じゃがいもの離乳食レシピを初期/中期/後期で紹介!手づかみできるレシピも
じゃがいもは離乳食初期から使え、調理しやすく食べさせやすい離乳食づくりには欠かせない食材です。今回は知っていると離乳食づくりの役に立つ、じゃがいもレシピを紹介します。冷凍の方法や手づかみ食べに便利なおやきのレシピも併せてみていきましょう。離乳食は初期・中期・後期と月齢に合わせた調理方法やレシピで食べさせる必要があります。レシピのバリエーションを増やし、楽しく離乳食を始めましょう!
目次
じゃがいもの離乳食はいつから食べられる?
じゃがいもは年中安定して手に入り、味もクセがなく、調理も簡単で離乳食作りには欠かせない野菜です。じゃがいもは離乳初期初期から食べられる野菜です。
加熱することで簡単に柔らかくなり、水分で延ばせばトロトロで離乳食初期に、柔らかく茹で荒く潰せば離乳食中期に、後期になればもっとバリエーションが増え、手づかみ食べしやすいおやきなどで楽しむこともできます。
このように調理しやすく大活躍のじゃがいも。炭水化物が含まれているので、主食のひとつとして与えてもいいでしょう。そのほかにはビタミンC、カリウム、食物繊維も含まれています。
離乳食作りに大活躍のじゃがいもを調理する際の注意点を、離乳食初期・中期・後期ごとのレシピとともに紹介します。ぜひ、毎日の離乳食作りに役立ててください。
じゃがいもの下処理方法
普段何気なく調理しているじゃがいもですが、離乳食として赤ちゃんに食べさせる場合は正しい方法で下処理してあげましょう。
芽をとる
じゃがいもの芽にはソラニンという有毒物質が含まれています。赤ちゃんが食べてしまわないようじゃがいもの芽はしっかり取り除きましょう。芽の他にも、皮の緑色の部分にもソラニンは含まれています。緑色の皮は厚めに切りましょう。
じゃがいもは調理する前にアクを抜きます。調理しやすい大きさに切ったら水にさらしてアク抜きをします。水にさらす時間は10分ほどで大丈夫です。
茹でる
離乳食作りの基本の調理方法は茹でて柔らかくすることです。離乳食初期は特に硬い部分が残らないよう、柔らかくなるまで茹でましょう。
一口サイズに切ったら、水から火にかけて10分から15分ほど茹でましょう。この時昆布を入れれば旨味がアップします。
レンジを使う
離乳食ではじゃがいもは少量しか使わないので簡単に電子レンジで調理してもいいでしょう。綺麗に洗ったじゃがいもをラップにくるんで、そのまま10分ほど加熱します。
その後冷水にとって皮を剥くと、簡単に綺麗に取れます。レンジ加熱の際もじゃがいもの芽は取り除いてください。
じゃがいもの離乳食レシピ【初期】
ゴックン期ともいわれる離乳食初期。離乳食初期は食材をトロトロのポタージュ状して、上手にゴックンと飲み込む練習をする時期です。
今まで母乳やミルクを吸うしかできなかった赤ちゃんが、舌を使い上手に飲み込めるように、また、色々な味に慣れ親しめるように練習する時期です。食材に対してアレルギーが出ないか確かめるのも大切なことです。
離乳食初期はじゃがいものトロトロから始めて、慣れてきたら他の食材とも組み合わせてみましょう。まだ、栄養のほとんどは母乳やミルクがメインです。離乳食を食べる量にこだわらず、ゆっくり進めていきましょう。
ポテトスープ
- じゃがいも1個
- 水適量
- じゃがいもは皮をむき、細かいさいの目切りにします。
- 耐熱容器にじゃがいもを入れ、水を適量加えたらレンジで柔らかくなるまで加熱します。
- 柔らかくなったら器に移し、スプーンやフォークで潰します。
