2019年03月26日公開
2024年09月09日更新
焼き梅干しのレンジ・トースターでの作り方!ダイエット方法や効果は?
焼き梅干しを知っていますか?焼き梅干しのダイエット効果ということで、マスコミに取り上げられたり、ネットの口コミなどでも反響を呼んでいます。この記事では、話題の焼き梅干しを詳しく探るつもりです。焼き梅干しのレンジやトースターを使った作り方から焼き梅干しの食べ方まで、あるいは焼き梅干しのダイエットに対する効能効果や焼き梅干しの保存方法に至るまで、丁寧に解説していきます。
目次
焼き梅干しの作り方や効果効能とは?
マスコミに取り上げられたこともあり、いまネットの口コミでも大きな話題となっている「焼き梅干し」について探った上で、焼き梅干しのすべてを詳しく解説していきます。梅干しの健康やダイエットに関する効果効能については、古くから語り伝えられてきています。その梅干を焼き梅干しにしたらどうなのか?
焼き梅干しのレンジやトースターなどを使った作り方から始めて、焼き梅干しが健康にたいしてもつ効能効果や、焼き梅干しを使ったダイエットのやり方や食べ方あるいはダイエット効果に至るまでを紹介します。また、焼き梅干しにたいするネットの口コミなどや、焼き梅干しの保存方法も併せて紹介していきます。
焼き梅干しの作り方
焼き梅干しの効果効能に触れる前に、はじめにレンジやトースターなどを使った、焼き梅干しの作り方から紹介していきます。焼き梅干しは、お家にある、レンジやトースター、フライパン、焼き網などいろいろな道具で、簡単に作ることができます。
レンジで作る
焼き梅干しの作り方で、最も簡単なのが電子レンジを使う方法です。ただし、電子レンジでは焼きめが付きませんが、レンジによる加熱という目的は達せられますから安心してください。レンジのオーブン機能を使う手もありますが、こちらは温度管理がむつかしくておすすめできません。
焼き梅干しとなっていますが、ダイエットなどのために必要な栄養価を増やすことに必要なのは、梅干しの果肉に熱が入ることであって、梅干しの表面にきれいな焼きめを付けることではありません。レンジ用の耐熱皿に梅干しを並べ軽くラップして、レンジで1分ほど加熱すればOKです。
トースターで作る
焼き梅干しのオーブントースターを使う作り方は、アルミホイルの上に梅干しを並べ、口を閉じてトースターに掛けます。この際に注意しなければならない点は、梅干しがくっつかないようにするために、アルミホイルを故意にくしゃくしゃにして平らな面を作らないことです。
もう一点は、トースターの火力は小さめにして長時間掛けることが必要になります。強いトースター機能では、梅干しが焦げ付く可能性が大だからです。途中トースターから出して、一度梅干しをひっくり返すと、全体に上手く熱が回ります。トースターでの作り方の場合は、途中梅干しをよく監視している必要があります。
フライパンで作る
焼き梅干しのフライパンを使う作り方は、梅干しがくっつかないようにするために、テフロン加工のフライパンが向いています。後の注意点は、これも弱火でじっくり焼き上げることです。フライパンでの焼き梅干しの作り方のメリットは、一度に大量にできることと焼き加減を目視できることです。梅干しに軽く焼きめが付いたら完成です。
焼き網で作る
焼き梅干しの焼き網を使う作り方は、できるだけ細かい目の焼き網が適しています。この場合も、トースターやフライパンなどと同様に、弱火でじっくりと焼き上げることをおすすめします。見た目にきれいで、食欲も増す焼め目を付けたい場合などは、焼き網で梅干しを焼く作り方が一番かもしれません。
焼き上げた梅干しに、くっきりと網の形が焼き目として付いている姿は、食欲も増しますしインスタ映えも間違いなしです。時間にゆとりがある時には、一つずつゆっくりと焼き上げながら、そのまま食べるのも乙になります。
焼き梅干しの効果効能
素の梅干しにも豊富にある栄養成分ですが、焼き梅干しの効能効果はいかがなものでしょうか?クエン酸やカテキン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸などの有機酸が、梅干しには豊富に含まれています。その梅干を焼いた焼き梅干しについて、さまざまにある効能効果を紹介します。
殺菌効果
焼き梅干しに含まれるクエン酸やカテキン酸などの有機酸には、殺菌や減菌などの働きと、あるいは消炎などの整腸機能があります。食中毒菌である黄色ブドウ球菌や病原性大腸菌の増殖を抑える効果は、すでに認められています。
健常な胃は、殺菌性のある胃液を分泌しています。そのことで食中毒を防げているわけですが、体調を崩して胃酸の分泌が弱った時などに、焼き梅干しを食べることによって、有機酸による殺菌効果で食中毒菌の増加を阻止することができます。
疲労回復効果
