2018年08月13日公開
2024年07月29日更新
うどんダイエット方法と効果的な食べ方は?おすすめレシピも紹介!
うどんダイエット方法が話題になっていますが知っていますか?うどんはカロリーが高いイメージがありますが他の主食と比べると、意外と低い食べ物です。うどんダイエット方法は、摂取するカロリーを抑えることが目的で、続けることによって効果が表れます。また、うどんダイエット方法はカロリーを抑える以外にもヘルシーなうどんメニューや栄養満点のトッピングをすることによりダイエット効果を引き出すことが出来ます。今回は、うどんダイエット方法と効果、おすすめレシピについて紹介します。
うどんダイエットの方法は?
ただ単にうどんばっかりを食べてダイエットをしようというのがうどんダイエット方法ではありません。うどんは米など他の主食と比べると、炭水化物の量が少なくカロリーも低いので食事に取り入れて摂取カロリーを抑えるのが目的です。うどんダイエット方法が話題になっているのは、炭水化物の量やカロリーの低さだけではありません。
様々な種類のダイエットがありますが、食事を制限するダイエットや同じものを食べ続けるダイエットは慣れてくるまでに時間がかかる事と食事に飽きてきてしまい続けられないことがよくあります。また。効果がすぐに表れるものでもないので、いつの間にかやらなくなっていることが多々あります。
しかし、今話題のうどんダイエット方法はうどんを食べる時にメニューを変えたりトッピングをアレンジしていろんな味でうどんを食べることが出来ます。その為、飽きずに続けられ、気が付けばダイエットの効果が出てきます。うどんダイエット方法は、食べ方や食べるタイミングなどにも影響してくるので、効果的な食べ方、おすすめのメニューやレシピを紹介していきます。
うどんのカロリーと栄養素
うどんのカロリー
うどんのカロリーは一食分の一玉140gで378kcalで、ごはん一膳分で140gは235kcalです。そうするとごはんの方がうどんよりもカロリーが低いと思われるかもしれませんが、うどんは生めんや乾麺をお湯で茹でるので、実際は140gで378kcalのうどんは茹でると250gで265kcalになります。これを140gでそろえると、約150kcalになります。
ごはんは、すでに炊かれている状態なので変わらずですので、茹でたうどん140gで150kcal、ごはん140gで235kcalなので実はうどんの方がカロリーが低いのです。うどんの種類も様々で、茹でたきしめんは140gで約140kcal、茹でた干しうどんは140gで約180kcalとなります。うどんの種類が違ってもあまりカロリーは変わりませんが、よく似た食べ物であるそうめんは少し違います。
茹でる前のそうめんは140gで約500kcalで、茹でた後のそうめんは140gで約180kcalなのでうどんに比べるとカロリーが高いです。似た食材だと思ってダイエットにそうめんを取り入れても効果的では無いので気を付けてください。
また、うどんのメニューによってもカロリーは変わってきます。月見うどん一杯約400kcal、キツネうどん一杯約500kcal、たぬきうどん一杯約400kcalとトッピングをのせるとカロリーが高くなってしまうので、メニューには気を付けてください。
うどんの栄養素
うどん1玉における三大栄養素の割合としては、炭水化物が一番多く含まれています。炭水化物が豊富な為うどんとおにぎりなど、炭水化物同士を食べてしまうとうどんダイエットの効果が無くなってしまうので、うどんと一緒に食べるものには気を付けてください。
うどんの栄養素には、ビタミンE、ビタミンB1、ナトリウム、銅など様々な栄養素が含まれていますが、特徴的なのはセレンとモリブデンが豊富なところです。セレンとは、体の酸化を防ぐ働きがあり、抗酸化酵素の働きを活発にさせるのでがんや動脈硬化の予防にも期待がされているミネラルです。他にもセレンは血圧に関係のあるホルモンに影響を与えたり血栓症の予防にもなります。
セレンの働きの一つである抗酸化作用を高めるためにはビタミンEや亜鉛と一緒に摂取することで効果を高めることが出来ます。その為、うどんのトッピングにはほうれん草などの緑黄色野菜を加えると良いでしょう。そして一番多く含まれているのがモリブデンです。モリブデンの主な働きは体の代謝を高めたり、体内に入ってしまった有害物質を分解するような働きの酵素の一つです。
また、造血の働きがある事や鉄分の働きを高めるので鉄のミネラルとも呼ばれるモリブデンは穀類などに多く含まれています。一般的な食事の中で摂取しやすい栄養成分でもあります。モリブデンには糖質や脂質の代謝を助ける働きがあるので、うどんダイエット方法にもとても影響してきます。
うどんに含まれる栄養素を効率良く吸収するためには緑黄色野菜や鶏肉と一緒に食べることがおすすめです。うどんダイエット方法の効果が表れやすいようにメニューやレシピに工夫を凝らしてカロリーを抑えながら栄養素を摂取するようにしましょう。
うどんダイエットとは?
