ベーコンの賞味期限は未開封/開封後でいつまで?冷蔵・冷凍保存のコツ

ベーコンの賞味期限はどのくらいなのか、詳しく説明できますか?保存食のイメージが強いベーコンなので長いのか、はたまた意外と短いのか気になるところです。そこで今回はベーコンの賞味期限がいつまでなのか、未開封、開封後とそれぞれのケースで詳しく解説していきます。また、賞味期限切れのベーコンが食べられるのかの見分け方や、冷蔵、冷凍保存方法についても紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください!

ベーコンの賞味期限は未開封/開封後でいつまで?冷蔵・冷凍保存のコツのイメージ

目次

  1. 1ベーコンの賞味期限・賞味期限切れについて知りたい!
  2. 2ベーコンの基本的な賞味期限
  3. 3ベーコンの賞味期限切れはいつまで食べられる?
  4. 4ベーコン開封後の賞味期限切れの見分け方
  5. 5ベーコンの保存方法のコツ【冷蔵編】
  6. 6ベーコンの保存方法のコツ【冷凍編】
  7. 7ベーコンを保存するときの注意点
  8. 8ベーコンの賞味期限と保存方法を知って安全に食べよう!

ベーコンの賞味期限・賞味期限切れについて知りたい!

ベーコンエッグにしたり、ピラフやパスタに入れたり、どんな料理にも使えて、旨みをアップしてくれるベーコンは常備しておきたい便利食材です。スーパーで大量に売られていたらついついまとめ外してしまいがちですが、賞味期限が一体どのくらいなのか知っていますか?

保存食のイメージが強いので賞味期限が長いイメージがありますが、実際いつまでもつのか、未開封、開封後、冷蔵、冷凍など保存方法別にまとめました。また、うっかり賞味期限切れになってしまったベーコンをいつまで食べて大丈夫なのか、その見分け方についても紹介します。今回はベーコンの保存について勉強していきましょう!
 

ベーコンの基本的な賞味期限

まずはベーコンの基本的な賞味期限から見ていきます。ベーコンはもともと豚肉を長期間保つために作られた保存方法で、塩漬けにして燻製にしたものです。昔ながらの製法で作られたベーコンは保存を目的として作られているのである程度賞味期限が長いのですが、最近は味わい重視で作られたベーコンも登場してきています。

ベーコンは作り方によって賞味期限が大きく異なるため、まずは購入するベーコンのパッケージに記載されている賞味期限をチェックすることが大切です。ここでは、昔ながらの製法で作られたベーコンがいつまでもつのか、基本的な賞味期限を紹介しますので、参考にしてください。
 

冷蔵保存

一般的なベーコンを冷蔵保存方法で保存した場合の賞味期限がいつまでかというと、未開封の状態で10日~21日程度となっています。塩水に漬けたあと燻製して作られた本格的なベーコンは、保存を目的にしているだけあって賞味期限が長く未開封で21日程度となっています。ただし、この未開封の場合の賞味期限は製造会社によって作り方の工程も変わります。

では、開封後のベーコンの賞味期限はいつまでなのか、というと開封後3日程度で食べきることをおすすめします。開封後のベーコンが空気に触れると劣化しやすいためです。パッケージにも開封後はお早めにお召し上がりくださいと書かれている通り、開封後はなるべく早めに消費するようにしましょう。
 

冷凍保存

たくさん買ったベーコンが食べきれない場合は、冷凍保存しておくこともできます。冷蔵保存方法で保存しておくよりも、賞味期限がぐんと伸びるので大量にベーコンが余った時は早めに冷凍保存方法で保存しておくことをおすすめします。冷凍保存したベーコンの賞味期限がいつまでかというと未開封時でも開封後でも同様に1ヶ月程度となっています。

ベーコンの賞味期限切れはいつまで食べられる?

うっかり買ったベーコンが未開封で賞味期限切れになってしまった場合、いつまで食べることが出来るのでしょうか?ここからの章では、やってしまいがちな未開封の賞味期限切れでもいつまで食べられるのか、日数ごとに紹介していきます。いままで賞味期限切れですぐに処分していた方は要注目です。

未開封で3日過ぎた場合

賞味期限の定義は製造メーカーが「おいしく食べることができる期間」を保証した期限になります。それは大前提として未開封の状態で製品に表示されている保存方法で正しく保存した場合が条件となっています。ちなみに賞味期限はベーコンやハムなど保存がきく加工食品に設定されていることが多いです。

賞味期限が過ぎたからといって、すぐに処分しなくてはならないということではありません。あくまでも製造メーカーの「おいしく食べることができる期間」を過ぎたというだけで、食べられないわけではないということを覚えておいてください。今まで賞味期限切れのベーコンをすぐに捨ててしまっていた方はもったいなかったというわけです。