- 茹で汁で薄めながらポタージュ状にのばします。
離乳食初期に活躍する基本のじゃがいもスープのレシピです。今回紹介したレシピは、水でしたが加熱した後、野菜スープや出汁、ミルク等でのばすと風味も変わり、栄養バランスもよくなります。
離乳食で初めてじゃがいもを食べさせるのにぴったりで、様々なアレンジができるので離乳食初期におすすめです。
じゃがいものピューレ ほうれん草ソース
- じゃがいも20g
- 水150ml
- ほうれん草(葉の部分)10g
- 昆布だし50ml
- じゃがいもは皮をむき、さいの目切りにしたら鍋に水と一緒に火にかけます。
- 中火で10分ほど茹で、柔らかくなったら裏ごしします。
- 硬い場合はお茹でのばしてポタージュ状にします。
- ほうれん草を2〜3分ほど茹でたら水に晒し水気を絞ります。
- 水気を絞ったら、細かく刻みます。
- 細かく刻んだほうれん草と昆布だしを鍋に入れ5分ほど煮ます。
- 柔らかくなったほうれん草を裏ごしします。
- 器にじゃがいもを盛り、ほうれん草のソースをトッピングして出来上がりです。
離乳食初期に大活躍するほうれん草を、じゃがいものピューレにトッピングした見た目も鮮やかな離乳食です。ほうれん草は線維が多いので裏ごししてあげましょう。
ブロッコリーとじゃがいものピューレ
- ブロッコリー10g
- じゃがいもの10g
- ブロッコリをお湯で2〜3分茹でます。
- 茹で上がったブロッコリーは穂先の柔らかいつぼみの部分を使うので切り分けておきます。
- 皮をむいて細かく切ったじゃがいもとブロッコリーを火にかけ、10分ほど茹でます。
- 茹でたじゃがいもとブロッコリーを裏ごししたら出来上がりです。
ブロッコリーとじゃがいもを一緒にトロトロにした離乳食初期にも食べやすいメニューです。ブロッコリーは茎が硬いので、穂先の柔らかいところだけを使うようにしましょう。
トロトロいものトマトのせ
- じゃがいも20g
- トマト3g
- じゃがいもは皮をむき、お湯で10分ほど茹でます。
- じゃがいもは裏ごしし、硬さはお湯でのばして調節します。
- トマトは茹でて皮と種を取り、裏ごしします。
- 器に盛ったじゃがいもにトマトを乗せて出来上がりです。
じゃがいもの白に、トマトの赤が綺麗な離乳食です。トマトの皮は茹でるとむきやすくなります。皮と種はしっかり取りましょう。
じゃが&豆腐のトロトロ
- じゃがいも20g
- 絹ごし豆腐20g
- じゃがいもは皮をむき、10分ほど柔らかく茹でます。
- 茹で上がりに豆腐も加え、一緒に茹でます。
- 豆腐が温まったらざるにあげ、裏ごしします。
豆腐は離乳食初期に活躍するタンパク質が摂れる食材です。離乳食初期は豆腐は絹ごし豆腐を使いましょう。なめらかで食べやすい離乳食です。
じゃがいもとりんごのペースト
- じゃがいも10g
- りんご10g
- 水100ml
- 白湯小さじ1/2ほど
- じゃがいも、りんごは皮をむき、細かく切っておきます。
- 鍋に水とじゃがいも、りんごを加え10分、柔らかくなるまで茹でます。
- 柔らかくなったら裏ごしします。
- 硬さは白湯で調整します。
離乳食初期は果物も茹でて裏ごししてあげましょう。りんごの爽やかな香りと甘みが赤ちゃんの味覚を刺激してくれるでしょう。
じゃがいもの離乳食レシピ【中期】
離乳食に慣れて上手にゴックンができるようになったら、そろそろ離乳食も中期です。離乳食中期の目安は7〜8ヶ月頃ですが、離乳食は赤ちゃんそれぞれのペースに合わせてあげましょう。
