2019年06月09日公開
2024年09月18日更新
寝る前に牛乳を飲むと得られる5つの美容・健康効果!飲み方のポイントまとめ
寝る前に牛乳を飲んでいるという方はなかなか少ないでしょう。実は牛乳の摂取するタイミングには、寝る前が効果的といわれているのです。美容や健康に対して効果を得られることから、朝に飲むイメージのある牛乳を夜寝る前にシフトチェンジしていくのがおすすめされています。ですが、カロリーや栄養面を見ると就寝前に飲んでも大丈夫なのか心配になる方も多いことでしょう。今回は、そんな就寝前に牛乳を飲むことで得られる効果や飲んでも大丈夫なのかを解明していきます。
寝る前に牛乳を飲むとどんなメリットがある?
牛乳は身体に良い飲み物であることは、誰もが知っている情報ではないでしょうか?そんな牛乳の飲むタイミングはいつが良いのかを知っている方は少ないことでしょう。毎日牛乳を飲んでいる、という方も少なくない現代ですが、実は寝る前に牛乳を飲むのが良いとされていることを知っていますか?
寝る前に牛乳を飲んでいる方は実は少ないといいます。今回は、なぜ寝る前に牛乳を飲むことが良いとされているのか、またどのような効果を実感することができるのかを解明していきましょう。
牛乳の栄養とカロリー
牛乳を飲むタイミングを寝る前にすることが健康的であると言われていますが、牛乳の主な栄養やカロリーはどれくらいなのかを知っていますか?
明確な栄養やカロリーを知らないまま飲んでいても、効果を実感することができないでしょう。中には牛乳は太りやすいのでは?と思われている方も少なくありません。カロリーもしっかり把握をして摂取していきましょう。
栄養
牛乳の栄養素といえば、一番に浮かぶのはカルシウムではないでしょうか?牛乳はその通りカルシウムが栄養素の中でも先陣を切っています。牛乳に含まれているカルシウムは200ml中に含まれるカルシウムの量は約220mgとなることから、人間が1日に摂取すると良いとされているカルシウム量のおよそ1/2~1/3程となっています。
男性と女性では1日のカルシウム摂取量が異なるため、約コップ2杯ほどが人間にとって適量なカルシウムといえるでしょう。その他にも、ビタミンB2やビタミンB12といった人間に欠かすことのできない栄養素も豊富に含まれています。
カロリー
カロリーが高そうなイメージがある牛乳ですが、実はそこまでカロリーを心配するほどではないといわれています。そのカロリー量は200gあたり134kcalとされています。そのことから、寝る前に牛乳を飲むのは少々気が引けると考えている方でも、気軽に摂取が可能なカロリーであるといえるでしょう。
寝る前に牛乳を飲むと得られる5つの美容・健康効果
寝る前に牛乳を飲むことで、得られる効果は5つあるとされています。美容や健康どちらにも効果を実感することができるため、女性のみならず男性も取り入れるのが良いとされている方法なのです。5つの美容や健康効果を知って取り入れたい効果がある場合には、ぜひ寝る前の牛乳をおすすめします。
安眠効果
牛乳には自然な眠りに誘導するホルモンを作り出す働きを持っています。そのホルモンを作り出すのが、牛乳に含まれているトリプトファンという成分になり、トリプトファンは必須アミノ酸の一つになります。トリプトファンはセロトニンを作り出す成分になり、その後セロトニンが身体の中でメロトニンに変化していきます。
これらは、精神の安定を補いながら人体にとっての安らぎを与える役目を担っています。そのことから、自然な眠りを導き出すことができるのです。寝付きが悪いという方は、寝る前に牛乳を摂取することで質の良い睡眠をすることができることでしょう。
美容効果
牛乳に含まれているビタミンB2は美容効果が期待できる存在です。人間のターンオーバーは就寝時間でもある22時~2時頃に再生が行われているといわれています。その時間に睡眠を取ることで、しっかりと肌や髪、爪を美しい状態で維持することができるといわれています。
そこへサポートの役割としてビタミンB2を摂取すると、効果が大きく期待できるのです。健康と美容の維持をサポートするビタミンB2を体内に取り入れて万全な体制で肌などの再生に役立ててはいかがでしょうか?
