2019年05月28日公開
2024年09月16日更新
カレーを冷蔵庫で保存する方法は?日持ちする期間とコツ!鍋ごとは?
カレーを冷蔵庫で保存する場合にはどのような保存方法で保存すると良いのでしょうか?よくカレーは菌が繁殖しやすい料理と言われていますが、常温、冷蔵庫、冷凍で保存した場合の何日日持ちするのか気になります。また、保存するコツについや鍋ごと保存することはできるのかなど合わせて詳しく紹介します。何もせずに普通にカレーを保存していた方も、保存するコツを知ることで上手く保存することができ、期間内であれば美味しく食べることができます。
カレーは日持ちする?
カレーを作ってからの日持ちは何日ぐらいのなのでしょうか?カレーの保存方法には、常温、冷蔵、冷凍など様々な方法がありますが、保存方法によって日持ちする日数の期間は変わってきます。カレーを常温で保存した場合の日持ちや、その時に発生るする食中毒の原因となる菌についてなど詳しく紹介します。
常温で何日日持ちする?
カレーは常温で何日ぐらい日持ちするのでしょうか?次の日のカレーは美味しいとよく言いますが、冬場と夏場で日持ちは異なります。
常温で保存した場合、冬の寒い時期でも保存期間として1日ぐらいと言われています。冬場でも、何日も常温で置いておくと腐ってしまいます。カレーは傷みやすい料理なので、気を付けましょう。夏場は常温のまま置いておくと半日くらいで傷んでしまいます。
カレーは菌が繁殖しやすい
カレーにはスパイスがたくさん入っているから大丈夫と思っている方もいるかもしれませんが、何日も日持ちするものではなく、菌が繁殖しやすい料理になります。特に常温で保存した場合は気を付けましょう。食中毒の元になるウエルシュ菌が増殖しやすくなります。
ウエルシュ菌は加熱しても死滅せず、体内に入ってしまった場合は食中毒を起こしてしまいます。見た目や臭いではわからない菌になるので、常温ではなく冷蔵庫や冷凍庫で正しい方法で保存するようにしましょう。
カレーの冷蔵庫保存方法
カレーの冷蔵庫保存とはどのような保存方法になるのでしょうか?カレーは鍋で作ることが多く、鍋ごとでも保存か可能なのか?そして冷蔵庫で保存した場合の何日ぐらい保存期間についてなど詳しく紹介します。
保存方法と保存期間
カレーを保存する方法として、大き目の大きいボウルに氷を入れて水をはり、氷を入れたボウルの中にカレーを入れた容器をつけます。しゃもじなどでかき混ぜながら急速に冷やしましょう。中身をまんべんなくかき混ぜながら冷やし、冷めたら保存用ジッパーに入れて冷蔵庫で保存しましょう。
この方法で冷蔵庫に保存した場合は、2日から3日ほど保存することができますが、保存期間を超えてしまうとウエルシュ菌が繁殖してしまい食中毒の原因となってしまうので気を付けましょう。
鍋ごと保存もできる?
カレーは冷蔵庫に鍋ごと保存することもできます。カレーの正しい保存の仕方をしてから鍋ごと保存するようにしましょう。ただ、鍋は大きいので鍋ごと保存するスペースを冷蔵庫内に確保してから鍋ごと保存するようにしましょう。食べる前には鍋ごと取り出して再加熱してから食べるようにしましょう。
カレーを冷蔵庫で保存するコツ
カレーを冷蔵庫で保存するにはどのようなことに気を付けながら保存したらよいのでしょうか?冷蔵庫に入れる際に行った方が良いコツなどや保存するときの容器など詳しく紹介します。また日持ちしやすいレシピも合わせて紹介します。
早く冷まして保存する
カレーを冷やす……冷えたら冷蔵庫へ…… pic.twitter.com/qmMwf7GY7B
— 我カツカレー也 (@Hd2y1CN) July 21, 2019
冷蔵庫に入れる前には早く冷ますようにしましょう。自然に粗熱がとれるのを待っているとウエルシュ菌がどんどん繁殖してしまう原因になってしまいます。周りから冷めていくのでどうしても中心はなかなか冷めずに冷めるのに時間がかかってしまうので、氷水をはったボウルなどを用意して冷ますようにしましょう。
カレーを混ぜながら冷ます
早く冷ます方法の1つに、鍋ごと氷水のはったボウルに入れてかき混ぜながら冷ますようにしましょう。食中毒の原因とされているウエルシュ菌は酸素に弱い性質を持っています。かき混ぜることで空気に触れることが多くなり、ウエルシュ菌が増えるのを防ぐことができます。
密封して保存する
保存する場合には密閉させて保存させることが大切になります。空気に触れることを無くすことで何日も保存する時に酸化や味が変わるなどの劣化を防ぐことができたり、冷蔵庫内で早く冷ますことができます。
おすすめの保存容器
