2019年08月31日公開
2024年09月26日更新
コチュジャンのカロリーや糖質!豆板醤と違いは?低カロリーレシピも紹介
コチュジャンは大さじ1杯当たりどれくらいのカロリーや糖質があるのでしょうか?また、コチュジャンによく似ている調味料の1つである豆板醤との違いも調査しました。さらに、ダイエットにおすすめの低カロリーレシピも紹介します。
目次
コチュジャンのカロリーと糖質はダイエット中でも大丈夫?
コチュジャンは、唐辛子ともち米麹などを使って作られる調味料で、色々な料理に活用できます。韓国料理はもちろん、その他にも日本の料理にもアレンジして使うことができます。
コチュジャンを使った料理は美味しく、ついつい食べ過ぎてしまいますが、気になるカロリーは糖質について紹介します。コチュジャンのカロリーや糖質を知ることで、ダイエットしている方も食べやすくなるのでぜひ参考にしましょう。
コチュジャンのカロリー・糖質・栄養素
コチュジャンのカロリーや糖質はどのくらい含まれていて、栄養素はどのような物があるのでしょうか?気になるカロリー、糖質、栄養素について紹介します。
コチュジャンのカロリー
コチュジャンの材料は、もち米麹と唐辛子で作る調味料ですがカロリーはどれぐらいになるのでしょうか?コチュジャンの100gあたりのカロリーは256kcalで、大さじ1杯当たりは46kcalです。
コチュジャンは一度に大量に使う調味料ではないので、カロリーはあまり気にすることなく使える調味料です。
コチュジャンの糖質量
コチュジャンには、糖質がたくさん含まれています。100gあたりの糖質量は54.8gで大さじ1杯当たりでは糖質量は9.9gです。見ても分かる通り、糖質量が高いので使いすぎには注意しましょう。
では、なぜコチュジャンは糖質量が高いのでしょうか?それは、原材料にもち米が使われているので糖質を多く含んでいるからです。カロリーや糖質を調整しながらダイエットしている方は、違う調味料に切り替えることをおすすめします。
最近では、糖質を抑えたコチュジャンを作ることができるので、コチュジャンを使いたい方は手作りしてみましょう。
コチュジャンの栄養素
コチュジャンには唐辛子に含まれるカプサイシンやビタミンC、カロテンなどの栄養が豊富に含まれています。発汗作用や筋肉疲労の改善効果や抗酸化作用、食欲増進効果、ダイエットにも嬉しい脂肪代謝の向上にもつながります。
その他にもビタミンEやビタミンB6、モリブデン、ナトリウムも豊富に含まれています。ただ、注意しなくてはいけないのは塩分量が高いので使いすぎには気を付けましょう。
コチュジャンと豆板醤の違い
コチュジャンとよく間違われるのが豆板醤です。では、コチュジャンと豆板醤にはどのような違いがあるのでしょうか?2つの調味料の違いについて詳しく紹介しましょう。違いについて知ることで料理にも活用しやすくなります。
発祥地
コチュジャンは朝鮮半島から発祥した辛味調味料で、18世紀ごろから作られています。豆板醤は中国で発祥した辛味調味料で200年以上前から作られています。四川省で作られる豆板醤が有名で、人気もあり、四川料理には欠かせない調味料の一つです。
原料と製法
コチュジャンの原料は、唐辛子の粉、もち米麹に塩や醤油などで味をつけ、かめに入れて日当たりの良い場所に置き1ヶ月ほど発酵熟成させて作ります。作る時期におすすめなのが10月から3月頃の気温の低い時期で、低温で発酵さることで酸味が無くなり、まろやかな味わいに。もち米麹が入ることで辛味だけでなく甘みや旨み、コクが生まれます。
一方、豆板醤の原料はコチュジャンと同じ唐辛子が入りますが、大きく違うのはそら豆の皮を剥き発芽させてから麹と塩で半年ぐらい発酵させたものを混ぜ合わせる点です。お好みで大豆やごま油などが加えられ作ることも。発酵を早めたい場合は蒸したそら豆を使って作ることで、発酵を早めることができます。
コチュジャンと豆板醤の原料と製法違いは、もち米麹とそら豆の違いになり、唐辛子に加えることで違った調味料になります。料理に合わせて使い分けてみましょう。
使い方
コチュジャンは、韓国が発祥の調味料なので韓国料理に合います。韓国の代表的な料理として、冷麺やヒビンバ、トッポギ、ダッカルビなどに使うのがおすすめです。
