2019年02月19日公開
2024年09月04日更新
甘酒ダイエットは効果ある?正しいやり方とアレンジレシピ5選!
甘酒ダイエットとはどのようにすれば効果があるのでしょうか?甘酒はお正月や3月のひな祭りなどでよく飲まれています。最近は健康を意識した人も多く、スーパーなどでよく見かけるようになりました。しかしあまり飲む機会は少ないため、正しい作り方などもよくわかっていません。飲む点滴とまで言われる甘酒ダイエットの効果や米麹の成分、またダイエットの方法から口コミ、合わせてアレンジ方法のやり方にレシピなども詳しく紹介します。
目次
甘酒ダイエットとは?
甘酒の原料となる米麹とは、お米を発酵させたものをいい、米麹からもろみになり日本酒と酒粕になります。甘酒には米麹と酒粕の2種類があります。今回は米麹で作る甘酒ダイエットの方法や甘酒のアレンジレシピも合わせてを紹介します。古くから飲まれて栄養たっぷりの甘酒を飲んでみてください。
一日一回置換えるだけ
甘酒ダイエットの方法は3食の食事のうち1食を置き換えて飲むダイエット方法です。朝昼夜と好きな時に置き換えるのですが、一番効果が期待されるのが朝です。米麹には沢山の栄養が含まれており、活動前の朝がエネルギーとなり代謝を上げる効果があるのです。また夜に飲むとリラックス効果もあるので自分に合った時間ではじめてみてください。
米麹甘酒の特徴
米麹とは、お米に麹菌を入れて蒸し温度や湿度を管理しながら麹菌を増やしていくこといいます。大豆や麦などの原料と合わせれば甘酒や酒、味噌、みりんなどの発酵食品になります。米麹は自宅でも作ることができます。また板状になったものや、手でほぐした米麹はスーパーなどでも販売しています。
米麹にはたくさんの栄養が含まれています。ビタミンB1、B2、B65には免疫力や代謝を上げ、老化防止の効果があります。ブドウ糖には眠気ざましや集中を上げる効果があり、ミネラルには体を作るための基礎となるものが多く含まれ三大要素の代謝を助けエネルギーに変える役割があります。またアミノ酸は筋肉や脳、血管を作るために欠かせない栄養など数えきれないほど含まれています。
酒粕甘酒の特徴
酒粕とは、日本酒を作る工程でできる絞りカスのことです。日本酒の材料は米と米麹と水で、米の一部で麹菌を作り、残った米を蒸して水と酵母を混ぜ発酵しもろみん作ります。時間をかけ熟成したもろみを絞ると、酒粕と日本酒の液体が出来上がります。日本酒はさらに不純物を沈殿させ上澄みだけを取り出してからろ過すると日本酒が完成します。
酒粕にも豊富な栄養があります。たんぱく質は人間の体を作るのに欠かせない栄養素です。食物繊維はコレステロールを下げ便秘に効果的な働きをします。パテント酸は善玉コレステロールを増やしてくれます。このように酒粕、米麹共に栄養豊富な食品です。
甘酒ダイエットの主な5つの効果
お米が原料の甘酒がなぜダイエットに効くのでしょうか?一般的にお米は炭水化物で太るイメージがあります。甘酒がなぜダイエットに効果的なのかを、ここでは紐解いてみたいと思います。酒粕の素晴らしい栄養と効果が別れば、明日からでもはじめられるダイエット方法です。
脂肪の分解
甘酒に含まれる甘酒酵素のリパーゼは消化機能を助けて代謝を促す効果があります。さらにリパーゼは体脂肪を落とす効果まであるのです。年齢と共に落ちづらくなる原因は消化液に含まれる酵素の減少によるものです。甘酒に含まれるリパーゼが蓄積された体脂肪の分解をし、体脂肪を落としやすくしてくれるのです。
腸内環境を整えて便秘の解消
腸内環境を整えるには、規則正しい食生活や運動、またはストレスフリーになることが大切です。発酵食品は腸内環境を整えるのに大切な役割を持っており、甘酒には腸内環境を整えるのと免疫力を高める力があります。腸内の悪玉菌が増える原因には免疫力の低下にあり、甘酒にはこの2つの作用がうまく働き便秘解消へ繋げてくれます。
満腹感が得られ間食やドカ食い予防
甘酒にはブドウ糖が入っているため満腹感が得られます。ブドウ糖には血糖値を上げる効果があり、血糖値を上げることで満腹中枢が刺激されるため満腹感に繋がります。また甘酒には米麹の粒々が入っています。甘酒をよく噛みながらたべれば、食べ過ぎ防止や胃腸での消化吸収がよくなり、便秘の解消になり甘酒ダイエットにもなります。
糖質をエネルギーに変えて代謝の向上
甘酒に含まれる糖質をエネルギーに変える仕組みはこのようになります。代謝とは食事で摂取した栄養素を日常のエネルギーに変えることをいいます。甘酒に含まれるビタミンB郡には代謝を助ける働きもあります。甘酒には多糖類と呼ばれる糖質が含まれているため、ビタミンB郡の代謝を促す方法は、甘酒ダイエットに必要な栄養素なのです。
