もやしを簡単にシャキシャキにする茹で方!サッと茹でることで臭い消し!
もやしをシャキシャキに茹でる茹で方を知っていますか?もやしの魅力は何と言ってもシャキシャキとした歯ごたえのある食感だと思います。ちょっとした茹でる茹で方のコツを掴めば簡単にシャキシャキもやしが楽しめます。もやしの下処理の仕方や、鍋以外のフライパンや電子レンジを使った茹で方なども解説します。また、気になるもやしの臭いの消し方や丁度良い茹で時間などのコツ、豆もやしナムルなどの人気レシピも紹介します。
目次
もやしをシャキシャキに茹でる茹で方が知りたい
もやしはヘルシーでどんな料理にも応用が効くので、私たちの食生活の中でも活躍する野菜です。しかもヘルシーで安いということもあり常備野菜としても人気があります。
しかし、もやし料理を食べる時にたまにもやしの臭いが気になる、茹でる時間が長すぎたなどと感じたことはありませんか?
今回はそんなもやしをより美味しく食べるために、シャキシャキに茹でる茹で方を紹介します。また、もやし独特の臭いを消す方法や下処理、もやしのシャキシャキ感を楽しめるおすすめのレシピも併せて紹介します。是非上手な茹で方のコツを参考にしてもやし料理を堪能して下さい。
もやしを茹でる前の下処理
もやしは茹でる前に水で洗うのか洗わないのか、やはりもやしのひげは取ったがいいのか下処理の仕方に悩むところです。ここでは、もやしを茹でる前にやっておくと良いもやしの下処理の仕方を解説します。
水でよく洗う
もやしを茹でる前の下処理その1は水でよく洗うことです。下処理というと難しい感じがしますが、至って簡単です。もやしは水にさらしてささっと洗うだけです。
水にさらす時間が長すぎると、もやしが水っぽくなるので注意してください。イメージ的に、どうせ茹でるし汚れていないので下処理はしなくて良さそうですが、水で洗うのは欠かせない下処理です。この下処理でもやし独特の臭いがかなり取れます。
またもやしを洗ってザルに上げる時に一度にバーッともやしを取り出すのではなく、少しずつ手でザルにすくい上げていきましょう。そうすることによって、洗う時に取れて底に沈んだもやしの皮を省くことができます。もやしの皮を省くと口あたりが良くなります。
ひげ根をとる
もやしを茹でる前の下処理その2は、もやしのひげ根を取ることです。下処理でのひげ根の取り方は、もやしの根の部分を手でつまんで折るようにすると簡単に取れます。
ひげ根を取るという下処理は、あくまでも見栄えが良くなるという理由です。ひげ根にも栄養分があるので、見栄えや食感が気にならない方はひげ根がついたままのもやしを食べても問題ありません。
もやしを大量に食べたい時や下処理の時間がない時、下処理が面倒な場合は、あらかじめひげ根の下処理がしてある「根切りもやし」がスーパーなどで販売されています。
もやしを簡単にシャキシャキにする茹で方
もやしの魅力はシャキシャキとした食感にあると思います。茹でる茹で方によっては、もやしがべちゃっとなり過ぎてしまった経験が誰にでもあると思います。そこで、ここではもやしを簡単にシャキシャキにする茹で方を解説します。
もやしの臭いを消すには?
何とも言えないもやし独特の臭いは気になるものです。この臭いがもやし料理の風味の妨げにもなる場合があります。
では、この気になるもやしの臭いを消すにはどうしたら良いのでしょうか?まず臭いを取る方法の基本は、先程述べたようにもやしを水に浸して軽く混ぜるように洗うことです。もやしを購入して数日たったものは、かなりもやしの臭いも強くなります。そんな時は水でよく洗いましょう。
次にもやしの臭い取りでおすすめなのは、もやしを茹でる時にお湯の中に酢またはレモン汁を大さじ1/2程度加えて茹でることです。するともやしの臭いが取れます。しかも酢やレモン汁の影響でもやしの色もきれいな白に茹で上がります。
茹で時間と茹で方
