レタスの上手な保存方法とは!期間とつまようじで長持ちさせるコツも!

レタスの正しい保存方法を知っていますか?レタスは普通の状態で保存するとすぐに痛んでしまうことがあります。レタスにはいくつかの保存方法があり、正しい処理を行って保存すると長い期間でその鮮度を保つことができます。ここではレタスの保存方法を、丸ごとで保存する場合と、手でちぎって小さくなったレタスを保存する場合に分けて紹介します。どれも簡単ですぐに実行できるので、ぜひレタスを購入したら試してみてください。

レタスの上手な保存方法とは!期間とつまようじで長持ちさせるコツも!のイメージ

目次

  1. 1シャキシャキ食感が美味しいレタス
  2. 2レタスの上手な保存方法を紹介
  3. 3レタスのに含まれる栄養素
  4. 4レタスの調理方法はちぎるのがベスト
  5. 5レタスの保存方法常温は避ける
  6. 6丸ごとレタスの保存方法その1「芯をくり抜いて保存」
  7. 7丸ごとレタスの保存方法その2「つまようじを使う」
  8. 8丸ごとレタスの保存方法その3「小麦粉を利用する」
  9. 9ちぎりレタスの保存方法その1「ラップをして保存」
  10. 10ちぎりレタスの保存方法その2「水につけて保存」
  11. 11しなびたレタスをヒートショックでよみがえらせる方法
  12. 12レタスの保存方法「冷凍保存」
  13. 13冷凍保存したレタスおすすめのレシピ
  14. 14上手な保存方法でレタスを最後まで美味しく食べよう

シャキシャキ食感が美味しいレタス

サラダや料理の付け合わせに欠かせない野菜がレタスです。生で食べるほか、さっと火を通して食べたりと調理方法もあります。いろいろな料理で使える手便利野菜のレタスの日本名は「乳草」(チシャ)といいます。茎を切ると断面から白い液体が出ることからなずけられた名前です。10世紀頃から栽培されていたという記録はありますが、日本では1960年ごろから普及し始めました。

最近では品種改良によりフリルレタスやサニーレタスなども多く出回っており、様々な野菜料理に使われています。レタスはシャキシャキとした食感がよく、子供から大人まで幅広い世代に好まれる野菜でしょう。レタスの主な産地は長野県が有名となっており、その出荷量は全国の1/3を占めています。一年を通して栽培をされているレタスは夏から秋にかけての消費量が多い野菜です。

レタスの上手な保存方法を紹介

安い時だと1玉100円以下という事もあるレタスですが、保存方法が悪いと黒ずんできたりして痛んでしまいます。シャキシャキとした食感のレタスは日持ちが悪く、早く食べきるしか方法が無いとあきらめていませんか?レタスはちょっとした工夫で保存期間を延ばすことが可能です。

保存方法次第で保存期間が長持ちする!

レタスは保存期限は常温で2日程度、冬場なら5日程度となります。しかしレタスを適切な方法で保存すると保存期間が長持ちします。また、食感は悪くなり生食には適さないのですが、冷凍でも保存ができます。レタスの保存期間を長持ちさせる方法を丸ごとの場合と手でちぎった場合で紹介をしていきます。ぜひ、参考にしてみてください。

レタスのに含まれる栄養素

レタスは水分が多く、栄養が少ないと思われがちな野菜です。含まれている栄養素はβカロテン、ビタミンC、ビタミンE、カリウムなどとなっており、確かにあまり栄養が豊富であるとは言えません。しかし低カロリーで使い勝手良く生でも食べやすいレタスは免疫力をアップするという効果があります。レタスに含まれるTNF-aという成分が腫瘍細胞を壊して免疫を上げてくれるのです。

このTNF-aという成分は野菜の中ではレタスがとても多く、結果レタスには免疫を上げる効果があるとされています。そのほかレタスに含まれるβカロテンやビタミンといった栄養素は、活性酸素から身体を守る抗酸化作用に優れており、動脈硬化といった生活習慣病、肌の老化を抑えるアンチエイジングなどに効果的であるとされています。

また食物繊維やカリウムは、体の老廃物や余分な水分の排出といった効果があり、新陳代謝を高めてダイエット効果にも期待ができるのです。水分がほとんどだと思われがちなレタスですが、様々な栄養素を含んだ野菜であることが分かります。

種類によっては緑黄色野菜に分類されるものもある

レタスは普通に丸い形をしたものが一番ポピュラーになり、淡色野菜として分類されます。しかし同じレタスの種類である、リーフレタスやサラダ菜、サニーレタスは緑黄色野菜に分類がされます。その理由はリーフレタスやサニーレタスのもつ栄養素カロテンの含有量にあります。同じレタスの種類ですが栄養素が異なりっており、それぞれの効能も違っているという特徴があります。

