ビールは高カロリーで太る？カロリーゼロのビールや太らない飲み方とは？

仕事終わりやお風呂上がりに飲みたくなる飲み物、といえばビールです。ビール党の方が気になるのは、やはりカロリーや糖質が高いビールを飲むと太る、ということではないでしょうか？今回は話題の発泡酒や缶ビール、カロリーゼロビールのカロリーなどを比較しながら太らないビールの飲み方について検証していきます！
 

飲み会などでまずはじめに飲むドリンクといえば生ビールです。実はお店によってジョッキのサイズは多少異なりますので、ジョッキごとの量とカロリーと糖質量を紹介します。

大ジョッキサイズの生ビールはだいたい700ml～800mlの容量で、カロリーは280～320kcal、糖質は21g～24gとなっています。ごはん一膳のカロリーがだいたい140gで230kcalくらいなので、大ジョッキのビールを飲むとごはん一膳以上のカロリーに相当するという計算になります。

生ビールの中で最もよく飲まれるサイズといえば、中ジョッキです。乾杯にもちょうど良い量ですし、とりあえずの一杯にも最適です。中ジョッキの生ビールは350ml～500mlの容量でカロリーは140kcal～200kcal、糖質は10～15gです。

小ジョッキはあまり一般的なサイズではありませんが、ちょっとビールを飲みたい方やお酒が得意でない方も飲みやすい量です。小ジョッキの生ビールは200ml～300mlの容量で、カロリーは80kcal～120kcal、糖質は6～9gという結果になりました。

最近ブームの家飲みや、晩酌、ごはんのお供に欠かせないのが缶ビールです。缶ビールは各メーカーからいろんな種類が出ていますが、カロリーや糖質量に違いがあるのでしょうか？売れ筋の缶ビールで比較しながら詳しく見ていきます。

サントリー世界最高品質を目指し、開発したことで話題を呼んだ缶ビール、プレミアムモルツは華やかな香りと深いコクが特徴です。カロリーは164kcal、糖質は12gです。

麦のおいしいところだけを丁寧に絞ってうまみを引き出した、贅沢一番搾り麦汁を使っていることで知られる一番搾りプレミアム缶ビールのカロリーは161kcal、糖質は11gです。

洗練されたクリアな味とシャープなのどごしで人気のアサヒスーパードライのカロリーは缶ビール1本あたり143kcal、糖質は8gです。こちらで紹介した缶ビールの中で最も低糖質な缶ビールとなっています。

ビール好きに人気のサントリーザモルツは、ダイヤモンド麦芽を使用し、上質で深いコク、旨味が特徴のビールです。カロリーは缶ビール1本で150Kcal、糖質は11gとなっています。

発売より120年以上愛され続けてきた超ロングセラー商品、キリンラガーのカロリーは缶ビール1本につき147kcal、糖質は11gです。

日本のビール史を牽引しつつも、最高峰の美味しさを追求し続けるエビス缶ビールのカロリーは1本147kcal、糖質は10gとなっています。

キリン一番搾りのカロリーは缶ビール1本で140kcal、糖質は9gです。今回紹介した缶ビールの中で一番カロリーが低い結果になりました。ダイエット目的で缶ビールを購入される方は、キリン一番搾りがベストです。

缶ビールと並んで売れている発泡酒のカロリーと糖質も気になります。売れ筋の発泡酒のカロリーと糖質を比較していきます。

プライムリッチは、こだわり原料由来のリッチな味わいと香りが特徴で、幅広い層から人気のある発泡酒です。カロリーは178kcal、糖質は13gとなっています。

発泡酒の中でのどごしの強さにこだわった異色の発泡酒、のどごしSTRONGのカロリーは178kcal、糖質は7gとなっています。

発泡酒らしかぬ本格的なビールの味わいに定評のある本麒麟は、力強いコクとの見ごたえのある味わいが特徴で、ビール好きにも評判の商品です。カロリーは164kcal、糖質は8gです。

すっきりとしたキレと爽快なのどごしにこだわり、うまさとキレの絶妙なバランスに定評のある淡麗生のカロリーは157kcal、糖質は8gです。

発泡酒の先駆け的存在、麦とホップは、10年目を迎えるにあたり、原料を見直しの一口目の満足感と後味の良さを追求した味わいに進化したと評判です。カロリーは157kcal、糖質は12gです。

