2019年08月10日公開
2024年09月24日更新
100均3社のおすすめパテと使い方!補修に使えるエポキシパテも解説!
ダイソーやセリアなどの100均には補修に使えるパテがあります。今回は100均のおすすめパテをダイソー、セリア、キャンドゥに分けて紹介します。補修に使えるエポキシパテの使い方も紹介していますので参考にしてみてください。
目次
100均のパテはコスパが良くて種類も豊富
100均にはいろんな種類のパテが売られています。100円の商品ですのでコストパフォーマンスも抜群ですし、近年ではエポキシパテなども100均で手に入ります。商品の質も向上しており100均のものとは思えないと好評です。100円と安いので気軽に試せますので補修したい箇所があれば使ってみてはいかがでしょうか?
パテの種類によって用途が異なり、穴を補修するものや木材用のパテんあどありますので、目的の用途に合ったパテを探してみてください。種類豊富なパテが揃っていますので100均を訪れれば目的のパテが見つかるはずです。
今回は100均で売られているパテをダイソー、セリア、キャンドゥに分けて紹介していきます。100均のパテを使ってどのようなことができるのかも最後に紹介していきます。
100均のおすすめパテ【ダイソー編】
ダイソーはパテの種類が豊富なのが魅力です。いろんな使用用途のものが見つかりますので、欲しいパテが決まっていない際にはダイソーを訪れてみるのがおすすめです。きっと目的の商品が見つかるはずです。
耐水エポキシパテ
エポキシ樹脂が使われているものをエポキシパテと言います。エポキシ樹脂は金属やコンクリートとの接着力があり耐水や耐熱に優れています。エポキシパテは車の傷を補修したり水道管の補修に使われます。
ダイソーの商品はケースがついているので使わなかった分はケースで保管ができます。ダイソーのエポキシパテは灰色なので水道管などの補修に使いやすいです。使い方は2つの色の違うパテを練って使います。硬化剤と混ざることで固まっていきますが、硬化するまでに1分と早いので素早く作業をしなければなりません。
万能エポキシパテ
万能エポキシパテも練って使います。練ったあとに補修したい箇所に塗り込むだけですので簡単に作業ができます。使用する前にはしっかりと裏面の説明書を読みましょう、家具や壁の補修だけでなくおもちゃの造形にも使えます。
壁の穴埋めパテ室内用
部屋の壁の小さな穴やヒビ割れの補修に使えるパテで、色はホワイトがあります。パテが乾くまでに24時間かかりますが、乾いたら穴が目立ちにくくなります。内容量は20gですので小さい穴を塞ぐには十分な量です。色がホワイトですので、壁の色に合わない場合には塗装してください。
穴埋めウッドパテ
木材の補修に使えるパテでカラーバリエーションはホワイト、ナチュラル、ダークウォールナット、ジャックウッドの4色です。好きな色や必要な色がない場合には混ぜて作れます。フローリングや木製の家具の傷の補修に使える便利な商品です。商品には小さなヘラがついているので特別な道具はいりません。
タイル目地補修パテ
出典: https://cuty.jp
タイル目地は取れることがありますが、その際に使えるのがタイル目地補修パテです。先端が細いので細い目地にも使いやすいですし、DIYでタイルを貼る際にも使えます。カラーはホワイトで内容量は40mlです。
簡単目地補修マーカー
簡単目地補修マーカーは目地に直接塗って使います。目地のカビ汚れや黄ばみが気になる際に使い、目地に沿って塗れば目地の色が明るくなります。塗るだけと簡単なので誰でも補修できるのが魅力です。
タイル補修用セメント
タイル補修用セメントは水を加えてから混ぜて使います。タイルの接着や目地にも使えますし、DIYや雑貨づくりにも役立ちます。内容量が500gとたっぷり入っており1袋で40×26cmまでの施工ができます。日本製という点も安心して使えるポイントです。
防水セメント
防水セメントはお風呂場などの水回りの補修に最適です。水を混ぜるだけで取り扱いも簡単です。防水という点を生かして植木鉢などを作る方もいます。もちろん値段は100円です。内容量は500gとたっぷりと入っています。
お風呂・キッチン用シリコーン補修材
