洗濯機掃除は重曹がいいの?簡単・黒カビ除去の仕方を徹底解説!
洗濯機の掃除は正しく行っているでしょうか?毎日のように使用する洗濯機ですから、入念に掃除をしたいものです。ですが、洗濯機は大型家電となっており、完璧に掃除することはまず難しいとされています。そのため、日ごろの掃除が欠かせません。最近掃除アイテムとして話題になっている重曹をはじめ、洗濯機の掃除にはさまざまなアイテムが使えます。重曹やオキシクリーン、またクリーナーを使用した洗濯機の掃除方法を紹介していきたいと思います。
洗濯機掃除には重曹がいい?
毎日使う生活家電のひとつとして生活に欠かせないのが洗濯機です。みなさんは、洗濯機の掃除はしっかり行っていますでしょうか?気づけば汚れてしまった・・・という経験をした方も多いのではないでしょうか?そんな洗濯機ですが、実は見えないところにも汚れが溜まっている可能性が高いのです。見えるところだけ掃除を行っていても見えないところに汚れがあるのは、意味がありません。
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洗濯機は、衣類を洗濯する家電です。そのため、清潔に保っていないと衣類にまで見えない汚れが付着したまま、日常を過ごしてしまう可能性も否めません。そんな、不衛生な洗濯を続けないためにも洗濯機の掃除について今回紹介していきます。また、洗濯機の掃除には、掃除の味方である重曹が効果的なのを知っていましたか?洗濯機の掃除にも、この重曹が欠かせません。どのように洗濯機の掃除を行うのかを詳しく解説していきます。
洗濯機の掃除は必要?
洗濯機の掃除は必要なのか?と疑問に思う方も多いかもしれません。水と洗剤を使用して衣類などの洗濯をしている洗濯機は、常日頃から洗剤でキレイに保たれているのでは?と思い、洗濯機の掃除を怠る方も中には多くいます。また、一度汚れてしまった洗濯機の掃除が億劫になってしまう方もいます。家電の中でも、大きめの部類に入る洗濯機ですから、掃除をするにも時間がないとできないと思う方も中には多いことでしょう。
まずは、そんな日常で使用する洗濯機がなぜ汚れるのかなどを紹介していきたいと思います。まずは、洗濯機の汚れが溜まるメカニズムを知っていきましょう。汚れの発生するメカニズムを知ることで、洗濯機の掃除がいかに必要なのかが分かることと思います。
洗濯機の汚れの原因
洗濯機で洗濯物を洗ったのに、なぜか臭うことはありませんか?また、洗濯物に黒い付着物はありませんか?その臭いや付着物が洗濯機の汚れの原因である、黒カビです。洗濯機は、常に水を使用しています。そのため、カビには困っている方も多いのではないでしょうか?また、洗濯槽は取り外してゴシゴシと洗うことは一般家庭では不可能と言えます。そのため、見えない場所に黒カビが繁殖している可能性が高いのです。
もちろん、衣類に付着している汚れが洗濯槽の奥深くに潜り込んでいる可能性も否めませんが、洗濯機の汚れの原因のほとんどはこの黒カビといえるでしょう。ですが、この黒カビは洗濯槽の中を軽く覗いただけでは目で確認することができません。黒カビは、洗濯槽の裏側などの見えないところにひっそりと隠れています。そのため、洗濯を行うことで洗濯物に付着して目に見えるゴミとして現れるのです。
ですが、この洗濯機に隠れている黒カビの存在を知らない方は、洗濯物に付着した黒いゴミを他の衣類からのゴミ移りなのでは?と思われる方も中には多くいます。黒カビの存在を知っていて、洗濯機の掃除もこまめに行っているにも関わらずこの黒カビが衣類に付着してしまうという悩みを持っている方も多いことでしょう。そんな方は、洗濯機の掃除をどれくらいの頻度で行っているでしょうか?適切な洗濯機の掃除の頻度を紹介します。
