タピオカの保存方法を解説！茹でたタピオカを冷蔵・冷凍する方法！

タピオカはSNSなどで話題となり、タピオカ専門店が続々とオープンするなど一気に広がりを見せました。タピオカを使った商品も多く発売されています。例としてタピオカドリンクを挙げてみますが、後で残ったものを飲もうと残していたら、食感が変わってしまっていて食べることができなくなった経験はありませんか？

タピオカは保存方法を間違うと食感や色が変わってしまい食べることができなくなってしまいます。正しい保存方法や保存期間を知って、購入したタピオカや茹でたタピオカを無駄にしないようにしましょう。

タピオカの保存方法を、乾燥タピオカと茹でたタピオカに分けて紹介していきます。それぞれ保存方法や保存期間が異なりますので、しっかりと把握していきましょう。

乾燥タピオカは常温で保存することができます。乾燥タピオカは湿気に弱いため保存場所には注意が必要です。湿気がこもりやすい床下やシンクの下での保存は控えたほうがいいでしょう。保存方法は冷暗所保存で、日のあたらない乾燥した場所で保存しましょう。

開封したあとは密閉できる保存容器や保存袋に入れて乾燥剤を一緒に入れておくといいでしょう。保存期間の目安は購入した商品の賞味期限や消費期限を守り、期限に余裕があったとしても1～2ヶ月を目安に使うようにしたほうがいいです。

乾燥タピオカは賞味期限が長いため開封した日付が分からなくなる場合があります。保存容器や袋には開封した日付を書いておくと安心です。

茹でたタピオカをそのまま冷蔵保存や冷凍保存すると風味が落ちてしまいます。そのためシロップ漬けにして保存するのがおすすめです。

鍋に大さじ2～3の砂糖と適量の水を入れて火にかけ、沸騰して砂糖が溶けたら火を止めて冷まします。シロップはこれで完成ですので、タピオカを10分以上つけてからフタをしてシロップごと保存しましょう。

当日使う場合には常温で構いませんが、それ以外の場合には冷蔵庫で保存しましょう。冷蔵庫で2日程度保存することができます。冷蔵庫に入れたタピオカは固くなりますので、使用時にシロップごと電子レンジで少し温めるようにするといいです。タッパーやジップロックを活用して小分けにすると使いやすいです。

シロップ漬けはタピオカに甘めの味がつきますので、ドリンクに入れたときに美味しく食べることができます。砂糖の量は好みに合わせて増やしたり減らしたりしてください。シロップを作るのも面倒な場合には、市販のメイプルシロップや黒蜜を使いましょう。

乾燥タピオカを戻すのには手間がかかりますので、一度に多く戻してから冷凍保存を活用すると便利です。茹でたタピオカは使いたい1回分に小分けにしてからラップに包み、冷凍用のフリーザーバッグなどに入れて保存します。この方法で冷凍庫で1ヶ月程度は保存することができます。

冷凍保存したタピオカは冷蔵庫での自然解凍、常温での自然解凍、電子レンジで温めて解凍する方法があります。茹でて戻す方法もあり、沸騰したお湯にタピオカを入れて3分程度茹でましょう。

電子レンジで温める場合には、電子レンジ対応のお皿に入れてからラップをふんわりとします。加熱は600Wで1分程度を目安に様子を見ながら加熱してみてください。加熱時に固まっている場合には、40秒くらいで一度取り出してからほぐすようにするとムラなく仕上げやすいです。加熱するだけでプリッとモチッとした食感に戻すことができます。

色が変わって固くなる場合がりますので、タピオカの冷蔵保存はおすすめできません。保存する場合には常温で直射日光を避けて保存しましょう。冷蔵庫で保存すれば数日日持ちしますが、食感が変わりますし、実際に冷蔵保存したという方の口コミで食べられるものではなかったという声がありました。

タピオカの賞味期限を、タピオカドリンク・乾燥タピオカ・冷凍タピオカに分けて紹介していきます。それぞれ購入した場所や購入した商品で期限が異なりますので注意しましょう。

タピオカドリンクは当日中に飲むようにしましょう。前日購入したものを冷蔵庫で保存して次の日に飲もうと思っても、タピオカの中はガチガチでまわりはブニョっとしていて気持ち悪くなってしまいます。

タピオカドリンクは購入した場所でも賞味期限の目安が異なりますが、1時間、4時間、半日、当日中と、その日のうち飲み切ることを推奨している場所ばかりでした。自宅で茹でて冷蔵した場合には数日となりますが、食感が変わる恐れはあります。

乾燥タピオカは商品によって賞味期限が異なりますので、商品に記載の情報を確認してください。いくつかの商品を調べてみると、1ヶ月で開封後は1週間、冷暗所で4ヶ月、製造から1年というものがありました。乾燥タピオカの賞味期限はこのくらい、と覚えるのではなく必ず商品でチェックするようにしましょう。

冷凍タピオカも商品によって違いがありました。いくつかの商品の賞味期限を調べてみると、2ヶ月、1年、2年と期限が幅広いようです。購入する商品で確認するようにしましょう。

賞味期限は美味しく食べることができる期限のことです。乾燥タピオカや冷凍タピオカは賞味期限が切れてもすぐに食べられなくなるというわけではありません。

タピオカの賞味期限に関して調べてみると、乾燥しているタピオカなら腐らない、乾燥していれば大丈夫、食べられるとは思うが美味しいかどうかは不明という意見がありました。乾燥タピオカで未開封なら賞味期限を過ぎていても2年くらいは食べられるのではという意見もありました。

ですが、一度開封している乾燥タピオカで賞味期限が3～4年切れているものはやめたほうがいいという意見が多かったです。

食べられる期間の参考になる計算式があり、「過食期間✕安全係数(0.7～0.9)＝賞味期限」という計算式です。0.7～0.9は目安の幅です。計算式で出てきた日数が可食期間になりますので、目安にしてみるといいでしょう。

タピオカを使った美味しい食べ方は多くあります。茹でたタピオカの使い道に困った際などに参考にしてみてください。

タピオカをミルクティーに入れるのは定番でしょう。自分で作ったミルクティーを使ってもいいですし、市販のミルクティーならより手軽に作ることができます。

ミルクティーに好きな量のブラックタピオカを入れるだけで完成です。入れるグラスにもこだわるとよりオシャレに仕上がるでしょう。

タピオカの上にアイスクリームをのせる食べ方も美味しくておすすめです。タピオカのプリッとした食感がアイスクリームと絡まり美味しいです。いろんなアイスクリームと合わせることでアレンジの幅も広がります。

アイスクリームだけでなく上にトッピングを増やしてみてもいいでしょう。

戻したタピオカと切り餅、ぜんざいで温かいスイーツを作ることもできます。ぜんざいはレトルトのぜんざいを使えばより手軽に作ることができますので、寒い時期に作ってみてはいかがでしょうか？

今回はタピオカについて紹介していきました。一気に人気になり専門店も続々とオープンしているタピオカですが、保存方法に注意しないと食べることができないくらい食感が変わってしまうこともあります。タピオカは乾燥したものや冷凍したもので保存期間も異なりますし、購入したお店や商品によっても違いがあります。

今回紹介した期間を目安にするのではなく、購入した商品でしっかりと確認するようにしてください。乾燥タピオカを戻すのもなかなか手間がかかりますので、一度に一気に茹でておいて冷凍保存を活用すると便利です。

タピオカを使った美味しい食べ方も多くありますので、好きな方はぜひとも参考にいろんなレシピを楽しんでみてはいかがでしょうか？