うどんダイエット方法
うどんダイエット方法は1日の内、1食だけメニューをうどんにするというダイエット方法です。うどんは米などの他の主食に比べてカロリーが低い為ダイエット効果があります。うどんダイエット方法は、1食だけをうどんに変えるだけなのでメニューに飽きる事も無く続けられる事が出来るのもおすすめのポイントです。
カロリーは抑えられますが、栄養の偏りが気になる方がいるかもしれません。しかし、うどんに使われる出汁には様々な食材のエキスが染み出している為出汁を含めて考えると栄養が豊富な食べ物なので心配いりません。うどんの出汁には関東風、関西風、讃岐風と大きく分けると3種類に分けられますが、それぞれメインとなる出汁の素材が違います。
関東は鰹節、関西は昆布、鰹節、煮干し、讃岐は煮干しをメインとした出汁づくりをします。どのうどん出汁も魚を使って出汁を取っている為栄養が豊富に含まれています。生活習慣病の予防に役立つDHAはもちろんの事ながら、身体の代謝機能を促進させるイノシン酸、脂肪燃焼効果があるヒスチジン、骨などを丈夫に育てるカルシウム、貧血の予防にもあるビタミンB12が含まれている為、ダイエットに非常に適しています。
ダイエットはカロリーの摂取を控えながらも栄養を偏りなく効率的に摂ることが大事なことなので、うどんダイエット方法はとても効率の良いダイエット方法です。
うどんダイエットの効果
うどんダイエットの効果は続けることにより表れてきますが、1か月ほどで少しづつ効果が表れてきます。うどんは水分を多く含んでいる為、お通じにも効果があります。うどんダイエット方法の利点は簡単に続けられるところにあります。メニューの豊富なうどんは続けることが簡単なので効果を発揮しやすいダイエット方法です。
消化が良いとされるうどんは胃や腸への負担を減らすことが出来ます。脂っこいものや消火に影響を与えるものばかり食べていると消化不良を起こして体調が悪くなってしまう恐れがありますが、1食をうどんに変えることにより胃や腸を休めることが出来るので、そのほかの食事でも効率良く栄養を吸収できるようになるので、健康的にダイエットをすることが出来ます。
うどんダイエットのコツや効果的な食べ方
うどんダイエット方法の効果的な食べ方は、1食に変えたうどんを夜に食べる事です。夜の食事は、食事後にカロリーを消費する機会が少ないので、出来るだけカロリーを抑えた食事をした方が良いです。その為夜にうどんを食べてカロリーを抑える事と、消化が良いので胃や腸に負担をかけずに寝ることが出来るのでダイエット効果が表れやすいです。
また、うどんダイエット方法のコツとしては、コシのあるうどんを食べるようにしてください。コシのあるうどんは噛む回数が必然的に増えてきます。それがうどんの美味しいところでもありますし、噛むことにより満腹感を早めに感じることが出来るので、食べ過ぎの予防にもなります。うどんを口に入れて、20回~30回は噛むようにしてゆっくりと食べるようにして下さい。
また、よく噛んで食べることにより胃の負担が減り、栄養が吸収されやすくなることや胃や腸の働きが健康的に保たれます。うどんダイエットの際には、コシのあるうどんを夜に食べるようにしてください。
うどんダイエットの注意点
うどんダイエットをする際は、メニューや量などに注意してください。いくらうどんだからと言ってトッピングにエビの天ぷらをのせるとカロリー摂り過ぎの可能性があるのでトッピングには注意をしてください。トッピングには野菜や、わかめなどの海藻類を選んでください。
出典: http://www.ne.jp
また、1食で食べるうどんの量は1玉までと決めておきましょう。いくらカロリーが低いと言っても食べ過ぎてしまうとカロリー超過になります。外食でうどんを食べる際にもカロリーを気にしながら食べて下さい。お店によっては使っているうどんの種類が違ったり、一人前の量が多かったりする場合があるので気を付けてください。
うどんダイエットの効果をさらに上げる為には、うどんを食べる前にサラダを食べる事も有効です。食物繊維の摂取と、カロリーを抑えたまま満腹感を早めに得ることが出来ます。脂身の少ないお肉と一緒に食べてたんぱく質を一緒に摂ることも大事です。うどんだけではまかなう事が難しい、緑黄色野菜やたんぱく質などをバランスよく取れるようにメニューやレシピを工夫して栄養が偏らないようにちゅういしてください。