離乳食中期になるとだいぶ食べられる食材も増えてきます。タンパク質や、ビタミン、ミネラルなどの栄養バランスも気になる時期です。なるべくバランスを考えて離乳食のメニューを決めてあげましょう。食べられる量もだいぶ増え、子供用の茶碗半分ほどが目安になってきます。
離乳食中期になると、柔らかいものは舌を使って潰せるようになってきます。飲み込みやすいトロトロから少し硬いマッシュ状の食材をモグモグできるモグモグ期になります。離乳食もそろそろ2回食ですが、赤ちゃんの様子を見ながら赤ちゃんのペースで進めていきましょう。
じゃがいものハーフバースデー ケーキ風
- じゃがいも中3〜4個
- ほうれん草2株
- かぼちゃ1/8個
- 塩適量
- じゃがいもはよく洗い、柔らかくなるまで蒸しておきます。
- かぼちゃも一口大に切り柔らかく蒸します。
- ほうれん草も塩少しと一緒に茹でます。
- それぞれの野菜をマッシュにします。
- ほうれん草はじゃがいもの一部とブレンダーにかけておきます。
- ケーキ用の6センチセルクルにじゃがいも、かぼちゃ、ほうれん草、じゃがいもの順に詰めます。
離乳食でも食べられる野菜のケーキです。ハーフバースデーや、ちょっとしたイベントにいかがでしょうか?離乳食でも食べられるデコレーションを施せば、見た目もぐっと可愛く華やかになります。離乳食中期になるとマッシュ状のものが食べられるのでこのような楽しいメニューも作れます。
ツナじゃがマカロニグラタン風
- マカロニ15g
- じゃがいも40g
- 玉ねぎ15g
- ツナ10g
- 牛乳60cc
- 小麦粉小さじ1
- マカロニを標準時間より2〜3分長めに茹でます。
- 茹でたマカロニは細かくみじん切りにします。
- 皮をむいたじゃがいもはレンジで1分加熱します。
- じゃがいもはフォークなどで細かく潰します。
- 玉ねぎはみじん切りにします。
- 少量の油を引いたフライパンで玉ねぎがしんなりするまで炒めます。
- マカロニ、じゃがいも、ツナ、牛乳を加えます。
- 中火で2〜3分炒めたら、小麦粉を加えよくかき混ぜます。
- 180度のオーブンで3分焼いたら出来上がりです。
離乳食中期になると、使える調味料や食材もだいぶ増えてきます。牛乳や小麦粉はアレルギーの原因になりやすい食材です。必ずアレルギーがないことを確認してから使用しましょう。野菜、牛乳、ツナが入っているので、バランスを意識したい離乳食中期にお勧めできるレシピです。
じゃがいものきなこマッシュ
- じゃがいも30g
- 水120ml
- きなこ小さじ1/4
- じゃがいもは皮をむき、細かく切って水で10分茹でます。
- じゃがいもを潰してマッシュにして、きなこを加えます。
- 固い場合はお茹でのばします。
きなこも離乳食作りには欠かせない食材です。保存がきき、混ぜるだけで簡単にタンパク質が摂れるきなこは、離乳食作りに上手に活用していきましょう。
じゃがとろシチュー
- 人参20g
- じゃがいも60g
- 玉ねぎ40g
- ほうれん草40g
- 水100ml
- 鶏胸ひき肉40g
- 無調整豆乳200ml
- 人参、たまねぎ、ほうれん草は柔らかく茹でておきます。
- 茹でたら細かいみじん切りにします。
- じゃがいもは皮をむき、すりおろしておきます。
- 鍋に水を入れ、みじん切りにした野菜、ひき肉を加えかき混ぜます。
- ひき肉に火が通ったら、すりおろしたじゃがいもと成分無調整のじゃがいもを加えます。
- 煮込んでとろみがついたら出来上がりです。