結果的に太りにくい体質に
出典: http://vegie.jp
甘酒には太りにくい体質になる要素がたくさんありました。1日1回甘酒を摂取すれば、甘酒に含まれる酵素リパーゼが代謝を促し、胃腸の働きも良くなるため便秘が改善、ビタミンB郡がエネルギーに変える手助けをしてくれるので、結果太りにくい体質がキープできます。きちんと食べてエネルギーを消費することは理想的でもあり、健康維持にもなります。
甘酒ダイエットのその他の効果
万能な甘酒にはダイエット効果だけでなく、美容や健康に繋がる様々な効果が他にもたくさんあります。さすが飲む点滴と言われただけあり豊富すぎる栄養の数々です。飲む点滴は米麹で作られた甘酒のみにいえることです。甘酒の魅力をまだまだ紹介していきます。
美肌や美白効果
甘酒に含まれる米麹には、コウジ酸が入っており厚生労働相も認めるほど美白効果が高い成分です。化粧品でもよく聞くアルブチンも含まれています。このアルブチンはシミやそばかす、日焼けした肌のメラニン生成を抑える効果などがあります。また保湿力やアミノ酸にはコラーゲンまであり美容には欠かせない要素ばかりです。
栄養補給して疲労回復効果
天然のエナジードリンクとまで呼ばれている甘酒ですが、実際の効果はどのようなことがあるのでしょうか?甘酒はビタミンB郡や葉酸、ミネラルやブドウ糖が主な栄養素です。これらには点滴と同じ成分が含まれているため、栄養補給をすることができます。また皆さんも疲れた時なと甘いものが食べたくなったことはありませんか?甘酒のブドウ糖が疲労回復に抜群の効果があるのです。
頭皮を綺麗にして美髪に
甘酒に含まれる成分にはケラチンの元でもあるシステインが含まれています。システインは髪の毛のハリやコシを出してくれますが、減少すると抜け毛などが増えてきます。また頭皮は顔の肌と繋がっているので、美肌になれば頭皮も同じくキレイになります。
ストレスの解消
米麹に含まれるビタミンB郡やアミノ酸は疲労回復の効果があります。また玄米の胚芽などに含まれる成分のギャバには、神経の興奮を鎮めリラックス効果があるといわれています。また発酵食品にはミネラルやカルシウムが含まれ、イライラする気分を落ち着かせる効果もあります。健甘酒ダイエットの方法は、康的に運動と一緒に甘酒を取り入れストレスのない生活を心がけてください。
甘酒ダイエットの正しいやり方や効果的な方法
さてここからは甘酒ダイエットの正しいやり方や、最も効果的な方法を紹介します。甘酒は今やスーパーからコンビニにまで売っている話題の食材です。甘酒ダイエットはすぐにはじめられるダイエットです。作り方も簡単なレシピです。皆さんも是非試してみてください。
効果的な摂取量は?
甘酒ダイエットのやり方で効果的な量は、1日200mlコップ1杯ほどを飲むと良いとされています。カロリーは200ml162kcalです。お茶碗1杯が約140g程度で、少し減らした量の100gが162kcalと同等です。市販の甘酒には火入れされていないものが多いので、ほとんど酵素は含まれていませんのでご注意してください。
適切なタイミングは?
自分のスタイルに合ったタイミングで飲むとよいでしょう。朝食に置き換えれば1日のエネルギーになります。運動後には疲労回復の助けになり、運動直後であれば水分補給にもなります。空腹時の間食として甘酒を飲めは、カロリーも抑えられ栄養も補うことができます。このようにいつでも手軽に飲めるのが甘酒ダイエットのメリットです。
置き換えダイエットの空腹が我慢できない場合
甘酒ダイエット時にどうしても我慢ができなくなったら、無理をすることはありません。我慢がストレスになりドカ食いになっては、逆に体によくありません。ストレスになるやり方は長く続けられなくなります。甘酒ダイエットは最低でも3週間続けることで効果があるといわれています。自分に合ったタイミングで行いましょう。
早く効果を得たいなら
甘酒ダイエットで早く効果を得たい場合は、1食を甘酒に置き換え、運動も一緒に行うことです。間食を甘酒にダイエットするよりも、より早い効果が期待されます。また同時に運動もすれば大いにダイエットが効果が上がります。甘酒自体に栄養か豊富に含まれいるので運動も兼ねれば健康的な体を目指せます。
甘酒ダイエットのアレンジレシピ
甘酒ダイエットは継続して続けることで効果が得られます。そのためには美味しい甘酒も飽きてしまっては続けられません。ここでは甘酒ダイエットにぴったりのアレンジレシピを紹介します。みなさんもアレンジレシピの作り方で楽しんでダイエットに励んでください。
さっぱりと飲みやすい甘酒の炭酸割りの作り方
