ホタテのカロリーと糖質を調査!他の貝類/魚介類とカロリーを比較
貝類の中でも高級な食材として人気のホタテ。そんなホタテのカロリーと糖質を調査しました。他の貝類/魚介類である、あさり、牡蠣、しじみ、えびと栄養を比較しています。ホタテが太る原因になるかも!と心配なダイエット中の人に役立つ、栄養とカロリーと身体に対する効果の情報があります。他にはレモンを一緒にとるといいことや、ホタテ料理のレシピ、ホタテに関する口コミについても調べました。
目次
ホタテのカロリーや糖質について知りたい!
独特のうま味があって、子供から大人までに人気なのがホタテです。あさりなどの他の貝類よりも甘みがあるところが、人気の秘密かもしれません。
ホタテには甘みがあるので、カロリーや糖質がどのくらいあるのか、気になる人もいるでしょう。この記事ではそんなホタテのカロリーや糖質について調べました。
ホタテのカロリーや糖質で太る?
それでは、ホタテのカロリーと糖質の実際の数値はどうなっているのでしょうか?ここでは、「生のホタテ」「水煮」「貝柱」「貝柱水煮缶詰」の4つのバリエーションのホタテについてのカロリーと糖質を見ていきます。
生のホタテ
生のホタテのカロリーは、100gあたり72kcalになります。糖質は100gあたり1.5gです。標準的なホタテの1個の重さは50gなので、100gあたりというのは、ホタテ2個の重さになります。
水煮
ホタテの水煮のカロリーは、100gあたり100kcalになります。糖質は100gあたり1.9gです。
貝柱
ホタテの貝柱のカロリーは、生では100gあたり88kcalになります。糖質は100gあたり3.5gです。生の貝柱1個当たりの重さは25gほどなので、100gあたりは4個の重さになります。
ホタテの貝柱のカロリーは、乾燥の煮干しでは100gあたり322kcalになります。糖質は100gあたり7.6gです。
貝柱水煮缶詰
ホタテの貝柱水煮缶詰のカロリーは、100gあたり94kcalになります。糖質は100gあたり1.5gです。
ホタテのカロリーを他の貝/魚介類と比較
ホタテのカロリーや糖質を、他の貝や魚介類である、「あさり」「牡蠣」「しじみ」「えび」のカロリーや糖質と比較してみましょう。
あさり
あさりのカロリーは、100gあたり30kcalになります。糖質は100gあたり0.4gです。ホタテはあさりと比較すると、カロリーも糖質も高いことが分かります。
牡蠣
牡蠣のカロリーは、100gあたり60kcalになります。糖質は100gあたり4.7gです。ホタテを牡蠣と較すると、カロリーは同じぐらいです。糖質は牡蠣の方が高くなっています。牡蠣のカロリーと糖質は、あさりよりだいぶ高いです。
しじみ
しじみのカロリーは、100gあたり51kcalになります。糖質は100gあたり4.5gです。ホタテをしじみと比較すると、ホタテの方がカロリー少し高く、糖質はしじみの方が高いです。
えび
えびのカロリーは、100gあたり82kcalになります。糖質は100gあたり0.3gです。ホタテをえびと比較すると、カロリーはえびの方が高く、糖質はホタテの方が高くなっています。
ホタテの栄養と効果
ホタテの持っている栄養にはカロリーや糖質以外には、どんなものがあって、健康へどのような効果を及ぼしているでしょうか?
低脂肪で高タンパク質
ホタテは、低カロリー低糖質の食品であることが、分かりました。それはホタテが他の食品と比較して低脂肪であるからです。また、ホタテには、良質なタンパク質が多く含まれています。うま味成分であるアミノ酸も豊富です。
タウリンは血液をサラサラに
カロリー以外の栄養分も見ていきましょう。ホタテに含まれるアミノ酸には、タウリンという注目すべき成分が含まれています。
タウリンは、コレステロールの代謝を促す働きがあることから、生活習慣病や高血圧予防に効果的と言われています。タウリンは血液をサラサラにする効果があるのです。
グリシンによる美肌効果
こちらもカロリー以外の栄養素です。ホタテに含まれる栄養として、グリシンを挙げることもできます。グリシンには、肌にハリを出したりつやを助けたりといった美肌効果があると、言われています。
女性に嬉しい葉酸も豊富
これもカロリー以外です。ホタテには葉酸と呼ばれる成分も含まれています。葉酸には赤血球を作り出す働きがあります。赤血球が不足すると貧血になりやすいので、女性には嬉しい栄養素です。
ビタミンB12には貧血予防にも
ホタテにはビタミンB12も豊富に含まれています。ビタミンB12も葉酸と同じように貧血予防に効果的な栄養素だと言われています。カロリー以外にも特有な栄養素はホタテにはあります。
ホタテの種類や部位
ホタテの種類には、普通のホタテよりも小さいサイズのベビーホタテというものがあります。また、殻付きのホタテを料理する際には、気を付けたほうがよい部位であるウロというものもあります。カロリーや糖質以外の気をつけるべきところです。
