ゼリー/寒天ゼリーのカロリーや糖質は？コンビニのゼリーでダイエット！

ゼリーや、寒天ゼリーは生クリームや小麦粉を使用していないので、ケーキよりはカロリーが少なさそうで、ダイエットに向いているデザートと言われています。本当にゼリーや寒天ゼリーでダイエットできるか、詳しく栄養素やカロリーを見てみましょう。

ゼリーや寒天ゼリーについて、カロリーや糖質を詳しく調べていきました。ゼリーと寒天ゼリーは見た目がよく似ています。しかし原料が違いますので、それぞれのカロリーや糖質も変わってきます。

ゼリーと寒天ゼリーのカロリーをそれぞれ比較してみました。ゼリーのカロリーは液体100gに溶かしたときののゼリー状あたり7kcalで、寒天ゼリーのカロリーは、同じく液体100gに溶かしたときのゼリー状あたり3kcalと、どちらともほとんどカロリー0です。

次に糖質ですが、ゼリーと寒天ゼリーどちらにも糖質は含まれていません。ゼリーと、寒天ゼリーそのものには、糖質が含まれていませんが、ゼリーで固める液体のほうに糖質が含まれていることがほとんどです。

ゼリーは、糖質もゼロ、カロリー0と思い違いをして、果物などの糖質を考えずにたくさん食べてしまうと、ダイエットの効果がなくなってしまいますので気を付けましょう。

ゼリーと寒天ゼリーの糖質はゼロで、カロリーもほぼゼロに近くダイエットにピッタリな食材ですが、他の栄養成分はどうでしょう？ダイエットするにあたって、大切な栄養素についてお伝えします。

ゼリーの中でも寒天ゼリーは、植物性で海藻からできているゼリーですので、とても豊富な食物繊維が含まれています。食物繊維はダイエットにおいて欠かせない大切な栄養素です。

食物繊維は、血糖値の上昇を抑えたり、コレステロール値を下げ腸内環境を整えます。便秘解消に働きかけ、腸内環境を正常にしてくれます。

ゼリーの凝固剤のゼラチンは、寒天ゼリーと原料が違う動物性のタンパク質からできています。ゼラチンは、牛や馬、豚の骨などから摘出したコラーゲンが原料です。

ゼリーは、カロリー0ではなく、タンパク質ですので、食べすぎると一日に必要なカロリーをオーバーしてしまいますので気を付けましょう。

ゼラチンでできたゼリーと、寒天ゼリーでは、寒天ゼリーのほうがダイエットに向いています。ゼラチンゼリーは、やはりカロリーが高くなりますので、糖質もカロリーもゼロの寒天ゼリーがおすすめです。

そして、寒天ゼリーは、一度固まると常温でも解けませんので、毎日のおやつに持ち歩くことができます。ゼラチンゼリーは、冷蔵庫に入れておかないと溶けてしまいますので扱いにくいです。

ゼリーや寒天ゼリーのあまり知られていないダイエット効果やメリットなどを詳しく紹介していきます。普段あまり耳にすることのない、脂肪を燃焼する成分などもゼリーや寒天ゼリーに含まれていて、ダイエットの強い味方になります。

寒天ゼリーの植物性食物繊維は、食後の血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。寒天ゼリーを食前にとっておくと、胃の中でゲル状に変化し、ゲル状の食物繊維が糖質を吸収し緩やかに腸まで移動します。

ゆっくりと移動することにより、体内へ吸収される糖のスピードが緩やかになり、結果的に血糖値が急激に上ることを防いでくれます。

寒天ゼリーの食物繊維は血糖値の急な上昇を防ぐ効果があるため、体が余分な糖分を脂肪として溜め込まないようにしてくれます。

食物繊維は、腸内で短鎖脂肪酸に変化します。短鎖脂肪酸は、人間の体のエネルギー源となる炭水化物が通る経路を止める効果があるため、体は体内に貯めておいた脂肪をエネルギー源として燃やしていき、結果的に体脂肪が減少していきます。

体内にあるコレステロールが分解されると、胆汁酸というコレステロールが酸化したものが分泌されます。寒天は、この胆汁酸を吸収し、体外へ排出する働きも持っています。

胆汁酸が肝臓で足りなくなってくると、さらにコレステロールを分解して胆汁酸を作っていきます。この繰り返しを行うことで、体内のコレステロールが寒天ゼリーを摂取することで減少していきます。

寒天ゼリーは、手に入れることが難しい食材ではないので、簡単にどこでも購入することができます。現在では、24時間営業のコンビニでもカロリー0の寒天ゼリーを購入することができますので、仕事で忙しい方にもおすすめです。

ダイエット中に小腹がすいたときにピッタリですが、スプーンは付属していませんので、お店の人にスプーンをいただくようにしましょう。

寒天ゼリーは、ほぼカロリー0に近い食材で、フルーツなどと合わせてゼリー状にすると、見た目もきれいな、おいしいデザートを食べることができます。

寒天ゼリーの、食物繊維は消化吸収されずに水分を保ったまま、腸までゆっくりと移動していきますので、すぐにお腹が減ることもなく、満足感を与えてくれます。砂糖を多く使わなければ、ダイエット中の糖質も気にせず食べることができますので、ストレスになりません。

