2019年03月18日公開
2024年09月08日更新
大福のカロリーは高い?豆大福やいちご大福が太りやすいのか?
大福は日本を代表する和スイーツで、昔から日本人に愛され続けている和菓子です。柔らかい餅に、甘いあんこがくるまれており、カロリーが高いのではないかと、気になっている方も多いとおもいます。今回は、大福のカロリーについて徹底調査します。一般的な大福をはじめ、豆大福、いちご大福、よもぎ大福など色々な種類の大福のカロリーを調べます。また、大福は太りにくいのか?どの大福がダイエットに向いているのか?ダイエットに大福を食べるときの注意点なども紹介します。
目次
大福のカロリーについて知りたい!
大福は昔からある人気の和菓子です。甘く美味しい和スイーツですが、あんこを使っているので、カロリーが気になります。今回は、大福のカロリーについて調べてみました。一般的な大福や豆大福をはじめ、いちご大福、よもぎ大福など色々な種類もあり、人気の秘密を紹介します。
大福の種類とカロリー
大福には色々な種類があります。ここでは、一般的な大福、豆大福、いちご大福、よもぎ大福、ずんだ大福のカロリーを紹介します。
一般的な大福
一般的な大福は、小豆でできた餡を餅で包んだもので、中のあんこは、こしあんか粒あんがはいっているものです。一般的な大福のカロリーは1個(96g)あたり232kcalで、100gに換算すると242kcalです。比較的高いカロリーの和菓子です。
豆大福
豆大福は、餅に赤エンドウや大豆を混ぜ込んだ大福で、中のあんこには、こしあん、粒あんがはいっているものが一般的で、あんこにも豆が混ぜ込んであるものもあります。豆大福のカロリーは1個(65g)あたり162kcalで、100gに換算すると247kcalです。一般的な大福に比べ、餅に豆を混ぜ込んでいる分、少しカロリーが高いです。
いちご大福
いちご大福は、大福のあんこの中にいちごがはいっている人気の和菓子です。今では、色々ないちご大福が販売されており、最初に考案した方は判っていません。中にいちご1個丸ごと入っているものが多く、あんこが少ないのが特徴です。いちご大福のカロリーは1個(81g)あたり148kcalで、100gに換算すると182kcalです。
よもぎ大福
よもぎ大福は、大福の外の餅によもぎを混ぜ込んだ大福で、餅が緑色をした大福です。よもぎ大福は草大福とも呼ばれ、中のあんこは一般的な大福と同じ、こしあんや粒あんが入っています。よもぎ大福のカロリーは1個(73g)あたり166kcalで、100gに換算すると230kcalです。よもぎ大福は、一般的な大福や豆大福に比べ、カロリーは少し低めです。
ずんだ大福
ずんだ大福は、一般的な大福のように餅にくるまれており、中のあんこに黄緑色をしたずんだを使っています。ずんだのあんこは、枝豆をつぶし砂糖と煉り合わせた宮城の郷土料理のあんこです。ずんだ大福のカロリーは1個(80g)あたり197kcalで、100gに換算すると246kcalです。ずんだ大福も、カロリーが高い和菓子です。
大福はカロリーが高いが太りにくい?
和菓子の大福はカロリーが高いが太りにくい、といわれているスイーツです。ここでは、なぜ、太りにくいといわれているのか解説します。
和菓子のあんこに秘密が!
一番の理由が、和菓子にはあんこが使われているからです。あんこは、小豆と砂糖でできていて糖質が多く、カロリーが高い食材です。ですが、タンパク質が多く脂質が少ないので太りにくい効果があります。和菓子のあんこは、洋菓子よりも低カロリーで、ダイエットに効果的な栄養素が含まれているからです。
小豆のビタミンが代謝を促進
あんこの主成分の小豆には、ビタミンが豊富に含まれています。なかでも、小豆に含まれている栄養素のビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える役割があります。そのため、代謝を促進し、疲労が蓄積されるのを予防してくれます。
ポリフェノールによるアンチエイジング効果
小豆には、ポリフェノールも豊富に含まれています。ポリフェノールは、活性酸素の働きを抑制し、体の酸化を防ぐ効果があります。抗アレルギー作用、抗動脈硬化作用など強い抗酸化作用があるので、生活習慣病の予防などアンチエイジング効果があり、老化の防止に役立ちます。
食物繊維は便秘予防に
小豆には、水にとけない不溶性の食物繊維が多く含まれています。不溶性食物繊維は、体内の老廃物を早く排出し、便秘を予防する効果があります。毒物が体に吸収されるのを防ぎ、糖尿病の予防にも効果があるといわれています。
大福は腹持ちが良い
大福は昔から腹持ちがよい食材として、日本人に好まれてきました。腹太餅とも呼ばれ、一つ食べただけでも満足感が強く、少ない量でも食べ応えがあります。そのため、必要以上に食べなくなるので、これも太りにくい効能のひとつです。
大福と豆大福はどっちが太りやすい?
