2019年08月28日公開
2024年09月26日更新
カビ取り剤のおすすめ市販商品を厳選!効果的にカビを落とせる使い方も!
カビ取り剤は今や一家に一つはあるとされており、カビが繁殖しやすい浴室などの水回りには欠かすことができないでしょう。カビ取り剤には市販でもいくつか販売されていますがおすすめはどれなのでしょうか?また効果的にカビを落とす使い方も見ていきます。
落ちにくいカビをカビ取り剤でキレイにしたい!
カビは生活の中で切っても切れないといわれています。水のある生活をしている環境では、カビは落としても新たなカビが発生します。特にカビの発生が多く確認できるのが浴室ではないでしょうか?浴室は生活の中でも一番水の使用頻度が高く、尚且つ常に水分を含んだ空気をまとっています。
その空気中には一定の気温や湿度などの条件が一致することでカビ菌の繁殖が進みます。カビ菌が壁などに蓄積されたのが目に見えるカビなのです。特に浴室では何度掃除をしても黒カビが発生してしまっているのを確認することができるでしょう。そんなカビ掃除におすすめの商品や、効果的にカビを落とす使い方をここでは解説していきます。
カビ取り剤のおすすめ市販商品
カビ取り剤には有名な商品から、プロが愛用する本格的な商品までその種類は様々です。どのカビ取り剤にもそれぞれの特徴があり、用途に合わせて使い分けすることができます。有名なカビ取り剤、そしてプロが愛用するものまで特徴を踏まえて見ていきましょう。
カビキラー
ジョンソンから販売のされているカビキラーは、多くの人が目にしたことのあるカビ取り剤でしょう。使い方もとても簡単なので一家に一つあると、カビ取り掃除に活躍します。
素材を傷めずに、スプレー後に放置をするだけでカビを取ることができます。カビ取り剤の中でも比較的コスパの面でも優れているため、ストックを購入する方も少なくありません。
塩素の作用が働き黒ずみまで進行してしまったカビにも効果はてきめんです。また目に見える黒カビだけではなく、カビの発生しやすい場所に噴射して予防する効果も持っています。強力な浸透成分が配合されていることから、カビの根を退治するので数日間はカビ知らずの生活ができます。スプレー後に放置をしたら、シャワーなどで洗い流しましょう。
強力カビハイター
出典: https://jmty.jp
カビキラー同様にドラッグストアなどでもよく見かけることのある、花王の強力カビハイターも有名なカビ取り剤の一つです。塩素系のスプレータイプになり、カビキラーと強力カビハイターの両方を使ったことがある方も多いのではないでしょうか?強力カビハイターの魅力は粘度のある泡です。
カビが生える場所は壁など平坦な場所ではない箇所も多いことでしょう。そこへカビ取り剤を使用する場合、粘度が高い方が泡の密着を感じることができます。名前にも強力とあるように、落としにくいカビも落ちていると実感できます。
カビレベルに合わせて放置時間を変更するのが肝になり、軽い場合には5分ほど、酷い場合には15~30分ほど放置してからシャワーなどで洗い流すと効果を実感できます。また強力カビハイターは布製品にも対応しているので、カーテンなどのカビが生えやすいものにも使用ができるでしょう。
ゴムパッキン用カビキラー
ジョンソンから販売のされているゴムパッキン用カビキラーは、カビキラーと同様の効果を持っているカビ取り剤です。カビキラーとは構造が違い、スプレータイプではなくチューブタイプで中身も泡ではなくジェルでできています。
ゴムパッキン部分も泡スプレーでカビ取りができますが、このゴムパッキン用カビキラーは特化していることもあり使い勝手が良いのです。気付くと黒ずんでいるゴムパッキンに対し、ペンのようにカビ部分に塗ることができます。掃除が苦手な方でも手軽に使用することができますので、おすすめできるカビ取り剤の一つでしょう。
カビトルデスPRO
ウエキから販売されているカビトルデスPROは、ゴムパッキン用カビキラーと同様にジェルでできているカビ取り剤です。カビトルデスPROの優れている点は、ジェルのカラーが赤色をしているため塗った場所が分かりやすいのがポイントです。またカビ取り剤特有の塩素系の臭いがあまりしないので、臭いが苦手という方でも使用しやすいでしょう。
ジェル状になっていることから、塗りやすさはもちろんのこと液だれの心配もないので天井などのカビにも使用できます。放置時間は少々長くなり、1~2時間ほど放置をしてからブラシ等で軽く擦ってから洗い流しましょう。
カビとり一発
カビとり一発は主にプロが使用しているカビ取り剤です。鈴木油脂工業が販売を行なっており、一般の方でもネットなどで購入することが可能です。容量も多いので気になるカビを一撃し、一般のカビ取り剤で取り切れなかった黒カビも真っ白にしてしまいます。
