大根の旬とは?青首大根や春大根の旬は?旬の大根の食べ方も解説

大根の旬の時期を知っていますか?大根には青首大根や春大根などいろんな種類があり、大根の種類によって旬の時期も異なります。青首大根は一番馴染みのある大根で、おでんや煮物などいろんな大根のレシピにぴったりな万能な大根です。今回は大根の種類と旬の時期、旬の大根のおすすめの食べ方、旬の大根の選び方を紹介していきます。美味しい旬の大根を使って美味しいレシピを作ってみてください。

大根の旬とは?青首大根や春大根の旬は?旬の大根の食べ方も解説のイメージ

目次

  1. 1大根の旬は冬だけだと思ってる?
  2. 2大根の種類と旬を知る
  3. 3旬の大根のおすすめの食べ方
  4. 4旬の大根の選び方
  5. 5旬の大根を召し上がれ!

大根の旬は冬だけだと思ってる?

大根の旬は冬だけではありません。大根は一年中流通していますので旬がわからないかもしれません。大根にはいろんな種類がありますので、旬の時期も違います。今回は大根の種類と旬の時期、旬の時期の大根のおすすめの食べ方、旬の大根の選び方を紹介していきます。美味しい旬の大根を楽しんでみてください。

大根の種類と旬を知る

大根と一言にいってもいろんな種類があります。大根の種類は紹介しきれませんが、大根の種類を紹介していきます。青首大根は一番馴染みのある大根の種類になります。

青首大根

青首大根は、土の中の部分は真っ白で土から出ている部分は黄緑色をしているのが特徴になります。青首大根はいろんな料理に使える万能な大根の種類になります。生食とした大根おろしとして食べてもいいですし、サラダや浅漬、おでんやふろふき大根といった加熱して食べる調理にもぴったりです。

大根本来の旬の時期は秋の終わりから冬になります。青首大根は一番出荷時期が長い種類になり、11月~2月になります。旬の時期の大根は甘みがありみずみずしい大根本来の味が楽しめます。

春大根

春大根は青首大根と見た目は似ています。春大根の特徴は、見た目は大根の先端部分が細くなっています。冬に収穫できる冬大根よりも見た目の形は悪いものの、味は辛みがあり水分量も多いのでみずみずしいです。春大根の収穫は、3月~4月に種をまいて収穫が5月~6月になります。

冬大根は水分も少なくて切り口が真っ白になりますので煮物などに向いています。春大根は辛みのある大根おろしや、みずみずしいのでサラダにする食べ方などがおすすめです。春大根は水分が多いですが、水分も抜けやすくて味も水分が抜けてくると落ちてしまいますので早く食べましょう。

三浦大根

三浦大根は、神奈川県三浦の在来種の大根の種類になります。三浦大根の特徴は、見た目は葉っぱに近い部分が細くて大根の先端の部分が太くなっています。三浦大根は柔らかい肉質がありますので、おでんにぴったりです。歯ごたえもあり、水分が多くて柔らかな触感があります。

三浦大根は60cm程度で重量は3kg~7kgになります。三浦大根の旬の時期は、1月下旬~2月中旬になります。

聖護院大根

聖護院大根は、見た目はかぶのような大根の種類になります。聖護院大根は京都名産の大根です。かぶと似た見た目をしていますが、かぶの葉先は丸いのに比べて大根は葉先がギザギザしています。聖護院大根の特徴は、肉質は柔らかいですが、煮崩れしません。

聖護院大根は甘みもありますので、ふろふき大根や田楽、煮物、ポトフと美味しく食べることができます。聖護院大根の旬は、12月~1月になります。

桜島大根

桜島大根は大きいのが特徴です。桜島大根は平均でも重さは10kgと言われています。大きい桜島大根だと20kg以上もの重さになります。桜島大根は白くですべすべしています。桜島大根の中は白くできめ細やかな肉質をしています。

他の大根の種類に比べて繊維質が少ない大根の種類で、かぶに近い大根となっています。桜島大根の旬は12月~1月になります。

ラディッシュ

ラデッシュは大根の種類の中でも変わった品種になります。ラデッシュは小さな大根の種類になり、生で食べるのに向いています。ラデッシュは欧州で広く栽培されており、日本には明治以降に渡来してきたと言われています。種を植えてから20日程度で食べられる品種として馴染みがあるラデッシュが二十日大根です。

ラデッシュとして馴染みがある二十日大根は旬は特になく、栽培も簡単です。雪が降らない地域でも日当たりのいい場所のプランターでも栽培することができます。ラデッシュの食べ頃と言える旬は春や秋になるでしょう。

