サニーレタスの保存は冷凍や爪楊枝がポイント?長持ちの保存方法まとめ

サニーレタスの保存、皆さんはどのようにしていますか?みずみずしくて葉がやわらかいサニーレタスは料理の彩りなど用途はありますが、あまり日持ちがしないのでたった数日で葉がしんなりしてしまうこともよくあります。しかし、あるポイントで長持ちさせる方法がいくつかあります。そこで今回はサニーレタスの保存をテーマに「サニーレタスの保存は冷凍や爪楊枝がポイント?長持ちの保存方法まとめ」について解説していきます。冷蔵や常温での保存方法やサニーレタスをちぎる保存方法、さらには選び方からレシピまで一挙紹介します。

サニーレタスの保存は冷凍や爪楊枝がポイント?長持ちの保存方法まとめのイメージ

目次

  1. 1サニーレタスを長持ちさせる保存方法が知りたい!
  2. 2サニーレタスの保存方法【冷蔵】
  3. 3サニーレタスの保存方法【冷凍】
  4. 4サニーレタスの保存方法【常温】
  5. 5サニーレタスの保存に爪楊枝を使う方法
  6. 6サニーレタスをちぎる保存方法
  7. 7サニーレタスを丸ごと保存する方法
  8. 8サニーレタスの選び方のポイント
  9. 9サニーレタスは腐るとどうなる?
  10. 10サニーレタスのおすすめレシピ
  11. 11サニーレタスを上手に保存して長持ちさせよう!

サニーレタスを長持ちさせる保存方法が知りたい!

サニーレタスは代表的なレタスの品種で、葉の先が濃い赤紫色で、真ん中から下は緑から薄い緑色になっています。みずみずしくて柔らかく、しわしわとした形状です。折れにくいので巻き物料理に最適です。焼肉のサンチュ代わりに使ったり、サンドイッチ、弁当にと料理に彩りを与えてくれる存在です。

しかし、冷蔵庫で保存しているうちに日数が経ち葉がしんなりして使えなくなってしまったことはありませんか?

今回はサニーレタスの保存方法に着目し「サニーレタスの保存は冷凍や爪楊枝がポイント?長持ちの保存方法まとめ」をテーマにして日持ちするポイントや活用法を一挙紹介します。

サニーレタスの保存方法【冷蔵】

ここからはサニーレタスの保存方法「冷蔵」を紹介していきます。サニーレタスを購入しそのまま冷蔵庫へ入れて、翌日使う時にビニールから出すと葉がすでに傷んでいて、所々が薄茶色で葉先も黒くなり、触ると溶けたようになったことはありませんか?

サニーレタスはそれくらい傷みやすい葉もの野菜です。ではどんな保存方法が適しているのか、冷蔵からみていきましょう。

保存方法

サニーレタスを購入した際、多くの方は根元をつけたまま冷蔵庫へ保存すると思いますが、根元をつけたまま丸ごと冷蔵庫へ保存する場合、ある工夫をするだけで、新鮮なまま長持ちさせることができます。まず、根元部分が汚れている場合はきれいに洗い流します。

次に濡らしたキッチンペーパーを四つ折りにして、サニーレタスの根元の芯の部分に当てます。サニーレタス全てか被れるくらいの袋(スーパーの袋など)に入れて、冷蔵庫の野菜室へなるべく立てるようにして保存します。キッチンペーパーはレタスを使うたびに毎日新しいペーパーに取り替えて下さい。

保存期間

前述のような保存方法であれば、冷蔵庫で約2週間は新鮮な状態をキープしてくれます。キッチンペーパーは毎回取り替えますが、水に浸して絞るのではなく絞らないのがポイントになります。これが2週間保つ秘訣と言えるでしょう。ぜひ試してみて下さい。
 

サニーレタスの保存方法【冷凍】

次にサニーレタスの保存方法で「冷凍」するやり方を紹介します。サニーレタスは本来あまり冷凍保存は向いていません。解凍する際に葉全体がしんなりしてしまうからです。

そのため、冷凍保存後のサニーレタスの使い道はスープや炒め物をすることを前提とし、どうしても仕方がない場合のみ冷凍するようにしましょう。

保存方法

冷凍保存する方法は、まずサニーレタスをきれいに水洗いして、キッチンペーパーで水分をよく拭き取ったら食べやすい大きさに手でちぎるのがポイントになります。あとはフリーザーバッグに入れて、しっかり空気を抜いたらそのまま冷凍保存します。

