2019年06月29日公開
2024年09月20日更新
100均のクランプを一挙紹介!使い方も!【ダイソー・セリア・キャンドゥ】
100均のクランプはいろいろな種類のものがあり、使い勝手も良いと人気です。クランプはDIY初心者の方などはあまりなじみのない道具かもしれませんが、材料を固定したいときなどに便利に使用出来るものです。今回の記事ではダイソーやセリア、キャンドゥといった100均で販売されているおすすめクランプや使い方などの紹介を行っていきます。種類別で詳しい紹介も行っていますので是非参考にしてみて下さい。
目次
100均のクランプがDIYに便利!
出典: https://belcy.jp
DIYをするときに便利なクランプという道具を知っていますか?あまり聞いたことが無い方もいるかもしれませんが、材料を固定する時に使用する道具の事で、「万力」や「バイス」という名前で呼ばれることもあります。
ホームセンターなどで購入するイメージも強いですが、実は100均であるダイソーやセリアでも購入することが出来ます。今回の記事では100均で購入出来るおすすめの商品と使い方について紹介を行っていきますので、DIYに興味がある方は是非参考にしてみて下さい。気になる使い方についても記事内に記載しています。
100均のおすすめクランプ【ダイソー編】
ダイソーやセリアといった100均では、様々な種類のクランプを購入することができます。まずはダイソーで販売されているおすすめ商品の紹介を行っていきますので、どのような種類のものを購入することが出来るのかを順番に見ていきましょう。
C型クランプ(25㎜、50mm、75mm)
C型クランプは、小さいパーツを固定したいという時に便利です。開口部のサイズは25mm、50mm、75mmと3種類が揃っていますので大きさや用途に合わせてちょうど良い大きさのものを選びましょう。
クランプはDIYで固定をしたい時などに使用するものですが、100均ダイソーで購入出来るC型は真っ赤な色をしており、見た目も可愛いのでインテリアとして活用したいという方にもおすすめします。
C型を使用したお洒落なアレンジ方法については後程詳しく紹介を行っていきますので、こちらも是非参考にしてみて下さい。セリアやキャンドゥではまた違った色のC型を購入することも出来ますので、こちらも是非確認してみて下さい。
家庭用F型クランプ(50mm~200mm)
出典: https://belcy.jp
F型クランプはC型のタイプよりも簡単に簡単に締め付けることができ、DIY初心者の方にもおすすめしたい種類です。C型は主に小型の材料を固定するときに使用するクランプですが、F型は厚みのあるものや、長めの材料を固定したいという時にもぴったりです。
100均のダイソーですがF型クランプの値段は200円なので、レジで戸惑ってしまわないように値段はしっかりと確認しておきましょう。200円でもリーズナブルな商品であると評判も高いアイテムでもあります。
ミニスチールクランプ2インチ4個組
F型やC型というと本格的なイメージがありますが、もう少し気軽に使用したいという方には100均ダイソーのミニスチールクランプ2インチ4個組をおすすめします。名前の通りミニサイズなので、細かいところに使用したいという時にも便利ですし、4個入りなので同時に何か所か固定したいという時でもいくつも購入する必要が無くリーズナブルです。
F型は厚みのある材料を固定したいときにおすすめですが、ミニスチールクランプは薄い材料の仮固定などに向いています。比較すると締め付ける力も弱めですので、状況に応じて適した種類のものを使用しましょう。
ホビー用クランプ85mm
DIYは家具などの大きい物を作るという時もありますが、小さいものを作る場合も多いでしょう。サイズの小さいものや模型などの組み立てに使用したいという方には、100均ダイソーのホビー用クランプ85mmをおすすめします。
F型になっており使い勝手も良く、スタンドも付属していますのでパーツを固定している間は立てて置いておくことが可能です。このホビー用は2個入っており、コスパも良いですし数か所一度に使用したいという時にも便利に使用できます。
クイックバークランプ
100均ダイソーのクイックバークランプは引き金が付いたような形をしており、C型やF型とは雰囲気の違った形です。ハンドルの引き金の様なパーツを引くことで少しずつ絞めることができ、取り扱いしやすい種類としても知られています。
