牛肉の煮込みレシピ10選!意外と簡単なメニューが多い!

牛肉の煮込み料理は時間をかけて煮込むことで柔らかく美味しく仕上がります。しかし、時間がかかるため家でやるのも億劫になりがちな料理の1つです。そんな時間がかかる牛肉の煮込み料理でも簡単に手間がかからずできるレシピがあれば作りたくなります。今回はそんな牛肉の煮込み料理のレシピを紹介していきます。色々ある牛肉の煮込み料理の中でも、洋風・和風はもちろん、圧力鍋を使ったレシピも紹介します。ぜひ参考にし、特別な日の料理として作ってみてはいかがでしょうか?

牛肉の煮込みレシピ10選!意外と簡単なメニューが多い!のイメージ

目次

  1. 1牛肉の煮込みは意外と簡単?
  2. 2牛肉の煮込みレシピ【洋風】
  3. 3牛肉の煮込みレシピ【和風】
  4. 4牛肉の煮込みの圧力鍋を使った簡単レシピ
  5. 5特別な日は牛肉の煮込みに決まり

牛肉の煮込みは意外と簡単?

牛肉の煮込み料理は時間もかかり手間がかかるので、意外と難しいと思われている人も多くいると思います。そんな牛肉の煮込み料理が簡単に出来たら家でもやりたくなります。ちょっと面倒な牛肉料理の中でも煮込みレシピは意外と簡単で、放置して作れるレシピもたくさんあります。

圧力鍋と使うと材料を入れて放置するだけでできてしまうレシピもあるほど、意外と簡単で手間もかかる料理なのです。ぜひレシピを参考に作ってみましょう。

牛肉の煮込みレシピ【洋風】

早速牛肉の煮込み料理を見ていきましょう。初めに牛肉【洋風】編を紹介します。洋風といったら色々なスパイスなどを使うかと思われがちですが、意外と簡単で家にある調味料ですぐできるレシピがたくさんあります。

いつも作っている牛肉煮込みでも調味料を少し変えるだけで洋風アレンジになる料理もあります。ぜひ参考に作ってみましょう。

洋風オリーブオイル牛肉時雨煮

  • オリーブオイル大さじ1
  • すりおろし生姜大さじ1
  • 牛小間肉150g
  • 砂糖小さじ2
  • 酒小さじ2
  • みりん小さじ2
  • しょうゆ大さじ1
  • 小口ネギ適量
 
  1. 熱したフライパンにオリーブオイル大さじ1を入れ、すりおろし生姜大さじ1を入れて香りが立つまで炒めます。
  2. 香りが出たら、牛小間肉を入れて炒めていきます。
  3. 火が通ってきたら、砂糖・酒・みりん・しょうゆを入れて水分がなくなるまで炒めます。
  4. 器に盛り、小口ネギをトッピングして完成です。

牛肉のしぐれ煮といえば和風なイメージですが、こちらはオリーブオイルを使っているので洋風な味わいになります。いつもとちょっと違うしぐれ煮に仕上がるのでおすすめで、しぐれ煮といってもフライパン1つでできるので簡単に作ることができます。

牛肉の赤ワイン煮込み

  • シチュー用アメリカンビーフ1キロ
  • 玉ねぎ1個
  • セロリ1本
  • にんじん1本
  • トマト1個
  • ニンニク1片
  • オリーブオイル100㏄
  • トマト1缶
  • 赤ワイン1カップ
 
  1. 玉ねぎ・にんじん・せろりはみじん切りに、ニンニクもみじん切りにします。
  2. トマトは1センチほどの角切りにしましょう。
  3. 牛肉は大きめに切っておきましょう。
  4. オリーブオイルで野菜をいため、火が通ったら牛肉をいれトマト缶を入れます。
  5. 赤ワインを入れて煮込んでいる間に、アクを丁寧にとります。
  6. お肉に火が通り柔らかくなったら器にもり完成です。

意外と難しいと思われがちの牛肉の赤ワイン煮ですが、とても簡単で材料を炒め赤ワインとトマト缶などで煮込みだけで完成します。煮込んでいる間はしっかりアクを取りますが、それ以外は放置でいいので他の料理も作れます。ぜひ作ってみましょう。