もやしをシャキシャキと茹でる茹で方を紹介します。まずはもやしをお水から茹でる茹で方です。鍋に洗っておいたもやしを入れて、水を加えて中火で茹でます。お湯が沸騰したら箸で軽くかき混ぜザルに上げます。水からもやしを茹でると時間がある程度たっても、もやしのシャキシャキ感が残っているのが魅力です。
次に一般的な茹でる茹で方なのが、お湯が沸騰してからもやしを茹でる茹で方です。茹で時間はわずか30秒~1分間ほどです。もやしをさらにシャキシャキにさせたい場合は茹で時間は30秒くらいがいいです。お湯が沸騰してから茹でたもやしよりも、水から一緒に茹でるもやしの方がシャキシャキ感が持続します。
ラーメンやサラダに使う場合
ラーメンやサラダにもやしを使う時は、どのようにして茹でる茹で方が良いのか、茹で時間はどのくらいが妥当なのか解説します。
実際にラーメン屋さんなどでは、もやしを茹でるのではなく熱湯をかけるだけのお店も多いようです。ラーメン店ならいつでも沸騰したお湯があり、もやしの茹で時間もかならないのが良いのでしょう。ただ茹で時間がかからない分、もやしの臭いが若干残る場合もあります。
サラダにもやしを使う場合も同様に、茹で時間をかけずにもやしのパリッとした感じを残したい時は熱湯をかけるまたは熱湯にくぐらす程度にするのがおすすめです。手間を省きたい時は、電子レンジで加熱するのがおすすめです。
豆もやしの茹で方
豆もやしは、もやしの先端に大豆がついているもやしのことです。豆の部分のコリコリとした歯ごたえのある食感が魅力のもやしです。そんな豆もやしの茹でる茹で方や茹で時間はどうなのか解説します。
先に説明した普通のもやしの茹で方だと、先端の豆の部分に充分に火が通らないことがあります。豆もやしは、この豆の部分にしっかり火を通しておくことが大切です。
シャキシャキ感がなくなりますが、茹で時間が3~5分だと豆にまで火が通り美味しく豆もやしを食べることができます。豆もやしの豆の大きさによって茹で時間を調節して下さい。
もやしの茹で方:鍋以外で茹でる方法
もやしの茹で方は鍋で茹でる方がほとんどだと思いますが、鍋以外で茹でる方法がいくつかあります。他の料理に使っていて鍋が空いていない時などに知っておくと便利です。
フライパンを使う
鍋以外で茹でる茹で方その1はフライパンを使う茹で方です。フライパンは低面積があり深さがあまりないものであれば、お湯が早く湧くので茹で時間が短縮できます。
フライパンにもやしがかぶるくらいの水を入れます。お湯が沸騰したらもやしを入れます。再度お湯が沸騰した時点でザルに上げてそのまま冷まします。もやしの量や好みのシャキシャキ具合によって茹で時間を調整して下さい。
フライパンで茹でる茹で方は、もちろん豆もやしにも応用できます。また茹で時間は多少異なりますが、他の野菜を茹でる時にもフライパンは便利なので是非お試しください。
予熱で茹でる
鍋以外で茹でる茹で方その2は余熱を利用する茹で方です。お料理が得意でない方も、この方法なら簡単にシャキシャキのもやしに茹で上がるおすすめの茹で方です。
茹で方はフライパンにたっぷりのお湯を入れて沸騰させます。お湯が沸騰したら、下処理したもやしをフライパンの中に入れてそのまま火を止めます。フライパンに蓋をして、余熱で2分ほど置きます。2分経ったらフライパンの蓋を開け、もやしをザルに上げます。
あとは、ザルに上げたままもやしの粗熱を取ります。フライパンの余熱だけで、丁度良いシャキシャキ加減のもやしになります。
電子レンジを使う
鍋以外で茹でる茹で方その3は電子レンジを使う茹で方です。電子レンジを使う方法は手間がかからず洗い物が省けるのが魅力です。
下処理をしたもやしを耐熱皿に入れてラップをかけ電子レンジの中に入れます。もやし1袋の量で500Wで2~3分ほど電子レンシで過熱すると丁度良いです。もやしの太さや量によって電子レンジで加熱する時間が違うので調整して下さい。
電子レンジを使うメリットは?