密閉させる容器としておすすめなのが、ジップ付きの保存袋になります。空気を抜きやすく小分けにもしやすいので便利で保存後も使いやすくなります。また、冷蔵庫に入れる際にも場所を取らずに入れることができます。
ジップ付きの保存袋がない場合にタッパーで保存するときには、色や臭いが付かないようにラップなどで覆うことをおすすめします。また、蓋をする前にもラップで覆うことで空気に触れるのを防ぐことができます。ガラス容器は色移りや臭い移りがないのでおすすめです。
腐りやすい具材は避ける
カレーには欠かせない具はじゃがいもやにんじんになりますが、実は腐りやすい具材になります。水分が多いので傷みやすくなっています。また冷凍保存する場合にもじゃがいもやにんじんが入っていると水分が抜けて味が落ちてしまうので、冷凍保存する場合にはにんじんやじゃがいもは取り除いてから保存するようにしましょう。
冷蔵保存におすすめのカレーレシピ
- 玉ねぎ1個
- にんじん1/2本
- ルウ1/2箱
- だし汁300ml
- 合いびき肉300g
- 高菜60g
- 温泉卵4個
- 野菜と高菜はみじん切りにしておきましょう。ひき肉を炒めて火が通ったら玉ねぎをにんじんを加えて炒めます。
- 玉ねぎが頭目になってきたらだし汁を加えてルウを入れて混ぜます。
- ルウがなじんできたら高菜を混ぜ合わせます。
- ご飯の上にかけて、その上に温泉卵をのせたら完成です。
じゃがいもが入らずドライカレーに近いので水分が少ないので傷みにくく何日か日持ちしやすいカレーになります。冷蔵庫に保存する場合にはよく冷ましてから鍋ごと保存することもできるので、ぜひ作ってみましょう。
冷蔵庫保存のカレーの美味しい食べ方・レシピ
冷蔵庫で保存したカレーを美味しく食べるのにはどのようにしたら良いでしょうか?冷蔵庫で冷えているカレーの温め方や冷蔵庫で保存したカレーを使ったおすすめのレシピなど合わせて紹介します。今までそのまま温めて食べていた人も色々なアレンジレシピを知ることでさらに美味しく食べることができます。
温めはレンジよりコンロ
冷蔵庫で保存していたカレーは鍋ごと保存していた場合はそのままコンロで温めましょう。タッパーを使っていた場合は鍋に移してからコンロで温めることをおすすめします。弱火でよくまぜながら少しづつあたためて全体に火が通るまで温めましょう。
電子レンジで温めるとどうしても温まっている部分と温まらない部分に差が出てしまいます。全体的に加熱しないと食中毒の原因になってしまうので、全体的に均等に温めやすいコンロを使った温め方がおすすめです。
冷蔵カレーのおすすめレシピ
食べきれず冷蔵庫に入れたカレーをそのまま温めて食べても美味しいですが、いろいろなアレンジをして食べることもできます。一食分だけ作るのが難しいいカレーですがアレンジできることが分かることで、冷蔵庫で上手に保存していろいろなメニューにアレンジすることで飽きることなる食べることができます。
その中でもおすすめなのが、カレーうどんやドリアになります。作り方も簡単でアレンジメニューにもピッタリの料理になります。
カレーうどん
- カレー1人前
- ゆでうどん1人前
- 水100ml~150ml
- 粉末のだし小さじ1/4
- きざみネギ適量
- 冷蔵庫から取り出したカレーを一度温め、水と粉末だしを加えて味を調えます。
- 茹でたうどんにカレーつゆを注いでねぎをのせたら完成です。
残り物のカレーで作る定番のレシピでもあるカレーうどんは作り方もとっても簡単で、カレーうどんを作るためにもカレーを取っておきたくなるメニューでもあります。茹でうどんを使うことで、時間も短縮して作ることができます。
焼きカレードリア
箕面天空歌のコンサート♪
— すみちゃん (@XAVFIvQJmPR7kiK) December 22, 2019
2部
①茜色の恋②冬隣③Onemoretime Onemorechance④青いダイヤモンド⑤冬の蝶⑥君は薔薇より美しい⑦心がわり⑧東京タワー⑨北のたずね人・アンコール曲⑩ありがとうあなたへ
少し前に無事に地元に到着。
Tちゃん運転ありがとう☺
焼きカレードリアまいうー😋 pic.twitter.com/aoJWFJztuq
- カレー1人前
- ごはん1人前
- ピザ用チーズ適量
- 耐熱皿にごはんを入れて冷蔵庫から取り出したカレーを温めてかけます。
- その上に多めにチーズをかけます。
- トースターに耐熱容器を入れて、チーズが溶けてこんがり焼き色が付いたら完成です。
子どもにも大人気の焼きカレードリアは、チーズをたっぷり載せることで、まろやかになり、辛いカレーでも美味しく食べることができる一品です。ご飯にカレーとチーズをのせてトースターで焼くだけの簡単メニューなので、子供たちの長期休みなどにもお昼メニューに活用することができます。