保存期間

冷凍したサニーレタスは約1ヵ月ほど保存が可能になります。また、冷凍したサニーレタスは解凍しないでそのまま使うことができます。ただし、一度冷凍してしまうと繊維が壊れていますので、シャキッとした歯ごたえのあるサラダには残念ながら向かなくなります。そんな冷凍サニーレタスはスープや炒飯などに使うことができます。

炒飯に使う時は仕上げに加えて、さっと混ぜる程度で大丈夫です。冷凍したサニーレタスを解凍してしまうと、サニーレタスの水分が出てしまい、炒め物に使用する際も水っぽくなってしまいます。凍ったまま使用すれば水っぽくなるのを防いでくれますので、参考にして下さい。

サニーレタスの保存方法【常温】

野菜には冷蔵保存しないといけないものや常温保存でも可能なものなど、さまざまにあります。では、サニーレタスはどうでしょうか?ここではサニーレタスの保存方法の「常温」について説明します。

保存方法

サニーレタスの保存方法で「常温」とありますが、サニーレタスは乾燥に対して非常に弱く、常にみずみずしさを保っておきたいので、常温保存では不向きな野菜になります。どうしても常温保存したい場合は、冬場に限り冷暗所であれば常温保存することが可能です。他の季節ではサニーレタスは常温保存が難しくなるので覚えておきましょう。

保存期間

サニーレタスを常温保存する時は、保存期間は2日程度になります。これは前述でも説明の通り、冬場に限ります。どうしても常温保存したい場合は、冬場の冷暗所で2日程度を目途に常温保存することができます。レタスを長持ちさせたいのであれば、冷蔵保存を意識するようにして下さい。

サニーレタスの保存に爪楊枝を使う方法

次に紹介するのは、サニーレタスの保存に爪楊枝を使う方法です。この方法は、サニーレタスの他にも丸いレタスやキャベツにも効果的な保存ができるということですから必見です。爪楊枝をどのように活用するのか、早速みてみましょう。

保存方法

サニーレタスの保存に爪楊枝を使う方法は、根元の茎がポイントになります。茎がもし茶色く変色している場合は、新鮮な白い部分が出てくるまで切っておきます。白い部分がみえたらそこに水をかけます。次に茎の中心部分に爪楊枝を3本ほどまっすぐバランスをみながら挿していきます。

爪楊枝を挿し終えたら、袋に入れて野菜室に立てて保存します。使う際は、表から順に葉を取っていきます。

保存期間

前述のような爪楊枝を用いた保存方法であれば、約2週間ほどは新鮮さを保てるでしょう。レタスは成長するために茎の部分から水分や栄養を葉っぱに送っています。

そこで爪楊枝を使い、茎の部分にある成長点を刺激して壊してしまいます。そうすることにより、葉の部分は茎の部分から栄養を補う必要がなくなるので、サニーレタスが長持ちする秘密になります。爪楊枝ならどこの家庭にも必ずありますから、すぐに実行できるところも嬉しいポイントになります。

サニーレタスをちぎる保存方法

次はサニーレタスをちぎる保存方法です。手でちぎる方法で大量にサラダを作ってしまった場合、思った以上にレタスをちぎることで余ってしまった場合、ちぎったところからみるみるうちに茶色く変色することがあります。その日のうちに食べきりたいのですが、どうしても保存したい場合は、こんな対処法があります。

保存方法

サニーレタスは1枚1枚はがしてきれいに水洗いします。その時、大きなボウルの中に水を張って10分ほどつけておくとシャキッとします。

ざるにあげて水気を取ったら、タッパーなどの密閉容器に水で濡らしたキッチンペーパーを入れてその上にサニーレタスを手で優しくちぎる感じに置きます。さらに水で濡らしたキッチンペーパーをのせて蓋をしたら、野菜室に入れます。

メリット

手でちぎる方法であれば、茶色く変色することなくシャキシャキ感を保つことができ、何より食べたい時にすぐに取り出して食べることができるので、忙しい時の時短にもなります。レタスは必ず手でちぎるようにして下さい。金属のものを触れさせると酸化が起きてますます変色しやすくなるので、包丁は使わないようにしましょう。