こちらは泡スプレーではなくジェルタイプになるので、隙間などの落としきれなかったカビにも効果的でしょう。カビ落としの効能には一度使用すると驚くほど真っ白になると驚かれる方も多くいます。特有の臭いもそこまで無く、透明なジェルなのでカビが落ちていく様子を見ることができます。
但し放置時間はカビによっては1日程の放置時間が必要になるので、頻繁に使用する場所では放置時間を考慮して掃除を開始するようにしましょう。
カビ取り剤で効果的にカビを落とせる使い方
カビ取り剤を使用するときの正しい使い方や、効果的にカビを落とすことのできる使い方を知っていますか?実は意外にもカビ取り剤の使用方法を知らないという方が多いといいます。カビ取り剤を使用する際の注意点として、カビ取り剤は強いアルカリ性になるため換気を行なって使用するようにしましょう。
強い洗剤になるため肌に付着することで痒みや痛みを伴う可能性もあるので、液体を通さない手袋をして掃除を行なうことが前提となります。またパッケージに混ぜるな危険の表示がある場合には、相性の悪い酸性洗剤と混ざらないように使用するようにします。
使用前には必ずパッケージに記載のされている注意事項等を確認した上で使用するようにしましょう。これらを踏まえた上でカビ取り剤の効果的にカビを落とす使い方を紹介していきます。
汚れは落としておく
浴槽などの水回りの汚れはカビだけではありません。水垢や皮脂の汚れなども蓄積されていることが多いため、カビ取り剤をそのまま使用しても水垢や皮脂汚れに対して密着します。その下に生えているカビには直接効果を実感することができないといえるでしょう。
これを踏まえるとまずカビ取り剤を使用する前に、水垢や皮脂の汚れを排除する必要があるのです。浴室であれば普通の浴室用の洗剤などで全体を洗い、しっかり洗い流して汚れを落としましょう。
乾かしてから使う
水垢や皮脂の汚れを落とすために、シャワーなどを使用して洗い流しますがその直後にすぐカビ取り剤を使用するのはおすすめできません。水分が残っていることによりカビ取り剤の密着度が低くなります。また水分があることによって薄まってしまう可能性も高いのです。
そのため全体的に軽く掃除を行った後は、全体が乾くのを待つか全体の水気を全て拭き取ってからの使用をおすすめします。浴室乾燥機が付いている家庭ではそれらを使用すると速く乾くので、使ってみるのも良いでしょう。
横方向に薄くつける
カビ取り剤を使用する際に、カビを一刻も早く落とそうと考えて山盛りにかけていませんか?故に泡タイプの場合は液だれをしてしまったり、ジェル状の場合はすぐに容量が無くなってしまったりと感じる方も多いことでしょう。カビ取り剤の効果は空気に触れることによって威力を発揮しますので、多く乗せれば良いものではないのです。
泡タイプの場合は横方向に流すようにスプレーをし、薄く伸びていれば十分とされています。横方向でスプレーをする理由は、縦方向にスプレーをするとタイルなどの壁の場合は溝を通じて液だれをしてしまいます。こちらを踏まえると横方向へスプレーしていくのがおすすめされているのです。
また壁の上の方のカビを取りたい場合にはスプレータイプのものをプッシュするのではなく、不要な布やタオルにプッシュしてたたくように乗せましょう。そうすることで泡が目に入ったり液だれを心配せずに使用できます。
カビ取り剤を使ったあとにこすらない
カビを落とすために、スプレーやジェルを付けてすぐにゴシゴシとこすっている方も少なくありません。実はこの方法は効果が期待できないので、必ずスプレーやジェルを乗せた後は放置する時間を設けましょう。カビ取り剤を付けてすぐに、化学反応を起こすとされておりその化学反応を経てカビの排除をしていきます。
その段階でこすってしまうとその働きが行なわれぬままになりますので、必ず放置時間を設けてカビの組織が分解されたところで汚れが場合はブラシ等でこすりましょう。
パックで効果アップ
カビ取り剤の効果をより引き出したい場合には、パックを行なうのがおすすめです。ペーパーにカビ取り剤を含ませて、カビが酷いところへ貼り付けます。そのまま放置することで密着度が上がり、効果を実感することができるのです。
同様にラップでもパックが可能となり、泡やジェルを付けた場所の上からラップで保護するようにします。放置時間を設けてからラップを外し洗い流すと、より効果が確認できることでしょう。
カビ取り剤でカビを撃退しよう!
カビ取り剤は水場がある場所では欠かすことのできない存在になり、カビを落とす効果を持ちます。カビの無い生活が理想ですが、残念ながら現代ではカビの無い生活はなかなかできません。そのためカビを撃退するために効果的な使い方でカビ取り剤を使用してみましょう。