2019年09月09日公開
2024年09月27日更新
煮豆のカロリーはどのくらい?大豆や花豆など種類別比較!栄養価が高い!
煮豆のカロリーや糖質は、豆そのもの自体は低い傾向にあります。煮豆レシピの味付けによってはカロリーと糖質が異なるので注意が必要でしょう。大豆を始めとした煮豆に適切な豆の種類から、どのような栄養は含まれているのかまで紹介していきます。
煮豆とは?
日本の伝統的な料理
煮豆は日本の食卓には昔から馴染みのある、伝統的な料理として知られています。味付けには大まかに分けて3種類あり、甘いもの、塩味、しょうゆ味が主流です。お祝いの場でも作られることの多い煮豆ですが、カロリーが気になるという方も多いことでしょう。伝統的な料理だからこそ、カロリーや栄養は知っておきたいものです。
煮豆の基本のレシピ
- 豆は一晩ほど水に入れて戻しておきます。
- 戻したら水を捨てて、乾燥豆の3倍ほどの水で煮ます。
- アクを取りながら煮込んでいき、豆がふっくらしたのを確認したら味付けをします。
- 味付けは好みの調味料で行い、再度弱火でコトコトと煮たら完成です。
煮豆に使われる豆の種類は様々
豆には種類が豊富に存在していますが、その中でも煮豆におすすめの豆だけでも複数の種類があります。代表的な豆の種類の特徴を見ていきましょう。
金時豆
煮豆の中では代表的な豆になり、多くの人が煮豆を作る際に金時豆を使用しています。大きさも十分にあることから、食感を愉しむことができます。甘い味わいを感じることができるので、煮豆以外にも洋風の料理にも合わせることができるでしょう。
大福豆
大振りのいんげんまめの一種になり、煮豆にすることでふっくらとした食感を愉しむことができる豆です。大福豆にはいくつかの種類があり、和菓子にも使用されている様子を伺うことができるでしょう。見た目も陶器のように美しいので、煮豆にすることで艶やかな豆になります。
花豆
花豆は高級なイメージを持っている方も多いことでしょう。いんげんまめの近縁でもある花豆は、大きな花を咲かすことからその名がついています。豆のサイズが少々大きめなので、調理には時間を要するとされていますがその味わいは最高級ともいえるでしょう。煮豆にする際にはゆっくり時間をかけて豆を戻していく作業が必須です。
えんどう豆
えんどう豆には青えんどうと赤えんどうの2種類が存在しますが、煮豆に使用されるのは主に青えんどう豆です。青々とした豆の見た目が美しく、煮豆にしてもその美しい見た目を愉しむことができます。青えんどうは料理に幅広く使用することができるので、調理には役立つことでしょう。
そらまめ
野菜の一つとして扱われることのあるそらまめは、豆板醤の原料になっている豆です。煮豆にすることで、ふっくらとした食感を愉しめるので多くの方から支持されている豆です。
落花生
海外の豆でもあるピーナッツは、日本に来たことで落花生と呼ばれるようになりました。煮豆のイメージが少ない方も多いですが、親しみのある豆の味わいは煮ることでより一層日本人好みの味に変化します。
大豆
日本の食文化に欠かすことのできない大豆は、元々は中国の豆ともいわれています。現在は日本でも多く栽培がされており、種類も豊富なのが特徴でしょう。煮豆に使用される大豆として、日本では黒豆が有名です。甘い味わいの黒豆は正月のおせち料理で見かけることが多い料理です。
煮豆のカロリー・糖質と栄養価
カロリー
煮豆はカロリーが低いといわれています。その理由に、一度にたくさんの量を食べないことが挙げられます。煮豆は1粒あたり2kcalとされ、50g食べても100kcal以下です。
ですが煮豆は満腹感がそこまで得られないので、煮豆だけを食べている場合は気が付くと食べ過ぎてしまって、カロリー過多になりかねません。そのため、他の料理と併用をして食べ進めることをおすすめします。また味付けによってもカロリーは前後しますので、味付けのカロリーも考慮した方が良いでしょう。
糖質
煮豆の糖質は100gあたり約16gです。糖質制限ダイエットをしている方が気になるのは、カロリーよりも糖質でしょう。100gの煮豆となるとかなりの量になるので、糖質はそこまで高くないといえます。ですが、カロリーと同様に味付けによっては糖質も上がる可能性があるので、注意が必要です。
レシピによってカロリーも糖質も変わるので、できるだけカロリーや糖質が低いレシピを参考にするのが良いでしょう。低カロリーや低糖質に重点を置いたレシピも豊富に揃っていますので、そちらを参考にしてみましょう。
栄養価
豆には豊かな栄養が含まれています。そのため、定期的な摂取が好ましいといえるでしょう。含まれている栄養価と効果効能の一部を抜粋してみると、ビタミンB2とビタミンB1はアンチエイジング効果、食物繊維は成人病の予防やがんの予防といった効果が見られます。
その他にも栄養を豊富に含んでいるので、毎日少しでも摂取してみるのをおすすめします。
栄養たっぷりで種類も豊富な煮豆を楽しもう!
煮豆は栄養価がたくさん含まれているので、定期的に摂取してみるのが良いでしょう。和食料理などで配膳されることが多い煮豆は、現代の方は摂取量も低迷化しているとされています。
普段の食事とはまた違った、伝統的な味わいを愉しむことができるので、煮豆に挑戦してみてはいかがでしょうか?調理方法も簡単なので、様々なレシピを試してみてください。