2019年03月25日公開
2024年09月09日更新
ランチドレッシングとは?アメリカ名物ドレッシングの使い方など解説
ランチドレッシングというものを聞いたことがあるでしょうか?アメリカではもっとも人気のあるドレッシングで、すでに味の付いた料理にまで付けるという使い方もされるほどなのです。そこまでアメリカで愛されているランチドレッシングについて、その名前の意味に隠されたランチドレッシングの発祥から、どんな味をしていてどんな原料で作られさらにどのくらいカロリーがあるのか、本場アメリカでの使い方や通販での購入方法まで、ランチドレッシングについて調べてまとめてみました。
目次
ランチドレッシングはアメリカの名物ドレッシング
ランチドレッシングは、ドレッシング大国と言われるアメリカで、不動の人気を誇る味のドレッシングです。ですがそんなランチドレッシングも、日本では知らない人のほうが多いドレッシングではないでしょうか?アメリカの名物ドレッシングとも言われるランチドレッシングについて、さまざまな情報を集めて紹介していきます。
アメリカではポピュラーなドレッシング
ランチドレッシングは、アメリカではどの家庭にも必ずあると言っても過言ではないほど、定番のドレッシングです。実際1992年以降は、常にアメリカ国内の販売数がもっとも多いドレッシングなのです。
そんな人気のドレッシングだけあって、ランチドレッシングにはライトフレーバーやベーコンフレーバーなど、さまざまなフレーバーが揃っています。そんなランチドレッシングは、何にでもかける使い方をする信者も多いドレッシングなのです。
ランチドレッシングの「ランチ」の意味は?
ランチドレッシングと聞いただけの場合、その「ランチ」の意味として真っ先に思い浮かべるのは「Lunch(昼食)」のほうでしょう。ですがランチドレッシングの「ランチ」は、「Ranch(牧場)」の意味のほうなのです。
ではなぜ牧場を意味するランチが名前に使われているのかというと、1954年のアメリカ・カリフォルニア州にあった、サンタバーバラ牧場で出されていたドレッシングが、ランチドレッシングの始まりだったのです。そのためランチドレッシングのランチは、牧場を意味するRanchが当てられるようになったのです。
ランチドレッシングの原料とカロリー
ランチドレッシングの意味が発祥となった「牧場」から取られているように、ランチドレッシングは牧場ならではの原料で作られています。では一体ランチドレッシングは何から作られていて、どのくらいのカロリーがあるのか見てみましょう。
原料
ランチドレッシングの原料は、サワークリームやバターミルク、ヨーグルトやマヨネーズなどの牧場ならではの産物に、ハーブのディルやエシャロット、にんにくなどの香味野菜や香辛料です。ランチドレッシングの原料は、まさに牧場発祥のドレッシングらしい原料と言えます。
気になるカロリー
ランチドレッシングはその意味のままに牧場らしい原料で作られていますが、これだけ高カロリーな原料を使って作られているとなると、ドレッシングそのもののカロリーも気になるところです。
ランチドレッシングの気になるカロリーは、100gあたり413kcal~484kcalと言われています。原料によって変わるということになりますが、そのカロリーの高さはすでにそれだけで食事に匹敵する、高カロリードレッシングでもあるのです。
どんな味?