離乳食中期になりモグモグが上手になったらひき肉にも挑戦してみましょう。鶏ひき肉は脂質の少ない胸肉を使います。じゃがいもはすりおろすことで、とろみがつきます。離乳食作りに上手に活用すれば、とろみが赤ちゃんにも食べやすいメニューを作ることができます。
ラタトゥイユ風
- じゃがいも1/4
- キャベツ1枚
- 玉ねぎ1/4
- 人参厚さ2センチの輪切り
- 無塩トマトジュース200cc
- 野菜は全て細かいみじん切りにします。
- 鍋に野菜が隠れるくらいの水を加え、トマトジュースを加えます。
- 水分が少しになるまでじっくり煮込んだら出来上がりです。
野菜をじっくり煮込んだ、ラタトゥユ風の煮込みです。離乳食中期にはツナやひき肉も食べられるので、加えると旨味も栄養もアップします。たくさん作って冷凍もでき、柔らかく茹でたマカロニと合わせるなどバリエーションも広がります。使うトマトジュースは必ず、無塩のものにしましょう。
じゃがいものかしわもち風
- じゃがいも30g
- グリーンピース5g
- グリーンピースは柔らかく茹でて、薄皮をはいで潰します。
- じゃがいもは皮をむいて、小さく切って茹でて潰します。
- じゃがいも1/3にグリーンピースを加え、混ぜます。
- ラップの上にグリーンピースとじゃがいもを合わせたもの1/2を乗せ、葉っぱの形にします。
- じゃがいも1/2個を丸め、葉っぱの上に乗せたらラップで包みます。
- 同じものをもうひとつ作ります。
- 形を整え、模様をつけたら出来上がりです。
じゃがいもでこんな可愛い柏餅風の離乳食が作れます。じゃがいもは成形がしやすいので、このように遊び心あるメニューを楽しむこともできます。グリーンピースを離乳食で使うときは薄皮を剥いであげましょう。
かれいとポテトのマッシュ
- じゃがいも60g
- カレイの切り身10g
- 玉ねぎ15g
- 人参5g
- じゃがいもは濡らしたペーパータオルで包み、ラップで包んだら、電子レンジ500wで3分加熱、2分蒸らして皮をむきます。
- 玉ねぎ、人参はみじん切りにします。
- 耐熱容器に水大さじ2と野菜を入れ、ふんわりラップで2分ほど加熱します。
- カレイの切り身は湯通ししてほぐしておきます。
- 全ての材料を混ぜたら出来上がりです。
白身魚であるカレイは離乳食中期に使える食材です。離乳食に魚を使う時は骨が入らないよう気をつけましょう。カレイは茹でて冷凍もできます。冷凍してストックしておけば、簡単に使えて便利です。
じゃがいもの離乳食レシピ【後期】
離乳食後期はカミカミ期とも言われ、だいぶ歯が生え、食べることがだいぶ上手になってきます。離乳食後期になってくると、自分で掴んで口に運ぶ「手づかみ食べ」も始まります。
離乳食の手づかみ食べは赤ちゃんが成長した証拠です。汚れると思わずに積極的に手づかみさせましょう。手づかみしやすいよう、おやきにしたものやスティック状にすると食べやすくなります。
離乳食後期は食材や調味料も使えるものが増えて、歯茎で潰せる固さのものが目安になります。離乳食後期になると3回食になり、レシピを考えるのも大変になってきます。冷凍ストックしたものを上手に活用していきましょう。
フライパンで揚げないコロッケ
- 鶏ひき肉60g
- 玉ねぎ60g
- じゃがいも200g
- パン粉大さじ4
- 粉チーズ大さじ1
- オリーブオイル小さじ1
- フライパンで鶏ひき肉を炒めます。
- 鶏肉に火が通ったら、みじん切りにした玉ねぎを加えます。
