アクエリアスゼロが危険なのはナゼ?人工甘味料スクラロースは危険?
アクエリアスゼロが危険なのはナゼでしょうか?健康に悪い影響を及ぼす可能性があるのは、砂糖ではなく使っている人工甘味料のスクラロース、アスパルテームが健康に悪く、ときには危険を伴う可能性があります。カロリーオフな飲み物として世界でもファンの多いアクエリアスゼロの、成分や飲み方などを検証して行きたいと思います。また危険とされる摂取の目安量や危険な理由も併せて紹介します。
目次
アクエリアスゼロが危険と言われるのは本当?
アクエリアスゼロが危険だと言われることがありますが、普通にアクエリアスゼロを飲んでいる場合は大きな危険はありません。ただ砂糖ではなく人工甘味料のスクロースとアスパルテームを使っているのでちょっとした副作用が出る場合があります。それを今回健康に悪い影響を引き起こす可能性を考えながら見ていきたいと思います。
アクエリアスゼロが危険?健康に悪い噂の理由
アクエリアスゼロには主にスクラロースとアスパルテームの2種類の甘味料が含まれています。人工甘味料なので苦手という方もいらっしゃいますが、有効活用の方法やどう使うと危険なのかというところを紹介します。
スクラロース
アクエリアスゼロに使われている人工甘味料の1つで、砂糖の約600倍の甘みを持つとされているものです。摂取しても24時間以内に100%分解または体外に排出されるので、吸収されることがなく少量で甘みを感じながらカロリーを抑える効果があります。
アスパルテーム
スクラロース同様に体内で吸収されずに排出される、アクエリアスゼロに使われている人工甘味料の一つです。調味料として使っても毒性が少なく危険性が低い調味料として知られています。また必須アミノ酸の1つでもありるフェニアラニンを含んでおり、危険性よりも有効性があるとみられることが多い成分です。
アクエリアスゼロの人工甘味料スクラロースの特徴
スクラロースはアクエリアスゼロに砂糖の代わりに含まれている人工甘味料の1つです。甘みが強くカロリーオフないことが理由で使われています。そのスクラロースについて詳しく紹介します。
カロリーオフに使われる甘味料
アクエリアスゼロに使われている甘味料にはいくつかの種類が使われています。自然に一番近いものだとやはり砂糖ですが、人工甘味料としてスクラロースやアスパルテームなどの使用も増えています。特にカロリーがほとんどないとされている理由から人工甘味料はアクエリアスゼロ以外でも使われています。
代謝と分解されずに排出される
アクエリアスゼロに使われている人工甘味料のスクラロースは、その成分がほとんどが体内で分解、又は排出されます。なので、スクラロースを取っていて太るという危険性は極めて低いとされています。
血糖値に影響しない
基本的に食べ物を食べたあとは血糖値が上がりますが、アクエリアゼロを飲んでスクラロースを摂取したあとには血糖値の上昇は殆どありません。またカロリーはほとんど無いので、アクエリアスゼロはダイエットしながらの水分摂取に向いている部分があります。
砂糖の600倍の甘さ
砂糖に比べて600倍の甘みがある人工甘味料なので少量で強い甘みが味わえるのがスクラロースの特徴です。砂糖に近い味わいなのでアクエリアスゼロ以外にもダイエット食品などによく使われている人工甘味料です。
アクエリアスゼロの人工甘味料スクラロースのデメリット
甘みが強く、カロリーオフなスクラロースですがデメリットが有る場合があります。そのデメリットを今回まとめてみましたのでいくつか紹介します。
強い甘味で味覚が狂う
砂糖の600倍の甘みですから、相当強い甘さだということが数値からわかります。ジャンクフードになれた人が味の濃いものばかりを食べるように、同じ理由で甘みに慣れてしまってより甘いものでないと満足できなくなる可能性があります。
カロリーオフだから飲みすぎてしまう
カロリーオフだからダイエットが出来るわけでなく、あくまでサプリメント的な使い方をしましょう。飲みすぎてしまうと、人体に有害な影響が出ることもあるので注意しましょう。
インスリン分泌機能に影響
本来は甘みを感じると人体はインスリンをすい臓から作り出していますが、アクエリアスゼロを飲んでもカロリーが得られないのでインスリンが出ると低血糖になり非常に危険です。その場合、脳がインスリンの排出をやめてしまいます。これが何度も続けば糖分をとったときにもインスリンが出ない状態になってくる場合があります。
アクエリアスゼロに使われていたアスパルテーム
アスパルテームは長時間体内に留まることがない人工調味料です。少量で十分に甘みが出るので使われることが多いです。身体にどのような影響があるものなのかを紹介します。
アスパルテームとは?
アスパルテームもスクラロースと同様に人工甘味料です。体内で分解される工程でエタノールやアスパラギン酸に変化し、このアスパラギン酸は他のスポーツ飲料にも含まれていることが多いです。
危険性は?