洗濯機の適切な掃除頻度
洗濯機には、掃除場所として大きく分けて2つの分野に分けることができます。まずひとつめが、汚れやすい場所です。ふたつめは、これとは反対に汚れにくい場所です。洗濯機は大きい電化製品なので、毎日おおがかりな掃除は心身的にも疲れてしまいます。この汚れやすい場所と汚れにくい場所を大まかに把握しておくことで、洗濯機の掃除頻度を自分の中でプランを立てることができます。
まず、洗濯機の汚れやすい場所は目に見える場所です。洗濯機の外観の拭き掃除はもちろんのこと、糸くずフィルターも確認しましょう。糸くずフィルターは、洗濯機を回すたびに掃除するのがおすすめです。その他にも、乾燥フィルターなどのフィルター部分の掃除はこまめに行っておくことで見た目にも現れますので、目についたら掃除をする、洗濯機を毎日使うのであれば回したらその都度、掃除するのがおすすめです。
また、洗濯槽の中も拭き掃除をするのがおすすめです。洗濯機を回し終わった直後は洗濯槽の中にも少なからず水滴が残っています。夏場などの暑い湿気がある時は、その水滴ひとつでカビが生える原因となりかねません。そのため、湿気の多いシーズンは洗濯機を回し終わったら洗濯槽の中だけでも拭き掃除をすると、キレイな洗濯槽を保てることでしょう。これは縦型にもドラム式にも共通して言えることでしょう。
洗濯機のカビや汚れを軽減するコツ
まず、洗濯機のカビに関しては、季節によって日々の手入れの仕様が変わってくるといいます。カビと汚れについては別物として考えていきましょう。まず紹介するのはカビを軽減するコツを紹介していきます。まず、洗濯機にカビの発生する場所は洗濯槽の裏側などが主な発生元といえます。一番の発生元である、洗濯槽の裏側などのカビはどのようなことが理由に発生するのでしょうか?まずは、こちらを見ていきましょう。
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洗濯槽の裏側などのカビの発生する理由のひとつに、洗剤の超過使用が挙げられます。みなさんは、洗濯をするときに洗剤の量は適切な量を守っていますでしょうか?しっかり洗いたい気持ちが先走り、洗剤を多めに投下してしまう人は少なくありません。この洗剤が多めに投下したことにより、溶け残りが発生し、カビの栄養分となってしまうといいます。そのようなことにならないためにも、洗剤の使用量は守るようにしましょう。
カビの次に、掃除ポイントとしてあげられるのが、洗濯機の汚れです。汚れに関しては、目に見えるものは、拭き取りなどを日々行うことで、汚れの蓄積がされずに大きな汚れの軽減に繋がります。汚れの溜まりやすい部分として洗濯機のパーツで挙げられるのが、蓋や洗濯機の本体、洗剤投入ケース、ゴミ取りネット、排水フィルターなどが挙げられます。目に見える汚れは、その日のうちに始末するように心がけましょう。
洗濯機掃除におすすめの洗剤
では、ここからは洗濯機の掃除におすすめしたい洗剤を紹介していきたいと思います。洗濯機の掃除のみならず、こちらで紹介する洗剤は家中のどこでも使用できる洗剤の紹介も行っていきますので、ぜひ買いそろえることをおすすめします。
殺菌効果が抜群の「塩素系クリーナー」
塩素系クリーナーは、主に洗濯機の洗濯槽クリーナーのひとつになっています。この洗濯機の洗濯槽クリーナーには、ここで紹介する塩素系クリーナーとのちほど紹介する酸素系クリーナーの2種類が主に存在しています。ドラッグストアやディスカウントストアで販売されています。気軽に購入のできる洗濯機の洗濯槽のクリーナーといえるでしょう。この塩素系クリーナーと酸素系クリーナーでは、そのような違いがあるのでしょうか?