- じゃがいもを柔らかく茹で、潰してマッシュにします。
- 炒めたひき肉と玉ねぎをじゃがいもに加えます。
- よく混ぜたら、コロッケの形に成形します。
- フライパンにオリーブオイルを入れ、パン粉、粉チーズを炒めます。
- きつね色になるまで炒めたら、コロッケにまぶして出来上がりです。
離乳食後期には、このように大人の食事に近いものが食べられるようになります。コロッケは揚げないので赤ちゃんでも油を気にせず食べられます。
ベビー肉じゃが
- じゃがいも30g
- 玉ねぎ15g
- 牛赤身薄切り肉10g
- 出汁1/2
- じゃがいもは皮をむいて7mm角に切ります。
- 玉ねぎは粗く刻みます。
- 牛肉は細かく刻みます。
- 鍋に出汁、じゃがいも、玉ねぎを加え、弱火で煮ます。
- 牛肉を加え、アクを取りながら柔らかく煮えたら出来上がりです。
離乳食後期は鉄分が不足しがちになります。離乳食後期になると赤身の牛肉も食べられるようになるので、メニューに取り入れてみましょう。
ベビーポテト
- じゃがいも1個
- 青のり小さじ1
- 塩少々
- じゃがいもは手づかみ食べしやすいように拍子切りに切ります
- ふんわりラップでレンジで1分30秒加熱します。
- アルミホイルを敷いたトレーニじゃがいもを入れ、トースターで7分加熱します。
- 焼きあがったら、ビニル袋に入れて塩と青のりを加え、振ります。
離乳食後期になると、手づかみ食べしやすいメニューを取り入れましょう。後期になると塩も少しなら使えます。しょっぱくならないようごく少量を使いましょう。
豚ひき肉のぽってり煮
- 豚ひき肉10g
- じゃがいも15g
- 人参5g
- ブロッコリー少々
- 水溶き片栗粉少々
- じゃがいも、人参はみじん切りにして弱火で7分ほど煮ます。
- ひき肉を加え、火が通ったら水溶き片栗粉でとろみをつけます。
- 柔らかく煮たブロッコリーを加えて出来上がりです。
離乳食後期になると豚ひき肉も食べることができます。水溶き片栗粉でとろみがつき、食べやすいメニューです。
ポテサラパン
- ロールパン1個
- じゃがいも1/4
- ミックスベジタブル(冷凍)大さじ1
- 水大さじ4
- 粉チーズ小さじ1/2
- ロールパンは1.5cm厚さの輪切りにします。
- じゃがいもは細かく切ります。
- ミックスベジタブルは流水で解凍し、グリーンピースとコーンの薄皮を取ります。
- 細かく刻みます。
- 鍋でじゃがいもと細かく刻んだミックスベジタブルを煮ます。
- 熱いうちにじゃがいもを潰し、粉チーズを加えます。
- パンに切れ目を入れて、じゃがいもを挟んだら出来上がりです。
離乳食後期になるとロールパンも食べることができます。パンはもちろん食パンでもいいでしょう。上手にカミカミできるか気をつけて様子を見ながらあげてください。
マッシュポテトスノーマン
- じゃがいも20g
- にんじん5g
- ブロッコリー10g
- 水120ml
- じゃがいも、人参は皮をむき細かく切ります。
- 鍋に水とじゃがいも、にんじんを加え、中火で4〜5分茹でます。
- ブロッコリーは中火で7〜8分茹でます。
- ブロッコリーは穂先を細かく刻みます。
- じゃがいも、にんじん、ブロッコリーはそれぞれ潰します。
- じゃがいもを皿に雪だるまの形に成形します。
- ブロッコリー、にんじんで雪だるまの目や鼻、手を作ったら出来上がりです。
じゃがいもは成形しやすいので、こんな可愛い離乳食も作れます。楽しんで離乳食に親しめる、遊び心あるメニューです。