うどんダイエットにおすすめのレシピとメニュー
うどんダイエットにおすすめのトッピング
うどんダイエット方法にはおすすめのメニュー、レシピなどがありますが一番簡単にダイエットの効果を高める方法はトッピングに工夫をすることです。定番のトッピングから、変わったトッピングまで様々な種類のトッピングがあります。一番初めに思い浮かぶトッピングと言えばネギですが、ネギもダイエット効果があります。
ネギには、ビタミンC、βカロテン、カルシムなどが含まれているので抗酸化作用を高めたり、骨を丈夫にしたりする働きがあります。また、ネギの独特な匂いの素になっているアリシンがうどんダイエット効果を高める働きがあります。アリシンは胃腸の消化の働きを活発にしたり血行促進の効果があります。消化機能の働きが活発になることにより、消化不良を起こさな無くなる事と、血行促進により発汗や新陳代謝が活発になります。
ダイエットには新陳代謝がとても重要なのでネギをトッピングにする際は、たくさん取るようにして下さい。またうどんダイエット方法で食べる1食のうどんに限らず、そのほかの食事の際にもネギを積極的に食べることによりダイエットの効果が高まります。
卵もおすすめのトッピングです。卵の栄養素は非常に優れている為、完全食品に近いぐらい栄養が豊富です。たんぱく質が豊富なのも特徴で良質なたんぱく質を摂取することが出来ます。ダイエットの際は栄養が偏りがちなので、卵をトッピングにしたりレシピに加えたりして上手に活用してください。しかも卵のうれしい所はカロリーが低いところです。簡単にトッピングできるので、レシピを見なくてもすぐに食べられます。
わかめもダイエットのトッピングにおすすめです。定番のトッピングの一つでもあるわかめに含まれているアルギン酸、ミネラル、食物繊維がダイエットの効果を高めます。アルギン酸は、腸内の環境を正常にすることとお通じを良くします。また、腹持ちが良い為、長時間満腹感を味わえ、血糖値の上昇も緩やかにする働きがあります。
ミネラル中でも特に豊富に含まれているヨウ素は新陳代謝を高めて脂肪燃焼を促す効果もあります。うどんダイエットには非常に力強いトッピングですが、わかめだけを毎日のように大量に摂取してしまうと、栄養の偏りにつながり、ヨウ素の働きの為甲状腺の機能に影響を与えてしまう可能性があるのでレシピを工夫するなどしてコントロールしてください。
うどんを食べる時には一味唐辛子や七味唐辛子を振りかける事がありますが、味がピリッと引き締まるだけで無くダイエットにも効果があります。唐辛子に含まれているカプサイシンによる発汗作用がダイエットにつながりますが、カプサイシンには、脂肪を燃焼させる効果はあまりなく、脂肪を分解させる効果が主な働きです。その為、唐辛子を食べた後、有酸素をすることにより脂肪燃焼につながります。
唐辛子の発汗作用を利用してダイエットに効果を出しましょう。唐辛子を食べることによる発汗はデトックス効果が期待されて肌をきれいに保ちます。ダイエットだけでなく美肌効果も期待されるので積極的にうどんに唐辛子をトッピングするようにしましょう。
暑い夏にもおすすめの「ぶっかけおろしうどん」
暑い季節は食欲が落ちてきてしまいますが、食事を抜いてダイエットをしてしまうと体調を崩すことがあります。ぶっかけおろしうどんはさっぱりと簡単に食べる事が出来るのでレシピを紹介します。ぶっかけおろしうどんのレシピに必要な材料は、2人前の材料として大根おろし100g、細ネギ10本、卵2個、出汁は市販の濃縮めんつゆを使います。
まずは大根おろしを作っておきます。大根には活性酸素を除去しアンチエイジングの働きもありますが、炭水化物の消化を早める働きもある為新陳代謝を高めて脂肪をつけにくくする働きもあるのでダイエットには非常に適しています。大量の食物繊維によりお通じが良くなるのも特徴です。次に細ネギも小さく切ってトッピングの準備をしておきます。
大きめの鍋にお湯をたっぷりと張り、うどんを茹でていきます。少ない量のお湯でうどんを茹でると、うどん同士がくついてしまい上手に作れないことがあるので気を付けてください。茹で上がったうどんは流水できれいに洗い、すぐに氷水に入れて締めます。この時の手際の良さでうどんのコシとのど越しに大きな影響を与えるので素早く作ってください。