レタスの調理方法はちぎるのがベスト

レタスは「金気を嫌う」と言われている野菜です。レタスの食感を保つためには繊維を傷めない方法がベストとされており、レタスは手でちぎって細かくすると繊維を破損することなく美味しく食べれるのです。また手でちぎったほうが断面積の広くなり、ドレッシングなどが絡みやすいといった理由もあります。

レタスにはケルセチンなどのポリフェノールを含んでおり、鉄を使うことによって酸化が進んでしまいます。酸化するとその断面の色が変わってしまいます。切ることによって食物に含まれる酸化酵素のポリフェノールオキシターゼがポリフェノールに触れることにより黒褐色に変色をするのです。

レタスは芯の付いている側を利き手でない方で持ち、葉先に向かって真っすぐに引っ張るようにしてちぎります。この時に紙を破くように前後にひくようなちぎり方は、表面の薄皮のみが残ることがあり、見た目も味も悪くなってしまいます。包丁を使わずに調理する方法で味も見た目もアップしますので、レタスは手でちぎる調理方法がベストなのです。

レタスの保存方法常温は避ける

野菜の中には常温保存がいいとされるものと、冷蔵で保存するのが良いものがあります。レタスは常温保存であれば2日程度の保存期間となってしまいます。冷蔵庫の野菜室などを利用するとその保存期間は10日程度と長くなり、しっかりとした保存処理をすると最長で2週と保存期間を長くすることが可能です。レタスは購入したらすぐに冷蔵保存が望ましく、長持ちさせたい場合は次から紹介する保存方法で保存期間を長持ちさせましょう。

丸ごとレタスの保存方法その1「芯をくり抜いて保存」

レタスはただ冷蔵保存をするよりも、ちょっとした下処理をして保存するほうが鮮度も長持ちします。まず、包丁う使わないようにして芯をくり抜きます。レタスの葉はやわらかい為、キャベツと違って簡単にくり抜くことができます。動画を参考にレタスの芯を強く拳で叩いてくり抜くか、レタスの芯を下にしてまな板にたたきつけて芯を手でくり抜きます。

くり抜いた後には水を浸したキッチンペーパーを入れて、ジッパー付きの保存袋に入れて冷蔵庫で保管をします。そうすることでレタスのシャキシャキ感を失うことなく保存期間を長持ちさせることができるのです。動画では、くり抜いただけで保存したレタスと、水を浸したキッチンペーパーを詰めた場合の比較がありますので、参考にしてみてください。

丸ごとレタスの保存方法その2「つまようじを使う」

レタスの芯につまようじを刺して保存する方法です。つまようじを使った保存方法はレタスだけでなく、キャベツや白菜といった芯のある野菜も長持ちさせることができる方法ですので、ぜひ覚えておいてください。このつまようじを使った保存方法がなぜ有効かというと、野菜のもつ生命力に関係があります。

 

野菜は収穫後も成長を続けようとする生命力をもっています。葉で作られた栄養を茎が奪って成長を続けようとするため、茎の養分を奪おうとする力をつまようじで断ち切るというのがこの保存方法となります。つまようじを使った保温方法は先に紹介したキャベツや白菜のほか、ブロッコリーなども当てはまります。また、この生命力を断ち切るという意味では、つまようじ以外でも箸や竹ぐしでも代用が可能です。

レタス玉であればつまようじ3本を使って動画のように差し込みます。少し硬いかと思いますのでケガには注意してください。また、キャベツであれば半玉あたり2本のつまようじを使うのが目安です。ですからキャベツ1玉であればつまようじは4本使用すると良いでしょう。キャベツはつまようじを差し込むのにかなりの力がいりますので注意してください。この方法での保存期間は1週間程度、状態によっては2週間以上持つ場合もあります。

丸ごとレタスの保存方法その3「小麦粉を利用する」

丸ごとのレタスの鮮度を長持ちさせる方法として、小麦粉を利用するのも有効です。あまり知られていない方法となりますが、海外では一般的に行われる保存方法で芯に小麦粉を塗りつけるだけと、つまようじを刺すよりも簡単な方法になります。

やり方も特にテクニックなどを必要としません、茎の部分をほんの少し包丁で切り落とし、その切り口をスプーンで少しくり抜きます。この切り口に小麦を付けるだけとなります。小麦粉は料理に使うことが多いので家庭にある場合が多いとおもいます。それを利用することでレタスの鮮度が長持ちさせることができます。

ちぎりレタスの保存方法その1「ラップをして保存」

食べるつもりでちぎった状態にしたレタスはもうあまり日が持たないと思うかもしれません。しかし、ちぎりレタスであっても保存方法が適切であれば鮮度を長持ちさせることもできます。ラップを使っての保存方法は一番ポピュラーで簡単となりますが、その保存期限は1~2日程度と短く、料理して早めに使い切ることが必要となります。

