スプリッツァーとはどんなカクテル?美味しい作り方とアレンジ方法

スプリッツァーと言う名前のカクテルを聞いたことはありますか?カクテルには様々な種類がありますが、このスプリッツァーは白ワインをベースに使ったカクテルで、シュワッと爽快で飲みやすく見た目も爽やかです。また、白ワインに炭酸水を加えて1対1で割るだけでOKなので、自宅でも気軽に楽しむことができます。今回はそんなスプリッツァーの美味しい作り方やアレンジ方法、おすすめのワインなどを紹介していきます。

スプリッツァーとはどんなカクテル?美味しい作り方とアレンジ方法のイメージ

目次

  1. 1スプリッツァーとは?
  2. 2スプリッツァーの美味しい作り方
  3. 3スプリッツァーのアレンジ方法
  4. 4スプリッツァーにおすすめのワイン
  5. 5知っているとスマートなカクテルのマナー
  6. 6スプリッツァーは爽やかで飲みやすいカクテル!

スプリッツァーとは?

グラスに入ったワイン

カクテルには数多くの種類がありその特徴も様々です。では今回紹介するスプリッツァーとは一体どの様なカクテルなのでしょうか?先ずはその名前の意味や発祥地などをまとめてみました。

白ワインベースのカクテル

バーテンダーがかくてるを作る様子

スプリッツァーは白ワインを炭酸水で割った爽やかな飲み口が特徴のカクテルで、その手軽さから白ワインハイボールとも呼ばれています。アルコール度数も低いのでお酒が苦手な方でも安心です。そのままでも美味しいですが、夏にはライムやレモンを加えてサッパリと頂くのもおすすめです。

名前の意味

グラスに入ったお酒

スプリッツァー(Spritzer)の名前の意味ですが、ドイツ語のシュプリッチェン(Spritzen)に由来しており、これには「はじける」と言った意味があります。シュプリッチェンと言うようにその様子は、ワインの中で炭酸水が踊るように弾けます。

口当たりがいいのはもちろんですが、見た目も爽やかな心地良いカクテルです。また、スプリッツァーは現代風のオシャレなカクテルとして楽しむ方が多いようです。

発祥地

シドニーの街並みオペラハウス

スプリッツァーの発祥地は、オーストラリアのザルツブルクです。この場所は有名な音楽家のモーツァルトが生まれた街でもあります。また、毎年8月に開催される「モーツァルト音楽祭」で提供されるカクテルとしても知られています。

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スプリッツァーの美味しい作り方

では続いてスプリッツァーの美味しい作り方を紹介していきます。シンプルなカクテルであるスプリッツァーですが、だからこそ手際の良さが大切です。手際良く作る事で美味しいスプリッツァーを頂く事が出来ます。

材料と作り方

バーテンダーがカクテルを作る様子

スプリッツァーに合う辛口の白ワインと、ワイングラス、炭酸水、氷を用意しておきましょう。先ずはワイングラスに氷を入れ、白ワインを60ml入れます。その後ゆっくりと炭酸水を注ぎ入れます。最後に炭酸が抜けないようにゆっくりとステア(軽くかき混ぜる)したら出来上がりです。

グラスサイズ、容量によって量は調節しましょう。基本的なスプリッツァーの白ワインと炭酸水の割合は1対1となります。

ポイント

青空のイメージに電球

スプリッツァーを美味しく頂く為に、白ワインや炭酸水はあらかじめ冷蔵庫でしっかりと冷やしておくようにしましょう。また、薄くスライスしたレモンやライムを絞り入れても美味しく頂けます。

シュワッとした炭酸の刺激が好みの方はステアせずにそのままで、刺激が好みでない方は何回かステアするなど、自分の好みに合わせてステアしましょう。白ワインの分量を自分好みに調節してみるのもおすすめです。

スプリッツァーのアレンジ方法

シンプルが故にアレンジも愉しめるのがスプリッツァーの魅力。ここではそんなスプリッツァーのアレンジとして、ビアスプリッツァースプリッツァールージュブランデースプリッツァーの3つのアレンジ方法を紹介します。

ビアスプリッツァー

氷の入ったグラスに美味しそうなカクテル

ビアスプリッツァーは炭酸水の変わりに白ワインをビールで割ったカクテルです。白ワインの爽やかな酸味とビールの苦みが混ざり合い、口当たりが良くキレもあり、とても飲みやすいスッキリとしたカクテルとなっています。ビールがお酒の中でも1番好きと言う方にもおすすめです。

作り方は、初めにしっかりとワイングラスを冷やしておくことがポイントです。その冷やしたグラスに白ワインを2分の1注ぎ入れ、グラスの2分の1ビールをゆっくりと注ぎ入れ、軽くステアしたら出来上がりです。

基本は白ワインとビールが1対1ですがこれは自分の好みで調節しましょう。因みにビールは生でなくても大丈夫で、銘柄も特に指定はありません。

スプリッツァールージュ

3つ並んだグラスに入った赤いお酒

スプリッツァールージュは白ワインではなく赤ワインを炭酸水で割ったカクテルになります。赤ワインの香りと炭酸水の爽快感やすっきりとした味わいが楽しめます。スプリッツァーと同じで赤ワインと炭酸水があれば自宅で手軽に作れて楽しめるカクテルです。

赤ワインは独特な渋みがありますが、それを苦手と感じる方もいらっしゃいます。そんな方でもスプリッツァールージュなら美味しく頂く事が出来るのです。

作り方は至って簡単。氷を入れたワイングラスに赤ワインを2分の1注ぎ入れ、グラスの2分の1炭酸水をゆっくりと注ぎ入れ、軽くステアしたら出来上がりです。お好みでレモンスライスを飾っても美味しくいただけます。