甘酒はとろみが特徴の飲み物ですが、毎日続ける甘酒ダイエットだと飽きてしまいます。また炭酸には満腹感ごあるので、甘酒ダイエットのやり方としはぴったりの方法です。そこでアレンジレシレシピで変化を加えれば継続的に続けることができます。炭酸割りです。作り方は甘酒と炭酸を5:5で割るだけで出来上がります。お好みのアレンジでレモン汁などの柑橘類を少し入れるとよりさっぱり飲めます。
大豆の力も加えてパワーアップした豆乳割り
豆乳には甘酒と同じように美肌や美白効果、冷え性の予防などに効果のある飲み物です。そんな美容効果の高い飲み物を割ってみませんか?作り方は同じなき甘酒と豆乳は5:5で割ると濃厚で女性が好む味わいになります。豆乳には調整と無調整の2種類があり、無調整の方がより大豆の固形量やたんぱく質が豊富です。お好み作り方で生姜汁を加えるとより体があたたまります。
Wで腸内環境を整えるヨーグルトスムージー
ヨーグルトにはビフィズス菌が豊富に含まれているため、腸内環境を整える作用や、悪くなった代謝を元に戻す役割があります。そんな健康食材の代名詞でもあるヨーグルトを使ったアレンジレシピの作り方です。作り方は分量は5:5で量った甘酒とヨーグルトをミキサーにいれ撹拌するだけです。アレンジした作り方でバナナやキウイなどのフルーツをアレンジしても美味しくなります。
ポリフェノールたっぷりのココア甘酒
人気のココアを使ったアレンジレシピです。ココアの原料はチョコレートと同じカカオですが、このカカオにはポリフェノールがたっぷり含まれています。ポリフェノールは血圧を下げ便利の改善にも効果があります。ココアを使ったレモンを紹介します。作り方は簡単で甘酒50cc、無調整豆乳100cc、ココア小さじ1、ココアを溶かす水大さじ1を合わせれば完成です。スイーツ感覚で甘酒ダイエットができ継続するのも楽しくなります。
甘酒が苦手な人もフルーツをプラスすれば美味しく変身
甘酒にフルーツを合わせたスムージーのレシピを紹介します。甘酒が少し苦手な方でも、フルーツと一緒にすれば美味しくたべられます。アボカドは野菜と思われがちですが実は果実の仲間なのです。またアボカドにはアンチエイジング効果もあります。作り方のレシピは甘酒125ml、アボカド1/2、レモンくし切り1/8、はちみつはお好みの量をミキサーにかけ撹拌すれば完成です。
甘酒ダイエットの口コミや注意点
甘酒ダイエットのやり方やおすすめの飲み方の方法など色々紹介してきました。しかし実際の体験談や口コミははどうなのでしょうか?ここからは、良い口コミや悪い口コミなど紹介していきます。色々な人の口コミで甘酒ダイエットのやり方の参考にしてみてください。
悪い口コミ
甘酒ダイエットで失敗した悪い口コミを紹介します。1、一食分を甘酒に置き換えたやりをしたものの、満足感が得られず通常より食事の量が増えてしまい太ってしまった。2、甘いが美味しくて量が増えた、甘酒に砂糖を入れてしまいカロリーオーバーしてしまった。3、市販の甘酒を飲み体重が増えた。市販の甘酒は美容効果はありますが、砂糖が入っているので甘酒ダイエットには不向きです。
良い口コミ
では成功した良い口コミを紹介します。1、甘酒が美味しいためストレスなくダイエットができた。また便通が良くなり結果体重が減った。2、今までチョコレートやお菓子を間食していたのを甘酒に変えたことで体重が減った。3、肌荒れがなくなり艶がでた。乾燥が減り肌のキメが整った。などダイエット成功の口コミや美容に関する口コミも多くありました。
血糖値が高い人や糖尿病の人は主治医に相談
甘酒は美容や健康にはとても良い飲み物ですが、血糖値が高い人や糖尿病の人には注意が必要です。米麹で作った甘酒には、自然由来の甘味です。この甘味はでんぷんがブドウに変換されており、ブドウ糖を体に摂取すると血糖値の上昇に繋がってしまいます。糖尿病の人でも決して飲んではいけないことはありませんが、主治医に相談の上飲むようにしてください。
温めるなら60℃以下
甘酒は冷たくても温かくても両方美味しく楽しめる飲み物です。しかし甘酒ダイエットのやり方は、どちらが効果的なのでしょうか?甘酒に含まれる麹菌やビタミンは熱に弱い性質を持っています。そのため60℃で飲むやり方が1番ベストと言われています。甘酒ダイエットのやり方は温度に気を付けながら効果を期待しましょう。
甘酒ダイエットで痩せ体質を目指そう!
甘酒の素晴らしさがよくわかりました。食事の量を単に減らすだけでは、肌荒れや便秘、さらにはリ甘リバウンドする場合もあります。しかし甘酒ダイエットは体重を落としながら、健康と美容も一緒に効果を上げてくれます。また無理なく美味しくできるのも嬉しいです。さっそく甘酒ダイエットを試してみてください。