お風呂場やキッチンなどの水回りに使えるものもあります。お風呂場のタイルの目地や洗面所などに使えます。残っても保存はできませんので使い切りましょう。防カビ剤が含まれているのも嬉しい点です。
100均のおすすめパテ【セリア編】
室内補修用かべパテ
部屋の壁に開いた小さな穴やヒビ割れを補修できる商品です。カラーはホワイトですので、壁の色に合わない場合は乾いた後に塗装してください。壁の穴やヒビに塗るだけですので、画鋲や釘で開いた穴に使えば目立ちにくくなります。
木製品用キズかくしクレヨン
クレヨンの見た目が可愛い商品で、フローリングや家具の傷を目立ちにくくしてくれます。カラーはダーク系が3色セットになっており、色を混ぜて使う家具やフローリングの色に合わせれます。小さくて浅い傷なら十分に隠せます。傷と馴染ませるためのヘラもついていますので特別な道具は必要ありません。
屋内用補修剤
部屋の壁に開いた穴やヒビ割れを補修できます。やや粘りがあるので厚めに塗ってもたれてきません。内容量は20gでチューブタイプになっています。カラーはホワイトなので白い壁ならそのまま使えます。ホワイト以外の壁や家具に使う際には塗装してください。
チューブタイプですので補修剤を出してからヘラを使て使う必要もありません。これが1本あれば壁の補修ができます。
補修・塗替用インスタントしっくい
セリアにあるインスタントしっくいも人気の商品です。壁の穴やヒビ割れの補修もできますし、壁に塗って使ったりDIYで作品を作ったりもできます。セリアならホームセンターで購入するよりも手軽に購入できますので、DIYをする方にも人気がある商品です。
100均のおすすめパテ【キャンドゥ編】
最後はキャンドゥのおすすめ商品を見ていきましょう。キャンドゥにも数種類のパテがあります。キャンドゥにもパテはあるもののあまり種類が見当たりませんでしたので実際にキャンドゥを訪れた際にチェックしてみてください。
壁汚れ落とし消しゴム
キャンドゥには壁の汚れに落とせる商品もあります。壁汚れ落とし消しゴムは、壁についている黄ばみや手垢を消せます。水性のクレヨンや鉛筆の落書きも消せますし、使い切りタイプですので衛生的です。
シリコーン接着剤お風呂・キッチン用
キャンドゥのお風呂場やキッチンなどの水回りに使える補修剤です。シリコーンタイプですので水回りの隙間を埋めるのに最適で、防水性をアップしてくれます。防カビ剤が入っているのも嬉しいポイントです。タイル目地やDIYでタイルを貼りたい際や水回りのヒビ割れに使えます。使い切りタイプのチューブ型で15g入っており、カラーはホワイトです。
キャンドゥのシリコーン補修剤はシリコーン樹脂100%でできています。15g入りで、お風呂やタイル目地の補修ができます。タイル目地の黄ばみや汚れを隠して目立たせなくしたりカビ予防にも使えます。タイル目地の剥がれにも使えますし、値段もキャンドゥで100円です。
100均のパテの使い方
100均のパテはいろんな用途に使えます。使い方例を5つ挙げますので参考にしてみてください。紹介する以外にもエポキシパテはフェイクフードを作ったりもできますので気になった方は調べてみてください。
フローリングの補修
フローリングはテーブルや椅子との摩擦で傷やついたり剥がれてしまったりします。そのような傷や剥がれをキャンドゥなどの100均のパテで補修できます。浅い傷の補修なら補修マーカーでもいいですが、大きな剥がれや深いキズには穴埋めウッドパテがおすすめです。
パテは木の色に合わせてありますのでそのまま使えますが、色が合わない場合にはダイソーの穴埋めウッドパテを混ぜて色を合わせてみてください。
使い方は簡単で、フローリングの剥げた部分の周りをマスキングテープをカバーして、剥げた部分にパテを塗ります。固まったパテは盛り上がっているかと思いますので、ヤスリを使って平らにしてください。最後にマスキングテープを剥がしたら完了です。
コルクの補修
コルクは柔らかいのでずっと使っているとボロボロになってしまいます。コルクグリップなど穴が開いたりヒビ割れなどが発生したコルクもパテを使えば補修できます。ダイソーのウッドパテを使うときれいに補修できるのでおすすめです。