ゼラチンを使ったゼリーには、脂肪燃焼に欠かせない成分のアミノ酸が入っています。4種のアミノ酸「アルギニン、リジン、アラニン、プロリン」の中で筋肉のエネルギー源となり、脂肪燃焼効果が高い成分がプロリンです。

プロリンはゼリーに多く含まれており、脂肪燃焼に必要になります。さらに、プロリンは皮膚に潤いを持たせて、肌の潤いを保つことでも活躍します。栄養が衰えやすいダイエット中には、進んで摂取したい成分です。

ゼリーや、寒天ゼリーがコンビニで買えるおすすめの商品の一部を紹介します。どこのコンビニでも寒天ゼリーが置いてありますが、使用している果物など多少違ってきますので、参考にしてみてください。

全国に多いコンビニのセブンイレブンでは、いろいろな味の寒天ゼリーでカロリー0の製品が出ています。値段もそんなに高くなく、ひとパック100円前後で購入できる商品がほとんどです。

こちらも全国に多いコンビニ、ファミリーマートのカロリー0寒天ゼリーも種類が豊富でいろいろな味が販売されています。味は、さっぱり目で食べやすいのです。香りもしっかりついていて、寒天ゼリーで、カロリー0なのにデザート感が味わえます。

量が少し多いので、慣れていない方は、150gパックが2個ついている寒天ゼリーがおすすめです。出先や一度に多い量が食べれない方には小分けができるものでないと、無駄になってしまいます。

全国チェーンのコンビニ、ローソンで購入できるいろいろな味のゼリーの中で、ナタデココのヨーグルトデザート味が人気です。ナタデココは、食物繊維が多いフルーツです。ゼリーと一緒に取得することでバランスよいデザートが食べれます。

ただし、こちらの商品はカロリー0ではありませんので、食べすぎには注意しましょう。ケーキなどの洋菓子に比べるとカロリーや糖分は半分以下になりますが、ダイエット中はかろりー0商品の方がおすすめです。週に2度ぐらいなら問題はないでしょう。

ゼリーや寒天ゼリーをダイエット中のデザートとして、効果的に結果が出せる食べ方などを紹介していきます。食べ方、量、食べるタイミングに気を付けないと、効果が半減してしまいます。

ゼリーを選ぶときには、寒天ゼリーの方がおすすめです。できれば、カロリー0表示があっても、糖質の表示に注意して、糖質が少ない寒天ゼリーを選びましょう。

自宅でも簡単に作ることができますので、自宅で作る場合は、果物そのものの甘さを利用したり、はちみつなどを使ってデザートを作ると、よりよい効果が期待できます。

ゼリーや寒天ゼリーを選ぶ際、ナタデココが入ったゼリーがおすすめです。ナタデココはココナッツから出来ている食物繊維たっぷりの食材です。

ゼリーや寒天ゼリーと一緒にナタデココを食べると、歯ごたえもあり、腹持ちも良くなります。コリコリした食感が人気で、カロリーも高くないのでダイエット中に食べるデザートにむいています。

ゼリーや寒天ゼリーを使ってダイエットに成功する食べ方は、食前にゼリーや寒天ゼリーを食べることです。気をつけたい食べ方は、食前の30分前ぐらいに食べることです。こうすることで、胃の中で膨らみ、食欲を抑えることができます。

ゼリーや寒天ゼリーの一日の摂取量は、寒天の食物繊維量に左右されます。食物繊維には、水溶性食物と不溶性食物繊維が有り、不溶性食物繊維を多く取りすぎると、便秘になり、水溶性食物繊維を多く取りすぎると、下痢をおこす可能性があります。寒天の食物繊維は両方の食物繊維が入っています。

寒天の食物繊維は80%を占めています。厚生労働省が表示している日本人の食物繊維摂取量は20gから25gとされています。ゼリーや寒天ゼリーを購入する際、食物繊維量を確かめて過激摂取は避けましょう。
 

ゼリーや寒天ゼリーを取り入れたダイエットをする上で、重要な食べ方や、注意点を紹介します。健康的にダイエットに成功するために大切なことですので、ぜひ参考にしましょう。

寒天ゼリーでダイエットする場合に絶対にしてはいけないことは、ゼリーや寒天ゼリーのみの食事のとり方はやめましょう。一日に必要な栄養素が寒天ゼリーのみでは足りませんので、健康的に危険です。さらに、リバウンドの原因になります。

先程も紹介しましたが、寒天ゼリーには食物繊維が豊富に含まれていて、一日の摂取量を超えて食べ過ぎてしまうと、食物繊維が体内の水分を吸収しすぎて、便が硬くなったり便秘の原因になってしまいますので気をつけましょう。

ゼリーや寒天ゼリーのそれぞれの持つ長所を生かして、ストレスのない食べ方のできる寒天ゼリーダイエットで、楽しくダイエットしましょう。市販のゼリーや寒天ゼリーを選ぶときは、カロリー表示だけではなく、含まれている糖質量にも気をつけましょう。