保存期間

手でちぎる方法の保存期間は、冷蔵庫で約1週間になります。長く日持ちさせるポイントは、タッパーにたまった水やキッチンペーパーは毎日替えるか、きれいに洗ってまた使うようにしましょう。手でちぎることで刃物を扱わない分変色を防ぎ、キッチンペーパーがさらに劣化を止めてくれます。

ただし、水溶性の栄養分は流出してしまうのがこの保存方法のマイナスポイントになります。どうしても仕方ない場合のみにこの保存方法を用いることをおすすめします。

サニーレタスを丸ごと保存する方法

保存方法

サニーレタスを丸ごと保存する方法を紹介します。容器に水を入れてその中にサニーレタスを丸ごと入れます。ビニール袋をサニーレタスの上からかぶせて冷蔵庫の野菜室へ保存します。容器は2リットルのペットボトや牛乳パックで底の容器を作っても良いでしょう。

Thumbレタスの上手な保存方法とは!期間とつまようじで長持ちさせるコツも! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

メリット

サニーレタスを購入後忙しい時は容器に水を張ってそのままレタスを投入してビニール袋をかぶせるだけで保存できるので、手間がいらないところがメリットになります。水を張っている分、茎からぐんぐん吸い上げてみずみずさが行き渡ります。

保存期間

この方法での保存期間は、なんと1ヵ月は保存することができます。野菜室を開けてレタスを使うたびに容器の水は新しいものに替えて下さい。野菜室でパリッとしたレタスをちょこちょこ取り出せるのが便利で扱いやすいです。

サニーレタスの選び方のポイント

ここからは、サニーレタスの選び方のポイントについて説明します。スーパーでサニーレタスを購入する際に、どのような選び方に気を付けたら良いのか説明しています。選び方について意外と知らなかったことも紹介していますので、早速選び方についてみていきましょう。

葉の色

サニーレタスの選び方のポイントでは、まず葉の色をチェックします。葉の部分と軸の部分のカラーコントラストがはっきりしているものを選びましょう。そして、先端の部分までみずみずしくパリッとしているものが新鮮なので、これらの選び方を参考にして購入して下さい。

みずみずしさ

サニーレタスの選び方でもう1つのポイントは、葉がみずみずしいものを選ぶようにしましょう。サニーレタスは乾燥が大敵です。スーパーで根元の茎の部分に水分が保たれるように陳列していることが多いので、しっかり水に浸されて葉がみずみずしく潤ってパリッとしているものが選び方のポイントになります。

重さ

サニーレタスは普通のレタスと違い、球体になっていないものを指します。サニーレタスを購入する際に、手で持ってみて重さを確認すると思いますが、正しい選び方は持ち上げたときに重いものよりも軽いものを選ぶようにしましょう。

つい重いものを選びがちですが、重いものは葉が硬くなっていることや、中心部が傷んでいる可能性があるので、気を付けましょう。

また、参考までにサニーレタス1枚の重さは大きさによってまちまちですが平均して約9gで半分の重さは約150g、1個になると約300gになります。ちなみにカロリーは100gあたり16kcalで1個になると48kcalになります。
 

サニーレタスは腐るとどうなる?

サニーレタスは説明の通り、日持ちがしなくて腐りやすい葉もの野菜です。特に夏場はしっかりした管理のもとで保存しないと、あっという間にサニーレタスが腐ってしまいます。サニーレタスの腐る基準の目安をいくつか挙げてみましたので、参考にしてください。

臭い

サニーレタスの新鮮さがなくなり、腐りかけてくると独特臭いを放ちます。腐った臭いというのはとても不快なものなので、気分も一気に萎えてしまいます。

また、店先で買ったレタスを実際に自宅で1枚1枚ちぎっていくと、既に腐りかけていて、ちぎってもちぎっても腐りかけている葉ばかりで、結局残ったものは芯近くの葉だけになったというような経験はありませんか?そうならないためにも、レタスの選び方は慎重に行いましょう。

サニーレタスの葉の色が茶色から黒に変色した場合は、腐敗が進んでいる証拠なので、こうなってくると葉の先からぽろぽろと腐った部分が脆くはがれてくるので、食べれる状態ではなくなります。このようになってしまった場合は残念ですが廃棄するしかないでしょう。こうなる前に紹介した正しい保存方法でいつも新鮮さをキープしましょう。