ランチドレッシングはさまざまなフレーバーがありますが、ベーシックなランチドレッシングの味は、ミルクの風味が活かされた濃厚でありながらクリーミーな味わいに、サワークリームの酸味が加わってちょっと甘酸っぱくなった、とにかく濃いクリーム感たっぷりなソースと言われています。
ランチドレッシングは、その濃厚でありながらクリーミーな味わいで、子供から大人にまで好まれるドレッシングであり、サラダを始め多くの料理に欠かせないドレッシングでもあるのです。
ランチドレッシングの使い方
ランチドレッシングの本場であるアメリカでは、一体どんな使い方をしているのでしょうか?日本人から見たら驚愕とも言われる、その使い方を紹介します。
サラダにかける
ランチドレッシングは当然のことながら、サラダ用のドレッシングとしての使い方もされています。人によっては野菜が見えなくなるまで、ランチドレッシングをたっぷりとかけてから食べると言います。
ランチドレッシングはサワークリームやバタークリームと言った原料を使うため、粘り気が強い特徴から素材と良く絡みます。そのため野菜にもしっかりと絡むため、アメリカでは定番の味となっています。
野菜スティックやフライドチキンのディップソース
ランチドレッシングはサラダと同様に、野菜スティックのディップソースとしても人気があります。ですがディップソースとしての使い方はこれだけに留まりません。ランチドレッシングは揚げ物であるフライドチキンのディップソースとしても人気があり、こちらも定番の味になっているのです。
肉料理や魚料理に
ランチドレッシングはステーキやソテーといった、肉料理や魚料理のソースとしても高い人気があります。ホテルやレストランでも、ランチドレッシングを料理が見えなくなるくらいにたっぷりとかけて出されることがあると言います。
アメリカ旅行で食事をするときは、料理の注文時にソースを別添えにするよう頼めば、料理の上にドレッシングをかけられてから出されることがないため、言い回しなどを勉強してから出かけるのがおすすめです。
味のついているチキンウイングやポテトチップスにまで
ランチドレッシングは、すでに味の付いているチキンウイング(バッファローウイング)や、ポテトチップスのディップソースとしても使われます。チキンウイングにはすでに辛みのあるソースがたっぷりとかけられていることが多いのですが、それでもランチドレッシングを付けて食べるのです。
この他にもランチドレッシングは、ピザやポップコーンなどさまざまな料理のディップソースとして、幅広く使われています。そのためアメリカの各家庭では、アメリカンサイズの大きなランチドレッシングが必須アイテムなのです。
ランチドレッシングはどこで買える?
ランチドレッシングは確かに高カロリーなどレッシングですが、同時にとても美味しいドレッシングとして、旅行から帰ってきても食べたいと思う人が多いドレッシングです。そんなランチドレッシングは日本でも買えるのでしょうか?買えるなら一体どこで売っているのでしょうか?
日本でも販売されている
実はランチドレッシングは、日本のスーパーでも販売されているのです。キューピーから発売されているもので、「バターミルクランチドレッシング」という商品名で販売されています。気になるカロリーは15gで60kcalなので、やはりかなり高めと言えるドレッシングです。
そんなバターミルクランチドレッシングの味の評価は高く、ついついかけすぎてしまうという口コミもあります。カロリーを考えると、使う量には十分注意したほうが良いでしょう。
通販で入手できるランチドレッシング
ランチドレッシングは通販でも購入することができます。特に本場アメリカのランチドレッシングの購入には通販が一番おすすめです。Amazonや楽天を始め、さまざまな通販サイトで購入できるだけでなく、通販ならではの品数の多さもおすすめのポイントです。
本場アメリカのランチドレッシングを試すのであれば、通販サイトでさまざまなメーカーのいろいろなフレーバーを購入して、好みのランチドレッシングを見つけるのにも通販は便利でおすすめです。ただしくれぐれもカロリーには注意が必要です。
ランチドレッシングは手作りもできる
- サワークリーム1カップ
- バターミルク1カップ
- ガーリックパウダー小さじ1/4
- 塩ひとつまみ
- 黒コショウひとつまみ
- ウスターソース2滴
- タバスコ適量
- エシャロット小1個
- チャイブ(みじん切り)10本
- パセリ(みじん切り)大さじ1
- ディルの葉(みじん切り)大さじ1
- ボウルに材料を上から順に加えて、泡だて器でよくかき混ぜていきます。
- 味見をして味が薄いと感じた場合は、マヨネーズ大さじ3(分量外)を加えると、コクが出てリッチ感が出ます。
- ジャムの大瓶より少し大きめの密封瓶を煮沸消毒しておき、ボウルの中身を移します。蓋をして冷蔵庫で4時間~1晩冷やして寝かせたら完成です。量が多すぎるときには半分の分量で作ってください。
ランチドレッシングを様々な料理に活用してみよう!
ランチドレッシングはさまざまな料理に合う美味しいドレッシングです。カロリーにさえ注意すれば、いろいろな楽しみ方ができる優れたソースにもなるのです。ランチドレッシングを活用して、時にはアメリカ気分を味わってみませんか?