まろやかな飲みやすさと、麦の味、香りからくる満足感を両立した金麦は、食事にも合うということで今売れに売れている発泡酒です。カロリーは150kcal、糖質は11gとなっています。

ゴクゴク飲める爽快なうまさをモットーに、しっかりとした飲みごたえと後味の爽快感で14年連続売上日本一を達成ているのどごし〈生〉のカロリーは129kcal、糖質は9gでした。今回紹介した発泡酒の中で一番低カロリーだったのはのどごし〈生〉という結果になりました。

普段何気なく飲んでいるビールですが、どんな成分が含まれているか知っていますか？ここではビールに含まれる成分を紹介していきます。

ビールで最も多く含まれている成分は糖質です。ビールは発酵させて作られるため、製造過程で糖質がカットされず、高い糖質量を保ったまま商品化されます。

ビールの銘柄によって糖質量は異なりますが、糖質オフダイエットを行っている方は注意が必要です。最近では糖質ゼロのビールも続々と発売され人気を呼んでいるので、気になる方はカロリーゼロビールや糖質ゼロビールを選んでみてはいかがでしょうか？

ビールに含まれる成分にタンパク質もあります。他のお酒と比較すると量は多くはありませんが、平均して成分中0.1g～0.8gのタンパク質が含まれています。最近では健康志向の高まりからカロリーや糖質に並びビールに含まれるたんぱく質を気にする方も増えているということで、ビールメーカーでもタンパク質を意識した商品を開発しています。

ここまでビールに含まれるカロリーや糖質、成分について調査してきましたが、はたしてビールを飲むと太るのでしょうか？ダイエット中のビールの飲み方と合わせてその答えを紹介します。

結論から言ってしまうとビールは太る飲み物です。ほかのお酒と比べるとビール自体のカロリーは決して高くはありませんが、アルコール度数が低く、のどごしの良さからついつい飲みすぎてしまう傾向にあるため、量を飲んでしまいカロリーが高くなりがちです。ジョッキなどで提供された場合、特に高カロリーになってしまいます。

ダイエット中のビールの飲み方としては、まず飲みすぎに気をつけることが大切です。ビールは太るということを念頭に置き、飲みすぎない飲み方で総摂取カロリーを抑えることが大切です。
 

ダイエット中のビールの飲み方として注意して欲しいのが、ビールと一緒に食べる料理やおつまみです。ビールは飲みやすく炭酸ののどごしがよいため、唐揚げなどの揚げ物や焼肉など高カロリーで脂っこい料理との相性がとてもよいです。ビールの効果で食欲増進し、ビールの飲み過ぎ、料理の食べ過ぎを防ぐことがなにより大切です。

ダイエット中のビールの飲み方としては、おつまみは枝豆や冷奴、冷やしトマトなど低カロリーな料理と合わせ、総カロリーを抑えるようにしましょう。

ダイエット中のビールの飲み方として、ぜひ試して欲しいのが水と一緒に飲むという飲み方です。ビールに含まれるアルコールによって血液循環がよくなり、胃液の分泌が盛んになることで食欲が増進することがあるので、それを防ぐために水と一緒に飲むとがおすすめです。水を多く飲むことで糖質の吸収を阻止することもできます。

またアルコールには利尿作用がありビールを飲むと体が水分不足になって新陳代謝を低下させることもあります。適度に水分補給をして代謝を活性化させることで翌日のむくみ解消にもつながります。ビールと一緒に水を飲むことでビールを飲んで太る、むくむのを回避しましょう。
 

ダイエット中のビールの飲み方で、カロリーゼロのビールを飲んでいるという方もいると思いますが、実はこれはあまりおすすめできない飲み方です。実はカロリーゼロビールには人工甘味料が使われているのですが、この人工甘味料が食欲を誘発し、食べ過ぎてしまう危険があります。

またカロリーゼロビールという安心感から、ついつい飲みすぎてしまうケースもあります。カロリーゼロビールといえどもアルコールが成分に含まれているので、かえって飲み過ぎる原因となり、太ることにもなりかねないので、注意しましょう。
 

ビールのカロリーや糖質を中心に紹介してきましたが、参考になりましたか？ビールはおいしいので飲みすぎてしまいがちですが、そうするとカロリーが高くなり、太る結果を招いてしまいます。今回の記事を念頭に置いて適度にビールを楽しみ、理想体重をキープしましょう！