一時的に材料を固定したいという時に便利なこの100均クイックバークランプは、厚さ100mmのものまでなら挟むことが出来ますので使い勝手も良いです。100均で購入出来る種類の中でも人気の一品です。
ハタガネクランプ
出典: https://cuty.jp
100均ダイソーで購入出来るこの種類は、ハタガネタイプのクランプになっています。クランプについてはこの記事で紹介していますが、ハタガネはDIYなどに詳しい人でないとあまり馴染みが無いものかもしれません。
ハタガネとはいったい何なのかというと、厚さの薄い物を圧着したい時に使用する道具です。2本使用して表と裏から締め付けるようにして使い、接着させるために長時間材料を固定しておきたい時に向いています。このハタガネが付いている種類であることから、板同士をつなぎ合わせたいという時に活用しましょう。
ミニバイスホビー用
100均で販売されているものに限らず、しっかりと固定しなければならないクランプは金属製であることが多いのですが、100均ダイソーで販売されているミニバイスは樹脂から作られており、カラーも黄色なので少し可愛い雰囲気の仕上がりになっています。
バイスというのはクランプや万力の事を指す言葉で、同じように材料同士を固定したい時に使用する道具です。樹脂製なので金属製のものと比較すると少し圧着する力では劣ってしまいますが、接着剤が乾くまでなど仮止めしたいという場合や、工作などで小さいパーツのものを固定しておきたいという時にはとても使い勝手の良い種類です。
100均のおすすめクランプ【セリア編】
ダイソーで販売されているクランプの種類を紹介しましたが、同じく100均のセリアでもいろいろな種類のものを購入することができます。100均ダイソーでは購入できない種類もありますので、こちらのラインナップも順番に見ていきましょう。
C型クランプ50mm
100均ダイソーでもC型クランプが販売されていますが、セリアでも購入することができます。ダイソーではサイズは3種類揃っていましたが、セリアのC型は50mmの1種類のみの取り扱いになっているようです。
ただセリアではカラーがレッド、グレーと2色ありますので好みに合わせて選択することが可能です。用途に合わせて違う色を使用するということも出来ますので、ダイソーで購入出来るもの同様に100均セリアのC型クランプも便利に活用できるアイテムであると言えるでしょう。
コーナークランプ
出典: https://cuty.jp
セリアで販売されているコーナークランプは、種類が豊富にあるクランプの中でも特に利便性の高いアイテムで、このシリーズでも随一の人気を誇るアイテムと言われております。C型やF型は主に材料などを挟んで固定するのに使用しますが、このコーナークランプは材料同士を直角に固定しておきたい時に活躍する種類のものです。
DIYをしていると材料を直角に固定しておきたいというシーンも多くなりますが、その都度手で固定しておくのはなかなか難しいものです。100均でコーナークランプを販売しているお店は珍しいので、必要になりそうな方はセリアで是非コーナークランプを準備しておきましょう。
もしセリアを探してもコーナークランプが見つからなかった、という場合にはクランプとL型定規とを代用して直角に固定する方法の紹介を後程行っていますのでそちらを参考にしてみて下さい。
インテリアホースクランプ
100均セリアにはホースクランプもあります。ホースなどに器具を取り付けたり締めたりする時に使用するクランプで、C型やF型とは少し違った種類のものです。
SサイズからLサイズまで3種類のサイズが揃っており、大きさに合わせて必要なものを選ぶことができます。ホースクランプをインテリアや食器入れなどに活用したアレンジ方法については後程紹介を行っていますので、是非そちらも参考にしてみて下さい。
100均のおすすめクランプ【キャンドゥ編】
最後に、100均のキャンドゥで販売されているクランプについても見ていきましょう。ダイソーやセリアとはまた違った品揃えになっていますので、どのようなものがあるのか確認してみて下さい。
クランプ万力C型50mm
100均のキャンドゥで購入出来るC型クランプも、セリアと同様にサイズ展開は1種類で50mmのみの取り扱いとなっています。しかしキャンドゥで購入出来るC型はカラーが定番の黒で、紹介してきたカラーの中では一番使いやすい色と言えるかもしれません。黒色のクランプが欲しいという方は、是非キャンドゥの売り場を覗いてみて下さい。
ホビークランプC型40mm
