プンパニッケルはドイツ発祥の黒いパン!伝統的なライ麦パンはどこで買える?

プンパニッケルはドイツ発祥の黒いライ麦パンで、伝統的な国民食です。近年ドイツだけではなく低糖質の知識と共に日本でも広く知られるようになりました。日本で広まっていく中で、食べやすいように本場のプンパニッケルとは違うレシピが作られています。今回は日本で作られたプンパニッケルが食べやすい理由やおすすめの食べ方、カルディなど購入できるお店を紹介していくので是非参考にしてください。

プンパニッケルはドイツ発祥の黒いパン!伝統的なライ麦パンはどこで買える?のイメージ

目次

  1. 1プンパニッケルとは?
  2. 2日本のプンパニッケルは食べやすい!?
  3. 3プンパニッケルが買える場所
  4. 4プンパニッケルの食べ方
  5. 5プンパニッケルはパンの概念を変える!

プンパニッケルとは?

プンパニッケルは、ドイツ生まれの伝統的なライ麦パンです。これからこのパンの詳しい説明や味と食感、実際に食べている方からの口コミなどを紹介していきますので、試しに購入して食べてみて下さい。

ドイツの伝統的なライ麦パン

プンパニッケルの発祥の地は、ドイツの北部にあるウエストファーレン地方です。原材料の粗挽きライ麦とライ麦全粒を使って出来た生地を型に入れ、16時間以上の長い焼き時間をかけて製造しています。このパンにライ麦を使うようになったのは、小麦を収穫することが難しかったためでした。

現在では、オーガニック先進国と言われるドイツ全土だけでなく、周辺の国々でも食べられているパンです。プンパニッケルの種類は日本のパンの種類より多いので驚きです。また低糖質ダイエットなどの影響で日本でも広く知られています。

プンパニッケルの味と食感

プンパニッケルは独特の発酵臭と酸味があり、クセは強いけれどこの味が病みつきになるという方が大勢います。味や食感は独特で、しっとりホロホロとしていて穀物を食べてるような感じがあります。プンパニッケルは、焼かずにそのままで食べるのが本来の食べ方です。

スーパーで売られてるものは、あらかじめ極薄にスライスされているものが多いので、クリームチーズやサワークリームを塗って、ハムやスモークサーモンなどを乗せて食べる食べ方をお勧めします。

食べた人の口コミ

カルディでプンパニッケルを買った方で、そのままの食べるのは難易度が高過ぎると言う方もいました。誰もが最初の印象が悪いようですが、このクセが病みつきになるという方が多数います。

この風味を生かして美味しく食べるために、目玉焼きと野菜にキウイなどをプンパニッケルで挟んでサンドしたり、サワークリームなど塗って食べていると言う口コミもあります。

日本のプンパニッケルは食べやすい!?

ドイツ本場のプンパニッケルと、日本国内のパン屋さんで作られているものはそれぞれのレシピに違いがありました。日本のベーカリーなどのレシピは、日本人の好みに合うようにアレンジして作られています。アメリカやその他の国でも同じことが言えますが、本場ドイツのプンパニッケルを食べ慣れた人が食べると偽物だと言うでしょう。

ベーカリーのレシピはオリジナル

上記しましたが、日本のベーカリーで作られているプンパニッケルは、あのドイツの伝統的なレシピと違い各店のオリジナルでした。実際に決まったレシピが存在しなくて、それぞれのお店が工夫を凝らして日本人が好む味や食感に変えて作っています。

本場ドイツより食べやすい理由

ドイツ本場のプンパニッケルと日本で作られているレシピがどんな違いがあるのかを調べてみました。ドイツのプンパニッケルはライ麦が100%と高めなのに対して、日本のベーカリーで作られたものはライ麦の割合が70%以下で、「軽いプンパニッケル」と呼ばれています。

プンパニッケルの材料にサワー種というものを使っています。本場のものは酸っぱい味がしますが、日本で焼かれているプンパニッケルはそれに対して酸味はあまりしません。この酸味を減らすことが日本人好みの味に作り変えられた違いの一つとも言えるでしょう。

さらに、日本のオリジナルプンパニッケルは水分が少な目で、トーストすると香ばしくなります。それに対して本場のプンパニッケルは、蒸しながら焼くため、水分がたくさん含まれています。それによって大粒の麦の部分がボロボロとしますが、一般的な小麦を使っていないので、パンのパサパサ感が一切なくなります。

