2019年05月30日公開
2024年09月17日更新
カカオ70%以上のチョコレートがダイエットにおすすめ!正しい食べ方は?
話題のカカオ70%チョコレートはダイエットや健康に非常に高い効果が得られることを知っていますか?なんとなくは見たり聞いたことがある方も多いと思いますが、実際にどのような栄養成分があり、ダイエットや健康に効果があるのかを改めておさらいしましょう。カカオ70%以上チョコレートをダイエットに役立てるための正しい食べ方やおすすめの方法も紹介していますので、ぜひ最後までチェックしてみて下さい!
目次
カカオ70%以上チョコレートで楽しくダイエット!
最近、カカオ70%以上の高チョコレートがダイエットや健康に効果がある話題になっています。でも、ただチョコレートを食べるだけでダイエットできるというわけではありません。そこで今回はカカオ70%チョコレートの正しい食べ方や健康効果について詳しく解説していきます。
ちなみに、カカオの配合率によって感じる味わいに違いがあります。一般的にはカカオの割合が高ければ高いほど砂糖やミルクの含有量が減り、苦みが増すと言われています。
一番売れているカカオ70%のチョコレートは高カカオでありながらも、雑味がないため食べやすく、カカオ特有のビターな苦みを感じることができます。カカオ80~9%台になると、砂糖やミルクの含有量が減少し甘みが少なく、ビター感が強く感じます。ウィスキーや日本酒などお酒のおつまみにつまむ方もいます。
カカオ90%~100%は甘みはほとんどなく、カカオの風味が強くなるので好き嫌いが分かれます。甘いおやつというイメージではないので、お菓子作りの材料として使うのも一手です。
カカオ70%以上チョコレートのダイエット効果
カカオ70%以上チョコレートに一体どんなダイエット効果があるのか紹介します。今までチョコレートには太る、虫歯になる、といったネガティブなイメージがつきものでしたが、カカオ70%以上の高カカオには驚きのダイエット効果が隠されていました。早速見ていきましょう!
コレステロール値を下げる
カカオ70%以上チョコレートの嬉しいダイエット効果、一つ目はコレステロール値の減少です。血中の善玉コレステロール濃度を調査した研究によると、カカオ70%のチョコに含まれるカカオポリフェノールには体内の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロール濃度を増加させる効果があることがわかりました。
悪玉コレステロールが増えすぎると中性脂肪が増えるリスクもあるため、適正量を保つ必要があります。普段から脂っこい食事が多い方や、運動不足の方、脂質異常症の方などは、適度にカカオ70%チョコを食べてコレステロール値を下げることが有効です。
脂肪蓄積を抑える
カカオ70%以上チョコレートの嬉しいダイエット効果、ふたつ目は脂肪蓄積を抑える働きです。日本チョコレート・ココア学会の公式発表では、チョコレート成分であるカカオポリフェノールには、脂肪蓄積を抑える効果が報告されおり、同量の油脂を含むほかの食品と比べると太りにくいとの報告もあり、脂肪の蓄積を抑える効果が期待できます。
カカオ70%以上チョコレートの食べ方でダイエットに効果を発揮してくれると言えるので、チョコレートを食べるのであれば断然カカオ70%以上チョコレートがおすすめです。
アンチエイジング効果
カカオ70%以上チョコレートの嬉しい効果3つ目は、アンチエイジングです。カカオにはカカオポリフェノールが含まれているのですが、これには素晴らしい抗酸化作用があり、老化を進める美容の大敵活性酸素を除去する働きがあると言われています。
また、カカオポリフェノール濃度が高いチョコには肌の潤いを保つ効果もあり、くすみやしわの改善が期待できます。カカオポリフェノールは、カカオが多くふくまれるほど含有量が増えますので、美肌やアンチエイジングに取り組みたい方は、積極的にカカオ70%以上チョコレートを食べることをおすすめします。
むくみの解消
カカオ70%以上チョコレートの嬉しいダイエット効果4つ目は、むくみの解消です。チョコレートの原料であるカカオには、カフェインの仲間であるテオブロミンが含まれているのですが、これには血行促進効果があることが報告されています。
血行が促進されることで体内に溜まった余分な老廃物や水分が排出されるので、むくみの解消につながることが期待できます。むくみはたまり続けると太る原因にもなりかねないので、その日に溜まったむくみは早めに解消しておくことがダイエットにつながるというわけです。
便秘の改善
カカオ70%以上チョコレートの嬉しいダイエット効果5つ目は便秘の改善です。チョコレートの原料であるカカオには、食物繊維リグニンが豊富に含まれていて、便通を良くしてくれる働きがあるため、きちんと摂取することで便通をスムーズに促してくれます。