また、ストレスも美容には大敵です。ストレスを軽減し安らぎを与える牛乳は寝る前に摂取することで、ストレスを緩和させるでしょう。このことから、美容にとっても効果が実感できるとされ寝る前に飲むことが推奨されているのです。
ダイエット効果
女性にも男性にも嬉しいのが、ダイエット効果です。牛乳を寝る前に飲んでしまったら、ダイエットの正反対の効果が出てしまうのでは?と思う方も少なくないでしょう。実は寝る前に牛乳を飲むことによってダイエットの効果も期待できるのです。
このダイエットに効果が期待できる理由が、成分の中に多く含まれている代表的な栄養素のカルシウムです。カルシウムは腸で脂肪が吸収されるのを防ぐ働きを持っています。
そのため、脂肪を便として排出してくれることにより、脂肪が貯まりにくいことへ繋がります。脂肪燃焼や脂肪の分解にも繋がるため、ダイエットには最適な方法であるといえるでしょう。
その他にも、満腹感が得られることもダイエットに繋がる理由のひとつでしょう。夜は空腹に負けて食べ物を口にしてしまうことも多々あります。その衝動を制御する働きもあるためメリットは大きいとされています。
便秘解消
牛乳を摂取すると、お通じが良くなるというのを耳にしたことがあるでしょう。牛乳が持つ便秘解消効果は優れているといわれています。便秘は体内に悪玉菌が蓄積されることで引き起こされ、脂肪の蓄積にも繋がりダイエットを成功させたくとも、体内の循環が悪いことでダイエットを成功に導くことができないとされているのです。
便秘を解消するためには、まず体内の善玉菌を増やす必要があります。牛乳に含まれている乳糖は腸内で善玉菌を増やす効果が期待できるといわれています。皮下脂肪や代謝の質が悪いと思っている方には、寝る前に飲むことで便秘解消に繋がることでしょう。
また便秘の方の多くは薬を飲んで排出している方も少なくありません。薬を毎回飲んでいては、身体にも良くないため食材を用いて便秘を解消するのも一つの方法なのです。維持することで自然と便秘も解消されていきます。
疲労回復効果
5つ目に紹介するのが、疲労回復効果です。ストレス等が蓄積されることで、身体の疲れは日々取れにくくなります。疲れを次の日に持ち越したくないと考える方も少なくないでしょう。牛乳は運動後に飲むことで疲労回復が早くなるという結果に基づき、日々の疲労感にも効果があるとして推奨されています。
タンパク質が含まれていることも大きな理由になり、回復を早める栄養素の一つとして重宝されています。疲労感に悩んでいるのであれば、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか?
寝る前に牛乳を飲む時のポイント
寝る前に牛乳を飲むことで、様々なメリットが期待されることが分かったことでしょう。その上で試してみたい、と思う方も多いのではないでしょうか?ですが、この方法はポイントをしっかり抑えないと逆効果にもなりかねません。飲み方のポイントを知って、実践に繋げていきましょう。
しっかり歯磨きをする
牛乳には乳糖が含まれており、この乳糖は名前の通り糖になるため、口腔内に残っていると虫歯の原因にもなりかねません。寝る前に牛乳を飲む方法を取り入れる際には、飲み終わった後に必ず歯磨きを行ってから睡眠を取るように心がけましょう。
口の中に糖を残さないことを意識して、歯磨きをしっかり行うことが重要なポイントになります。その際には、舌磨きも同時に進めるのも良いでしょう。
胃にちょうどよい量は1日1~2杯
日本人の胃に対する適切な牛乳の量の目安は、1日1~2杯程度であるといわれています。元々アメリカから輸入された歴史を持つ牛乳は、日本人の場合飲みすぎによりお腹を下してしまう可能性も高いのです。
またカロリーを見てみると分かる通り、飲みすぎてしまうことでカロリーも高摂取になる可能性も否めません。そのことから、牛乳を飲む量は1日1~2杯程度が好ましいとされているのです。1杯をおよそ200ml前後で計算するようにして、毎日飲む牛乳の量を調節するように心がけましょう。
冷たい牛乳よりホットがおすすめ
寝る前に飲む牛乳は、冷たいものよりも温めたホットの方が良いとされています。睡眠前に冷たい飲み物を摂取してしまうと、身体が冷えてしまい健康的にもあまり好ましくありません。ホットにして飲むことで、その温かさから胃に刺激を与えず、リラックス効果を期待することに繋がります。
お風呂から上がってすぐに冷たい牛乳を一気に飲み干したいという衝動に駆られる方も少なくありませんが、身体と健康を気遣ってホットで飲み進めるようにしましょう。安眠効果もホットであればより一層期待することができます。
寝る前に牛乳を飲んで健康になろう!
牛乳は寝る前に飲むことで、健康や美容に効果が期待できることが分かったことでしょう。牛乳自体、元々は健康に良いとされている飲み物ですが、飲むタイミングを変えるだけで期待のできる効果もワンランクアップします。毎日牛乳を飲んでいるという方は、睡眠の前にシフトチェンジして牛乳を飲んでみてはいかがでしょうか?