じゃがいものパンケーキ
- じゃがいも30g
- 卵15g
- 小麦粉小さじ1/2
- 油小さじ1/2
- じゃがいもは皮をむき、アク抜きしてからすりおろします。
- すりおろしたら、卵、小麦粉を加えます。
- フライパンに油をしき、両面焼いたら出来上がりです。
すりおろしたじゃがいもで作るもちもちパンケーキです。手づかみ食べしやすく、主食になる離乳食です。中にツナやコーン、粉チーズを入れても美味しくできます。アレンジもでき、焼いて冷凍もできる離乳食です。
じゃがいもの離乳食で手づかみできるレシピ
離乳食後期になると手づかみ食べが盛んになってきます。手づかみ食べは赤ちゃんが成長してきたということです。どんどんさせてあげましょう。
じゃがいもは焼くともちもちして、手づかみしやすい離乳食を作ることができます。おやきなどたくさん作れば冷凍もできます。
じゃがいもおやき
- じゃがいも40〜50g
- 片栗粉大さじ1/2
- 青のり少々
- 塩少々
- じゃがいもは皮をむき、いちょう切りにしレンジで加熱、またはお湯で茹でます。
- じゃがいもを潰し、片栗粉、青のり、塩を加えます。
- ラップを使って小判形に成形します。
- 油少々をフライパンに敷いて弱火でじっくり焼いたら出来上がりです。
離乳食後期に大活躍する、基本のおやきの作り方です。おやきはタネにひき肉、ツナを混ぜたり、チーズ、野菜、魚など入れてアレンジも自由自在です。おやきは手づかみ食べにぴったりなのでたくさん作って冷凍してもいいでしょう。
鮭ポテバーグ
- 鮭2切れ
- じゃがいも4個
- 片栗粉適量
- 塩少々
- バター10g
- じゃがいもは蒸して皮をむき、マッシュしておきます。
- 鮭の皮と骨をとり、完全に火が通るまで湯通しします。
- じゃがいもと鮭を合わせ、片栗粉、塩を加え、成形できる固さにします。
- 丸い形にしてバターを引いたフライパンでじっくり焼きます。
おやき風の鮭とじゃがいものハンバーグ風です。おやきのように手づかみしやすく、栄養も摂れる離乳食メニューです。
じゃがいもの離乳食の保存方法
じゃがいもの離乳食は冷凍可能でしょうか?おやきなどたくさん作ったときは冷凍しておきましょう。おやきを冷凍する方法を詳しく説明します。
冷蔵保存
離乳食は基本、その時に食べる分だけ作るようにします。しかし、どうしても多くできる時もあるでしょう。食べ残した離乳食は雑菌が繁殖しやすく、抵抗力の低い赤ちゃんにまた食べさせるのは危険です。絶対にやめましょう。
手をつけていない離乳食はその日であれば冷蔵保存できると言われています。朝作った離乳食を昼に食べさせるくらいでは食中毒になる可能性は低いでしょう。しかし赤ちゃんの抵抗力は低く、万が一のこともあります。なるべく冷蔵保存はせず、食べる分だけ作るようにしましょう。
冷凍保存
そこで便利なのが冷凍保存です。清潔な容器に冷めた野菜のペーストなどを入れ、蓋をして保存しましょう。じゃがいもはマッシュにして冷凍可能です。
また、おやきやパンケーキなども冷凍可能です。おやきは1個ずつラップに包みフリーザーバッグに入れて冷凍します。冷凍したおやきはなるべく1週間以内に使い切るようにしましょう。
じゃがいもは離乳食にどんどん使おう!
年中手に入り、煮ても焼いても美味しいじゃがいもは離乳食作りに大活躍する野菜です。茹でればトロトロに、焼けばおやきに、煮れば煮物にと色々な食べ方で楽しめます。
栄養もあり、主食としてもおかずとしても重宝する万能野菜のじゃがいもをぜひ、離乳食作りに活用しましょう。