カレーを冷凍で保存できる期間はいつまで?解凍方法や日持ちするコツ!

カレーを冷凍保存したことはありますか?家庭料理の定番ともいわれているカレーは1度作ると必ずと言っていいほど作り過ぎてしまいます。作り過ぎたカレーを保存す時は冷凍保存がおすすめです。今回はカレーを日持ちさせる冷凍保存の方法について紹介していきます。冷凍する時はじゃがいもはどうしたら良いのか、保際はする時はどの容器に入れたら良いのか、解凍のコツや冷凍期間につても紹介していきますので、参考にしてください。

カレーを冷凍で保存できる期間はいつまで?解凍方法や日持ちするコツ!のイメージ

目次

  1. 1カレーは冷凍保存で日持ちする
  2. 2カレーの冷凍保存方法と保存期間
  3. 3カレーの冷凍保存のコツ
  4. 4冷凍カレーの解凍方法
  5. 5カレーを正しく冷凍して日持ちさせよう!

カレーは冷凍保存で日持ちする

家庭料理の定番メニューといえばカレーですが、つい多く作り過ぎてしまい、次の日もまた次の日も食べることが多いではないでしょうか?作った際にそのまま鍋で常温で保存すると、賞味期限は1日程度になってしまいます。何日も分けて食べる人には日持ちしないため常温で保存する方法はおすすめしません。

また、冷蔵庫に入れて保存すると冷蔵庫の中にカレーのニオイが充満してしまい、他の食材に混ざってしまうのであまりおすすめしません。

冷蔵庫での保存期間は2日~3日となっていて、常温よりは保存期間は長いですが、それでも食べきれない人は冷凍保存がおすすめです。冷凍庫で保存すると冷蔵庫で保存する時とは違い、食材にニオイが移りません。たくさん作ったカレーを上手に保存して、家計の味方にしましょう。

カレーの冷凍保存方法と保存期間

常温保存や冷蔵保存だと2~3日以内に食べなければならず、日持ちしません。しかし、冷凍保存なら長い期間美味しく食べることができます。

保存用袋で保存する方法

カレーを一度加熱してから十分に冷まし、冷めたら専用のの保存用袋かタッパーに入れます。袋に入れた場合はできるだけ短時間で一気に急速に冷凍するのがコツとなっています。

保存方法

カレーを冷凍保存する時は、1度加熱することです。加熱しないと菌が繁殖してしまう可能性があるので、必ず加熱してから保存するようにしましょう。

加熱したら十分に冷ましてから冷凍庫に入れましょう。保存用袋やタッパーにカレーを入れて冷凍保存をします。保存する際のコツはできるだけ急速冷凍を行い、短時間で冷凍しましょう。

短時間にすることによって、本来の美味しさをそのまま閉じ込めることができます。保存用袋やタッパーに入れたら平らになるようにして、均等に広げて入れるのがコツです。

また、入れる際にはアルミパット(バット)の上に平らに置くようにするとさらに早くすることができるのでおすすめです。

保存期間

カレーを冷凍庫で保存した場合の保存期間は約1ヵ月となります。常温で保存するよりもかなりの長い期間保存することができるのでおすすめです。

長い期間保存できるので、カレーを使ったちょっとしたアレンジ料理などもすぐ作ることができます。保存したカレーを解凍する場合はできるだけ自然に解凍した方が望ましいです。

次の日にカレーを食べると決めているのであれば、カレーを冷蔵庫に移して一度時間をかけてゆっくり解凍するようにしましょう。ゆっくり解凍したら電子レンジで加熱するか、鍋に移して加熱してから食べるようにしましょう。

保存容器で保存する方法

ジップロックやタッパーにカレーを入れて冷凍保存をする方法以外にもガラスの保存容器に入れて保存する方法もあります。

保存方法

タッパーに入れて冷凍保存する場合は保存袋に入れる時と同様に、一旦加熱して充分に冷ましてから保存するようにしましょう。保存容器で保存する際も美味しさをそのまま閉じ込めるために、短時間で急速冷凍がおすすめです。

保存期間

保存容器を使って保存した場合の期間は、袋で冷凍する時と同じように目安は約1か月となっています。冷蔵庫でカレーを保存するよりも日持ちがよく、長い時間保存することができ、ついつい作りすぎてしまったカレーもゆっくりと食べることが可能です。

容器を使ってカレーを保存した時の解凍方法は、袋同様自然解凍がおすすめです。食べる前日に冷蔵庫に移して自然解凍を行って、電子レンジで解凍、または鍋に移して解凍するようにしましょう。

