2019年01月29日公開
2024年09月01日更新
冷凍うどんを美味しく解凍するコツ!正しい方法や注意点も紹介!
冷凍うどんを食べたことありますか?保存期間が長く、いつでも食べることができるので一人暮らしの学生などにも重宝されている冷凍うどんですが、皆さん冷凍うどんの正しい解凍方法を知っていますか?今回の記事では、冷凍うどんの正しい解凍方法をまとめています。レンジを使った解凍法や常温での解凍、流水を使った解凍方法なども紹介していきます。また、人気の冷凍うどんの選び方や解凍の際の注意点も掲載しているので、冷凍うどんを解凍する際の参考にしてください。
目次
冷凍うどんが解凍しても美味しい理由は?
適切な茹で加減で美味しい
スーパーなどで手軽に購入することができる冷凍うどんは、お昼ご飯に使ったり、少しお腹が空いた時の夜食に使ったりと、手軽に使うことができるので、とても人気のある冷凍食品の1つとなっています。うどんは通常チルドや乾麺として販売されていることが多く、家で自分で調理するケースが多いです。冷凍うどんはそのまま解凍して食べることができるので、とても便利な食材となっています。
家で乾麺や生麺を使ってうどんを茹でると柔らかくなり、コシがなくなってしまうケースも多いのではないでしょうか?それに比べ、冷凍うどんはコシがあり、とても美味しいうどんを作ることができるので、人気のある食材となっています。
冷凍技術が良いから美味しい
では、なぜ冷凍うどんは美味しいのでしょうか?冷凍うどんの美味しい秘密は冷凍技術がとても良いことです。冷凍うどんの人気のメーカー、加ト吉は讃岐に本社工場があります。讃岐うどんを作っている職人の動きを研究し、足で踏む工程など職人の作る工程を参考に同じ工程で冷凍うどんは作られています。
さらに冷凍うどんは工場の機械によって一定温度で茹で上げており、解凍した時に釜揚げと同じ状態になるようにしています。家で釜揚げうどんを作ろうとすると温度や茹で時間の調節がとても大変で出来上がりが変わってしまうため、作るのが難しいです。しかし、冷凍うどんは短時間でたっぷりのお湯で茹で上げることによって、モチモチしたコシが生まれ、いつでも美味しいうどんを食べることができます。
冷凍うどんの正しい解凍方法と美味しくするコツ
続いては冷凍うどんの正しい解凍方法について見ていきましょう。冷凍うどんを解凍する際はどのように解凍すると美味しく食べることができるのでしょうか?鍋や電子レンジを使った正しい解凍方法を紹介していますので、参考にしてください。
鍋を使って茹でる解凍方法
最初は冷凍うどんを鍋で解凍する正しい方法を見ていきましょう。鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させ、お湯の中に凍ったままの冷凍うどんを入れます。鍋を使って茹でる場合の解凍時間の目安は約45~60秒となっています。菜箸などで麺を優しくほぐしたら完成です。目安は45~60秒ですが、冷凍うどんの各メーカーによって時間が異なるため、パッケージに記載されている時間を確認して正しい解凍をしましょう。
レンジを使う解凍方法
続いては冷凍うどんを電子レンジで解凍する正しい方法を見ていきましょう。冷凍うどんを電子レンジで解凍するときはうどん1玉を袋から取り出し、皿の上にのせ、ラップをして電子レンジ(600w)で2分半~3分加熱したら完成です。2玉の場合は冷凍うどんが重ならないようにさらに上に並べて約5分加熱しましょう。
今回は袋から取り出して解凍していますが、袋ごと電子レンジに入れることができる冷凍うどんもあるので、パッケージを確認して、正しい解凍方法で電子レンジに入れましょう。また、電子レンジで解凍すると茹でる時よりもコシがでるのでおすすめです。
解凍後は氷水でしめる
冷凍うどんの解凍した後の正しい調理方法を見ていきましょう。鍋や電子レンジで解凍した後は氷水や流水にうどんを入れてしめるととても美味しくなります。通常のうどんと同じく、氷水や流水に入れてうどんをしめてあげるとつるっとした、のどごしとコシのある食感を楽しむことができます。冷凍うどんと思えないくらいの美味しいうどんを食べることができるので、正しく解凍して食べましょう。
冷凍うどんを解凍するときの注意点
続いては冷凍うどんを解凍する際の注意点を見ていきましょう。美味しくて簡単に解凍することができる冷凍うどんは解凍方法を間違えるとコシがなくなり残念なうどんになってしまいます。冷凍うどんを常温や流水で解凍するとどうなるのか、注意点を紹介していきますので、注意点を確認して美味しいうどんを食べましょう。