エタノールと聞くと、毒性や危険性が疑われるかもしれないですが、野菜などに含まれているエタノールより少なく危険性は殆どないとされています。
健康に悪い影響
アスパルテームに関しては一時期発ガンの危険があると発表がありましたが、現在の研究結果では7000人以上を対象に、人工甘味料のアスパルテーム摂取が発ガンとの関わりはないと研究結果が出ています。
しかし、基本的には特別多く摂取しない限りほとんどが体外に排出されてしまうので危険性は少ないです。危険なのは過剰に摂取することで、普段生活している程度の摂取では危険は少ないです。この他にも過剰摂取が危険な食品もありますので注意しましょう。
アクエリアスゼロは過剰摂取しなければ危険ではない?
アクエリアスゼロに含まれるスクラロースやアスパルテームは通常の摂取では、危険は殆どありません。では一体どういう状況になると危険なのか紹介します。
スクラロースの危険性は過剰摂取の場合
スクラロース摂取の危険性は人体にはほとんど影響はありません。スクラロース自体を多く取りすぎると危険な問題が起こる可能性が高くなります。普通にスポーツ後や風呂上がりなどに500mlのアクリアスゼロを1本飲み干しても健康に危険な影響はありません。
過剰摂取が危険なのは肝臓に非常に大きな影響がある場合があるということです。肝臓は人体のろ過装置で血液から必要のないものを尿として体外へ排出します。ステロースやアスパルテームは肝臓でろ過されて排出されるため肝臓に負荷がかかります。
アクエリアスゼロの一日の摂取量の目安
日本の場合法律でスクラロースの配合の上限が決められており1kgに対して0.4gまでとされています。このことから2Lのアクエリアスゼロには最大で0.8gまでしか使えない計算になり、次に上げることが仮定できます。
人体に危険な影響のあるレベルでのスクラロースの摂取は一日あたり体重1kあたり0.15gとされています。このことから逆算すると、体重55kgの人は2Lのアクエリアスゼロを飲んでも危険性は出ないという計算になります。
ただアクエリアスゼロだけの数値なので、他のダイエット食品などに含まれているスクロースの量も考えなければなりませんが、ある程度過剰摂取をしないように目安を立てておけば、危険な症状が出る可能性は殆ど低いので安心して下さい。
カロリーオフだからと飲み過ぎないこと!
カロリーオフでも、過剰摂取は禁物です。特に飲みやすいからと言ってアクエリアスゼロを取りすぎるのは問題があります。スポーツドリンクは上手く活用すれば危険性より、むしろダイエットや健康維持などに効果があるものも多く上手に使う必要があります。
アクエリアスゼロが本当に危険かの結論は?
アクエリアスゼロは危険な飲み物なのかどうかが気になる点です。どんなことでもそうですが、食べすぎ飲みすぎていいことはありません。これは、アクエリアスゼロに限ったことではありません。他のものの危険性も含めて説明していきます。
スポーツ飲料全体から考えよう
スポーツ飲料は基本的に吸収がよくなるように、作られており病気の時などの水分補給に良いとされています。普通の水よりも様々な成分が入っているので健康やダイエットを助けるという効果があるので悪いイメージは少ないです。
水に対してスポーツ飲料のいいところは、汗を書いて減るのは水分だけでなくナトリウムなど体に必要なミネラルが一緒に補充できることです。特に夏場はスポーツドリンクと、梅干しやレモンなどをセットで摂取すると熱中症対策には大きな効果があります。
水道水でも飲みすぎれば害がある
過剰摂取という問題では、例えば水道水も取りすぎると体に悪い影響をもたらすことがあります。水道水の過剰摂取で水中毒、正式名称低ナトリウム血症という病気を引き起こしてしまうといった悪い影響が出ることもあります。
噂だけで判断しないこと
健康に関しては、技術や医療がどんどん進歩しているので、昔のように人工甘味料そのものが強く人体に影響を及ぼすことは少なくなってきています。なので、人工甘味料だから体に悪いという理由にはならなくなってきています。
むしろ人工甘味料を始めとする添加物をある程度上手く活用すれば、健康改善の大きな理由になる場合があります。化学製品が身体に危険な影響を与えることがあるのも事実ですが、すべてが悪いというわけではありません。
アクエリアスゼロの飲みすぎに注意して適切な飲み方を!
朝起きてすぐに一杯の水をのむことが健康にすごくいい効果があると言われています。これは寝汗をかくのでその水分の補充が主な目的です。しかし寝汗なのでナトリウムなどのミネラルも体外に出ています。なので水よりアクエリアスゼロのほうが効果が高いという理由になり、寝起きに飲むことをおすすめします。
健康にいちばん大切なのはバランスです。スポーツも食事も、バランスよく活用することが健康にルナがります。人生100年時代と言われる今、長生きをするためにもバランスの良い食事と運動をしましょう。