による血糖値を正常にさせることにより太る原因である脂肪細胞の肥大化を抑えてくれるのです。

セルロース

みかんの白い筋や薄皮にはセルロース(食物繊維)が多く含まれていて、その中でもペクチンという水溶性食物繊維がダイエットに効果的です。効能は腸内で排便を促す働きがあり、特に便秘の人には効果的です。またコレステロールや糖の吸収を抑えてくれるので、太ると言われる糖質も薄皮や白い筋を一緒に食べることでコントロールしてくれます。

みかんが太るかどうかは食べ方次第

みかんは太るという原因は食べ過ぎが悪いということだけで、みかんに含まれる栄養素はダイエットに効果的だということがわかりました。特に焼みかんにすることで白い筋や薄皮を一緒に食べるとみかんの栄養を余すことなく体内に吸収することが出来ます。

水分が多いので太ると思ったときは食前に1個食べたり、おやつに焼みかんとして食べれば太ることなく美肌効果やアンチエイジングにも期待できます。冬になるとみかんが恋しくなるので、一日に食べる個数だけ注意してぜひ焼みかんにしておいしく食べましょう!

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