常温で解凍はNG
最初に冷凍うどんを解凍する際の注意点は常温で解凍することです。冷凍うどんを常温で解凍すると麺の表面からゆっくりと解凍されていきます。解凍を常温ですると解凍に時間がとてもかかってしまい、通常でうどんを作る時間の倍以上かかってしまいます。さらに最初に常温解凍されたところから順番に茹で伸びた状態になってしまうので、常温で解凍するとコシが失われてしまい、柔らかいうどんになってしまいます。
さらに、常温で解凍したうどんはコシないので口あたりもつるっとせず、ボソッとなってしまい、せっかくのうどんが美味しくなくなってしまいます。常温解凍は注意点の一つとなっているので、冷凍うどんを買った時は常温で保存せず、すぐに冷凍庫に入れて溶かさないようにしましょう。
流水で解凍もNG
続いて冷凍うどんを解凍する際の注意点は流水で解凍することです。流水で解凍するやり方は一見よさそうに見えますが、時間がかかりあまりおすすめできません。夏になるとざるうどんやぶっかけうどんが食べたくなり、流水で解凍しがちですが、流水で解凍すると常温解凍同様に解凍時間がかかります。
そのため、流水解凍はうどん本来のコシや食感が失われてしまいます。鍋や電子レンジを使った正しい解凍方法をした後に流水や氷水でしめるととても美味しいうどんになりますが、最初から流水で解凍するやり方は注意点の一つとなりますので、気をつけましょう。
一度解凍したうどんは再冷凍しない
最後に冷凍うどんを解凍する際の注意点は再冷凍しないことです。鍋や電子レンジで解凍をしたうどんを再冷凍すると長い時間がかかります。うどんは工場で冷凍する際には一気に急速冷凍されていますが、家庭の冷凍庫では完全に冷凍するまで長い時間がかかってしまいます。
時間がかかるとうどんに含まれているグルテンやでんぷんが結合してしまいボソッとした食感になってしまいます。家で食べる際は再冷凍せずにすぐに食べるようにしましょう。
冷凍うどんの人気おすすめレシピ
続いては冷凍うどんを使った人気レシピを紹介します。簡単で美味しい冷凍うどんはどのレシピにも手軽に調理することができるので、冷凍うどんレシピの参考にしてください。
濃厚なご馳走アレンジうどん「明太子カルボナーラうどん」
最初に紹介する人気レシピは「明太子カルボナーラうどん」です。明太子がうどんとマッチしていてとても人気のあるレシピとなっています。牛乳を使うことで明太子の辛さが抑えられて子供でも食べることができる人気レシピとなっています。親子で美味しいカルボナーラうどんを作って食べてみてはどうでしょうか?今回用意する材料は2人分となっています。
- 冷凍うどん2袋
- とろけるチーズ1枚
- A.明太子半腹(1本)
- A.牛乳200cc
- A.バター20g
- ネギ適量
- 冷凍うどんを耐熱皿に乗せて約2分電子レンジで解凍します。(半解凍でも可)
- 鍋にAを入れて煮詰めます。明太子は箸などで崩してください。
- 明太子に火が通ったら(1)ととろけるチーズを加えて少し煮ます。
- お皿に(3)を盛りつけてネギを好きなだけ散らしたら完成です。
野菜たっぷり簡単ランチに「レンジ焼うどん」
続いて紹介する人気レシピは「レンジ焼うどん」です。電子レンジで簡単に作れる野菜たっぷりの人気の焼きうどんになります。ランチに、また夜食に作ってみてはどうでしょうか?今回用意する材料は1人分です。
- A.冷凍うどん1袋
- A.野菜ミックス一掴み
- 豚肉(薄切り)2枚
- ごま油大さじ1/2
- しょうゆ大さじ1
- かつおぶし1パック
- 豚肉を一口大に切ります。
- 蓋つきの耐熱容器に(1)、Aを入れて、ごま油を加えます。
- 電子レンジで約4分加熱します。
- 蓋を開けて豚肉の火の通りを確認し、しょうゆ、かつおぶしを加えて全体を混ぜ合わせたら完成です。
忙しくても簡単に作れる「牛バラ肉のカレーうどん」
続いて紹介する人気レシピは「牛バラ肉のカレーうどん」です。お蕎麦屋さんのカレーうどんをフライパンで簡単に作れるレシピになっています。今回用意する材料は1人分です。
- 冷凍うどん1袋
- 牛バラ肉80g
- 長ネギ1/2本
- 青ネギ(小口切り)適量
- 牛脂1個
- 水溶き片栗粉少々
- 塩コショウ少々
- A.カレー粉大さじ1
- A.しょうゆ大さじ1
- A.酒大さじ1
- A.みりん大さじ1
- A.めんつゆ(3倍濃縮)大さじ3
- A.ほんだし小さじ2と1/2
- A.砂糖小さじ1/2
- A.ごま油小さじ1/2
- A.水300ml
- 牛バラ肉を3~4cmに切り、塩コショウで下味を付け、長ネギは斜めに薄切りにします。