100均のキャンドゥで購入出来るC型の種類はもう一つあり、それがホビークランプC型40mmです。シンプルな形状になっており、見た目も可愛いのでビジュアルにもこだわりたいという方にもおすすめします。先ほど紹介したC型クランプよりも少し開口部のサイズが小さいのですが2個入となっているのもポイントです。
シンプル形状でもしっかりと材料などを固定しておくことが出来ますので、小さいパーツの組み立てにクランプを使用したいという時は50mmのものよりも2個入の40mmのものを選ぶのをおすすめします。
100均クランプの使い方
100均で購入出来るおすすめのクランプの紹介を行ってきましたが、ここでクランプの使い方と主な用途についても見ていきましょう。使い方に加えて注意点についても記載していますので参考にしてみて下さい。
C型クランプ
100均に販売されているクランプはいろいろな種類がありますが、まずはC型の使い方から紹介を行っていきます。この形はC型と呼ばれることが多いのですが、G型やシャコ万力と呼ばれることも多いので覚えておいた方が良いかもしれません。使い方も簡単で、C型はハンドルを回して「てこの原理」を活用して固定します。
てこの原理を使用することで強い力がかかりますので、必要以上に強い力をかけてしまわないように注意しましょう。使う人によってはハンドルをくるくると回すのが面倒という方もいますので、締め付け作業を簡単に済ませたい方にはF型の方が向いているかもしれません。F型の使い方や用途も併せて確認してみて下さい。
主な用途
C型は開口部のサイズは25mmから75mm位となっていますので、小さいサイズのものを固定する時には最適のクランプです。初めて使用するという際にはどういった種類を選べばよいか悩んでしまうかと思いますが、DIYで小さいパーツを固定したいという時にはC型を選びましょう。
F型クランプ
C型の使い方はハンドルを回すだけという簡単なものでしたが、F型の使い方も簡単ですので是非活用してみて下さい。
F型の使い方はハンドルの付いている部分をスライドさせて、固定したい部分を締め付けたり緩めたりするというものです。F型はC型よりも簡単に開閉することが出来るので、DIY初心者だという方や初めて100均でクランプを購入するという方にはF型を選ぶのがおすすめです。
主な用途
長い物を固定したいという場合には、C型では開口部が小さすぎるので対応できません。厚みのあるものなどを固定したい時にはF型を使用しましょう。幅や厚みがある材料もしっかりと締め付けることができ、上あごも下あごも小さいのでクランプで固定して材料をカットしたいという時にも活用しやすいです。
スチールクランプ
C型やF型よりももっと手軽に材料を固定したいという方には、スチールクランプがおすすめです。スチールクランプはC型やF型とは少し違った形が特徴です。
見た目はまるで洗濯ばさみのようになっており、材料を固定する時も洗濯ばさみを使用する時と同じように使用することができ、使い方が簡単なものが欲しいという方にもおすすめです。他のクランプと比べると少し固定する時の力は弱いのですが、手軽に使用できるのでおすすめです。
主な用途
厚みがある材料を固定する時にはF型を使用するのがおすすめですが、厚みが薄い材料を固定したいという時にはスチールクランプをおすすめします。しっかりと固定をしたいという時よりも、接着剤が乾くまでの間など一時的な固定をしたいという時にぴったりです。
クイックバークランプ
クイックバークランプは引き金が付いたような特徴的な見た目をしています。材料を固定する時はこの引き金上のレバーを握れば簡単に固定することが出来ます。少しずつ絞めて固定していくタイプなので力加減がしやすいというのも特徴です。一見使い方が難しそうですが、こちらも簡単に使用できるタイプです。
主な用途
クイックバークランプは長さのあるものや傷つきやすい物を固定したいというときにおすすめの種類です。
引き金上のレバーを引いて少しずつ絞める強さを調節することが出来るので、傷つきやすい材料を締め付けすぎてしまうとうことを防ぐことができるからです。リリースボタンを押せばアゴを動かすことができ、C型やF型よりも着脱しやすい種類でもあります。
コーナークランプとして使う方法
紹介してきたようにいろいろな種類がありますが、上記で紹介したほかにもコーナークランプという種類もあります。コーナークランプというのはDIYなどの時に材料同士を直角に仮止めしたいという時に便利な種類のもので、100均のセリアでも購入することができます。