カレーパン
めちゃうまカレーパン作りました👍👍👍🍛 pic.twitter.com/x8ttOCx5HK
— ik (@ikm_mgmg73) December 20, 2019
- 強力粉200g
- 薄力粉50g
- インスタントドライイースト5g
- 砂糖15g
- 塩3g
- バター20g
- ぬるま湯160ml
- カレー適量
- ピザ用チーズ適量
- 溶き卵適量
- パン粉適量
- 強力粉と薄力粉は混ぜ合わせておきます。ボウルに砂糖とドライイーストと塩を入れて、ぬるま湯を注いでこねます。
- まとまってきたらバターを入れて滑らかになるまで生地をこねましょう。30度のオーブンで30分スチーム発酵させ一次発酵させます。
- 指をさして生地が戻ってこなかったら発酵が完了したことになります。ガス抜きをして10等分に分けましょう。
- 切り口が内側になるように丸めなおして、濡れ布巾をかけて10分休ませてベンチタイムにします。
- 再びガス抜きをして、麺棒でのばして冷蔵庫から取り出したカレーを包んで生地をつまんでしっかり閉じます。閉じる部分にはカレーが付かないようにしましょう。
- 溶き卵を付けてパン粉を漬け40度で40分スチーム発酵させます。これが二次発酵になります。
- 190度のオーブンで約15分焼いたら完成です。
冷蔵庫で冷たく冷やしたカレーを使うことでパンにも包みやすくなります。水分が少ないカレーの方が包みやすくなるので、良く煮込んだカレーを使うと良いです。パン生地から作ることでお店で売っているようなカレーパンが簡単に家でも作ることができるのでぜひ作ってみましょう。
カレーライスコロッケ
- ごはん200g
- カレー200g
- ピザ用チーズ60g
- 薄力粉大さじ1
- 卵1個
- パン粉適量
- 揚げ油適量
- 冷たいご飯に冷蔵庫から取り出したカレーを加えてよく混ぜます。
- ラップの上に6等分に分けてピザ用チーズをのせ、冷凍庫で1時間冷やします。
- 薄力粉、溶いた卵、パン粉の順に冷凍庫から取り出したカレーライスに付けていきます。
- 160度の油で12分から14分ぐらい揚げましょう。揚げあがったら器に盛り完成です。
カレーライスコロッケはどうしても水分の多いカレーライスをコロッケにするのに、ポイントとして冷蔵庫から取り出した冷たいカレーやご飯を作ることで丸めやすく衣なども付けやすくなります。子どもにも人気メニューでもありお弁当にもあうレシピになります。
カレーの冷凍保存の日持ち
カレーは冷凍保存した場合何日ぐらい日持ちするのでしょうか?冷凍した時の保存期間や保存方法、冷凍からの解凍の仕方など詳しく紹介します。
冷凍保存期間
カレーを急激に冷やす方法で冷凍保存した場合の保存期間の目安は1カ月ほどになります。常温、冷蔵庫での保存に比べると一番長く保存することができる方法になります。空気を抜いておくことで、劣化も防ぐことができ、期間内に美味しく食べることができます。
冷凍保存方法
冷凍保存する場合、冷蔵庫に保存するとき同様に急速に冷やすことがポイントになります。急速に冷やした後、ジプロックやタッパーなどの容器に入れましょう。ただ、冷凍保存するときに人参やじゃがいもは冷凍に向かないので取り除くかつぶすようにしましょう。
ジプロックに入れる場合には、冷ましたカレーを入れて入れて平らにして閉めるときは空気を抜きます。このとき保存した日にちを書くようにしましょう。タッパーを使う時には、色移りをしないガラス製がおすすめですが、ガラス製がない場合にはタッパーの上にラップを敷いてカレーを入れるようにして、最後にもラップで蓋をしましょう。
解凍方法
解凍方法は冷凍庫から冷蔵庫に移して冷蔵庫で解凍するようにしましょう。冷蔵庫で解凍した後に電子レンジなどで加熱したり、鍋に移して加熱すようにしましょう。また、ジプロックの場合は凍ったまま湯煎にかけることもできます。湯煎にかけながら解凍しましょう。
カレーの冷蔵庫保存にはコツがある
カレーの保存方法について紹介しましたが役に立てたでしょうか?常温、冷蔵庫、冷凍庫での保存と色々な方法がありますが、常温では何日も日持ちすることができません。それだけでなく、ウエルシュ菌という食中毒の原因となる菌が増えやすくなってしまいます。
常温ではなく冷蔵庫や冷凍庫で正しい保存方法を行うことで何日も日持ちしやすくなります。また、冷蔵庫などで保存したカレーを温めて食べるだけでなく、いろいろアレンジして美味しく食べることもできるのでアレンジレシピも作ってみましょう。