2019年02月28日公開
2024年09月06日更新
「パブロバ」というニュージーランド伝統菓子の食感/レシピなど紹介!
パブロバはニュージーランドの伝統菓子で、日本でも人気がでてきています。型を使わなくても簡単に作れ、ニュージーランドでは特別な日のスイーツです。今回は、パブロバについて徹底調査します。パブロバはどんなお菓子なのか?パブロバの味や食感、パブロバの作り方とレシピ、パブロバの作り方のポイント、パブロバのアレンジレシピについて説明します。また、パブロバが美味しいお店で、世界一の朝食で有名なビルズについて紹介します。
パブロバってなに?
ニュージーランドの伝統菓子
パブロバは、ニュージーランドの発祥の伝統菓子です。メレンゲを焼いて、その上に生クリームやフルーツをトッピングしたお菓子で、見た目にも女性ウケするような可愛いスイーツです。パブロバの名前の由来は、ロシアのバレーダンサー「アナ・パブロバ」のバレエの衣装をモチーフに作られたといわれています。
パブロバの発祥については、オーストラリア説とニュージーランド説があります。どちらも、1926年に存在していた記録が残っており、パブロバとうい名前の由来も一緒ということです。しかし決定的な違いがあり、オーストラリアの古い本に載っているパブロバは、ゼリー状のお菓子で、現在のパブロバとは全く違うものでした。このことからパブロバの発祥は、ニュージーランドが有力ということになっています。
型いらずで簡単
ニュージーランドの伝統菓子・パブロバは、スポンジを焼く型なども使わず、手軽に簡単に作れるスイーツです。卵白を泡立て、オーブンで焼き、クリームやフルーツなどをトッピングする。この工程だけしかない、簡単にできるスイーツです。
特別な日のスイーツ
パブロバはニュージーランドの伝統菓子であり、子供から大人まで大好きなスイーツです。誕生日などのお祝いの席、クリスマスなど、家族や仲間が集まる特別な日に、なくてはならない特別な日のスイーツです。それぞれのお店や家庭より、クリームのデコレーションや甘さが異なり、季節によりトッピングするフルーツも変わります。
パブロバの味や食感
初めての食感
パブロバを初めて食べると、初めての食感にビックリします。外はサクサク、中はフワフワ、スポンジケーキとは違い、軽い口当たりなのでペロリと食べられます。メレンゲをオーブンで焼くときに、焼き加減を調整することで、サクサクからカリっとまで色々な食感を楽しむことができます。
軽くてフルーツと合う
パブロバは、スポンジと違い軽い口当たりが特徴で、フルーツと良く合います。甘いパブロバには酸味があるフルーツが良くあいます。いちご、ブルーベリー、ラズベリー、ベビーキウイがなどがおすすめです。ほかには、メロン、バナナ、ライチなどお好きなフルーツをトッピングして自由に楽しめるのも魅力のひとつです。
コーヒーと一緒がおすすめ
出典: https://isuta.jp
甘めに作られたパブロバは、コーヒーと一緒がおすすめです。グラニュー糖を少し多めに混ぜることで、甘いパブロバが作れます。好みにもよりますが、甘いパブロバはコーヒーに良く合い、なんともいえない幸福感に包まれます。また、クリームにインスタントコーヒーを混ぜると、大人な雰囲気のビタークリームに仕上がります。
パブロバの作り方/レシピ
では、パブロバの作り方とレシピを説明します。今回は、直径20cmくらいのパブロバケーキ1台分の材料と、作り方、レシピですので参考にしてください。また、甘いパブロバが作り方たい場合は、グラニュー糖を少し多めに使います。その場合、メレンゲを作るときグラニュー糖を少しずつ加えながら作業してください。一度にたくさん入れると、角がたつメレンゲができませんので要注意です。
材料
- 卵白・3個
- グラニュー糖・100gから150g(お好みで)
- レモン汁・小さじ1杯
- コーンスターチ・大さじ1杯
- 塩・ひとつまみ
- 生クリーム・100g
- グラニュー糖・小さじ1杯
- お好みのフルーツ・いちご、ブルーベリー、ラズベリーなど
作り方
- 卵白に塩を入れ、軽く角が立つまで泡立てるメレンゲを作
- グラニュー糖を少しずつ何度かに分けて入れ、泡立て、しっかり角が立つメレンゲを作る
- 角が立つようになったら、メレンゲのレモン汁とコーンスターチを加えて混ぜ合わせる
- しっかり混ざったら、天板に薄く油を塗ってクッキングシートを敷き、生地を流します
- 140度のオーブンで50分焼き、そのままオーブンの中で冷めるのを待つ
- 生クリームとグラニュー糖を混ぜて泡立てホイップクリームを作る
- 完全に冷めたら取り出し、クリームでデコレーションする