ベビーホタテもおすすめ
ホタテには、小さめなサイズのベビーホタテという種類もあります。通常養殖のホタテは2~3年成長させて出荷となりますが、ベビーホタテは1年程度の生育期間で出荷されるホタテです。通常のホタテだと大きすぎるというときには、ベビーホタテがおすすめです。
「ウロ」に注意
殻付きのホタテを料理して、食べる際に注意していただきたいのが、「ウロ」と呼ばれる部位です。ここには、貝毒や重金属など身体に悪影響を及ぼす成分が微量ながら含まれていることがあります。さっと取り除いて、ウロの部分は食べないようにしましょう。
ホタテのダイエット中の食べ方
カロリーを気にしていて太ることが心配でダイエット中の人にとって、ホタテを食べる際に注意するポイントや気をつけることはあるでしょうか?食べ方によっては、カロリーをとりすぎてしまうこともあります。どうすればよいか、見ていきましょう。
生のホタテはダイエット向き
ホタテを低カロリー低糖質で食べるのには、刺身がおすすめです。ホタテの貝柱は、肉厚で淡白、舌ざわりがよく風味があるため、刺身にするとおいしくいただけます。
貝柱を刺身にするとき、横に輪切りにすることが多いですが、繊維に沿って縦に切ると、プリッとした歯ごたえを楽しむことができます。
炭水化物は控える
寿司やパスタなどにもホタテは使われますが、炭水化物と一緒に摂ると、カロリーや糖質が高くなってしまい太る原因になります。カロリーを気にしている人にとって注目すべきポイントです。
レモンを一緒に摂ると良い
ホタテはレモンとの相性が良いです。レモンに含まれているビタミンCは、ホタテに含まれる亜鉛の吸収率を高める作用があります。
天ぷらよりソテーで
ホタテは天ぷらにするよりもソテーにした方がカロリーを抑えることができ、ダイエット向きです。カロリーを抑えて太る心配をしないためにもソテーはおすすめです。
照り焼きなどは糖質高め
居酒屋などでよく出されるホタテの照り焼きは、調味料に砂糖やみりんが多く使われているため、高カロリー高糖質になっていて、太る原因なので注意が必要です。
パスタを作るときは糖質ゼロ麺を
ホタテはパスタとも相性がいいです。ホタテを使ったパスタを作るとき、パスタに糖質0麺を使用すると、カロリーを抑えることができます。
ホタテのダイエット中の低カロリーレシピ
ホタテのカルパッチョ
- ホタテ(刺身) 6~7個
- ラディッシュ 1~2個
- 玉ねぎ 少々
- レモン(スライス) 1枚
- ベビーリーフ 適宜
- ピンクペッパー 適宜
- レモン汁 大さじ2
- 塩 小さじ1
- にんにく(すりおろしorチューブ) 1片分
- 粗挽き黒胡椒 少々
- オリーブオイル 小さじ2
- レモン汁、塩、にんにく、粗挽き黒胡椒、オリーブオイルをよく混ぜる。
- 玉ねぎはスライスして水にさらし、キッチンペーパーなどで水気をとる。
- ホタテは3等分ぐらいに、レモンは小さくカット、ラディッシュは薄くスライス。
- ホタテとラディッシュをお皿に丸く並べる。
- ベビーリーフ、玉ねぎスライス、レモンを飾る。
- ピンクペッパーをトッピングして、ソースをかけたら出来上がり。
このレシピは4人前の材料です。ホタテのカルパッチョは、見栄えがとてもいいので、パーティーなどにもおすすめです。
ベビーホタテのすまし汁
- ベビーホタテ 1パック
- 青ネギ 適宜
- 水 400cc
- 塩 適量
- ほんだし 適量
- 水溶き片栗粉(とろみをつけたい場合) 少々
- 水を鍋に入れ沸騰させ、ベビーホタテを入れます。あまりグツグツさせないでダシを出します。
- ダシがでてきたら、塩とほんだしを加え、味を調えます。
- とろみをつけたい場合は、水溶き片栗粉を入れます。最後に青ネギを加えて出来上がり。
この材料は2人前になります。ホタテを具にすると、高級感がでますので、イベントの時などにおすすめです。
ホタテのカロリーに関する口コミ
ホタテに関する口コミを主にインターネットで調べました。カロリーやダイエットに関する口コミもそれ以外の口コミも集まりました。
いい口コミ
ホタテのいい口コミは、スーパーなどに売っているので手に入りやすいことやレシピが豊富で料理しやすいなどがあります。
悪い口コミ
ホタテの悪い口コミは、腹持ちが悪いや、高級食材で値段が高い、あさりの方が好きなどがあります。ホタテの悪い口コミはそんなに多くなく、ホタテにはいいイメージがあることが分かりました。
ホタテは低カロリーでダイエット向き!
ここまで調べてきて、ホタテは低カロリーで栄養も豊富であり、ダイエットをしている人にオススメな食品であることが分かりました。少なくともホタテは、太る原因ではなさそうです。
カロリーや太ることを気にしているダイエット中の人にとってホタテを食べる際に気を付けるべきこと、について書いてきました。ダイエットをしている人の参考になればとても嬉しいです。