焼き梅干しに含まれるクエン酸やリンゴ酸には、疲労回復効果があります。エネルギーの代謝が巧く機能しないと、栄養素の不完全燃焼が起こり、人は疲労を感じます。細胞の老化や動脈硬化、生活習慣病にもつながります。焼き梅干しの有機酸は、糖質の代謝を促して活性化させる働きをもっています。
これによって、栄養素がエネルギーに変換される働きがスムーズになります。つまり、焼き梅干しの有機酸は疲労回復効果を有しているわけです。
血液をサラサラに
梅干しに含まれるクエン酸は、焼いて加熱されることでムメフラールという成分に変わります。このムメフラールには、血流を改善し血液をサラサラにする効能があります。デトックス効果も備えていて、疲労回復や老化予防にも、生活習慣病の予防にも効果が期待されています。焼き梅干しの、最大の効能と言えるかもしれません。
冷え性の改善
前章でも述べた、焼き梅干しがもつムメフラールは、血行促進を促し血流がアップして体温が上昇することで、女性に多い冷え性の緩和につながっています。梅干しは塩に付け込んで作るわけですが、その際の塩分も体温上昇効果があります。低体温は冷え性だけの問題ではなく、免疫力の低下にもつながる大切な問題です。
デトックス効果
ここまで再三にわたって述べた、焼き梅干しのムメフラールという成分は、血行促進効果を高めることによって、体の老廃物を輩出するデトックス効果も高めることにつながっています。焼き梅干しによって、肌が荒れるのを防いだり、ニキビなど吹き出物ができることから防いでくれるのです。
焼き梅干しには、その他にもポリフェノールやビタミンEなどの、抗酸化作用のある成分も豊富に含まれています。
便秘解消
今や健康やダイエットには、腸内環境を整えるということが不可欠になっています。焼き梅干しに含まれるクエン酸は、腸を活性化させ腸の働きを活発化させる効能があります。また、焼き梅干しには乳酸菌も含まれていて、乳酸菌は腸内の善玉菌のエサになることで、腸の動きを活発にさせて、便秘の解消に効く効能をもっています。
焼き梅干しダイエットのやり方/食べ方
梅干しにあるバニリングコシドという成分が加熱されることによって、バニリンという成分に変化します。これが焼き梅干しを、ダイエットのやり方や食べ方に、大きく影響させることにつながります。
焼き梅干しダイエットとは?
梅干しを焼いたもの、つまり焼き梅干しには、素の梅干しにはない驚くべき栄養素が加わります。それが焼き梅干しダイエットにつながるわけです。大きな栄養素としては、大きく二つあります。梅干しを焼くことで20%増加するバニリンという成分と、梅干しを焼くことで出来るムメフラールという成分です。
バニリンには脂肪燃焼効果と脂肪細胞を小さくする効果があります。ムメフラールには血流促進効果と代謝促進効果がありあます。いずれも、ダイエットにはうれしい焼き梅干しの効果です。
やり方
焼き梅干しダイエットのやり方は?と言いますと、むつかしいことは何もありません。焼き梅干しがあればいつでもできます。いや、焼き梅干しがなくてもできます。その場で作ればよいのです。しかも、特別な食べ方も必要もありません。食事の際に焼き梅干しを食べるだけです。必ずしも運動とセットで食べるという、食べ方もいりません。
食べるタイミング
焼き梅干しをダイエットに活かす食べ方で、食べるタイミングは、三食の食事の際に一緒に焼き梅干しを必ず食べればよいだけのことです。運動をかならず伴う必要もありません。もちろん、焼き梅干しを食べたあげくに、ジョギングなどをすれば完璧です。このシンプルさが継続的なダイエットに不可欠なのです。
1日の個数
ここまで紹介したように、焼き梅干しのダイエット効果には目を見張るものがあります。では、1日にいくつ焼き梅干しを食べる食べ方が、ダイエットに最適なのでしょうか?前章で、三食の折りに食べる食べ方が良いと言いました。1度の食事に1個、つまり1日に3個の食べ方がよろしいでしょう。
梅干しは基本的に塩分が多い食べ物です。焼き梅干しがもつ栄養成分がいくら良いと言っても、食べすぎ食べ方は塩分過多につながります。
焼き梅干しダイエットのコツ
焼き梅干しをダイエットに活かすコツは、三度の食事でムリなく摂れる食べ方にあります。ダイエットのためにはシンプルが一番です。食事制限もない焼き梅干しダイエットは、ストレスもなくリバンドの恐れも皆無です。そして、焼き梅干しにする梅干しもダイエットに活かすためには、塩分量の少ない自然な製法で造られた物を使うべきです。
ただ、この梅干しダイエットは、ダイエット効果がはっきり現れるまでに時間も要します。ムリのないダイエットとはそういうものだと心得るのも、焼き梅干しダイエットのコツと言えます。
焼き梅干しのダイエット効果
梅干しにもダイエット効果はあります。けれども、焼き梅干しの栄養素や栄養価には、それ以上のダイエット効果が潜んでいます。焼き梅干しのダイエット効果アップについて解説します。
梅干を焼くとダイエット効果がアップ?
