もやしの最適なゆで時間は何分?サッとゆでてラーメンやサラダ/ナムルに!
もやしはどの家庭でも重宝される野菜です。リーズナブルで栄養価値が高く、いろいろな料理レシピに利用できます。もやしは一般的に茹でて食べることが多いのですが、ベストなゆで時間を知っていますか?熱湯から茹でる以外にも水から茹でる方法や電子レンジを活用する方法もあります。もやしはシャキシャキ感を失わない為にサッと茹でるのがコツです。ベストなもやしのゆで時間について紹介します。またラーメンやサラダ、ナムルなどもやしのレシピについても紹介します。
目次
もやしの味はゆで時間で決まる!
数十円というリーズナブルな価格で購入できるとともに、栄養価値が高く美味しくヘルシー、そしていろいろな料理レシピに利用できる万能な野菜がもやしです。ラーメンやサラダ、ナムルなどもやしのシャキシャキ感を楽しめる料理レシピも豊富です。
そんなもやしは茹でて食べるのが一般的です。もやしを茹でるとかさが増して満腹感も得ることができます。もやしの適切なゆで時間はどのくらいでしょうか?ゆで時間が長いとシャキシャキ感がなくなり、ゆで時間が短いと固すぎます。適切なもやしのゆで時間や茹で方、レシピについて紹介します。
もやしをお湯からゆでる時のゆで時間は?
もやしは茹でて食べるのが一般的です。大量のお湯で茹でるのがベストですが、ゆで時間は短いのが特徴です。長く茹でるともやしの特徴であるシャキシャキ感じが失われてしまいます。酢や塩を入れて茹でると匂いの解消や色が良くなる効果があります。
熱湯で数秒サッとゆでる
もやしは茹でたり炒めたりして食べることを前提として販売しています。収穫されてからもやしの鮮度の落ちるスピードは想像以上に早く、生の状態ではもやし特有の匂いもあります。しかし炒めたり茹でたりすると独特の匂いを消し去ることもできます。
もやしはとても火の通りが早い野菜です。そのためじっくり茹でることはなく、サッとゆで上げるのがコツです。沸騰したお湯の中にもやしを投入してから長くてもゆで時間は1分ほどです。短いゆで時間であれば、もやしの特徴の一つであるシャキシャキした食感を残すことができます。
シャキシャキにするコツ
もやしの特徴はシャキシャキした食感です。このシャキシャキ食感を作るためにはコツがあります。まず多めのお湯でサッと茹でることです。もやしのシャキシャキ感を残すためにはゆで時間は40秒から1分程度にします。これ以上ゆで時間が長いとしんなりしてしまいます。
多めのお湯でもやしにしっかり火を通すことがシャキシャキにするコツです。また、ざるにあけたあとは、水分を早めに切ってそのまま冷やすことです。冷水をかけると水っぽくなってしまうためNGです。もやしに熱が残っているとシャキシャキ感が失われてしまいます。
ゆでるときは酢や塩でひと工夫
もやしを茹でる時には、沸騰したお湯の中にもやしを入れる前に塩と酢を入れるのがコツです。分量は沸騰したお湯2Lに対して、塩は少々、酢は大さじ1/2杯です。
もやしを茹でる前に酢と塩を入れることでもやしが白くゆであがります。見た目が白くとてもきれいなもやしに仕上がります。また生のもやしの独特な匂いを消す作用もあります。
フライパンを使うのも便利
もやしはフライパンで茹でることもできます。通常、茹でる場合には、大量の水を利用することを想像しますが、フライパンで茹でる場合には、たった大さじ3杯の水で茹でます。
大量の水を使用しない為、もやしのゆで時間を節約できます。また、蒸し茹で状態で調理するため甘みが凝縮し、美味しさが増します。水っぽくならない点もメリットです。茹で上がると水分はなくなるため、湯をきる手間もありません。
フライパンでの茹で方は、フライパンにもやしを入れて、上から大さじ3杯の水をかけます。そのまま蓋をして蒸し茹でにします。ゆで時間は1分程度で完成します。
もやしを水からゆでる時のゆで時間は?
もやしは水から茹でることもできます。沸騰したタイミングが茹で上がりです。水から茹でるともやしのシャキシャキ感が強く残る特徴があります。水から茹でる時のゆで時間は、沸騰するまでが目安です。
ゆで時間は水が沸騰するまで
もやしは水の状態から茹でることもできます。水の状態から火にかけ茹でると、ゆで時間は長くなりますが、シャキシャキ感を失わずに茹でることができます。
ゆで時間は水が沸騰するまでです。少し茹で過ぎてもシャキシャキ感は残るため、ゆで時間を計るのが面倒と思っている人にはおすすめです。ただし水に浸かっている時間が長いため、もやしの栄養成分は逃げやすくなることが注意点です。
豆もやしのゆで時間は?