大福と豆大福は、よく似ている和菓子です。どちらも、あまり変わりがないようですが、どっちが太りやすいか検証します。
豆大福の方が満足感が高い
豆大福と一般的な大福に違いは、餅に豆が練り込まれていることです。そのため、一番の違いは食感にあります。コロコロとした豆を食べるというこは、たくさん噛むことになり、豆大福の方が満足感が高いといわれています。
食物繊維も豊富
豆大福は豆が練り込まれている分、一般的な大福よりも食物繊維が豊富です。食物繊維が豊富に含まれている豆大福は、便秘予防や便秘の解消に役立ち、体に必要な成分です。
栄養バランスが良い
豆大福や一般的な大福は、もともと栄養バランスが良い和菓子です。どちらも糖質が高く高カロリーですが、たんぱく質が多く、脂質が少ないスイーツです。体に有効な栄養素も豊富で、ビタミンB類、ミネラル、食物繊維、ポリフェノールなどがバランスよく含まれています。
カロリーは大福より高くなるので注意
豆大福は一般的な大福く比べて少しカロリーは高いところが注意点です。これは、餅に豆が練り込まれているためで、その分カロリーが高いところが注意点です。大福はもともとカロリーが高いスイーツで、食べ過ぎれば肥満につながります。ほどほどに食べるということが最大の注意点です。
大福といちご大福はどっちが太りやすい?
昔からある和菓子の大福と、近頃、大人気のいちご大福の違いを検証します。大福といちご大福はどっちが太りやすいかなどを解説します。
いちご大福の方が低カロリー
いちご大福は一般的な大福に比べ、カロリーが低いです。いちご大福は中に入っているあんこの量が少ないため、カロリーが低く、いちごとあんこの相性が抜群で人気のある和スイーツです。コンビニのいちご大福のカロリーは154kcalで、やはりカロリーは低いです。一般的な大福より、いちご大福のほうが太りにくいです。
デトックス効果がある
いちご大福は、一般的な大福にはない、デトックス効果が期待できます。いちごに含まれているモリブデンには、血液生成の働きを助けています。さらに、体内の銅が過剰にならないように、銅を排泄する働きがありデトックス効果があります。
ダイエット中に大福を食べるときの注意点
大福は高カロリーのスイーツですので、たくさん食べれば必ず太ります。ここでは、ダイエット中に大福を食べるときの注意点を説明します。
ダイエット中は豆大福がおすすめ
高カロリーの大福を、ダイエット中に食べるのは、あまりおすすめできませんが、どうしても大福を食べたい方には豆大福がおすすめです。
ダイエットに必要なのは、カロリーを取り過ぎないことなので食事制限が大切です。豆大福もカロリーは高いですが、ダイエットにも有効な栄養が豊富に含まれています。
豆大福には食物繊維で、便通をよくしたり便秘を解消したりする効果があり、腸内環境を整えてくれダイエットにも有効です。ビタミンは、たんぱく質の代謝を促進し、ミネラルは、脂質の代謝を促進し、さらに利尿効果もありダイエットに向いています。
豆大福に入っている豆は、よく噛んで食べることで満足感を得やすくなり、ダイエットにもおすすめです。
緑茶を一緒に摂取する
出典: http://5106.jp
豆大福を食べるときには、緑茶を一緒に飲むことをおすすめします。緑茶に含まれているカテキンは脂肪燃焼効果があり、さらに、空腹を落ち着かせてくれます。緑茶の苦味が、大福の甘味を中和させてくれるので、どちらも美味しくいだだけます。
食べるタイミングに注意
ダイエット中に大福を食べるなら、注意点はタイミングです。ダイエット中は食欲との闘いで、我慢が必要です。ダイエット中に大福を食べるなら、小腹が空いたときに食べるのがベストタイミングです。注意点としては、ゆっくりと少しずつ噛んで食べることです。
大福は、ひとつ食べただけでも満腹感が得られるスイーツです。ゆっくりと食べることで、お腹も満足し、さらに腹持ちもよいので、ダイエット中の食べ物におすすめです。注意点は、くれぐれも食べ過ぎないことです。
大福はカロリーが高いので食べ方に気をつけよう!
いかがでしたか?大福のカロリーについて紹介しました。大福はカロリーが高い和スイーツですが、太りにくい特徴があります。大福の原材料の小豆には、体に有効な栄養素が豊富に含まれており、食べ過ぎなければダイエットにもおすすめです。注意点は、高カロリーなので食べ過ぎなこと、いっぱい食べれば太ります。腹八分目で楽しんでください。