噛んだ時にモチっとした食感があり、水分が多くトーストしても食感は変わりませんが、日本のアレンジレシピのプンパはカリカリになります。

プンパニッケルが買える場所

プンパニッケルは作るのに手間がかかると言うことで、ドイツのパン専門店「ガルディ」などのように、このパンを作っている店は限られているようです。そこで、東京を中心にプンパニッケルが作られている店、カルディなどをいくつか紹介します。

カルディ

カルディは、輸入食材や厳選された国産商品が所狭しと並んでいる店です。カルディの店内に入ると、商品に囲まれて外国のスーパーに来たような気分になります。しかし見慣れない商品も多く、使い方が分からない品物や口に合う食べ物なのかが気になってしまうこともあります。

このカルディという店は、こだわりオリジナルブレンドコーヒーで他に30種類のコーヒー豆が揃うカルディコーヒーファーム、全国に約350店舗の直営店を持っていて、インターネットでも販売を行っています。

成城石井

成城石井は、ホットビスケットやスコーンなどの自家製パンが販売されています。その他にも、一般的なスーパーやパン屋さんではあまり見ないマニアックなパンも置いています。店内に入ると、店の一角にあるパンコーナーは、人気商品がずらりと並ぶ要チェックコーナーなんです。

この店のパンが人気な秘密は、原材料がシンプルで余計なものが入っていない事です。そして、素朴な美味しさが魅力です。

ドイツパン専門店

広島の城南通り沿いで女学院前駅近くに、今年1月にオープンしたドイツのパン専門店「ベッカライベック」という店があります。店内を覗くと細長い構造で、お客さん同士がすれ違うのが厳しいくらい狭いスペースになっています。ショーケースに並んでいるパンを、店員さんに取ってもらうスタイルになっています。

パンは、見た目も名前もドイツを感じさせるものばかりです。値段は、小さめのパンでも200円以上ですので比較的高めな設定です。食パンを使ったボリュームのあるサンドイッチもあります。パンの他にも、バターやオリーブオイル、缶詰といった輸入食材も売られています。
 

プンパニッケルの食べ方

プンパニッケルは、大半が5ミリ程度の12枚切り食パンの厚さにスライスされて売られています。もちろんこのままでも食べられますが、トーストしたり、チーズなどを乗せて食べたりなどプンパニッケルがさらに美味しくなる食べ方をいくつか紹介します。

チーズと生ハムとオリーブ

基本的な食べ方に、家にあるものを乗せる方法がありますが、やはり生ハムやチーズは良く合います。プンパニッケルの上に生ハムとカッテージチーズ、オリーブを乗せてヘルシーに食べてみて下さい。

ベーコンとレタスとチーズ

ブロックベーコンを小さなサイコロ状にカットし、カリカリになるまで焼きます。そしてレタスの上にカッテージチーズをトッピングして、その上からミモレットをパラパラと振りかけて出来上がりです。火を使うのが少し手間ですが、お気に入りの食べ方です。

ブルサンとドライフルーツとナッツ

プンパニッケルを敷いて濃厚でリッチなフレーバーチーズのブルサンの上に、レーズンとクランベリーのドライフルーツ、ナッツをトッピングします。「このためだけにブルサンを買う」という方がいるほど美味しいです。

コンビーフとレタス

マヨネーズを少々かけて、その上にレタスとコンビーフ、ブラックペッパーをたっぷりかけるとさらに美味しくなります。カロリーが高めになるので、ダイエット中以外の方にお勧めです。

クリームチーズとフルーツジャム

上に乗せるジャムは家にあるもので大丈夫です。できればストロベリーやブルーベリー等を使用します。塗られているチーズはクリームチーズで、トロリとして柔らかくパンに塗るのに最適。その上に、甘いものに関してはこのクリームチーズが一番相性が良いです。

ツナペーストのサンドイッチ

プンパニッケルにツナペースト塗り、アボカドなどを並べて塩を振りサンドします。後は馴染ませてカットして出来上がりです。このサンドイッチにはライ麦が多い黒パンがとても良く合い、「ひき」のない重みのあるこのパンは、ペーストのまろやかさを際立てます。ライ麦の酸味もツナとよく合い、アボカドとパンの色合いが食欲をそそります。

プンパニッケルはパンの概念を変える!

これまでに紹介して来たドイツ発祥のプンパニッケルというパンは、今まで食して来た日本のパンとどれにも当てはまらない食感や味です。粒がほどけるようなホロッとした食感で、味は小麦パンとは異なり、風味が豊かという点で玄米や雑穀米に似ています。オーブンサンドにすると味に個性があるので、風味が強い食材との相性抜群です。

プンパニッケルを食べる前と後では、パンの概念がきっと大きく変わります。今まで食べて来たパンに対する固定観念を壊し、新しい食感覚を体験しましょう。

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