まず、塩素系クリーナーについて紹介していきたいと思います。塩素系クリーナーの主な働きは、大きな殺菌力を持っていることが特徴にあげられます。洗濯機の気になる見えない汚れをや菌を溶かして落とす効果を持っています。ドラッグストアやディスカウントストアで販売のされている液体のクリーナーは、ほぼ塩素系クリーナーといってもいいでしょう。塩素系クリーナーは、一般的な洗濯機であれば使用が可能となっています。
塩素系クリーナーの使い方は簡単といわれており、パッケージの説明に沿った使い方でOKです。塩素系クリーナーのメリットやデメリットを紹介していきましょう。まずメリットは、見えない菌を分解し、尚且つ殺菌力が強いことにあります。また、液体のものが多くあるので冷たい水でも使用可能です。デメリットは、汚れを溶かすので汚れが落ちたのかが確認しずらいこと、匂いが強く肌への刺激も強いので使用は気を付けましょう。
こびりついた黒カビを剥ぎ落としてくれる「酸素系クリーナー」
塩素系クリーナーでも少し説明を行った酸素系クリーナーの紹介を行っていきたいと思います。酸素系クリーナーは、過炭酸ナトリウムが主な原料になっています。発砲力が強くその力で汚れをはがしていきます。塩素系クリーナーに比べると殺菌力は少し劣りますが、肌や環境にも優しいため小さな子どもがいる家庭では、塩素系クリーナーではなく、酸素系クリーナーを使用する家庭も多くいます。家庭環境で使い方を変えましょう。
塩素系クリーナーは、粉末状のものが多く、冷たい水では溶かしきれないことがあります。そのため、酸素系クリーナーを使用する場合は、40度くらいのぬるま湯で酸素系クリーナーを溶かして使用することをおすすめします。また、排水前には少しの漬け時間を要するのが理想的です。汚れが気になる場合は5~6時間、定期的に洗濯槽の掃除を行っているのであれば1~3時間程度を目安に漬け時間を調整するようにしましょう。
酸素系クリーナーのメリットやデメリットを紹介していきます。まず、塩素系クリーナーのメリットとして多く挙げられるのが汚れが目に見えやすいという点です。排水前の漬け時間の間に、通称ワカメと言われるカビが浮遊してくる場合があります。そのため、そのワカメを見て汚れが落ちたと実感するようです。その逆にデメリットは、そのワカメを取りきらないといけないということです。その後の洗濯物に付着する可能性もあります。
こまめに洗濯機掃除を行いたい方におすすめの「重曹」
ここ最近、掃除アイテムのひとつとしてその名前をよく聞く重曹。重曹の効果や成分などを知っている方はどのくらいいるのでしょうか?重曹について詳しく説明していきたいと思います。まず重曹の成分は、炭酸水素ナトリウムとも呼ばれており食塩水を原料にし、そこに二酸化炭素を加えることで出来上がるといわれています。人体にも優しく、入浴剤などにも使用されているため重曹は安心安全な掃除アイテムクリーナーです。
では、重曹が安心安全なものであるのになぜ掃除に使用できるのかを説明していきましょう。まず、重曹には3つの特徴があります。まず、重曹の特徴のひとつめは弱アルカリ性であることが挙げられます。弱アルカリ性は油汚れなどを中和する働きを持っています。また酸性の匂いである、生ごみなどの異臭も中和してくれる働きがあるので消臭効果を実感できます。重曹は洗濯機の掃除のみならず、消臭効果を求めて使用する方も多いです。
また、重曹は水に溶けにくいといわれています。その理由が粒子が細かいことにあります。そのため、水に溶けにくい重曹は、クレンザーとしての働きも見いだせるのです。キッチン掃除や風呂掃除には、このクレンザーとしての働きを有意義に使用する方も増えているといいます。そのため、重曹が家中の掃除に重宝されています。最後に紹介する重曹の特徴が主に洗濯機の掃除に使用されている重曹の特徴といえるでしょう。
最後に紹介する重曹の特徴として、発泡性があります。重曹は、温めることにより二酸化炭素を出します。その重曹から出た二酸化炭素の発砲により、こびりついた油汚れや排水管の汚れ、そして今回のメインである洗濯機の洗濯槽の汚れを掃除するのにこの重曹の発砲が肝心になってくるのです。浮かせて剥がすという効果は、酸素系クリーナーにも似ています。重曹は家中の掃除に便利なので、常にストックをしておくことがおすすめです。
他の洗剤で取れない水垢や石鹸カスを掃除したいなら「クエン酸」