製氷皿で保存する方法

保存する際の方法はたくさんありますが、じつは製氷皿でもカレーを冷凍保存することができます。カレーを保存する方法の中でも製氷皿を使った冷凍方法はかなりお手軽です。

製氷皿を使ったカレーの冷凍保存の最大のメリットは、カレーを小分けにすることができることです。そして、小分けにする作業も製氷皿を使うことで簡単にできるのもおすすめの理由になります。

袋に入れての冷凍方法もいいですが、袋で保存した場合は解凍する時が非常に大変になるので、解凍時のことを考慮した時にも製氷皿は非常に便利です。

保存方法

製氷皿を使ってカレーを保存する際の方法は、スプーンなどを使って製氷皿にカレーをこまめに移動させていきます。

次に上から空気が入らないようにラップをしていきましょう。ラップをせずにそのまま冷凍庫に入れると、風味が逃げてしまうので注意が必要です。コツはできるだけ空気が入らないようにラップすることです。

製氷皿を利用したカレーの保存は非常にお手軽で、使う時も便利なので製氷皿がある家庭は製氷皿を使って上手にカレーを冷凍してみましょう。

保存期間

製氷皿を使ったカレーの冷凍保存の日持ちは他の冷凍方法と同じ約1か月となっています。常温や冷蔵庫での保存よりも長い期間カレーを保存することができるので、カレーを作りすぎた場合は冷凍させましょう。

1か月以上冷凍保存してしまうと風味の点で劣化が始まり、美味しさが落ちてしまいます。冷凍しているからいつまでも大丈夫というわけではなく、あくまでも一時的に保存しているということを覚えておきましょう。

製氷皿を使ってカレーを冷凍した場合の解凍方法は非常に簡単で、氷のように使う分だけ割って解凍させて使うのがおすすめです。

カレーの冷凍保存のコツ

通常カレーを作る時はじゃがいもや人参、玉ねぎやお肉を入れて作るのが一般的です。しかし、じゃがいもは冷凍すると良くないという噂も聞きます。具材の入ったカレーをどのように冷凍するのかなどをみていきましょう。

じゃがいもや人参は冷凍に不向き

カレーを冷凍保存する時に気をつけなければいけないのが具材です。カレーには様々な野菜を入れて作られることが多いですが、今回は一般的に使われるじゃがいもと人参についてみていきましょう。

通常じゃがいもや人参は冷凍するのに向かない食材となってます。カレーをそのまま冷凍庫に入れるとじゃがいもや人参の中身がカスカスになってしまうのでおすすめしません。

カスカスになったじゃがいもや人参は本来のうま味や風味がなくなってしまっては本末転倒です。カレーを入れる際にはじゃがいもや人参は取り除いたほうが良いでしょう。しかし、取り除いて冷凍するのが面倒な場合は、入っているじゃがいもや人参をすりつぶすようにしてから入れるのがコツです。

基本的には具材を除いたカレーのみを冷凍庫に入れて保存するようにしましょう。じゃがいもと人参には水分が多く含まれており、冷凍や解凍を繰り返すとどうしても水分が抜けてしまいます。

これを回避するためにも取り除くのが良いのですが、すりつぶす方法で冷凍したり、またじゃがいもと人参を別にして小さく切った上にカレーに追加して食べるのもよいでしょう。

じゃがいもはカレーに溶けやすいので小さくすると見つからなくなってしまう可能性があり、少し難しいのですが、最初から冷凍すると決めている場合は頭の片隅に入れておくと冷凍する時に楽になります。

一気に冷まして冷凍する

冷凍する際は、通常通り作ったカレーを加熱して、そこから十分に冷ました上で保存袋や容器に入れて保存するのがコツです。一度十分に加熱するので、保存する際になかなか冷ますことができなくて時間がかかってしまい、手間がかかってしまうと思う人もいるのではないでしょうか?