もし、未開封で賞味期限を過ぎてしまったベーコンは、3日過ぎた程度ならおいしく食べることが出来る場合がほとんどです。つまり買ってきたばかりのベーコンと変わらない状態で食べられると言えます。ただし、未開封で正しく冷蔵保存した場合になりますので、常温で出しっぱなしにしてしまったり、開封後のものは気をつけましょう。
 

未開封で約1週間過ぎた場合

もし賞味期限切れのベーコンが、賞味期限より1週間過ぎてしまったらどうでしょうか?未開封で正しい保存方法で保存していたベーコンなら、ほとんどの場合問題なく食べられるでしょう。ただし、開封後のベーコンは空気に触れることで劣化が進んでいるケースが考えられるので、生の状態で食べることは避け、必ず加熱してから食べましょう。

未開封で1か月過ぎた場合

賞味期限切れのベーコンが1ヶ月を過ぎてしまった場合は、未開封で正しい保存方法で冷蔵保存していたとしても見えない雑菌が繁殖し始めている可能性もあり、食べることはおすすめしません。賞味期限切れのベーコンはせめて1ヶ月以内には食べきるようにし、それを超えてしまった場合は、潔く処分するようにしてください。

ベーコン開封後の賞味期限切れの見分け方

開封後のベーコンが賞味期限切れになってしまった場合、自分で食べられるかどうか判断することが大切です。ここでは開封後のベーコンが賞味期限切れになったときの見分け方のポイントを3つお伝えします。

匂いで確認

開封後のベーコンが賞味期限切れに気づいたときのひとつめの見分け方はベーコンの匂いです。賞味期限が過ぎたベーコンの匂いを嗅いで特に変な匂いがしなければ、そのまま食べても問題ない場合がほとんどです。匂いで見分けることを考えて、ベーコンを開封後すぐに問題ないベーコンの匂いを嗅いで覚えておくとよいでしょう。

もし、賞味期限からあまり日が経っていなくてもベーコンから少しでも酸っぱいような異臭がする場合は、ベーコンが腐敗しているので処分してください。酸っぱい匂いがしている時は細菌が繁殖していることもあり、体調が悪くなってしまいますので注意してください。
 

目で色などを確認

賞味期限切れベーコンの見分け方、二つ目はベーコンの見た目です。正しい見分け方をするためにも、明るい場所でチェックすることが大切です。食べられるベーコンは、ピンクがかったきれいな明るい色をしており、脂肪分は若干白っぽく、黄色みがかった色をしていることが多いです。

それを覚えておき、賞味期限切れになったベーコンをお皿などに取り出し、きれいなピンク色をしているかどうかをチェックしてください。傷んでいる見分け方としては緑色の斑点が出ていたり、灰色や茶色に変色しているものは食べることはできません。目での見分け方はベーコンの色をしっかりチェックすることが大切です。
 

触って確認

賞味期限切れベーコンの見分け方、三つ目は触って判断する見分け方です。賞味期限が切れていないベーコンは、触っても嫌な感触がありませんが、傷みが進んでしまったベーコンは触るとネバネバと嫌な感触がしています。見分け方としてネバネバしているベーコンは食べることができませんので、触って確認しましょう。

賞味期限が切れてしまったベーコンは、すぐに処分しなくても良いと伝えましたが、匂い、見た目、感触と五感を使って3つの見分け方でまだ食べられるかどうかを判断することができます。とはいえ、賞味期限内に早めに食べ切るに越したことはないので、料理に活用して食べるようにしてください。
 

ベーコンの保存方法のコツ【冷蔵編】

ベーコンのパッケージを開けてしまった場合の保存方法のコツをお伝えします。ベーコンを少しでも長くよい状態を保つため、しっかりとチェックして正しい保存方法で保存しましょう。

ブロックの場合

ポトフや厚切りベーコンのカルボナーラなどで大活躍のブロックベーコン。たいてい大容量サイズで販売されているので、余らせがちなのが問題です。開封後余ってしまったブロックベーコンの冷蔵保存方法ですが、ベーコンをできるだけ空気に触れさせないことが大切です。というのも空気に触れた瞬間から劣化が始まってしまうからです。

ブロックベーコンをぴったりとラップで包み、冷蔵庫に入れて保存するようにしてください。保存方法自体は難しいものではありませんが、ラップの包み方が甘いと保存しているうちにラップの端が開き、空気に触れてしまうこともあります。ラップはベーコンよりも長めにカットし、しっかりとラップに包むようにするのがおすすめです。
 