使い方はコルクを洗って汚れやゴミを取り除き、ヘラや竹串などを使ってパテをコルクの補修したい部分に塗っていきます。パテが乾いたらはみ出ているパテを削って完了です。
タイルの補修
100均のパテを使えば割れたタイルの補修もできます。おすすめなのはエポキシパテやタイル目地のシリコーン補修剤です。目地パテを使うと見た目もきれいで水も染み込みにくいので使ってみてください。
使い方は割れたタイルを取ってからそこの中にパテを詰めます。タイルを取り付けて乾いたら目地用のパテで目地を埋めて完了です。
壁の穴を塞ぐ
画鋲や釘を使うと壁に穴が開きます。画鋲の穴は小さいですが、釘は大きさによっては大きい穴が開きます。大きく開いた穴も、穴埋めパテで塞ぎましょう。あまりにも大きすぎる穴は自分でするのは大変かもしれませんが、完璧でなくてもいいというのなら業者に頼まずに100均でパテを買って試してみてください。
ネジ穴を埋める
ネジ穴を埋めるのもできますし、家具についているネジ穴を埋めて見た目をきれいにする方法もあります。ネジ穴の補修にはウッドパテがおすすめです。ウッドパテで色を合わせたり、ホワイトパテなら乾いた後に塗装しましょう。
使い方はネジ穴の中にパテを詰めて乾燥するのを待つだけです。はみ出てしまった部分はヤスリで平らにしましょう。
100均のエポキシパテの使い方
エポキシパテは穴埋めパテを使用方法が異なりますので特徴と使い方を紹介します。エポキシパテは身体に有害ですので煩わしいかもしれませんが作業時にはゴム手袋などの装着をおすすめします。
エポキシパテの特徴
エポキシパテは粘土状のパテで2色のパテを混ぜることで固まります。混ぜる割合は1:1ですが大体でも固まります。エポキシパテが完全に固まったら切ったり削ったり研磨や接着もできます。固まった後の収縮がないという点も魅力です。
エポキシパテは硬化が遅く、3分~4分程度で固まるものもありますが数時間かかるものもあります。エポキシパテは造型もできますので時間をかけて作ることもできるため、その観点から見れば遅いことがデメリットというわけではないかもしれません。
効果時間を早めたい場合にはオーブントースターの予熱を使うのがおすすめですが、加熱しすぎるとパテの内部に気泡がたくさんできるので気をつけてください。
使い方
エポキシパテを使う際にはゴム手袋、紙やすり、カッター、パテ用のヘラを用意しましょう。補修したい面の汚れを拭き取って乾燥させ、紙やすりで補修したい面を傷つけてザラザラにします。ザラザラにすることでパテがつきやすくなります。
ゴム手袋をつけて2色のパテを必要な分だけカッターなどで取り出します。パテの色ムラがなくなるまでしっかりと練り合わせましょう。パテの量が偏っていたり練り合わせが足りていないと硬化が上手くいかない原因になってしまいますので、練り合わせは色が均一になるまで丁寧に行いましょう。
補修したい面にパテを塗り込んでから、仕上がりをきれいにするために水をつけたヘラなどを使ってパテの表面を平らにしましょう。パテがしっかり乾いたら紙やすりで表面をきれいにして完成です。塗装する場合にはこの後に塗装してください。
エポキシパテを練り合わせるときですが、商品によってはとてもベタつきがあるものがあります。そのような際には指先にハンドクリームを塗れば指にパテがつくのが防げます。ヘラも同様にハンドクリームを塗るとこびりつきが防げます。
エポキシパテは身体に有害ですのでゴム手袋をつけて作業しましょう。素手で作業した場合には使用後にしっかり手を洗ってください。
100均のパテを補修などに活用しよう!
今回はダイソー、セリア、キャンドゥに売られているおすすめパテについて紹介していきました。パテは壁に開いた穴やヒビ割れ、水回りの補修などに使えます。補修だけでなく、エポキシパテはフェイクフードを作ったりアクセサリーも作れますので、気になる方は調べてみてください。
100均にはパテの種類も豊富で、お風呂やキッチンなど水回りの補修に最適なもの、フローリングや木製家具の補修に最適なものなど用途が分けられています。ダイソーは種類豊富にパテを取り揃えていますのでまず訪れてみてもいいかもしれません。
業者に頼まずに100均の商品を使って自分で補修ができますし、100円と安価な価格で手に入りますので試してみてください。