うどんをお皿に盛りつけて、大根おろし、卵、ネギでトッピングすればレシピ通りの美味しいぶっかけおろしうどんの完成です。簡単に作れてダイエットに効果のある食材を食べることが出来るのでおすすめです。スダチをお好みで一絞りするのもさっぱりとして美味しいです。
食物繊維が便秘にも効く「きのこうどん」
うどんにきのこを入れれば食物繊維が豊富なので便通が良くなりダイエット効果も抜群のメニューになるので、きのこうどんのレシピを紹介します。用意するものは、うどん一玉、しめじ1/3袋、えのき1/4袋、シイタケ3つ、めんつゆです。ネギを準備すれば、彩りもよくうどんダイエット効果も上がるのでおすすめです。
まずはきのこの下ごしらえをしていきます。シメジ、えのきは食べやすい大きさにほぐしておきます。シイタケは薄切りにしておくと出汁が出やすく火が通りやすいのおすすめです。めんつゆを水で薄めてうどんの出汁にし、鍋で温めていきます。軽く沸騰が始まったところに準備しておいたきのこ類を投入していきます。きのこを入れて軽く混ぜたら、うどんを入れて茹でていきます。
冷凍うどんを使うとコシがあって美味しいのでおすすめです。冷凍うどんを使用する場合は、事前にレンジで温めておく事ですぐに火を通すことが出来るので簡単に作ることが出来ます。うどんに火が通れば完成です。器に盛りつける際にチューブのしょうがなどを入れても美味しくなり、発汗作用によりダイエットにも効果があります。
簡単なレシピのメニューですが、きのこに服慣れているキノコキトサンという成分が脂肪燃焼の効果があるのでダイエットに効果があります。きのこの種類によって含まれているビタミンの種類や栄養素が違うので種類の違うきのこを複数入れることをおすすめします。
栄養たっぷり「ネバネバうどん」
カロリーを抑えられて栄養たっぷりのおくらや、納豆を加えたネバネバうどんは夏の暑い日のも食べやすく元気が出ます。ダイエット時の偏りやすい栄養を補えるおすすめメニューのレシピを紹介します。1人前の材料は、うどん1玉、山芋3㎝、オクラ4本、納豆1パック、鰹節一つまみ、めんつゆです。
まずは、オクラを下ごしらえします。下茹でするために鍋でお湯を沸かしながら、オクラのヘタを取ってオクラを塩でゴシゴシと洗います。お湯が沸いたら、塩を付けたままオクラを入れて1分30ほど茹でれば下茹でが終わるので、水にさらしておきます。次に、お湯を沸かしてうどんを茹で始めます。うどんが茹で上がるまでの間に、山芋の皮を剥いてすりおろしておきます。
うどんが茹で終わったら、ざるに引き上げて流水で洗い氷水にいれてうどんを締めます。氷水からうどんを引き上げて器に盛りつけた上から、オクラを1㎝ぐらいの輪切りにしてのせ、山芋と納豆も盛りつけ、鰹節をトッピングすれば完成です。めんつゆをかけて食べて下さい。
オクラに多く含まれている食物繊維の中でも、ペクチンは整腸作用があり、ダイエットにぴったりです。他にも山芋に含まれるムチンが血糖値の上昇を抑えてくれたり、アミラーゼが糖質の分解を助けるので体に脂肪がつきにくくなります。また、納豆に含まれるナットウキナーゼにより新陳代謝が高まったり、ビタミンKにより太りにくい身体づくりが出来るのでダイエットに向いています。
オクラ、山芋、納豆などのネバネバの食材に含まれている栄養素は非常に豊富なのでダイエット効果がある栄養素だけでなく、身体を正常にし、若さを保つ栄養素もたくさん含まれています。うどんのトッピングとしても全てがよく合うので、うどんダイエット方法にはとても適しているメニューなのでおすすめです。
うどんダイエットの方法を学んでダイエットに取り入れよう!
うどんダイエット方法や効果的な食べ方、うどんダイエットにおすすめのメニューやレシピについて紹介してきました。うどんダイエットは炭水化物から摂取するカロリーをうどんを食べることによって減らしながら、ダイエットをすることが目的です。うどんは野菜やお肉などいろんなトッピングが合うのが特徴的なので飽きずに続けられる事もうれしいところです。
うどんダイエット方法を積極的に取り入れて、健康的に無理せずダイエットをしてみてください。