2019年09月10日公開
2024年09月27日更新
レモンのカロリーと糖質!ダイエット向き?他の果物と比較!
レモンは爽やかな酸味が魅力の食材ですが、カロリーを良く知らないという方も多いでしょう。この記事では、レモンのカロリーと糖質量を生、汁に分けて紹介します。ダイエット中の方も注目の内容となっているので、是非参考にしてみて下さい。
レモンのカロリーと糖質と栄養
レモンはお菓子やお酒にと様々な活用法が出来る食材ですが、食べる機会が多いとカロリーや糖質が気になってしまいます。生のレモンと市販のレモンに分けてカロリーと糖質量を紹介するので、レモンが好きという方やダイエット中の方など、レモンのカロリーが気になる方はチェックしてみて下さい。
レモンのカロリー
まず最初に、レモンのカロリーから見ていきましょう。生レモンとレモン果汁とではカロリーに違いがあるので、ここではその両方のカロリーを紹介しています。お酒などにレモンをよく使用するという方も参考にしてみて下さい。
生レモン
生レモンのカロリーは、100g当たり54kcalです。全力品の平均カロリーが212kcal、果物の平均カロリーが61kcalなので、特別カロリーが高いという訳ではありません。いくらカロリーが高くなくても食べ過ぎには注意する必要がありますが、レモンは酸っぱくてそれ程量を食べられないのでレモンのカロリーはあまり気にしなくても良いでしょう。
市販のレモン果汁
続いて、市販のレモン果汁のカロリーを見ていきましょう。上記では果実部分を含めたカロリーを紹介しましたが、お酒に入れたりお菓子作りに活用する時は汁だけ使用する場合が多いでしょう。
市販されているレモン果汁のカロリーは26kcalとなっています。生レモンの約半分の量であり、ダイエットを気にしている方でもそれ程気にする量では無いでしょう。因みに、レモン1個分の果汁は約6kcalとなっています。
レモンの糖質量
レモンのカロリーは気にする程ではありませんが、糖質量はどうなっているのでしょうか?糖質は炭水化物量から食物繊維量を引く事で求める事が出来るので、100g当たりの糖質量をこの計算式で求めていきましょう。
生レモン
生レモン100g当たりの炭水化物量は12.5g、食物繊維量は4.9gなので糖質量はおよそ7.6gという事になります。レモン1個分はおよそ80gなので、レモン丸ごと食べるとおよそ糖質量は6g程になります。
市販のレモン果汁
レモン果汁の糖質は、100g当たり約8.6g程です。果汁は食物繊維を含んでいないので、炭水化物量がそのまま糖質量となります。よってレモン果実よりは糖質が高いです。因みに、レモン1個分当たりのレモン果汁は24g程度なので、およそ糖質量は2.1g程となります。
レモンの栄養とダイエット効果
レモンは様々な栄養素が含まれています。有名なのはビタミンCやクエン酸でしょう。これらは老化防止になる抗酸化作用や乳酸の抑制する事で疲労回復効果などが期待出来ます。
他には老化防止に期待出来るエリオシトリン、中性脂肪を下げる効果が期待出来るヘスペリジン、リラックス効果が期待出来るリモネンなども含まれています。レモンを食べる事で様々な健康効果が期待出来そうです。
また、レモンに含まれているレモンポリフェノールはメタボリックシンドロームの予防と改善に有効であるという事が研究から分かってきているそうです。クエン酸の酸味による減塩効果からむくみを軽減させてくれるので、レモンはダイエット中には嬉しい食材であると言えそうです。
レモンのカロリーを他の果物と比較
上記でレモンのカロリーを紹介しましたが、他の果物のカロリーはどれ位か気になる方も多いでしょう。リンゴやイチゴなど人気の果物のカロリーを紹介します。
リンゴ
リンゴのカロリーは、100g当たり約57kcalです。レモンのカロリーが約54kcalなので、リンゴとほぼ同kcalという事になります。ただ、リンゴはそのままパクパク食べられてしまう果物ですし、食べ過ぎには注意したいところです。また、りんごはレモンに比べて1.5倍以上の糖質を含んでいます。ダイエット中には少し注意が必要かもしれません。
