2019年04月28日公開
2024年09月13日更新
サウザンアイランドとは?サラダぴったりドレッシングのレシピも紹介!
サウザンアイランドとはアメリカとカナダの間にある諸島のことですが今回紹介するのはサウザンアイランドドレッシングというドレッシングの種類の一つです。サウザンアイランドドレッシングはまだまだ日本において知名度は高くありませんがサラダにかけるだけでなくサンドイッチなどのレシピにも使える非常に幅広いドレッシングです。今回はサウザンアイランドドレッシングの作り方やサウザンアイランドドレッシングの由来まで詳しく紹介していきます。
目次
サウザンアイランドとは?
サウザンアイランドという言葉は聞きなれないと思いますが料理においてサウザンアイランドドレッシングを略して通称サウザンアイランドと呼ぶことが多くあります。まずはサウザンアイランドの由来や起源を紹介していきます。
起源と語源
サウザンアイランドドレッシングの起源は1990年の料理本に記載されており1990年以前からニューオリンズで知られていたと記載されています。
また、サウザンアイランドドレッシングの語源ですがアメリカ合衆国とカナダの間を流れるセントローレンス川に浮かぶサウザンドアイランズに由来するといわれています。サウザンドアイランズの釣り場の案内人の妻が夫の魚料理のためにつくったドレッシングという説が最も有力といわれています。
名前の由来や意味
サウザンアイランドドレッシングの名前の由来はアメリカ合衆国とカナダの間を流れるセントローレンス川には1000以上の島が点々と存在していてその島々は千の島=サウザンアイランドと呼ばれています。
サウザンアイランドドレッシングの中には細かく刻まれたピクルスがまるで千の島(サウザンアイランド)のように見えることからサウザンアイランドドレッシングという名前の由来になったといわれています。
見た目や味は?
サウザンアイランドドレッシングの見た目はケチャップとマヨネーズを合わせたオーロラソースのような色合いをしています。味は細かく刻んだピクルスやオニオンなどの香味野菜が多く入っていて白ワインビネガーで風味つけしているので酸味が強いドレッシングです。甘さがそれほどないため多くの料理に利用されることがあります。
サウザンアイランドドレッシングの作り方
まだまだ日本では知名度の低いサウザンアイランドドレッシングの名前の由来や起源を紹介しました。ここからは実際にサウザンアイランドドレッシングの作り方を紹介していきます。名前の由来から見ると材料が多く感じるかもしれませんがコツをつかめば簡単ですのでチャレンジしてみてください。
材料と作り方
サウザンアイランドドレッシングの名前の由来は千の島ですが材料はいたってシンプルです。サウザンアイランドドレッシングのベースとなる材料は玉ねぎ・ピクルス・ニンニク・マヨネーズ・ケチャップ・白ワインビネガー・サラダ油で作ることができます。白ワインビネガーがない場合はレモン汁で代用しても大丈夫です。
作り方も簡単で玉ねぎ・ピクルス・ニンニクを細かくみじん切りにして玉ねぎとニンニクは水のさらしておいてキッチンペーパーで水分を絞っておきます。あとはボウルにすべての材料を入れて混ぜ合わせるだけでサウザンアイランドドレッシングの完成です。
分量の決まりは特になく作りたい量に合わせてピクルスや玉ねぎなどの量を調節してください。酸味が強いドレッシングなので酸味を控えたい場合は白ワインビネガーを香りつけ程度の少量にすることがおすすめです。
ポイント
サウザンアイランドドレッシング作りのポイントですが、ピクルスや玉ねぎなどの具材はできるだけ細かくみじん切りにすることです。そうすることでマヨネーズやケチャップと混ざりやすくなります。
もう一つのポイントはサラダ油を入れるので白ワインビネガーなどと分離しやすいのでしっかりと分離しなくなるまで混ぜ合わせることです。そうすることでさっぱりとした口当たりのドレッシングに仕上がります。
保存方法や保存期間
手作りドレッシングの場合重要なポイントになってくるのが保存方法と保存期間です。せっかくおいしくできたドレッシングでも保存方法を誤ると数日でダメになってしまいます。
サウザンアイランドドレッシングは酸味の強いドレッシングなのでほかのドレッシングに比べて保存期間は1~2週間ほどが目安です。保存する際には保存容器をしっかりと煮沸消毒してから保存すると長持ちさせることができます。
サウザンアイランドドレッシングの使い方
サウザンアイランドドレッシングのレシピを紹介した後はサウザンアイランドドレッシングの使い方を紹介します。ドレッシングとしての使い方はもちろん料理としての使い方もありますので参考にしてください。
