パン粉の正しい保存方法!冷蔵・冷凍・常温どれがベスト?

パン粉の正しい保存方法を知っていますか?パン粉には生パン粉と乾燥パン粉があります。開封前の状態であれば、どちらも常温で保存することができますが、開封後には、密閉した状態で冷蔵保存か冷凍保存をするのがおすすめです。パン粉に記載されている賞味期限や消費期限は開封前の状態での期間なので開封後には気を付ける必要があります。パン粉の保存方法について紹介します。パン粉保存に適した容器やパン粉が余った時のレシピも紹介します。

パン粉の正しい保存方法!冷蔵・冷凍・常温どれがベスト?のイメージ

目次

  1. 1パン粉の正しい保存方法を知っておこう!
  2. 2パン粉の正しい保存方法は?【常温】
  3. 3パン粉の正しい保存方法は?【冷蔵】
  4. 4パン粉の正しい保存方法は?【冷凍】
  5. 5パン粉の保存期間と賞味期限
  6. 6パン粉を保存するのにおすすめの容器
  7. 7パン粉が余った時のおすすめレシピ
  8. 8パン粉を正しく保存して衛生的に無駄なく使おう!

パン粉の正しい保存方法を知っておこう!

パン粉はフライ料理を作るときには欠かせない食材です。パン粉には大きく生パン粉乾燥パン粉の二種類があります。生パン粉は衣の風味が良い特徴があります。乾燥パン粉は手早い料理と保存が簡単である特徴を持っています。

パン粉は一回で使い切るものではない為、適切な保存方法をしないと、無駄にしてしまう可能性があります。パン粉の正しい保存方法を紹介します。

パン粉の正しい保存方法は?【常温】

パン粉はスーパーなどで販売しているときには常温で陳列されています。そのため家庭でも常温で保存しているケースが多いのではないでしょうか?常温での保存は開封前と開封後で異なります

開封前

開封前のパン粉はスーパーで販売している状態と同じです。開封前であれば、生パン粉も乾燥パン粉も常温でそのまま保存することが可能です。もちろん、常温で永遠に保存することができるわけではありません。パン粉に記載されている賞味期限や消費期限は開封前の状態での期限となります。この期限を超えて保存しても使えません。

開封後

開封後は生パン粉は常温保存ができません。生パン粉は冷蔵庫もしくは冷凍庫での保存となります。一方乾燥パン粉は開封後でも常温保存が可能です。ただし正しい保存方法が必要です。

乾燥パン粉を常温で保存する場合には、密閉した容器に入れて空気と触れないようにする必要があります。空気と触れると酸化したり、水分によりパン粉が固まってしまいます。

乾燥パン粉でも常温の保存では細心の注意を払う必要があります。温度や湿度の管理だけでなく害虫の被害などにも気を付けなければなりません。常温での保存は品質の劣化が一番早いことを念頭に保存する必要があります。

生パン粉と乾燥パン粉で向いてるのは?

開封前のパン粉であれば、常温保存が可能ですが、開封後は乾燥パン粉のみ常温保存が可能です。冷蔵庫や冷凍庫に保存スペースが確保できないなどの理由で常温保存する場合でも密閉容器を利用する必要があります。生パン粉と乾燥パン粉で常温保存に向いているのは乾燥パン粉です。

パン粉の正しい保存方法は?【冷蔵】

一般的に食品を保存する際には冷蔵庫を利用します。冷蔵庫は温度管理が適切なので常温よりは安心して保存できます。しかし、湿度管理まではできませんので冷蔵保存でも適切な保存方法で保存する必要があります。

開封前

生パン粉も乾燥パン粉も開封前のパン粉を冷蔵保存しても問題ありませんが、それで賞味期限や消費期限を伸ばすことはできません。開封前は密封されている状態なので温度状態によって賞味期限や消費期限が異なることはありません。