ちぎりレタスの保存方法その2「水につけて保存」

ちぎったレタスを少しでも長持ちさせたいという事であれば、水に入れて保存するという方法がおすすめです。これは、水につけておくことにより切り口の酸化を防ぐというのが目的です。しかし栄養面としてはビタミン類は水に溶けるという性質があるため、水につける保存方法だと栄養が流れ出てしまう可能性があります。しかし、シャキッとしたレタスの食感は保たれているので、場合により、この保存方法を使ってください。

しなびたレタスをヒートショックでよみがえらせる方法

レタスがしなっとしてしまったという時に、試してほしい欲しい方法がヒートショックです。一時、50度のお湯で野菜やフルーツを洗うと良いと話題になった方法がこのヒートショックにあたります。冷蔵庫で保存した野菜がしなびるのは、細胞の水分が蒸発してしまうせいです。それを防ごうと野菜の表面にある気孔は閉じた状態となります。

そこで50度のお湯で洗うことで起こる現象が「ヒートショック」なのです。閉じた気孔を開き細胞に水分を戻してあげることで、野菜を新鮮な状態に戻すという方法です。この方法では見た目が新鮮になるというだけではなく、固くなった細胞を結合させるといった効果があり、歯ごたえや旨味が増すというった効果もあります。

この方法は野菜だけではなく、キノコなどにも有効です。また50度のお湯で洗うことで殺菌という効果にも期待ができます。水で洗うよりも50度程度のお湯を使うことで雑菌が洗い流されて、食中毒なども予防する効果にも期待ができす。野菜がしなびた場合はこのヒートショックを利用してみるもの一つの方法としておすすめです。

レタスの保存方法「冷凍保存」

レタスは水分が多い野菜ですので、冷凍保存には向かないと思われるかもしれませんが、冷凍保存することも可能です。確かに冷凍保存により、シャキシャキとした食感が失われてしまいますが、加熱調理には問題なく使えることができます。

水分の多いレタスですが、冷凍することで水分が凍結し、細胞を破壊してしてしまうでシャキシャキとした食感はありませんが、その反面で火が通りやすいという利点もあります。このことから冷凍保存をしたレタスは、スープにしたり、炒め物として利用すると調理時間の短縮にもなります。

レタスは洗って水けをキッチンペーパーなどで拭きとり手でちぎっておきます。そのままジッパー付きの保存袋に入れて空気を抜いて冷凍します。使う時は凍ったまま調理すれば大丈夫です。先に紹介したちぎりレタスの冷蔵保存よりも保存期間が長くなるため、調理方法が決まってないのであれば、とりあえず冷凍しておくとお料理にさっと使えて便利です。

Thumbレタスは冷凍保存できる!正しい解凍方法からおすすめレシピまで! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

冷凍保存したレタスおすすめのレシピ

レタスを冷凍して、何使おうかと思ったら、簡単なチャーハンなどにしてはいかがでしょう?簡単に作れて色どりが良く、また冷凍したことで火の通りが早いのでお休み中のお昼ご飯などにもおすすめです。そのほか冷凍のレタスは炒め物に使えるので、色々な料理に活用してください。ここではチャーハン2種のレシピをご紹介します。

あんかけレタスチャーハン

卵1個に水大さじ1を加えてほぐしておきます。フライパンにごま油をあたため卵を加えて半熟になったら、ごはん1膳をパラパラになるまで炒めます。冷凍したレタスを加えて混ぜ合わせ、お皿に盛りつけます。同じフライパンに水150㏄、醤油・酒・オイスターソース大さじ1、砂糖・鶏がらスープ小さじ1、塩こしょう少々を加えてひと煮立ちさせ、水溶き片栗粉でとろみをつけて盛り付けたチャーハンにかけたら完成です。

イタメシ風ベーコンレタス炒めマヨ添え

ベーコン5枚を短冊切りにしておきます。フライパンにオリーブ油を入れて温めベーコンを炒めます。冷凍したレタスを加え、ごはん200gも入れて炒めます。白ワイン大さじ1と鶏がらスープ小さじ1も加えてごはんをほぐし、水分が無くなったら器に盛って胡椒とマヨネーズをトッピングします。簡単ですが見た目が華やかなイタメシ風のチャーハンです。

上手な保存方法でレタスを最後まで美味しく食べよう

レタスの保存法について紹介をしました。食感が良くサラダには欠かせないレタスですが、保存方法によって保存期間に大きな差が出るため、購入後すぐに食べきらない場合は適切な処理をして冷蔵庫で保存するのがおすすめです。どの方法も家にある物で簡単に処理してレタスの鮮度を保てるので、レタスを最後まで美味しく食べるためにぜひ、紹介した保存方法を試してみてください。

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