- 大きめのフライパンに牛脂を入れて溶かし、牛バラ肉を入れてさっと炒めます。
- 長ネギを加えて油を絡めるように炒めます。
- 火を止め、A、うどんを加えてやや中火で加熱し、沸騰したら蓋をして中火で3~4分煮込みます。
- 1回火を止めて汁を混ぜ合わせながら水溶き片栗粉を少しずつ加えてとろみをつけます。
- とろみがついたら再加熱をして沸騰させたら完成です。
- お好みで青ネギや七味唐辛子をかけて食べてください。
5分で簡単に作れる人気レシピ!「うどんナポリタン」
続いて紹介する人気レシピは「うどんナポリタン」です。火を使わずに簡単に作ることができるので、小腹が空いた時などに作ってみてはどうでしょうか?今回用意する材料は1にん
- 冷凍うどん1袋
- ケチャップ適量
- チーズ適量
- コーン適量
- 耐熱皿に冷凍うどんをのせて電子レンジで解凍します。
- (1)の上にケチャップをかけて混ぜ合わせます。
- とろけるチーズとコーンをのせて、電子レンジ600wで約3分加熱したら完成です。
家にある材料で簡単ランチ「韓国風味納豆うどん」
最後に紹介する人気レシピは「韓国風味納豆うどん」です。ピリ辛な韓国風うどんとなっているので、ぜひ一度作ってみてはどうでしょうか?用意する材料は1人分です。
- 冷凍うどん1袋
- キムチ20~30g
- 納豆1パック
- コチュジャン小さじ1
- 韓国のり1個
- 卵黄1個
- ごま油大さじ1
- 冷凍うどんを耐熱皿にのせて電子レンジ500wで3分30秒加熱します。
- 納豆とコチュジャンを混ぜ合わせます。
- (1)の上にキムチ(2)をのせ、その上の真ん中に卵黄をのせます。
- 周りに韓国のりを手でちぎりのせ、全体にごま油をかけたら完成です。
冷凍うどんの選び方
続いては冷凍うどんの選び方を見ていきましょう。冷凍うどんは様々なメーカーから販売されており、使う用途によって変わってきます。うどんといえば讃岐うどんが有名ですが、うどんには様々な種類のうどんがあります。用途にあわせたうどんの選び方を紹介していきますので、参考にしてください。
うどんの種類
最初のうどんの選び方はうどんの種類についてです。うどんには平麺や細麺など様々な形、種類のうどんがあります。うどんで有名は讃岐うどんは麺のコシが強いのが特徴となっています。冷凍うどんを購入する際にコシが強い味や食感を楽しみたい場合は讃岐うどんを選んでみてはどうでしょうか?讃岐うどんは太麺が特徴ですが、細麺が食べたい場合は稲庭うどんを選ぶと良いでしょう。
稲庭うどんは細麺ですが独特のコシをもっており、他のうどんとは違った味を楽しむことができます。冷やしうどんで食べるとより一層美味しく食べられるので、冷やしうどんを食べたい時の選び方の参考にしてみてはどうでしょうか?その他にも、きしめんなども冷凍で販売されているので、自分の好みの種類のうどんを用意しておくと、食のバリエーションも増え、楽しくうどんを食べることができます。
つゆや具が入っているかどうか
続いて紹介する冷凍うどんの選び方はつゆや具が入っているものか確認することです。冷凍うどんの中にはつゆや具材がセットになっているものと麺のみのものがあります。つゆや具材がセットになっているものは特に用意しなくてもすぐにうどんを食べることができます。牛肉入りの肉うどんや、油揚げ入りのきつねうどん、かき揚げ入りのかき揚げうどんなど様々なうどんがあります。
冷凍庫に入るサイズを選ぶ
続いて紹介する冷凍うどんの選び方はサイズを選ぶことです。冷凍うどんの選び方の重要なポイントの一つとして自分の冷凍庫に合ったサイズを購入することです。冷凍うどんは麺だけのタイプの場合、3食入りから5食入りまであります。結構かさばるため、冷凍庫に空きスペースがあるか確認しておく必要があります。空きスペースが少ないけど冷凍うどんをストックしておきたい場合は選び方を間違えないようにしましょう。
購入するときは保冷剤や保冷袋を持っていこう
冷凍うどんを購入する場合は保冷剤や保存袋を持っていくことをおすすめします。選び方を紹介してきましたが、せっかく購入したのに帰りに解凍されてしまったら元もこうもありません。夏場はすぐに溶けてしまうので、必ず持っていくようにしましょう。
冷凍うどんは正しい解凍方法で絶品料理に活用!
冷凍うどんの解凍方法や解凍する際の注意点、美味しい冷凍うどんの選び方やレシピなどを紹介してきましたが、どうだったでしょうか?正しい解凍方法で冷凍うどんを解凍することでより美味しく食べることができるので、ぜひ正しい解凍方法を覚えて美味しく冷凍うどんを食べましょう。