古くから、日本では梅干しの健康やダイエットに関する効果が言われてきました。その梅干しのダイエット効果が、梅干しを焼くことでパワーアップするのです。梅干しを焼いて焼き梅干しにしたら、梅干しの栄養素や栄養価がどう変化するのか?この章では、バニリンやムメフラールなどについて詳しく紹介したいと思います。
脂肪燃焼効果のあるバニリン
脂肪燃焼効果のあるバニリンですが、梅干しを焼いた焼き梅干しにすることで、このバニリン量が20%増加するのです。つまり、焼き梅干しは脂肪燃焼効果が20%アップしているわけです。バニリンは小腸で吸収されることで、脂肪細胞を刺激して燃焼させる効果があります。
代謝をアップさせるムメフラール
代謝をアップさせるムメフラールという成分は、梅干しにはありません。梅干しを加熱することで、梅干しに含まれている糖分とクエン酸が結合して、ムメフラールに変わります。ムメフラールの効能は、血行促進や代謝アップです。しかし、梅干しのままでは、このムメフラールの効果は得られません。
梅干しを焼いた焼き梅干しの、ダイエット効果アップというのは、バニリンやムメフラールという成分の効能なのです。
焼き梅干しの口コミ
朝にレンジでチンした梅干し食ってたら1周間で3キロ痩せた
— ─=≡Σ(((あぞ ・*・:≡( ε:) (@A_V_Z_) July 25, 2016
周期的に痩せにくい時期なのに
口コミについては上記のような、極端な成果を訴える焼き梅干しの口コミもありますが、概ね、焼き梅干しのダイエット効果については、穏やか口コミであることや、リバンドはしにくいタイプの、ダイエット評価の口コミが多く見受けられます。
逆に、焼き梅干しを食べ続けたら、胃が気持ち悪くなったとか体がむくんでしまったという、口コミもありました。容易に断定はできませんが、これら口コミは過剰摂取が原因ではないかと思われます。焼き梅干しに限らず、どんなダイエットであっても、極端にやりすぎるのは逆効果につながりやすいと言えます。
焼き梅干しダイエットに対する口コミを見ていると、どうやら、焼き梅干しダイエットは長く、そっと優しくがコツになるかもしれません。
焼き梅干しの保存方法
梅干しは基本的に保存食品です。したがって、その梅干を焼いた焼き梅干しも保存は可能です。一番のポイントである、焼き梅干しにした際の、栄養素や栄養価も変わらず保存が可能かどうか?についても解説していきます。
一度にたくさん作って冷蔵庫で保存
焼き梅干しは基本的に保存は可能です。一度にたくさん作った焼き梅干しの保存は、タッパーやジッパー袋などの密閉容器に入れて、冷蔵庫で保存します。元の梅干しの塩分濃度にもよりますが、冷蔵保存で1~2週間は十分にもちます。
ただ、すでに空気に十分触れていますので、出来るだけ早く食べきるのがおすすめになります。保存のためのポイントは、できるだけ空気に触れさせないことです。
焼き梅干しは冷めても効果がある?
焼き梅干しのダイエット効果の素である、焼いたことによる栄養素や栄養価は、冷めたり保存したりすることでは変化しません。したがって、焼き梅干しのもつバニリンやムメフラールは変わらず、ダイエット効果を発揮します。
焼き梅干しの作り方をマスターしてダイエットに活かそう!
焼き梅干しの作り方から、その効能効果やダイエットに活かす食べ方、保存方法あるいは焼き梅干しに対する口コミに至るまで、詳しく紹介してきました。この記事を参考にして、焼き梅干しの作り方をマスターしてダイエットに活かそう!ではありませんか。