一般的なもやしには豆がついていませんが、豆付きのもやしもあります。豆もやしのゆで時間は通常のもやしより長めです。また茹で方も水から茹でるのが基本です。
たっぷりの水を入れた鍋に豆モヤシと塩を少々入れます。強火にして沸騰させますが、ここで取り出さずに弱火にしてさらに3分茹でます。茹で上がったあとは、すぐに冷まします。
もやしのその他の方法のゆで時間
もやしは電子レンジで調理することも可能です。コンロを使わなくても調理できます。またサッと茹でたいときに便利なのが熱湯をかける方法です。ゆで時間が短いもやしならではの調理方法です。
電子レンジを使った場合
もやしは電子レンジでも調理できます。電子レンジでの調理方法は耐熱容器に入れます。または耐熱のさらに乗せてラップをかけます。そして2分程度加熱すれば完成です。お湯で茹でるより手軽でサッと調理したい場合におすすめなのが電子レンジの活用です。
熱湯をかける場合
もやしには面白い茹で方もあります。それは熱湯に入れるのではなく、熱湯をかける方法です。ゆで時間が短いもやしだからこそできる技です。もやしをざるにあけてスタンバイします。沸騰したたっぷりの熱湯をざるの中のもやしにかければ完了です。サッと熱湯にくぐらせるのと同じ効果があります。
ゆでたもやしはラーメンやサラダ/ナムルに活用
茹でたもやしはラーメンの具材として利用したり、ナムルにしたりサラダにしたりできます。ゆで時間が短いため、調理時間も短いのが特徴です。献立のレシピに加えたりすることもできます。アレンジもできるため、無限大です。サッ作れるのが茹でたもやしのレシピです。栄養も満点でダイエットにも最適です。
ラーメンの具材に
もやしの定番レシピはラーメンの具材です。味噌ラーメンなどにピッタリです。ラーメンの具材としてもやしを活用するときには、ゆで時間を短く少し固めに茹でておくことがコツです。ラーメンのスープは熱いため、固めに茹でておくと食べる時に一番美味しい状態になります。
ナムルのレシピ
- もやし1袋
- しょうゆ大さじ1/2杯
- ごま油大さじ1.5杯
- ごま大さじ1杯
- 塩小さじ1/4杯
- 鶏がらスープのもと小さじ1/2杯
- 沸騰したたっぷりのお湯の中に塩を入れてもやしを茹でます。
- ゆで時間は約1分です。1分経過したらもやしを取り出します。
- しょうゆ、ごま油、ごま、塩、鶏がらスープのもとを加えて混ぜます。
- 冷蔵庫で1時間程度味をしみ込ませたら完成です。
もやしをそのまま食べるのであれば、ナムルがおすすめです。一般的なナムルのレシピは、もやしを茹でて調味料を加えれば完成する簡単なレシピです。ゆで時間を考慮しても数分で完成します。他の野菜を加えたり、ドレッシングを和風にしたり洋風にしたりすることで味に変化をつけることもできます。アレンジがでいるレシピがナムルです。
サラダのレシピ
- もやし1袋
- きゅうり1本
- ツナ1缶
- ハム5枚
- 白ごま適量
- しょうゆ大さじ2杯
- 砂糖大さじ2杯
- 酢大さじ2杯
- ごま油大さじ2杯
- 中華だし小さじ1杯
- もやしはたっぷりの熱湯で茹でます。ゆで時間は1分程度です。
- 茹でたもやしは熱湯から取り出しバットの上で冷ましておきます。
- きゅうりとハムは細切りにカットします。
- ツナは油分を絞っておきます。
- しょうゆ、砂糖、酢、ごま油、中華だしを混ぜ合わせておきます。
- もやしにきゅうりとハムとツナを加えてタレをかけます。
- よくかき混ぜてから冷蔵庫で1時間程度寝かせます。
- 水分を絞れば完成です。
ピリッとした中華のもやしサラダのレシピは、夏の暑い日に最適なレシピです。錦糸卵を加えて、中華麺を茹でて、冷やし中華の具材としても使えます。中華サラダもお好みの具材を加えることでアレンジが可能です。辛い調味料を加えれば、ご飯のおかずやお酒のおつまみとしても最適です。コツは水分をきっちり切る事です。
もやしは最適なゆで時間でシャキシャキに!
もやしはリーズナブルな価格で買える野菜です。加熱調理を前提としているため生で食べることはできませんが、茹でて食べるととても美味しい野菜です。ゆで時間が短く手軽に調理できるのが特徴です。ラーメンやサラダ、ナムルなどのレシピに活用できます。
シャキシャキ感があり歯ごたえがあるだけでなく、もやしは栄養満点です。ゆで時間が短いため栄養の流出も最小限で済みます。もやしの茹で方にはいくつかの方法があります。最適なゆで時間でシャキシャキのもやしレシピを作ってみませんか?