イタリア風牛肉の煮込み

  • 牛肉200g
  • 玉ねぎ1/2個
  • ミニトマト3~4個
  • 洋風だし200㏄
  • 砂糖大さじ1と1/2
  • しょうゆ大さじ1と1/2
  • みりん大さじ1
  • 赤ワイン大さじ1
  • ケチャップ大さじ1
 
  1. 初めにミニトマトを半分に切り、玉ねぎをくし切りにします。
  2. 出汁を鍋にいれ玉ねぎを入れて蓋をし中火にかけます。
  3. 玉ねぎが半透明になったら、砂糖・しょうゆ。みりん・赤ワイン・ケチャップを入れて煮込みます。
  4. 牛肉を加えアクを取りながら5分ほど弱火で煮込み、最後ミニトマトを入れ1分煮込んで完成です。

イタリア風と聞くと手の込んだものが多いのですが、意外と簡単に作ることができます。ミニトマトはあまり煮込んでしまうと崩れてしまうので注意しましょう。料理酒などでも代用できるそうですが、赤ワインのほうがコクが増し美味しく仕上がるので、なるべく赤ワインを使って煮込んでみましょう。

トッピングをするとしたら粉チーズをかけて、さらに洋風仕上げにすることもできます。ご飯はもちろん、パンや茹でたじゃがいもにかけても美味しく食べられます。

赤ワインで煮込んだ絶品ビーフシチュー

  • 牛すね肉600~800g
  • 赤ワイン1本
  • 玉ねぎ大1個
  • にんじん1本
  • セロリ1本
  • にんいく1片
  • サラダ油適量
  • セロリの葉やパセリの茎・ローリエ(ブーケガルニ)1束(乾燥のものでも可)
  • トマトソース100ml
  • デミグラスソース1缶
  • コンソメの素1個
  • 塩小さじ1
  • 砂糖小さじ2
  • 小玉ねぎ8~10個
  • にんじん1本
  • じゃがいも4個
  • マッシュルーム1パック
  • 生クリーム適量
  • パセリ適量
 
  1. 玉ねぎ・にんじん・セロリはすべて薄切りにし、牛肉は大きめに切ります。
  2. フライペンに油を入れて熱し、肉のすべての面をこんがり焼きます。焦げ目がついたら煮込み用の鍋にうつします。
  3. 肉を焼いたフライパンをそのまま使い、つぶしたにんにくを入れて薄切りにした野菜を入れて少し焦げ目がつくくらいまで炒めます。(油が足りない場合は足します)
  4. 鍋に赤ワインをいれ強火にしたら、ブーケガルニ・トマトソースも入れて煮込みます。
  5. アクを取りながら、炒めた野菜を入れて弱火にし蓋をして約3時間ほど煮込みます。
  6. 付け合わせの野菜として、ジャガイモ。にんじんは面をとり丸くし、小玉ねぎは皮をむいておきましょう。
  7. 付け合わせ野菜を下茹でします。(マッシュルーム以外は少し硬め茹でます)柔らかくなった肉を崩さないように別鍋に入れて、煮汁をざるでこします。
  8. デミグラスソース・コンソメをいれて弱火で煮ます。
  9. 付け合わせの野菜を入れさらに煮込み、味を塩と砂糖で調節します。
  10. お好みで生クリームやパセリを飾って完成です。

ちょっと材料など作る時間が増えますが、記念日などで作る料理としては喜んでもらえる煮込み料理となっています。今回は牛肉すねを使いましたが、ばら肉でも美味しくなります。もし作っている最中に水分が足りないようだったら水を足し様子を見るといいでしょう。

牛肉の煮込みレシピ【和風】

お次は牛肉に煮込み【和風】のお煮込みレシピを見ていきましょう。洋風とは違い日本人の口にあう懐かしい煮込み料理もたくさんあります。簡単ですぐ作れるレシピが多いので、ぜひ作ってみましょう。