また、カカオに含まれるたんぱく質の一種、カカオプロテインにも便のかさを増し、排泄回数の増加に役立つため、ダイエットの天敵便秘改善につながります。カカオ70%以上チョコレートにはさまざまな角度からダイエットに効果的な働きをしてくれるため、総合的に見ても痩せ体質に導いてくれることが期待できます。
カカオ70%チョコレートは健康効果も期待できる
カカオ70%以上のチョコレートに隠された驚きのダイエット効果の数々を見てきましたが、次は健康効果についても調査しました。チョコレートを食べて健康効果が得られるなんて、うれしい限りです。おいしいだけではない、カカオ70%以上チョコレートの健康に効果的な理由を順番にお伝えしていきます。
動脈硬化の防止
カカオ70%以上チョコレートの健康効果、一つ目は動脈硬化予防です。カカオにはカカオポリフェノールが含まれていて悪玉コレステロールを低下させてくれることは前出の通りですが、コレステロールが酸化することも防いでくれます。動脈硬化は悪玉コレステロールが酸化し、動脈に悪影響を及ぼすことで引き起こされる疾患です。
動脈硬化が進むと、脳卒中や心筋梗塞など重篤な病気につながることもあるので、コレステロール値を正常に保つことは健康の上でも非常に重要なことです。
カカオ70%以上チョコレートを食べたからと言ってすぐに動脈硬化が防止できるというわけではありませんが、食事改善や適度な運動とともに上手な食べ方をすることで、コレステロールの正常化を手助けしてくれると言えます。
アレルギーの抑制効果
カカオ70%以上チョコレートの健康効果、二つ目はアレルギー予防です。カカオに豊富に含まれるカカオポリフェノールが、抗アレルギー効果を示すことがさまざまな実験で解明されています。アレルギーの原因は、体の病気や有害な異物から守ってくれる免疫システムが過剰に働くことが原因です。
カカオポリフェノールにはアレルゲンに対して抗体が作られすぎることを防ぐ働きがあるため、さまざまなアレルギー症状に悩んでいる方には、効果があると言えます。
冷え性の改善
カカオ70%以上チョコレートの健康効果、三つめは女性だけでなく、最近は男性にも多い冷え性の改善です。カカオに含まれるカカオポリフェノールで血行が促進することはすでにお伝えしましたが、血流が良くなるということは血流がアップし、体の隅々まで血が巡ることで手先や足先が冷える末端冷え性を防ぐということにもつながります。
また、血行を促進することで血液をさらさらにすることで、慢性的な冷え性を予防することにもなるので、冷え性に悩んでいる方は、毎日少しずつカカオ70%以上チョコレートを体の中に取り入れるのがおすすめです。
認知症の予防
カカオ70%以上チョコレートの健康効果、四つ目は認知症の予防にも効果があると言われています。その秘密はカカオの含有量が多い70%以上の高カカオチョコレートに含まれるエビカテキンという物質で、これには高い抗酸化作用と活性酸素を分解除去する働きがあることで、細胞が酸化して老化することを防ぐ働きがあります。
また、高カカオチョコレートに含まれるカカオポリフェノールには体を若返らせる効果もあるため、認知症の予防にもつながるとされています。カカオ70%以上チョコレートは、年を重ねても体を健康に保つための様々なうれしい効果が豊富なおすすめスイーツと言えます。
ストレス解消
カカオ70%以上チョコレートの健康効果、最後はストレス解消効果です。高カカオチョコレートに含まれるカカオポリフェノールがには、体内でストレスホルモンの分泌を抑えてくれる働きがあることがわかっています。
疲れがたまってイライラしたり、気分が落ち込んだ時にカカオ70%以上チョコレートをひとかけら口に入れるだけで気持ちが安定して落ち着くことができるでしょう。
ストレスを感じるような場面に遭遇する前から、カカオ70%以上チョコレートを食べておくのもおすすめです。ストレスを感じる前に食べることで、ストレス反応を抑制することができるのです。ストレスは美容や健康の大敵でもあるので、精神的に安定してストレスフリーな生活を送るためにも、高カカオチョコレートが威力を発揮してくれそうです。
カカオ70%以上チョコレートのおすすめの食べ方と注意点
カカオ70%以上チョコレートに含まれる嬉しい働きを紹介してきましたが、ここからはおすすめの食べ方と注意点をお伝えします。カカオ70%以上チョコレートを食べれば痩せる、と思ってただ食べていても意味がないこともあります。
カカオ70%以上チョコレートは上手な食べ方をしないと逆効果になることもあるので注意が必要です。おすすめの食べ方をよくチェックして、カカオ70%以上チョコレートの素晴らしい効果をしっかりと享受しましょう!