電子レンジを使う茹で方にはいくつかのメリットがあります。鍋やフライパンを使って茹でると多少ながらも、もやしの栄養成分が流れ出てしまいます。しかし電子レンジを使う茹で方なら、もやしの栄養素を極力破壊せずに摂取することができます。電子レンジ専用の蒸し器があればより効果的です。
また電子レンジを使ってもやしの保存期間を長持ちさせる方法があります。市販のもやしの袋の上部をハサミで少しカットして空気の抜け口を作ります。500Wの電子レンジで15分加熱します。粗熱が取れたらもやしを袋から出してタッパーに冷蔵保存します。
通常もやしは2~3日で臭いが強くなり鮮度が落ちてきますが、電子レンジで加熱しておくと冷蔵保存で1週間は持ちます。
もやしの茹で方にこだわったナムル・サラダのレシピ
もやしのシャキシャキとした食感は茹で方にポイントがあるのが分かりました。そんなもやしの茹で方にこだわったおすすめのナムルやサラダのレシピをここで紹介します。
和風ナムル
- もやし1/2袋
- 人参1/3本
- 豆苗1/2パック
- 白だし大さじ1
- ごま油大さじ1
- 白ごま
- 人参は細切りにしておき、豆苗はキッチンバサミで切って苗から豆をはずしておきます。
- 沸騰したお湯に細切り人参を入れます。1分茹でたらもやしを加えさらに1分茹でます。
- 豆苗を加えて30秒ほど茹で、全てザルに上げ、水気をしっかり切ります。
- 材料が熱いうちにボウルに移し白だし、ごま油を加え全体を混ぜます。お好みで白ごまを加えれば和風ナムルのでき上がりです。
もやしの茹で方にこだわったナムル・サラダのレシピその1は和風ナムル(2~3人分)です。お弁当のおかずや副菜としても人気のナムルです。ナムルには小松菜やえのき、ワカメなどを入れても美味しいです。
韓国風 豆もやしのナムル
- 豆もやし1袋
- 塩小さじ1/2
- 鶏ガラスープの素1/2
- ごま油大さじ1
- ごま大さじ1
- にんにく
- 豆もやしは流水で洗いザルに上げておきます。
- 沸騰したお湯に豆もやしを入れて軽く混ぜ、鍋の蓋をして3分程茹でます。お湯が吹きこぼれそうな場合は火を弱めて調節して下さい。
- 豆もやしをザルに上げて水を切ったらボウルに移します。
- ボウルに塩小さじ、鶏ガラスープの素、ごま油、ごま、好みによって擦りおろしにんにくを入れ全体を優しく混ぜます。お皿に盛ってでき上がりです。
もやしの茹で方にこだわったナムル・サラダのレシピその2は韓国風豆もやしのナムルです。韓国の家庭や食堂などでよく登場する人気の豆もやしのナムルが簡単に家で作れます。
もやしの中華サラダ
- もやし
- きゅうり1/3本
- ハム
- 酢小さじ1
- 醤油小さじ1
- ごま油小さじ1
- 砂糖小さじ1/3
- 練がらし小さじ1/4
- きゅうりは千切にして塩を少々振り5分ほど置いて水気を絞り出します。ハムは細切にします。
- もやしは耐熱皿に平らに広げて、500Wの電子レンジで2分加熱し粗熱が取れたら水気を絞り出します。
- ボウルに酢、醤油、ごま油、砂糖、練がらしを入れて混ぜドレッシングを作ります。
- ボウルにきゅうり、ハム、もやしを入れて混ぜ合わせます。味を見ながら塩を適量入れてでき上がりです。
もやしの茹で方にこだわったナムル・サラダのレシピその3はもやしの中華サラダです。冷やし中華風に酢とからしをアクセントにした2人分のレシピです。
ゆで卵ともやしのツナマヨサラダ
- もやし
- 卵2個
- きゅうり1本
- ツナ(缶詰)
- マヨネーズ
- 砂糖
- 練がらし
- 塩こしょう
- ゆで卵はお好みの硬さに茹でて作っておきます。人参は千切りにし、きゅうりは斜めきりに切っておきます。斜めきりに切ったきゅうりに適量の塩を振り5分置いたら水気を絞ります。
- 耐熱皿にもやしと千切人参を入れて、ふわっとラップをかけます。500Wの電子レンジで5分ほど過熱します。
- もやしと千切人参はザルに上げて粗熱を取ります。もやしと人参の粗熱が取れたら、きゅうりと油を切ったツナを入れます。
- そこにマヨネーズ、砂糖、練がらしを加えて混ぜ、最後に塩こしょうで味を調えます。
- ゆで卵をカットしてサラダに添えたらでき上がりです。
もやしの茹で方にこだわったナムル・サラダのレシピその4はゆで卵ともやしのツナマヨサラダです。子供から大人まで大人気のツナマヨともやしを使った2人分の人気レシピです。
もやしとベーコンのサラダ
- もやし2袋
- オリーブオイル大さじ1
- ベーコン2枚
- 粒マスタード大さじ1
- 酢小さじ2
- 砂糖小さじ1/2
- 塩少々
- オリーブオイル大さじ1
- 耐熱ボウルにもやしを2袋入れてふんわりとラップをかけて電子レンジで5分加熱します。
- もやしはザルに上げて冷まします。
- フライパンにオリーブオイルを敷き、中火で1cm幅に切ったベーコンを入れてカリカリになるまで炒めます。
- ボウルにもやしと炒めたベーコンを入れます。
- そこに粒マスタード、酢、砂糖、塩少々を加えます。味が全体に馴染むまで10分程置くとでき上がりです。
もやしの茹で方にこだわったナムル・サラダのレシピその5はもやしとベーコンのサラダです。粒マスタードを効かすのが味のポイントです。
もやしの茹で方を参考に
もやしを簡単にシャキシャキする茹で方を紹介しました。もやしの食感はシャキシャキなのが最高です。ちょっとした茹で方のコツでシャキシャキのもやしが食べれます。もやしのシャキシャキ感を活かしたレシピも是非参考にして、もやしを美味しく食べましょう。