開封後

開封後のパン粉を冷蔵保存する際には、密閉された容器に移し替えるのが鉄則です。冷蔵庫の中は温度の管理はできていても湿度の管理までは不可能です。また、他の食品の匂い移りなどを考慮して密閉された容器を使用するのがおすすめです。100円ショップの容器で事足ります。

冷蔵庫での保存でも水分には気を付けなければなりません。使用するときに何度も出し入れをするようなケースでは結露によりカビや固まってしまう可能性もあります。使う分を小分けにして保管するなどの工夫が必要です。

冷蔵庫で保管できる期限は、生パン粉で約一週間、乾燥パン粉で約半年が目安です。開封後はパン粉に記載している賞味期限や消費期限より短くなることに注意が必要です。

生パン粉と乾燥パン粉で向いてるのは?

冷蔵保存に向いているのは、生パン粉も乾燥パン粉も同じです。数日以内に使う予定があるのであれば、冷蔵保存が手軽です。常温よりも安心して保存ができるとともに冷凍保存のように解凍の手間も省けます。

パン粉の正しい保存方法は?【冷凍】

長期間保存をしたいのであれば冷凍保存が便利です。冷凍保存の場合にも注意点があります。また冷凍保存の場合には解凍がつきものです。正しい解凍方法で解凍しないとパン粉が使い物にならなくなってしまいます。

開封前

開封前のパン粉を冷凍保存すれば、パン粉に記載の賞味期限や消費期限よりも長く保存することができます。冷凍保存すると長持ちさせることは可能ですが、風味を損なう可能性もあります。賞味期限や消費期限内に使う予定があるのであれば、開封前は常温保存するのがおすすめです。

開封後

パン粉を頻繁に使わないのであれば、開封後は冷凍保存するのがおすすめです。生パン粉も乾燥パン粉も冷凍保存することで冷蔵保存よりも長持ちさせることができます。

冷凍保存する際には密封容器に入れるかフリーザーバッグを利用します。冷凍保存する事で生パン粉は一ヶ月程度保存が可能です。乾燥パン粉の保存期限は約半年です。

生パン粉と乾燥パン粉で向いてるのは?

生パン粉と乾燥パン粉で冷凍保存に向いているのは生パン粉です。乾燥パン粉は冷蔵保存でも冷凍保存でも保存期間は変わりません。しかし生パン粉は保存期間を4倍程度伸ばすことができます。すぐに使わない生パン粉は迷わずに冷凍保存するのがおすすめです。

解凍の注意点

冷凍保存した場合には解凍しなければなりません。乾燥パン粉の場合には、もともと水分が少ないため解凍せずにそのまま使用することが可能です。生パン粉は水分が凍って固い状態になっています。使用する分だけ取り出してバットの上に約5分置いておけば解凍できます。

生パン粉は使用する分だけ解凍するのがポイントです。再冷凍は品質を劣化させる要因になるため、おすすめできません

パン粉の保存期間と賞味期限

未開封時の賞味期限は生パン粉が約1ヶ月、乾燥パン粉が約7ヶ月です。一度開封すると賞味期限はぐんと短くなります。保存方法によって開封後の賞味期限をコントロールすることができます。

常温

開封後、生パン粉は常温での保存はできません。生パン粉の常温での賞味期限は当日から翌日程度までです。これ以上は長持ちしません。一方乾燥パン粉は数ヶ月の賞味期限となります。常温での保存方法には温度や湿度がまちまちであるため、適切な保管でなければ賞味期限は短くなります。

冷蔵

生パン粉を常温保存した場合の賞味期限は約一週間です。生パン粉をすぐに使う予定があるのであれば、冷蔵保存で問題ありません。乾燥パン粉は密封容器で保存することが前提ですが、約半年の賞味期限を保つことができます。

冷凍

生パン粉を冷凍保存した場合の賞味期限は約1ヶ月です。開封前の状態と同じ期間保存が可能です。乾燥パン粉は冷蔵保存と変わらず約半年の賞味期限です。

生パン粉と乾燥パン粉の保存期間の違いは?