ぬるぬるする

サニーレタスに限らず、食品を腐らせると、ぬめりが発生することが多くなります。黒や茶色に変色したところから葉っぱが脆くなり、茎にかけての部分にぬめりが多く発生します。こうなると、食感も悪く食べれる状態ではないので、破棄するしかありません。こうなる前に長持ちする保存方法をしっかりマスターしましょう。

溶けている

サニーレタスは腐ると茶色く変色すると共に、液体が出てきます。このような状態なったサニーレタスは、手に触れただけでも脆く崩れやすく、とても食べれる状態ではないので、残念ですが廃棄してしまいましょう。そうなる前に紹介した保存方法で、少しでも長持ちさせて食べきりましょう。

サニーレタスのおすすめレシピ

ここからは、サニーレタスのおすすめレシピを紹介します。特に最初の2品は冷凍レタスを使ったレシピなので、冷凍保存といっても扱いに困っていた方にぜひおすすめしたい美味しいレシピです。

冷凍レタスでたまご雑炊

  • ご飯茶碗1杯分
  • 卵1個
  • 冷凍レタス適量
  • 好みの野菜適量
  • 出汁醤油100cc
  • 好みでごま油適量
 
  1. 出汁醤油とご飯をお鍋に入れて火にかけて、ご飯をほぐします。
  2. 好みの野菜を入れて煮込みます。
  3. 出汁が少なくなってきたら、足しながら野菜が柔らかくなるまで煮て、最後に冷凍レタスを加えます。
  4. 溶き卵を回し入れて、蓋をして火を止めます。
  5. 卵が固まったら完成です。


栄養満点のたまご雑炊のレシピです。材料は1人分になります。好みで仕上げにごま油を回しかけると風味がよくなり、ビタミンEやカロテンの吸収も良くなります。小口ネギや刻み海苔を散らすと彩りが良くなります。簡単で手軽に作れるレシピなので、冷凍レタスがあればぜひ作ってみて下さい。

冷凍レタスの中華風スープ

  • 冷凍レタス適量
  • 好みの野菜(ブロッコリーやねぎなど)適量
  • ウエイパー(中華スープの素)適量
  • 酒少々
  • しょうゆ適量
  • 水お椀に2、3杯
  • 水溶き片栗粉適量
  • 卵1個
 
  1. 鍋に水と好みの野菜を入れて茹でます。
  2. 酒以外の調味料を加えて、味付けをします。
  3. 冷凍レタスと酒を入れて、味を整えます。
  4. 水溶き片栗粉でとろみをつけてから、溶き卵を回し入れて火を止めたら完成です。


体も心もぽかぽかになる冷凍レタスの中華風スープのレシピです。材料は2~3人分になります。冷凍レタスの他に好みの野菜を入れたら、具だくさんで栄養満点です。ウエイパーを使うと本格的な中華スープに仕上がるので1つあると重宝します。手軽で簡単レシピ、ぜひ挑戦してみて下さい。

サニーレタスチャンプルー

  • サニーレタス4株
  • ウインナー4本
  • 卵2個
  • ウスターソース大さじ2
  • マヨネーズ大さじ2
  • 鰹節小袋1パック
  • サラダ油適量
  • 塩・こしょう各少々
 
  1. サニーレタスは洗って水気を拭き取ったら、食べやすい大きさに手でちぎるようにします。
  2. ウインナーは斜めに切ります。
  3. 卵を小さな容器に割り入れ、そこにウスターソースとマヨネーズ、鰹節を加えて混ぜておきます。
  4. サラダ油を適量入れたフライパンに火をかけ、ウインナー、卵、サニーレタスの順で炒め、全てに火が通ったら塩・こしょうで味付けをして完成です。


サニーレタスチャンプルというユニークなレシピの紹介です。サッと手軽で簡単に作れて、サニーレタスをたっぷり食べられます。サニーレタスは炒めることでみるみるかさが減るので、大量消費したい場合はぴったりなレシピです。1品足りない時の時短レシピにもなりますので、ぜひ作ってみて下さい。

サニーレタスを上手に保存して長持ちさせよう!

今回は「サニーレタスの保存は冷凍や爪楊枝がポイント?長持ちの保存方法まとめ」をテーマにして紹介しました。デリケートなサニーレタスの扱い方にはさまざまな保存方法があったことが分かりました。

冷凍保存もでき、さらに冷凍レタスの調理法もありますので、好きな方法でサニーレタスを保存して長持ちさせ、たっぷり使えるように活用しましょう。

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