クエン酸も、重曹同様にここ最近の掃除アイテムとして名乗りを挙げているひとつの掃除アイテムといえるでしょう。中には、重曹とクエン酸の違いが分からないという方にも中にはいますが、重曹とクエン酸は全くの別物なので覚えておきましょう。重曹の特徴などと照らし合わせて、クエン酸の特徴を覚えてみましょう。ここからは、クエン酸について紹介をしていきたいと思います。
クエン酸とは、食事にも含まれている酸性の成分になります。梅干しや柑橘類のように酸っぱさのあるものに含まれているのが酸性です。なので、クエン酸も重曹同様に、人体にとって安心安全なものだといえるでしょう。また、クエン酸も重曹も今では100円ショップでも販売されているので、簡単に手に入れることができ、尚且つコストの面でも大変助かる掃除アイテムといえます。ここからはクエン酸の効果について紹介しましょう。
重曹がアルカリ性であるのに対し、クエン酸は酸性ということもあり重曹では落ちなかったアルカリ性の汚れにクエン酸の酸性が効果てきめんです。クエン酸の効果のある汚れは、黄ばみなどのアルカリ性の汚れです。例として挙げられるのが、トイレの黄ばみなどです。トイレの黄ばみは、アルカリ性のアンモニアになるのでそのような黄ばみに効果的であり、またアンモニアの消臭にも効果があるといえます。
いろんな家電掃除に使える万能洗剤「オキシクリーン」
重曹やクエン酸に並んで、現在掃除アイテムで人気がうなぎのぼりになっているのがオキシクリーンです。SNSなどの掃除投稿などにも、このオキシクリーンの文字を見かけることが多いのではないでしょうか?オキシクリーンは、日本に出た当初はコストコでの購入のみになっていました。コストコで販売されているオキシクリーンが掃除に有利であると広がり、現在ではドラッグストアやディスカウントストアでも販売されています。
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オキシクリーンは、酸素系の漂白剤になっています。水、もしくはお湯で溶かすことにより酸素の泡が発生します。もともとは、衣類の漂白剤として販売のされたオキシクリーンですが、掃除の仕方によっては衣類のみならず掃除で使用する漂白剤としても使えると現在では大変人気のある掃除アイテムです。もちろん、掃除のみならず洗濯機での洗濯にも使用可能なので、一家にひとつあると便利なアイテムといえるでしょう。
オキシクリーンには、日本製と海外製の2種類が現在日本で販売がされています。海外製のオキシクリーンは、界面活性剤と香料が入っているのが特徴です。日本製のオキシクリーンは、安全面を考慮し、界面活性剤が入っていないものが多いとされています。汚れ落ちを期待したいのであれば、海外製オキシクリーンの界面活性剤の入ったものを使用するのがおすすめですが、安全面に気を使いたい方は日本製オキシクリーンがおすすめです。
洗濯機掃除の仕方
洗濯機の掃除に使用できる洗剤の主な種類を知ったところで、ここからは、洗濯機の掃除について解説していきたいと思います。さまざまな掃除の仕方がありますので、自身の洗濯機の状態によって掃除の仕方を工夫することをおすすめします。
塩素系クリーナーを使う掃除の仕方
まずは、塩素系クリーナーを使用して行う洗濯機の掃除の仕方を紹介していきたいと思います。塩素系クリーナーは、肌にはつかないよう十分に注意して行う必要がありますが、洗濯機の掃除方法の中では、一番簡単に行える洗濯機の掃除となっています。汚れやカビが自然に分解されるとされる塩素系クリーナーは、手間もなく簡単に汚れやカビをなくす効果があります。では、塩素系クリーナーの掃除の仕方を見ていきましょう。
まず、洗濯機の中にお湯を溜めます。この時水を溜めても可能ですが、お湯のほうが効果は抜群といえます。また、その後お湯の溜まった洗濯機の中に塩素系クリーナーを投下します。この方法は、縦型の洗濯機に有効であり、ドラム式の場合は、お湯を溜めることができませんので、電源を押したのちにお湯が溜まる前に塩素系クリーナーを投下してお湯を溜めるようにしましょう。ドラム式に関しましてはメーカーで異なります。
塩素系クリーナーとお湯を入れたら、そのまま通常通りに洗濯機を回しましょう。塩素系クリーナーは、汚れやカビを分解してくれるので、そのまま洗濯機を回して回し終わったら掃除の完了となります。この後紹介をする酵素系や重曹に比べると掃除の仕方はかなり楽になっており、洗濯物を回したついでに洗濯機の掃除を行えることもあり、人気は高いといえるでしょう。時間がもったいないという方は塩素系クリーナーがおすすめです。
酵素系クリーナーを使う掃除の仕方