グレープフルーツ
グレープフルーツのカロリーは、100g当たり38kcalです。同じグラム数で言うとレモンより低めのカロリーになりますが、リンゴの場合と同じ様にデザートとしてそのまま食べる場合もあるので食べる量には気を付けましょう。また、糖質量も少しだけですがグレープフルーツの方が高めです。
ブドウ
ブドウの100g当たりのカロリーは59kcal程です。こちらもほぼレモンと同カロリーです。ブドウは食べるとしっかりと甘みを感じる事ができ、満足感が高いので量に気を付ければダイエット中のデザートとしても愉しむ事が出来そうです。
ただ、糖質量がレモンの倍近くあるので糖質量を気にしているという方にとっては注意すべき果物かもしれません。
イチゴ
レモンと同じくビタミンCが豊富なイチゴのカロリーは、100g当たり34kcalです。イチゴのカロリーが100g当たり54kcalなので、イチゴのカロリーは少し低めであると言えるでしょう。因みに、糖質量もほぼ同じとなっています。
レモンのダイエットにいい食べ方
ここからは、ダイエット中におすすめなレモンの食べ方を紹介します。レモン白湯など、意外な食べ方もあるのでダイエットにレモンを上手に取り入れたいという方は参考にしてみて下さい。
レモン白湯
白湯は、ダイエット中に効果がある飲み物として注目を集めている飲み物です。白湯とは一度沸騰させたお湯を冷ましたもので、カルキや不純物が抜けるので口当たりがまろやかになるというメリットもあります。
この白湯に活性酸素を取る働きがあるレモンを加える事で、体内のサビを取ってくれるので新陳代謝が上がりダイエット中におすすめのレモン白湯になります。体内の糖をエネルギーに変えてくれるので太りにくくなるのはもちろん、血流が改善されるので冷え性や肩こりの改善、疲労回復効果も期待出来ます。
レモン白湯を飲む時間帯は、朝起きて食事をとる前がおすすめです。これは朝の8時から12時くらいの時間は大腸が活発に動く時間とされているからです。この時間帯に白湯で体を温めれば胃腸が良く動き、レモンによって取れたサビが体外に排泄され、体内が綺麗になるでしょう。
ドレッシング
サラダを毎日食べるという方には、ドレッシングに活用するのもおすすめです。ダイエット中の方はサラダを食べる機会も多いかと思いますが、ドレッシングのカロリーが気になるという方も多いのではないでしょうか?
実はドレッシングは、ダイエット中に注意すべき食品の一つです。サラダはヘルシーなイメージがありますが、脂肪分が多いマヨネーズやシーザーサラダドレッシングを使用してしまうと太りやすい食品になってしまうからです。
レモンを使用したノンオイルドレッシングなら脂肪分も油分も無いですし、レモンの栄養も摂ることが出来るのでダイエット中にもおすすめです。
普段の食事にプラスする
ダイエット効果や美容効果があるレモンなので、毎日の食事にプラスして無理なく摂取するというのもおすすめです。先ほどのレモン白湯を毎日飲むという方法もありますし、そのままでは酸っぱくて食べづらいレモンも無理なく摂取することが出来るでしょう。
また、おつまみのレシピに活用するという方法もあります。例えば、アボカドやひよこ豆、パクチーやサーモンなどを一緒にすりおろしてワカモレすると美味しく愉しめます。ワカモレとはサルサの一種で、クラッカーの上に乗せると美味しいですし、ホームパーティなどにもピッタリです。
上記のワカモレなら野菜や豆類も同時に取れますし、脂肪分が少ないヘルシーなレシピなので毎日食べやすいのも嬉しいポイントです。自分好みのレシピでレモンを上手に取り入れてみてはいかがでしょうか?
レモンを毎日の食事にプラスしよう!
今回は、レモンの果実と果汁に含まれるカロリーや糖質量などについて紹介しました。レモンは低カロリー、低糖質なフルーツで、ダイエット効果が期待出来る栄養素も含んでいるという嬉しい食材です。
レモン白湯やドレッシングにする事で美味しくカロリーを減らし、健康効果を得ることが出来ます。ダイエット中の方もそうでない方も、レモンを毎日の食事にプラスしてみてはいかがでしょうか?