しかし、100均で購入するのを忘れてしまってコーナークランプは使いたい時に家にない、という時もあるかと思います。そういった際には100均クランプとL字金具を使用して、コーナークランプとして代用することもできます。
L字金具を使用して代用する方法も簡単で、L字金具を過度の内側に当ててクランプで固定するだけです。もし購入するのを忘れてしまった際にも便利に直角に材料を固定することが出来ますので、是非この方法を試してみて下さい。
100均クランプを使う時の注意点
出典: https://makit.jp
クランプはてこの原理を使用して材料をしっかりと固定することができるアイテムですが、使うときの注意点もあります。
強い力がかかるが故に想像以上に強い力が材料にかかってしまい、材料が傷ついてしまう事があります。せっかくの材料に傷がついてしまうと作品の見栄えも悪くなってしまいますから、必要以上に力をかけてしまわないように注意しましょう。
自分で気を付けるだけでは傷がついてしまいそうで心配という方は、材料とクランプとの間に要らない木材を挟んでおくのがおすすめです。そうすることで、もし必要以上に強い力がかかってしまったときも傷がつくのは要らない木材だけなので安心して作業することができるでしょう。
100均クランプでインテリアをアレンジする方法
100均クランプは材料を固定する時に使用するものですが、アイディア次第でインテリアのアレンジに使用することも出来ます。いくつかアレンジ方法の紹介を行っていきますので、是非参考にしてみて下さい。
ハンガーバーにする
形も可愛いC型を活用すれば、ワイルドな雰囲気のフックとしてアレンジすることができます。作り方も難しくはなく、まずは壁に大きめの素材を固定したらそこにC型を固定していくだけです。
電動ドリルがあれば簡単に作業をすることができますので気になる方は是非試してみて下さい。電動ドリルを使用してしっかりと固定していればある程度の重さまでは耐えてくれますので、使い勝手の良いフックとして使用することが出来るでしょう。
ライトを吊るす
100均には吊り下げ型のライトも販売されています。吊り下げ型のライトはそのまま使用しても良いですが、100均クランプを活用すればよりお洒落に使用することができます。ある程度高めのところにC型を固定したら、ライトのひもやケーブルをひっかけておきましょう。
C型をインテリアに使用することで簡単にワイルドな雰囲気に仕上げることができ、固定している力も強いのでライトを落とす心配もありません。ただ吊るしておくだけでは物足りないという方は是非試してみて下さい。
ガーデンフックにする
続いてもコンパクトで可愛い形をしたC型を活用したアレンジ方法です。上記でC型をフックに活用する方法を紹介しましたが、ガーデニングでも活用することができます。
ガーデニングをしている方はラティスを使用している方も多いかと思いますが、ラティスに100均のC型を固定しておくことで便利なガーデンフックとして活用することが出来ますのでこちらのアレンジも是非活用してみて下さい。
ホースクランプをアレンジ
上記では紹介しませんでしたが、種類豊富なラインナップの中にはホースクランプというものもあります。この道具はホースを締め付けたいという時に便利なアイテムで、ネジを使用しなくても良いので便利に活用できます。
このアイテムもアレンジして活用することができ、壁にしっかりと固定しておけば壁面収納にすることが出来ます。メイソンジャーなどの重いものでも固定しておくことができますので、中にカトラリーを収納しておくなどして食器入れとして活用することができます。
他にも、100均などで購入出来るフェイクグリーンなどを入れておけばお洒落なインテリアにすることも出来るでしょう。アイディア次第で色々な活用法が出来ますので是非色々な用途で使用してみて下さい。
100均のクランプはDIYやインテリアに幅広く活用できる
出典: https://belcy.jp
今回の記事では、ダイソーやセリアで販売されているクランプの種類や使い方について紹介してきました。100均クランプはDIYで材料同士を固定したいという時に活用でき、接着剤が乾くまでしっかりと圧着させておくことも出来ます。
また、材料の固定だけではなくインテリアに活用することも出来ます。コンパクトで可愛いC型をフックとして活用している人も多いようですので、是非色々なアイディアを試してみて下さい。使い方も簡単ですので、100均で販売されているクランプを一度チェックしてみてはいかがでしょうか?