一日の摂取量目安
カカオ70%以上チョコレートの食べ方で、どのくらい食べたらよいの?と疑問に思われる方も多いと思いますが、おすすめは1日50gを目安に摂取するのがよいでしょう。さらにできるのであれば1度に50g全部食べる、という食べ方ではなく、数回に分けて食べるのがおすすめです。
理想は朝、昼、晩、と1日に3回分けて食べる食べ方です。決まった時間に食べる習慣ができることで、食べるのを忘れたり、食べすぎを防ぐこともできるのでとてもおすすめの食べ方です。
1日3回に分けるのであれば1回あたりの量は約17gほどです。板チョコのカカオ70%チョコレートや小分けになったものであれば量がわかりやすいので、それらを利用するのもおすすめです。
食べるタイミングは?
カカオ70%以上チョコレートを食べるタイミングについてですが、これは食事の20分前に食べるのがおすすめです。なぜなら人間は食べ物を体に取り込むと、消化してお腹を満たすのに20分を要するからです。お腹が少しでも満足状態になることで食事量も減り、摂取カロリーも減らせるのでダイエットにも効果的というわけです。
ほかにも、小腹が空いたときや間食代わりに食べるのもおすすめです。おやつの代わりにカカオ70%以上チョコレートを食べることで空腹感が落ち着き、ドカ食いを防ぐことができます。食べ方は自分のライフスタイルに合わせて小分けにして食べればそれでOKですが、毎日忘れず続けることが大切です。
美味しくないものはNG
カカオ70%以上チョコレートは、カカオの配合量が高いほど苦みを感じます。カカオの含有量が高いほど含まれるカカオポリフェノールの量は高くなりますが、苦くておいしいと感じられないのであれば続きません。
これからカカオ70%以上チョコレートを食べていこうという初心者の方は、最初から無理しておいしくないチョコを選ぶと途中でやめてしまうことにもなりかねません。
初心者の方におすすめの食べ方は甘みもほどよく感じられるカカオ70%のチョコレートです。ある程度続けて慣れてきたら、カカオ70%以上のチョコレートにステップアップしていくのがおすすめです。
カカオの割合を確認する
出典: http://bdens.com
カカオ70%チョコレートを取り入れてダイエットや健康に役立てよう、と考えている方は、カカオの割合をよくチェックしてから購入しましょう。チョコレートであればどんなチョコレートでもよいというわけではないからです。
一般的なチョコレートはミルクチョコはカカオが20%~40%、ビターチョコやブラックチョコはカカオ含有量が40%~60%程度となっています。ミルクチョコレートはカカオに砂糖や乳原料が多く含まれているのでダイエットには不向きになります。
食べ方としてはカカオの割合が70%以上とパッケージに明記されているものを賢く選んで購入しましょう。
食べ過ぎに注意する
カカオ70%以上チョコレートの食べ方として、1日の摂取量が50gとお伝えしましたが、このおすすめ摂取量以上に食べてしまうと太る原因にもなってしまうため注意が必要です。カカオ70%以上チョコレートとはいえ、カロリーはしっかりとあるのでたくさん食べたからと言って痩せるわけではありません。
食べ方としてカカオ70%以上チョコレートは寝る前には控えてください。カカオには中枢神経に働きかけ脳を興奮状態にするカフェインが多く含まれているので、夜遅い時間や寝る前に食べてしまうと快眠の妨げになる可能性があるからです。カカオ70%以上チョコの正しい食べ方と摂取量を守って、健康で美しい体作りに役立てましょう。
カカオ70のチョコレートで健康的にダイエット!
出典: https://isuta.jp
カカオ70%以上チョコレートの驚きのダイエットや健康への働きを紹介してきました。ブームになっているには理由があったということです。今回紹介した正しい食べ方や摂取量を守って、健康的に痩せるためにカカオ70%チョコレートを上手に食べ、理想の体重を目指してください!