サンドイッチのソース
サウザンアイランドドレッシングは材料にピクルスを使うレシピなのでサンドイッチとの相性が抜群です。サンドイッチにはオーロラソースを使うレシピがありますがサウザンアイランドドレッシングはおーえおらソースの代用として使うとサンドイッチが格段においしくなります。
サンドイッチのソースとして使う場合にはピクルスなどの具を多くすることがおすすめのレシピです。
魚介類や鶏肉料理
サウザンアイランドドレッシングは肉料理や魚料理との相性も抜群でそれぞれの料理のソースとしても大活躍してくれます。しっかりとサウザンアイランドの味を楽しみたい場合にはたっぷりと食材の上からサウザンアイランドドレッシングをかけます。
料理を食べる際のアクセントとして使いたい場合には料理を乗せる前にお皿に薄くサウザンアイランドドレッシングを塗りその上に食材を乗せると程よく料理と絡むソースに早変わりします。
サラダ
サウザンアイランドドレッシングはもちろん新鮮な野菜との相性も抜群です。お好みの野菜を盛り付けたら豪快にサウザンアイランドドレッシングをかければ酸味の効いたさっぱりサラダの出来上がりです。お好みでチーズなどをトッピングしてもおすすめです。
サウザンアイランドドレッシングを使ったアレンジレシピ
サウザンアイランドドレッシングの使い方などを紹介した後はサウザンアイランドドレッシングを使ったアレンジレシピを紹介していきます。
パンプキンサラダ
- カボチャ1/8個
- クリームチーズ60g
- サウザンアイランドドレッシング大さじ2
- 塩コショウ少々
- レタス2~3枚
- 鍋にカボチャをいれひたひたになるぐらいの水を入れ中火にかける。煮立ったら弱火にしてカボチャにスッと竹串が通るまでゆでる。
- ゆであがったらザルにあけボウルに移す。
- 粗熱をとりクリームチーズ、サウザンアイランドドレッシングを加えてさっとあえて塩コショウで味を整える。
- 器にレタスを敷いてその上に盛り付けたら完成。
下準備としてカボチャはワタを取り一口大に切っておいて、クリームチーズは2cmの角切りにしておきます。レタスはざっくり手でちぎって水につけておくとシャキッとした食感が保てます。
ホワイトシメジと卵のホイル焼き
- ホワイトシメジ1パック
- キャベツ1/8個
- 白ワイン大さじ2
- 塩コショウ少々
- 温泉卵2個
- サウザンアイランドドレッシング適量
- 粉チーズ大さじ1~2
- アルミホイルにキャベツ・ホワイトシメジを乗せて白ワイン・塩コショウを振りかけてふんわり包み込みます。
- 250℃に予熱しておいたオーブンで10~15分蒸し焼きにして器にホイルごと乗せます。(やけどに注意)
- ホイルをあけて温泉卵を乗せて好きな量のサウザンアイランドドレッシングと粉チーズをかけたら完成。
下準備としてホワイトシメジは石づきを切り落として小房にわけておいてキャベツは千切りにしておく。オーブンがない場合はトースターでも代用可能。その場合上火だけで蒸し焼きにすると簡単に出来上がります。
オクラとトマトのフライ
- オクラ10~12本
- プチトマト10~12個
- 小麦粉大さじ5
- 卵1個
- 水大さじ2~3
- パン粉1/2~1カップ
- 揚げ油適量
- サウザンアイランドドレッシング適量
- オクラとトマトを1個ずつセットして竹串にさして衣をつける。
- 170℃の油できつね色になるまで揚げる。
- よく油をきりサウザンアイランドドレッシングを添えたら完成。
下準備としてオクラはガクの周りをむきまな板に並べて分量外の塩をかけて手のひらで転がしながら繊毛をとります。そのあと熱湯にさっとくぐらせ水洗いして水気をふき取っておきます。プチトマトはヘタを取っておきます。
小麦粉・卵・水・パン粉をよく混ぜ合わせて合わせ衣を作っておきます。すべての下準備が終わってから油を温め始めると慌てることなく揚げ物ができます。
サウザンアイランドで食卓を鮮やかに!
今回はサウザンアイランドドレッシングについて紹介してきました。サウザンアイランドドレッシングはドレッシングとしての使い方だけでなくレシピをアレンジすることによって幅広い料理に使えるソースに早変わりします。
ピクルスもアレンジ次第で季節野菜のサウザンアイランドドレッシングを作れたりするだけでなくパプリカなどの色味の強い野菜を使えば普段の食卓がより一層鮮やかに彩られます。コツをつかめば簡単に作ることができますので是非オリジナルのサウザンアイランドドレッシングを作ってみてください!