生パン粉も乾燥パン粉も開封後でも開封前と同じ程度の期間保存できるのが冷凍保存です。密封された容器に入れて適切に保存することで長期保存が可能です。冷凍保存以外の保存方法では、生パン粉の保存期限は極端に短くなります。乾燥パン粉は保存方法に関わらず比較的長期保存が可能です。

パン粉を保存するのにおすすめの容器

パン粉を保存する時には、袋のままで保存するのはおすすめできません。最近はジッパー付きの袋で販売されていることもありますが、適切に保存するためには密封された容器に入れて保存するのがおすすめです。

常温

乾燥パン粉を常温で保存する際には、密封できる容器に入れるかジッパー付きの袋で保存するようにします。空気に触れさせないことがポイントで容器を使用する際には、容器いっぱいにパン粉を入れておくのがおすすめです。

冷蔵

冷蔵保存する際には、生パン粉も乾燥パン粉もペットボトルを利用するのがおすすめです。乾燥させたペットボトルいっぱいにパン粉を入れて置くと保存場所に困らず、使う分だけ出しやすいメリットがあります。

冷凍

冷凍保存する際には乾燥パン粉の場合には冷蔵保存と同じくペットボトルを使うと便利です。生パン粉の場合は、ペットボトルは出しにくくなってしまうためタッパーなどの密封容器を利用するのがおすすめです。

パン粉が余った時のおすすめレシピ

パン粉は使う分だけ利用するのが原則ですが、どうしても余ってしまうのが常です。余ったパン粉を有効活用できるレシピを紹介します。

残りものパン粉のフレンチトースト

  • パン粉40g
  • 卵1個
  • 牛乳100cc
  • 砂糖小さじ1杯
  • シロップ少々
  • バター少々
  • シナモン少々
 
  1. パン粉に卵、牛乳、砂糖、シナモンを混ぜます。
  2. フライパンに油を敷いて弱火で焼きます。
  3. 焦げ目がつく程度になったら裏返して焼きます。
  4. こんがり色がついたら完成です。シロップとバターをのせて食べます。

余ったパン粉で簡単に作れるフレンチトーストです。もっちり感を出すには卵を多めに使うのがポイントです。焦げないように弱火で焼くことがポイントです。

余ったパン粉のプディング

  • 卵1個
  • パン粉大さじ2杯
  • 牛乳100cc
  • 砂糖大さじ1.5杯
  • バニラエッセンス適量
 
  1. 牛乳をレンジで温め、砂糖を加えて混ぜます。
  2. 卵を入れてよくかき混ぜます。
  3. パン粉とバニラエッセンスを加えて混ぜます。
  4. 型に生地を流し込んでオーブンで焼きます。500Wのオーブンで約5分焼けば完成です。

パン粉が少しだけ余っているときにおすすめのレシピです。甘さ控えめなので甘いのが好きな人は砂糖の量を多めに調整します。揚げ物を作って少しだけ残ったパン粉でも作れるレシピです。

オリーブオイルでカリカリのトッピングに

  • パン粉適量
  • サラダ油
  • オリーブオイル適量
 
  1. サラダ油を中温程度に温めます。
  2. パン粉を投入してきつね色になるまで揚げます
  3. ペーパーの上で拡げて冷ましてオリーブオイルを混ぜれば完成です。

パン粉を美味しいカリカリトッピングにするレシピです。グラタンやサラダパスタなどの料理にかければ一層美味しくなります。

パン粉を正しく保存して衛生的に無駄なく使おう!

パン粉には生パン粉と乾燥パン粉の二種類があります。開封前のパン粉はどちらも常温で保存することができますが、開封後にはそれぞれ正しい保存方法が必要です。パン粉を長持ちさせるには空気に触れさせないことと水分の保持がポイントです。

他の食材と異なり、保存方法にあまりこだわることのないパン粉ですが、正しい保存方法を理解して衛生的にパン粉を保存しませんか?残ったパン粉は、パン粉のレシピを参考にして無駄なく使いましょう。

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