ブランデースプリッツァー

レモンが入ったカクテル

ブランデースプリッツァーはブランデーを炭酸水で割ったカクテルです。ブランデーはワインを蒸留したお酒でフルーツとの相性も良く、オレンジなどを入れて飲むのもおすすめです。また、トニックやジンジャエールなどで割って頂くのも良いでしょう

作り方は、まず初めにグラスに氷を入れます。次にグラスにブランデーを適量入れ、泡立てないように冷やした炭酸水を注ぎ入れます。そしてカットオレンジをグラスの中に入れ、炭酸が逃げないように軽く1回ステアして出来上がりです。

ブランデーと炭酸水は1対3がおすすめです。また、何種類かのフルーツを入れてみるのも良いでしょう。貴方好みのアレンジを加えてみて下さい。

スプリッツァーにおすすめのワイン

スプリッツァーには一体どの白ワインが一番合うのでしょうか?ここではスプリッツァーに合うおすすめの白ワインを紹介していきます。

辛口がおすすめ

グラスの上からうつした白ワイン

スプリッツァーには辛口の白ワインがおすすめです。特に白ワインの中でも一級品として知られるフランス産の「シャブリ」はスプリッツァーの相性も抜群です。

シャブリはキレが良く爽快で、酸味があり上品さも備えた味わいとなっています。また、シャープなミネラル感のあるシャブリは牡蠣などの魚介類や魚との相性も抜群。魚料理と愉しむならシャブリをベースにしたスプリッツァーがベストな選択と言えるでしょう。

サッポロ・クリアドライ

白ワインのサッポロ・クリアドライはスッキリとした辛口でフレッシュなキレのある飲み口です。どんな料理にも合い、あっさりとした喉ごしで飽きもこない美味しさになっている白ワインで、アルコール度数は9%です。

お値段も手頃ですし、冷やすことでスッキリ感も得られるこの白ワインはスプリッツァーにも最適です。よそゆきのカクテルではなく気軽なお家カクテルとして頂くならば、コレ位のワインを選択するのがベターと言えるでしょう。

ペリート・シャルドネ

白ワインのペリート・シャルドネは酸味がありスッキリとキレの良い辛口です。洋ナシや柑橘類を想わせるフルーティな香りがあります。カルパッチョやポテトサラダ、ペペロンチーノなどの料理と相性が良いようです。

「ペリート」とはスペイン語で「子犬」意味しています。ペットの子犬のように毎日愛されたいと言う願いがラベルデザインに込められているようです。アルコール度数は12%です。

こちらのワインも手頃でお求めやすい価格ですが、飲み口も悪くありません。スプリッツァーのベースワインとしてもしっかりと存在感を示してくれる事でしょう。

知っているとスマートなカクテルのマナー

スマートにカクテルを頂く為には、マナーを覚えておく必要があります。ここではそんなカクテルマナーをまとめてみました。

グラスのフルーツは食べていい?

グラスのふちにフルーツが付いたカクテル

カクテルによってはグラスにフルーツが添えられている場合があります。見た目も華やかでオシャレなのですが、このフルーツは食べてしまってもいいか少し悩むこともありませんか?この添えられているフルーツは食べてしまっても大丈夫です。

フルーツの種や皮は、グラスに戻さずペーパーナプキンに包んでおきましょう。レモンやライムは絞ってからグラスに入れると味に変化が出るので楽しめます。絞った後、入れずに取り出しておいてもかまいません。ただし、大ぶりのフルーツなどはスマートに食べられないのでそのままにしておくのが良いようです。

ショートとロングで違う時間

グラスの中に入っているイチゴ

ショートカクテルとロングカクテルと言う言葉は聞いたことはありますか?これはグラスの大きさや長さではなく、飲み切るのに最適な時間を表しています。

ショートカクテルは、短い時間で頂くカクテルのことです。アルコール度数は20%を超えるような高いもので氷は入っていません。冷たいままの温度を保つ時間が短いので、ぬるくなる前に飲んでしまいましょう。目安として10分~15分程度とされています。

ロングカクテルは、長い時間で頂けるカクテルのことです。ショートとは違いグラスに氷を入れて提供されるので冷たい温度を比較的に保つことが出来るのでじっくり時間をかけて飲むことが出来ます。目安として30分~40分程度とされています。

ただ、氷が解けて水っぽくなってしまったり、グラスに水滴が付き落ちてしまうことになる前に飲み干すのがベストです。

細いストローの使い方

外人が指を立てている様子

カクテルにストローが付いているものがありますが、これもどのように使っていいのか迷ってしまうこともありませんか?これはストローとして使うのではなく、かき混ぜるためのマドラー替わりとして使います。細いストローが2本付いている場合は2本一緒に使います

通常のストローが2本付いている場合は、1本だけ使います。もう1本はストローの中に詰まってしまったときのスペアになります。

氷を細かく砕いたクラッシュドアイスカクテルの場合は、直接グラスに口をつけて飲もうとすると細かい氷が邪魔になり飲みにくい為、ストローを使って飲みます。

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スプリッツァーは爽やかで飲みやすいカクテル!

ボトルとグラスに入ったカクテル

白ワインをベースに使ったカクテルでオーソドックスなのがスプリッツァーです。スプリッツァーは白ワインを炭酸水で割るだけの簡単なカクテルなので、自宅でも手軽で簡単に楽しめます。また、アルコール度数も落とせるので、アルコールが苦手な方にもおすすめです。

ビールや赤ワインなどを使ったバリエーションもありますので、飲んだことがない方もこの機会に一度試してみては如何でしょうか?

 

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