少し手間はかかるものの、塩素系クリーナーよりも肌に影響が少なく子どもがいる家庭におすすめな酵素系クリーナーの掃除の仕方を紹介していきたいと思います。塩素系クリーナーも、酵素系クリーナーも掃除の仕方はそこまで変わりありませんが、酵素系クリーナーは塩素系クリーナーとは違い、汚れやカビを分解する効果がないことが挙げられます。そのため、記事の序盤でもご説明した通称ワカメと呼ばれる汚れが浮き出てきます。
酵素系のクリーナーを使用する際は、時間に余裕をもって掃除を行うことをおすすめします。掃除の仕方を順を追って紹介していきたいと思います。まず、塩素系クリーナー同様に、洗濯機の中にお湯を溜めましょう。酵素系クリーナーは粉末状のものが多いので、必ずお湯を使用することが大前提となります。ドラム式は、メーカーによって異なりますので確認を行った後に。酵素系のクリーナーを使用するようにしましょう。
酵素系クリーナーを投下する前に、ゴミ取りネットは外すことをおすすめします。お湯を溜めたら、酵素系クリーナーを規定量投下しましょう。汚れが多い場合は、規定量よりも少し多めに入れても問題ありません。ここからが、塩素系クリーナーと異なってきます。酵素系クリーナーは通常の「洗い」を行った後に、少しの時間放置することで汚れを浮かせます。排水前に、洗濯機の電源を止めることを心がけましょう。
汚れが酷い場合には5~6時間の漬け置き時間を持つと効果的です。定期的な場合は、1~3時間ほどで十分でしょう。酵素系のクリーナーは、汚れのひどい場合は泡立つ可能性がありますので、その場合は洗濯機の電源を止めて水位の調節を行いましょう。その後、浮いているゴミを取り除き、洗濯機を回しましょう。この浮いてくるゴミは何度か繰り返し行い、完璧にゴミが浮かなくなれば完了です。
重曹を使う掃除の仕方
重曹を使用して洗濯機の掃除を行う場合も、酵素系クリーナーと流れは変わりません。同じようにゴミ取りネットを外し、お湯を溜めて重曹を投下します。この時に、重曹を使う上で覚えておかなくてはならないのが、重曹は溶けにくい性質を持っていることです。40~50度のお湯の中に重曹を投下するようにしましょう。洗濯機の掃除に使用する重曹の量が分かりにくいという方も多くいることと思いますので、紹介していきます。
洗濯機の掃除に使用する重曹の量は、約1カップの200gを目安に投下しましょう。酵素系クリーナーと同様に、汚れがひどい場合には重曹の量を増やしてもOKです。ですが、酵素系クリーナーよりも、少し汚れ落としには劣りますので、重曹を使用した洗濯機の掃除は常日頃の掃除を行っている洗濯機に効果ありといえます。しばらくの間掃除を行っていない洗濯機の掃除には、重曹はあまり向いていません。
酵素系クリーナー同様に、重曹も何度も洗濯機を回してゴミが浮かないレベルになりましたら洗濯機の掃除の完了となります。目に見えるゴミがなくなった後は、ゴミ取りネットをつけて洗濯機を回すことで、そこにゴミが溜まるのでそのゴミを排除したら重曹による洗濯機の掃除は終了です。
クエン酸を使う掃除の仕方
クエン酸を洗濯機の掃除に使用する仕方を見ていきましょう。クエン酸の掃除は、酵素系クリーナーや重曹とは違い、塩素系クリーナーの掃除方法と似ています。クエン酸での掃除は、水温が少し高めのお湯を洗濯機に溜めましょう。また、他と同様にドラム式の場合はメーカーによって異なります。クエン酸をお湯を張った洗濯機の中に1/2カップほど投下します。塩素系クリーナーとは少し異なりますがここで1~2時間程度置きましょう。
その後、洗濯機を回して終了です。酵素系クリーナーと重曹のように汚れが浮いてはきませんので、浮いてきた汚れを取り除いたりする作業は必要ありません。また、少し汚れが気になる場合は、1度洗濯機を回した後にもう一度洗濯機を回せば完了です。クエン酸は、洗濯機の匂いの消臭にも効果があるので、定期的にクエン酸で洗濯機の掃除を行うのをおすすめします。
オキシクリーンを使う掃除の仕方
最後に紹介するのが、オキシクリーンを使用した洗濯機の掃除の仕方です。オキシクリーンには、海外版と日本版があると先ほど説明しました。オキシクリーンで洗濯機を掃除する場合も、他と同様に洗濯機の中にお湯を溜め、オキシクリーンを投下します。このときに、海外版のオキシクリーンは付属スプーン1杯、日本製でしたら付属スプーン3~4杯を目安に入れましょう。こちらは10Lの場合なので計算をしましょう。
オキシクリーンを投下する場合は、まずオキシクリーンを溶かしてから使用します。そうすることでより良い効果を発揮します。オキシクリーンも、洗濯後に漬け置きが必要です。オキシクリーンは約20分後から効果を発揮しますので30分以上、また汚れがひどい場合は6時間ほどの漬け置きを目安にしましょう。その後、ゴミが浮かなくなるくらいまで何度か洗濯機を回して完了です。