- お好みのフルーツをトッピングしたらできあがりです
パブロバの作り方のポイント
ここでは、パブロバの作り方のポイントを紹介します。材料が少なく、簡単にできるパブロバだからこそ、正確な材料と丁寧な作業が必要になります。パブロバの作り方のポイントを参考にチャレンジみてください。
メレンゲ生地作りが重要
パブロバの作り方の最大のポイントは、メレンゲ生地作りが最重要です。メレンゲをしっかり泡立てることが大切で、手でグルグル回して作るのも良いですが手動では結構大変なので、できれば電動の泡だて器をおすすめします。
パブロバのメレンゲの作り方で大切なのが、グラニュー糖を一度に入れないことです。大さじ2杯分くらいずつに分け、かき混ぜては泡立て、また大さじ2杯分くらいずつ入れては、またかき混ぜの繰り返しです。グラニュー糖を一度に入れてしまうと、泡立ちが悪くなり、角が立つ良いメレンゲができません。泡立ちの様子を見ながら、しっかりしたメレンゲができるようになれば、美味しいパブロバがいつでも作れます。
メレンゲは高めに作る
パブロバの作り方・次のポイントは、メレンゲは高めに作ることです。メレンゲは、オーブンで焼いているうちに潰れて広がりますので、なるべる高くする必要があります。また、オーブンで焼いている間や、焼けてからすぐに扉を開けないでください。膨らんだメレンゲが潰れていまします。メレンゲは湿気を吸いやすいので、完全に熱を冷まし、食べる前に取り出してトッピングするのがおすすめです。
パブロバのアレンジレシピ
リース状にしてフルーツで豪華に
パブロバのアレンジレシピ・一つ目は、リース状にしてフルーツで豪華にトッピングするアレンジです。これは、クリスマスでよく作られるアレンジで、ニュージーランドの伝統菓子で特別な日を祝いました。クリスマスの日にピッタリの極上スイーツです。では、レシピを説明します。
- オーブンを120℃にセットして余熱する
- クッキングシートに23cmの円と、その内側に13cmの円を描く
- メレンゲを角が立つようにしっかり泡だてる
- セットしたクッキングシートの円を目印にして、作ったメレンゲをリース型になるように均一に広げる
- 120℃で1時間半ほど焼き、オーブンに入れたまましっかり冷ます
- クリームとお好みのフルーツで豪華にトッピングすればできあがりです
モンブラン風
パブロバのアレンジレシピ・二つ目は、メレンゲをの土台を使い、モンブラン風に仕上げたアレンジです。今まで紹介したようにメレンゲの土台を焼き上げ、そこから先のレシピを紹介します。
- メレンゲの土台を焼き上げ、オーブンの中で完全に熱を冷ます
- ボウルにマロンクリームを入れ、木べらやスプーンで柔らかく練る
- ラム酒を加え滑らかにし、泡立て器でよく混ぜる
- メレンゲの土台に、クリームをトッピングする
- マロンクリームをモンブラン口金を付けた絞り袋に入れる
- マロンクリームを下から上に、グルグルと絞る
- 頂上にマロングラッセをのせればできあが
パーティーには四角がおすすめ
パブロバのアレンジレシピ・三つ目は、パーティーには四角いパブロバがおすすめです。ホームパーティーのメインのデザートに、四角くて大きなパブロバを作りましょう。メレンゲの土台を四角に作り、クリームとフルーツをたっぷりトッピングすればできあがりです。お好きな大きさにカットして、パブロバを満喫しましょう。
パブロバが美味しいお店
世界一の朝食で有名なビルズ
ビルズは、日本でのパンケーキブームの火付け役ともいわれている、シドニー生まれのカフェ・レストランです。ニューヨークタイムズ紙に、「世界一の朝食」と評価されたお店で、フワフワのパンケーキやトロトロのスクランブル・エッグ、もちろん伝統菓子・パブロバも人気メニューです。
ルバーブとローズウォータークリーム仕立て
ビルズのパブロバは、ルバーブとローズウォータークリーム仕立てというメニューで提供されています。サクサクのし食感が抜群で、ルバーブとローズウォーターで綺麗にデコレーションされ、酸味が効いた美味しいパブロバです。
価格や店舗の情報
ルズのパブロバ・ルバーブとローズウォータークリーム仕立ては、1300円で提供されています。店舗を紹介します。東京は、ビルズ・二子玉川、ビルズ・銀座、ビルズ・お台場、ビルズ・表参道の4店舗。神奈川は、ビルズ・七里ヶ浜、ビルズ・横浜赤レンガ倉庫の2店舗。そのほか、ビルズ・大阪ステーション、ビルズ・福岡水上公園があります。
パブロバの作り方を参考に作ってみよう!
いかがでしたか?ニュージーランドの伝統菓子・パブロバについて紹介しました。パブロバは簡単に作れ、驚きの食感に、見た目にも華やかなスイーツです。レシピを参考にぜひチャレンジしてみてください。