牛すねの和風煮込み

  • 牛すね肉300g
  • 塩麹大さじ1 
  • 生姜適量
  • 玉ねぎ1個
  • 大根1/4本
  • にんじん小1本
  • こんにゃく小1枚
  • ニンニク1片
  • 玉ねぎスープの素1袋
  • 市販の出汁(昆布系)大さじ1
  • 濃い口しょうゆ大さじ1
  • ケチャップ大さじ1
  • 焼肉のたれ(しょうゆ系)大さじ1
 
  1. 牛すね肉、野菜は大きめの一口サイズに切ります。こんにゃくは手でちぎり湯通します。
  2. 牛すね肉は塩麹と生姜をまぶし10分時間を置きます。
  3. 玉ねぎとニンニクを少量の油でしんなりするまで炒め、圧力鍋にうつします。
  4. 牛すね肉は強火で焼き目を付け、圧力鍋にうつします。
  5. にんじんとこんにゃくを炒め、こんにゃくの水分がなくなったら鍋にうつします。
  6. 大根も炒め子が目がついたら鍋にうつします。
  7. 牛肉を入れていたボールがあれば、そこに玉ねぎスープの素とお湯500mlを入れて溶かします。
  8. 鍋にスープを入れ調味料すべて入れたら煮込んでいきます。
  9. ある程度煮込んだらアクを取り、完成です。

玉ねぎスープだけでは洋風になりますが、焼肉のたれや濃い口しょうゆなどで味を付けているので和風煮込みに変身します。圧力鍋で作っていますが、普通の鍋でも簡単にできるので、ぜひ作ってみましょう。調味料のケチャップは酸味があります。苦手な方はトマトと砂糖小さじ1ほどを入れて煮込んでもいいそうです。

牛肉の大和煮

  • 牛ばら肉1キロ
  • 酒400㏄
  • 醤油120㏄
  • ザラメ60㏄
  • みりん60㏄
  • 水200㏄
  • 生姜適量
  • ネギ適量
 
  1. 牛肉は2センチ角ほどの大きさに切ります。
  2. 生姜は薄くスライスします。
  3. 鍋を熱し油をしき牛肉を入れ表面を軽く焼きます。
  4. 牛肉の表面が焼けたら調味料を入れて煮込んでいきます。
  5. 弱火で煮込んでいる間に生姜を入れて、沸騰してきたらアクとります。
  6. アクを取ったらアルミホイルなどで落し蓋をし、弱火で約1時間ほど煮込みます。
  7. 牛肉が柔らかくなるまで煮込みますが、硬ければ煮込み時間を少し伸ばしてみましょう。
  8. 柔らかくなったら落し蓋を取り中火にし水分を飛ばしていきます。
  9. ある程度煮詰めたら完成です。

普通の砂糖ではなくザラメを使うことで優しい味になるのと艶が少し出ます。ご飯はもちろん、お酒のおつまみなどにも最適な料理でそんなに時間もかからず簡単に作れます。

牛タン塩煮込み

  • 牛タン400g
  • 水500㏄
  • 長ネギ(青い部分)1/3
  • 生姜小1片
  • ダシダ大さじ2~3
  • 砂糖小さじ2
  • みりん大さじ2
  • 白だし大さじ2
  • 塩コショウ少々
  • 長ネギ(白い部分)2/3
  • 大根少々
  • にんじん少々
  • 山椒小さじ2
 
  1. 牛タンはカットし、鍋といれ水と長ネギ(青い部分)・生姜と一緒に煮込みます。沸騰してから約15分です。
  2. アクを取ったら調味料を加え落し蓋にします。弱火で約30分~1時間ほど煮込みます。
  3. 大根とにんじんは皮をむき、一緒におろし水気を切ります。
  4. 長ネギ(白い部分)は白髪ねぎにカットし水にさらしておきましょう。
  5. 蓋を取り、塩コショウで味を調えたら大根おろしと山椒を加えて完成です。

山椒の香りと味わいが楽しめる和風牛タン煮込みです。フライパンを使わず、鍋1つで作れるので簡単にでき手間が省けます。それにご飯の時やお酒、特に日本酒などにはとても合う一品となっています。

ごぼうと牛肉の和風バルサミコ煮

  • 牛切り落とし250g
  • 松の実適量
  • しょうが2片
  • ごぼう中1本
  • 絹さや適量
  • 塩少々
  • コショウ少々
  • サラダ油大さじ2
  • バルサミコ酢大さじ1
  • 糸唐辛子適量
  • 酒大さじ2
  • キビ砂糖大さじ2
  • しょうゆ小さじ1
  • バルサミコ酢大さじ1と1/2
 