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オキシクリーンで洗濯機の掃除の効果が得られない場合は、量、漬け時間をまずは確認しましょう。そして、オキシクリーンがしっかり溶けていないと効果は下がりますので、オキシクリーンが溶けているのかをしっかり確認しましょう。
洗濯槽以外の掃除方法
糸くずフィルターの掃除の仕方
糸くずフィルターは、まずフィルターを外しましょう。糸くずフィルターの目に見えるゴミを、ティッシュなどで優しく拭き取ります。拭き取る際に、ゴシゴシと力任せに行ってしまうとフィルターが破れてしまう原因になるので注意しましょう。汚れがここまでで落ちる場合は、そのまま洗濯機の中に戻して完了です。もし汚れがひどい場合は、重曹をお湯で溶かした重曹水の中で漬け置きをして汚れを落としましょう。
糸くずフィルターの汚れがひどく落ちない、または破損している場合は速やかに糸くずフィルターの交換をおすすめします。汚れがひどい、また破損している場合は、洗濯機内で糸くずフィルターの役目を果たせていない場合があります。洗濯機で洗った衣類に、汚れが付着してしまったり、匂いの原因にもなりかねませんので、交換時期を見極めることも重要といえるでしょう。
ごみ取りネットの掃除の仕方
ゴミ取りネットは、洗濯機で洗濯をする度に掃除するのがおすすめです。中に取り込まれたゴミを出し水などで軽く洗って乾燥させましょう。ゴミ取りネットが満杯になるまでネットの中のゴミを取り除かないというのはおすすめできません。ネットの中にゴミが溜まっていることで、洗濯中の衣類のゴミを上手く吸収してくれなかったりなどのトラブルにつながります。また、乾燥させないとカビの繁殖の原因にも繋がるので要注意です。
もし、ゴミ取りネットにカビが生えてしまった、また汚れが落ちないなどがありましたら、糸くずフィルター同様に、お湯に重曹を溶かした重曹水に漬け置きをして、優しくこすり落として必ず乾燥させるようにしましょう。重曹水は100mlの水に小さじ1杯の重曹を混ぜたものになります。簡単に作ることができ、洗濯機の糸くずフィルターやゴミ取りネット以外の掃除にも活躍しますので、ぜひ作って掃除に役立てましょう。
排水ホースの掃除の仕方
洗濯機の掃除で忘れてしまいがちなのが、この排水ホースです。排水ホースの掃除を怠ってしまうと、ヘドロが溜まり異臭の原因にもなりかねません。そのために、排水ホースにも気を配って掃除を行うようにしましょう。ですが、排水ホースの掃除は一体どのように行えばいいのでしょうか?疑問に思う方も多いことと思います。最後に、排水ホースの掃除方法を紹介していきたいと思います。
排水ホースの掃除方法は、まず洗濯機から排水ホースを取り外しましょう。排水ホースの外し方は洗濯機によって異なりますので説明書を参考にしましょう。この排水ホースの掃除にも重曹水が活躍します。排水ホースが入るくらいの容器に、重曹水を作ります。その中に排水ホースを入れて2時間程度放置しましょう。汚れがひどい場合は5時間ほど放置しても問題ありません。その後、ホース内もしっかりと水で洗浄して戻しましょう。
何度洗浄を行っても、排水ホース内の汚れが取れないという場合には、ホースはホームセンターなどで購入することができますのでホースのみ新品に付け替えることもおすすめです。匂いが改善されないなどの問題が残る場合は、買い替えも視野に入れてみましょう。
洗濯機掃除の仕方をマスターして洗濯機を綺麗に保とう!
洗濯機の掃除方法について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?洗濯機は、日常で使用する大型家電のひとつです。その中でも、衣類の洗濯を行う洗濯機は人体に一番身近であり、また清潔に保っていたい家電のひとつといえます。そのためにも、日ごろの洗濯機の掃除は欠かさずに行うようにしましょう。また、洗濯槽の中の掃除も欠かさず定期的に行いましょう。
洗濯機の掃除におすすめなプランの立て方は、毎月〇日に洗濯槽の掃除を行うと取り決めることで忘れずに洗濯機の掃除を行うことができます。そのように、自分の中で掃除プランを立てて、ついうっかり掃除するのを忘れてしまったという事態を免れましょう。今回は、洗濯機の掃除について紹介してきました。ぜひ自宅の洗濯機を長く清潔に保ちましょう。