スライスの場合

ベーコンエッグや、ピラフなど使い勝手が良く、使い回しのしやすいスライスベーコンですが、1パックに4~6枚程度入っているので、少人数の家族やひとり暮らしの方は余ってしまうこともあります。スライスベーコンの冷蔵保存方法のコツは、ブロックベーコンと同様いかに空気に触れさせないか、ということが大切になります。

スライスベーコンの保存方法は、大きめにカットしたラップを台の上に敷き、スライスベーコンを1枚ずつずらして並べ、全体にしっかりと包みこみ、冷蔵庫で保存してください。スライスベーコンが大量に余った場合は、次に使うときに使いやすいよう、少量ずつラップで包んでおくとさらに便利なのでおすすめです。
 

ベーコンの保存方法のコツ【冷凍編】

ベーコンの冷蔵保存方法のコツに続き、冷凍保存する場合のコツも紹介します。冷凍保存する場合は、風味を少しでも長く保つため、賞味期限内に食べきれないと判断した早めの段階で冷凍保存しておくとよいでしょう。それぞれの形状に合わせて冷凍保存する方法をチェックしていきます。

ブロックの場合

ブロックベーコンはかたまりのまま冷凍してしまうと、解凍する際に時間が掛かるだけでなく、解凍したものを1度に食べきれず風味を損なう恐れもあります。そのため、1回に使いやすい分量に切り分け、それぞれを空気に触れないようにラップでしっかりと包んで冷凍庫で保存しましょう。

冷凍焼けを防ぐため、ラップに包んだブロックベーコンはフリーザーバッグなどに入れ、賞味期限を忘れないために賞味期限を記入しておくと食べ忘れを防げます。

スライスの場合

スライスベーコンを冷凍する場合も、ブロックベーコンと同様1回分ずつ分けて、空気に触れないようしっかりとラップに包み、上からフリーザーバッグに入れて冷凍してください。フリーザーバッグに賞味期限を記入する欄がありますので、活用するとよいでしょう。冷凍するときは熱伝導の良い金属トレーの上で冷凍保存するのがおすすめです。

冷蔵での解凍方法

冷凍したブロックベーコンを解凍するときは前日に冷蔵庫に移し、ゆっくりと解凍するようにするとおいしい風味を損なうことがありません。急いでいる場合は電子レンジの解凍モードで解凍することもできますが、風味が飛んでしまうことがあります。ベーコンのうまみや香りをキープしたまま解凍したい方は、冷蔵庫で解凍することをおすすめします。

氷水での解凍方法

ベーコンを電子レンジの解凍モードなどで急速に解凍すると風味が落ちることは前述のとおりですが、解凍方法がよくないとドリップがでて旨みが抜けてしまうこともあります。そこで早くおいしく解凍したい方は、氷水を使った解凍方法がおすすめです。

冷凍したベーコンがすべて水に沈む程度の大きめの容器を用意し、たっぷりと氷水をいれます。冷凍ベーコンを沈め、浮かび上がってこないようにお皿などをのせてすべての面が氷水に触れるようにしてください。ベーコンの大きさや厚みにもよりますが、この回答方法だと2~3時間程度で解凍することができます。
 

ベーコンを保存するときの注意点

最後に食べきれないベーコンを保存するときの注意点をお伝えします。正しく保存しないと賞味期限以内なのに、痛みが早く進んで食べられないこともあります。ベーコンを保存することが多い方は、注意点をしっかりチェックしておいてください。

再冷凍はしない

冷凍したベーコンを一度解凍してしまったら、再度冷凍することは避けましょう。なぜなら解凍後の再冷凍は雑菌が繁殖してしまう可能性があるためです。ベーコンの冷凍保存方法の章でも解説していますが、ベーコンの再冷凍はできないことを念頭に入れ、使いやすい1回分ずつの量を冷凍するようにしてください。

常温解凍しない

冷凍したベーコンを解凍する方法として、冷蔵庫でじっくり解凍する方法と、氷水で解凍する方法をお伝えしましたが、常温保存はおすすめしません。常温で解凍してしまうとベーコンの旨みがドリップとなって流れ出てしまい、ベーコン本来のおいしさが損なわれてしまいます。

急いでいるときは氷水解凍方法で解凍し、どうしてもの場合以外は常温解凍をするのは避けてください。
 

ベーコンの賞味期限と保存方法を知って安全に食べよう!

今回はベーコンの賞味期限がいつまでなのか、また食べきれなかったベーコンを保存する場合、保存方法別の方法をお伝えしてきました。今までいつまで保存できるのかあまり知らなかった方は、よく覚えておいてください。ベーコンの賞味期限と保存方法を知って、おいしく、食べきりましょう!

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