  1. ごぼうは3、4センチほどにきり棒などでたたきます。大きい場合は包丁で切りましょう。
  2. フライパンに油を入れてごぼうを炒めます。
  3. 油が回ったら牛肉を入れて酒・キビ砂糖(砂糖)・生姜を入れて炒めていきます。
  4. アルコールが飛んだらしょうゆ・バルサミコ酢を入れます。
  5. 水分がなくなったところで、バルサミコ酢をさらに加え味を調えます。
  6. 器に盛り絹さやなどをトッピングし完成です。

食物繊維を豊富に含むごぼうと牛肉を合わせたバルサミコ酢が効いた一品です。バルサミコ酢を入れることで味に深みとコクを出し、さらに美味しくなります。煮込んでいる時もバルサミコ酢を入れますが、最後にも少し入れることでさらに風味がよくなります。

牛肉の煮込みの圧力鍋を使った簡単レシピ

最後は圧力鍋を使った牛肉の煮込みレシピを紹介します。圧力鍋なので材料を切って焼き後は鍋に任せるだけの放置型レシピです。手が空いたら別の料理も作れるので圧力鍋は魅力的です。ちょっと硬いかなと思う牛すじも柔らかく仕上がるのでおすすめです。ぜひ参考にしてみましょう。

牛すじ煮込み

  • 牛すじ400g
  • こんにゃく2枚
  • 水1200㏄
  • 酒大さじ2
  • みりん大さじ2
  • 砂糖大さじ3と1/2
  • 醤油大さじ5と1/2
  • カツオ出汁の素小さじ1
 
  1. 牛すじが大きい場合食べやすい大きさに切り、たっぷりのお湯で牛すじとこんにゃくを下茹でします。
  2. 圧力鍋に牛すじ・こんにゃく・調味料各種と水を入れて煮込んでいきます。
  3. 約15分ほどで牛すじが柔らかくなるので、器に盛り付け完成です。

動画ではフライパンで煮込んで50分だそうですが、圧力鍋で作るとたった15分で作ることができます。材料を下茹でして、圧力鍋にうつしたら調味料などを入れて煮込むだけの簡単レシピです。ビールのおつまみにいかがでしょうか。

牛肉の黒ビール煮込み

  • 牛肩ロース1キロ
  • 玉ねぎ大5個
  • じゃがいも大5個
  • 黒ビール1ℓ
  • 無塩バター100g
  • クレソン適量
  • 塩コショウ適量
 
  1. 牛肩ロースは50gほどの大きさに切り分け、塩コショウをしてフライパンで焼き目を付けます。
  2. 玉ねぎは薄切りに鍋に無塩バターを入れたら玉ねぎを入れて、褐色になるまで約1時間ほどじっくり炒めます。
  3. 肉と玉ねぎを圧力鍋に入れて、ビールを入れ沸騰させます。
  4. 圧力鍋の蓋をし中火で加熱します。圧力弁が回り始めてから約20分煮込み、その後火を止めて20分放置します。
  5. じゃがいもの皮をむき電子レンジで10分加熱し、マッシュポテトにします。
  6. シチューで翌つかうお皿にマッシュポテトを敷いて、その上に肉を盛り付けソースをたっぷりかけて完成です。
  7. お好みでクレソンなどを飾ってみましょう。

玉ねぎをじっくり炒めることでコクと深みのある料理に仕上がります。ただし、焦がさないように注意して炒めることが大切です。黒ビールで煮込んでいきますが、苦みが強いものより甘味が少しある黒ビールのほうが煮込み料理には合うそうです。参考にしてみましょう。

特別な日は牛肉の煮込みに決まり

今回は牛肉の煮込みレシピについて紹介しました。フライパン1つで簡単にできるレシピから、ちょっと手の込んだレシピまであり、特別な日などの料理に最適なものばかりです。意外と簡単なレシピですが、味は本格的はものばかりなのでぜひ記念日に作ってみてはいかがでしょうか?

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