旬の大根のおすすめの食べ方

旬の大根を味わうおすすめの食べ方を3つ紹介していきます。大根を使った料理は多くありますが、旬の大根はシンプルに味わうのがおすすめです。

シンプルに味わうふろふき大根

ふろふき大根は、大根をシンプルに味わうことができます。旬の大根そのものの美味しさをシンプルに楽しむことができる食べ方としておすすめなのが、ふろふき大根です。ふろふき大根は大根の皮をむてから大根を3cm~4cmの輪切りにカットして、米のとぎ汁で下茹でします。米のとぎ汁でなくても、水に少しお米を入れても大丈夫です。

米のとぎ汁に含まれているデンプンに大根から出たアクが吸着されます。そうすることで大根独特のえぐみが取り除かれますので、ふろふき大根を美味しく食べるのならひと手間をかけましょう。下茹でした大根をきれいにあたってから、昆布をしいた鍋で煮ていけば完成です。大根が熱いうちに練り味噌をかけたりして食べましょう。

メインになる大根ステーキ

大根ステーキは、大根と調味料を一緒に焼くだけという簡単な作り方ですが、メインにもなる食べごたえがあるレシピです。基本の大根ステーキも美味しいですし、アレンジを加えてガーリックバターで焼いたり、月見風で卵の黄身を乗せる絶品な食べ方もあります。

焼き肉のタレを使ってコクのある大根ステーキも美味しいですし、パルミジャーノレッジャーノチーズを乗せれば塩気とコクを感じる洋風さが感じられるレシピになります。

大根の葉も味わおう

大根の葉っぱも美味しく食べることができますので、捨てるにはもたいないです。大根の葉っぱをふりかけにしたり、ご飯のお供にするレシピもありますし、大根の葉っぱとちくわのピリ辛の常備菜、大根の葉の炒めご飯などメインにもなるレシピもあります。

旬の大根の選び方

旬の大根を選ぶのなら選ぶポイントも把握しておきましょう。旬の大根の中でも覚えておきたい目利きのポイントを紹介していきます。

目利きのポイント

大根の目利きのポイントですが、見た目大根全体にツヤと張りがあるかをチェックし、太くてまっすぐなもの、表面がなめらかでひげ根も少ない大根を選びましょう。大根の重さは、大根に含まれている水分が多いほど重さがありますので、ずっしりと重みのある大根を選びましょう。

ずっしりと重く、白くてなめらかな大根を選ぶのが基本ですが、着目したいポイントが大根表面にある小さな穴になります。大根が土の中にあった白い部分には、先端にむかうにつれて小さな穴が点々とあります。この点々とあいている穴が等間隔であいていて、まっすぐ下向きになっているものがいいと言われています。

この大根の穴は大根が育つときに土から養分を吸収する根が伸びていた場所になります。穴の間隔がばらばらなものは、肥料のやり方にムラがあったものになり、穴がまがっているものは大根の辛みが強いと言われています。

すでにカットされている大根は、大根の断面も見えますが、その場合には決めが細やかでなめらか、すが入っていないものを選ぶようにしましょう。

葉っぱがついてる場合

旬の大根で葉っぱがついているものは、葉っぱもしっかりとチェックしましょう。旬の大根の葉っぱの勢いを確認してみてください。大根の葉っぱがしんなりしているものや変色して黄色くなっているものなどは、新鮮ではありません

旬の大根の葉っぱは、鮮やかな緑色をしていてピンとしていて勢いがあるものを選びましょう。大根の葉っぱも食べることができますが、大根の葉をそのままにしておくと旬の大根も栄養分が葉っぱにとられてしまいます。旬の大根に葉がついているものは、購入したらすぐに切り落としてから早く食べるようにしましょう。

旬の大根を召し上がれ!

今回は、大根の種類と旬の時期、旬の大根のおすすめの食べ方、旬の大根の選び方を紹介していきました。大根と言ってもいろんな種類があります。今回紹介した大根、青首大根・春大根・三浦大根・桜島大根以外にも多くの種類があり紹介しきれません。

旬の時期も大根の種類によってさまざまで、冬が旬の大根もあれば他の季節が旬の大根もあります。旬の大根は、ふろふき大根などにするとシンプルに大根そのものの味を楽しむことができます。他にもいろんな美味しいレシピがありますので、旬の大根をいろんな食べ方で楽しんでみてください。

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