豆板醤は、中国が発祥の調味料なので、中華料理によく合います。担々麺や麻婆豆腐、エビチリなどに使うのがおすすめです。豆板醤は油料理に適しているので、炒め物料理などが特に合います。2つの調味料をうまく使い分けて、楽しみながら料理しましょう。
コチュジャンの低カロリーレシピ
コチュジャンを使ったレシピにはどのようなレシピがあるのでしょうか?ダイエットをする方にもおすすめの低カロリーレシピを紹介します。コチュジャンを使って調理して、低カロリーメニューを美味しくいただきましょう。
豆乳コチュジャンスープ
- 豆乳:300cc
- コチュジャン:小さじ1
- 昆布茶スプーン:1杯
- しめじ:適量
- かぶ:1個
- 鍋に豆乳と昆布茶を入れます。
- しめじと櫛切りにしたかぶ、適当な大きさに切ったかぶの葉を入れます。
- 煮立ってかぶやしめじに火が通ったらコチュジャンを入れて混ぜます。
豆乳とコチュジャンが合わさることで、まろやかなスープに仕上がります。子供にも人気のスープなので食卓の一品に並べましょう。
鶏肉のコチュジャン炒め
- 鶏肉もも肉:200g
- しょう油:小さじ1
- すりおろしにんにく:小さじ1/2
- 小麦粉:大さじ1
- サラダ油:大さじ1
- Aコチュジャン:大さじ1
- Aみりん:大さじ1
- A砂糖:大さじ1
- Aしょう油:大さじ1/2
- 鶏肉は皮を取り一口大に切って、しょう油とすりおろしにんにくで下味をつけます。
- 1に小麦粉をまぶします。
- Aの調味料を混ぜ合わせます。
- フライパンにサラダ油を入れて熱し、鶏肉の中に火が通るまで焼きます。
- 一度火を止めて、3を加えて弱火にかけます。
- 焦げないように気を付けながらタレを鶏肉に絡ませたら完成です。
鶏もも肉は皮を取り除くことでカロリーを抑えることができるのでダイエットしている方におすすめのレシピです。コチュジャンの辛みが食欲をそそる一品です。
こんにゃくコチュジャン炒め
- こんにゃく:40g
- えのき:15g
- 人参:15g
- 油:小さじ1/3
- A味噌:小さじ1/2
- Aコチュジャン:小さじ1/3
- A砂糖:小さじ1
- A酢:小さじ
- Aすりおろしにんにく:0.5g
- ごま油:少々
- ゆず皮:少々
- カイワレ大根:5g
- こんにゃくは薄切りにして、さっと湯通しします。
- こんにゃくは、水気が飛ぶように油のひいたフライパンで野菜と一緒に炒めます。
- 野菜がしんなりしてきたらAの調味料を入れて絡めて、煮詰めるように炒め煮します。
- 煮詰まったらごま油を入れて、皿に盛りゆずの皮とカイワレ大根をのせたら完成です。
こんにゃくを使うことでカロリーを抑えることができます。また、コチュジャンを使って味を付けることで、ご飯が進む一品です。
韓国風冷奴
- 豆腐:1/2丁
- ねぎ:お好みの量
- かいわれ:お好みの量
- 糸唐辛子:お好みの量
- Aコチュジャン:小さじ1
- Aごま油:小さじ1
- A酒:小さじ1
- 豆腐の水切りをします。
- Aの調味料を混ぜ合わせてソースを作ります。
- 豆腐の上にソースをかけて、お好みでねぎ、かいわれ、糸唐辛子をのせたら完成です。
豆腐は、木綿でも絹でも合うのでお好みでソースに合わせて冷奴にしましょう。お酒のつまみに合う一品です。
手羽元のコチュジャン煮込み
- 手羽元:700g
- しょうが:10g
- 長ねぎ15cm
- サラダ油:少々
- A水:400cc
- A酒:大さじ3
- Aコチュジャン:大さじ2
- A醤油:大さじ2
- A砂糖:大さじ2
- Aプレーンヨーグルト:大さじ2
- 手羽元はよく水気を拭き取りしょうがは包丁の腹で叩きます。
- フライパンにサラダ油を熱し、しょうがと長ネギを炒めます。
- 手羽元を加えて両面に焼き色を付けます。
- 水をひたひたに注ぎAの材料を加えて、強火で煮立たせてから弱火で煮込みます。
- 煮込んでいる途中で中ねぎを取り除きます。
- 時々上下を返しながら汁気がなくなるまで30~40分煮込みます。
- 器に盛り付けたら完成です。
ヨーグルトを使うことで手羽元がとても柔らかく、コチュジャンの甘辛ソースと相性が良いレシピです。ぜひ、食卓の一品に並べましょう。
コチュジャンはダイエット中でも上手に使えば低カロリーに!
コチュジャンは、含まれる唐辛子の成分がダイエットに効果的です。紹介した色々なレシピを参考にして、コチュジャンを活用した美味しい料理をぜひダイエットに役立ててみてください。