熱を冷ます場合に、早く冷ましたい、また急いでいる時などは鍋底を水に浸けて冷ますようにすると早く容器に入れることができるのでおすすめです。なぜ一度加熱するのかと疑問を持つ人もいると思いますが、加熱する理由として、ウェルシュ菌という菌を中に繁殖させないためです。

じっくり、焦がさないように鍋に入っているカレーを良くかき混ぜながら加熱します。また、冷凍するコツは袋保存の場合、なるべく均等に広げて、容器の場合は奥の方に入れたりして一気に急速に冷凍することです。一気に冷凍するとカレー本来の持つ風味を閉じ込めておくことができます

カレーを入れるときは、アルミパットの上に袋や容器を置いて一気に冷凍するとより早くなるのでおすすめです。カレーには多くのスパイスが含まれているのですが、殺菌作用や防腐作用が含まれているスパイスの方が日持ちするコツの1つになっています。

カルダモンは消臭効果があり、オレガノには防腐作用や消臭糊化があるのでカレーを日持ちさせるためには積極的に取り入れましょう。

まとめてより小分けで冷凍

カレーの冷凍保存には様々な方法がありますが、日持ちする冷凍カレーは容器に入れて小分けで冷凍すると好きなだけ取り出して食べることができます。

容器に入れて保存する場合は、容器にラップを敷くことで汚れが付かずニオイうつりも予防できます。ニオイはゼロにはなりませんが、ほかの食材を入れて使いまわせるくらいのニオイで済みます。

食卓に出せる耐熱タイプのお皿に取り出してから加熱するとそのまま食べることができるのでおすすめです。

おすすめの保存容器

小さめのタッパーなどの容器にラップを敷いて保存すると、カレーを取り出した時にラップごと簡単にはがすことができます。ジップロックなどの袋に入れるとジップロックのまま解凍しないといけないため、解凍した後に皿に盛りつける時にカレーが付いてしまいドロドロになってしまいます。

冷凍可能なもので、1食分ずつ小分けにしやすいMかSサイズのもので四角いタイプのものがおすすめです。カレーは日持ちするので、食べたい時に食べたい分だけ解凍することができます。

冷凍カレーの解凍方法

一度冷凍すると、食べる時に解凍しなければいけません。電子レンジで解凍するだけではなく、冷凍カレーは日持ちするので、正しい解凍方法を知っておくと好きな時に好きなだけ美味しいカレーを食べることができます。

冷蔵庫で自然解凍

解凍する場合にレンジを使う人も多いですが、自然解凍するようにしましょう。保存袋に入っている冷凍カレーをレンジで解凍する場合、必ずといっていいほど失敗してしまいます。

レンジに入れて解凍すると袋が破けてしまう可能性があるので、袋に入れてあるカレーは自然解凍するようにしましょう。

時間はかかりますが、冷凍庫から取り出したカレーを冷蔵庫に移すだけという簡単な工程なのでおすすめです。冷蔵庫に入れて少し柔らかくなったら、他の容器に移し替えて、レンジで軽く解凍すると袋が破ける心配がなくなります。

カレーを冷凍する際に使用する容器によって解凍方法を変える人も多いですが、自然解凍の場合は、どの容器でも対応することができるので時間に余裕がある場合、また次の日に食べる場合など急いでない時は冷蔵庫に入れてゆっくりと解凍するようにしましょう。

湯煎で解凍

湯煎を使う場合は冷凍時にしっかりと密閉できるジップロックなどの袋に詰めるようにしましょう。カレーをを解凍する場合は基本的に自然解凍がおすすめですが、湯煎でもムラなく均等に解凍して食べることができます。

自然解凍をする時間がない場合、急いでいるときには湯煎での解凍がおすすめです。鍋に水を入れて沸騰させ、冷凍カレーを入れて解凍し、ある程度解凍できたらそのまま別の鍋に入れて加熱して食べましょう。

電子レンジで解凍

解凍する場合はレンジを使った方が時間が短縮できるので、効果的なイメージを持つ人も多いですが、基本的にはレンジでの解凍はおすすめしません。レンジの解凍と他の食材の解凍を同時にやる場合は、言語道断です。レンジで解凍すると熱ムラが発生してしまい、逆に時間がかかってしまいます。

どうしてもレンジで解凍する場合は、一度加熱してから全体をよく混ぜ合わせて、再度加熱するようにすると熱ムラを防ぐことができます。さらに美味しく食べる場合は、ある程度レンジで解凍してから鍋に移して加熱するようにすると、全体的に熱が入り美味しくなるのでおすすめです。

カレーを正しく冷凍して日持ちさせよう!

つい多く作り過ぎてしまうカレーは、冷凍保存の方法を正しい方法で知っておくと、余ってしまっても困りません。冷凍する際はじゃがいもや人参をそのまま入れないように注意しましょう。また解凍するコツはなるべく鍋を使って解凍することです。

上手に冷凍保存すると家計の強い味方になります。しっかりとマスターして、好きな時にいつでも美味しいカレーを食べられるようにしましょう。

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